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佐久乃おぎのや 2005年11月03日
分類:釜めし 長野県 佐久市

 「おぎのや」と言えば、横川の峠の釜飯。

 信越線がまだ碓氷峠を越えていた頃、横川駅で峠の釜飯として発祥した。

 今は、チェーン店展開をしていて、ここ佐久インターの目の前にも、「佐久乃おぎのや」と言う名前で立派なドライブインになっている。

 今回はツーリングの途中、雨宿りついでに寄ってみた。 
 
 この「佐久乃おぎのや」はドライブインとして、展開しており、そばやうどん、定食なども食べられるが、せっかく来たので、定番の”釜飯”を食べることにした。

 釜飯セット → 釜飯にみそ汁が付いて¥1,100なり、ちょっと高い。
 (釜飯単品で¥900)

 中身はこんな感じ。

 おぎのやの釜飯を初めて食べたのは、たぶん、今から30年位前、中学生のときだったろう。
 初めてのスキーで志賀高原に行く途中に寄った横川でだ。
 最初この焼き物の器はどうするんだろう(返却するのか)と心配したものだ。
 蓋を開けたら、中にアンズが入っていて、ご飯に果物が載ってると驚いた記憶がある。
 たぶん、釜飯自体食べたのもその時が最初だったと思うが、美味しかった記憶が残っている。

 今もそのアンズは健在だった。

 ただ、味は自分の舌が肥えたのだろうか、それとも、味が落ちたのだろうか、それほど美味しいと思わなかった。いずれにしろ、寂しいことである。

 食事は終わったが、雨は降り続いたままだった。

 すぐには止みそうもない雨なので、ふたたび合羽を着て、出発することにした。








(今回はちょっと文体を変えてみました)