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手打ちそば・寿司 如月 2005年12月10日
分類:そば? 静岡県御殿場市

 御殿場ツーリングで『手打ちそば処 小羽根山』をめざしている途中、路傍に”手打ち蕎麦”の幟(のぼり)を見かけました。
 
 小羽根山で、蕎麦を2枚食べているので、お腹は十分なのですが、ちょっと覗いてみることにしました。

 幟には『手打ち蕎麦』と書いてありましたが、暖簾には『手打ちそば・寿司 如月(きさらぎ)』とあります。”手打ちそば&寿司?”・・・イヤな予感がするのですが、とりあえず入ってみることにしました。

 (このコーナーをいつも読まれている人は、また最初にマイナスを付けておいて、最後に誉めるパターンだな。とか思っていることでしょう)
 
 店舗と言うよりか、大きな農家の大広間と言った感じです。

 この如月の窓からは、小羽根山の富士山とは逆向きで、箱根の山々を見ることが出来ます。

 さっそく、注文ですが先ほど2人前食べているので、『もりそば』だけを注文することにしました。

 だぁ〜ん!

 しばらく待って、蕎麦が出てきました。

 接客に出てきたおばあさんが、もりそばだけじゃお腹一杯にならないだろうからと、
 「茶碗蒸し、昆布の煮物、漬け物、それになんだか忘れましたが、左側に並んでいる4種の小皿」を持ってきてくれました。
 ほぼお腹一杯だったので、もりそばしか頼まなかったのにぃぃぃ。
 自分が頼んだ「もりそば」は、いつの間にやら「そばセット」に変身していました。(笑)
 そこで、おばあちゃん曰く、「これでうちは900円、安いでしょ!」 泣けました。(T_T)

 さっそく、そばをいただくことに。 (-_-;) 失礼

 目隠しをして食べさせて、これをラーメンと言う人はいないと思いますが、10人中9人は『蕎麦!』と言い当てることが出来ないでしょう、この食べ物は。
 このふわふわとした食感は今までにない感覚でした。
 

 隣の席には、3人組のおばちゃんが居て、その1人が大きな声で
 「ここのお蕎麦は美味しいのよ〜」と話しており、
 ほかの2人は反応出来ずに、無言で黙々と食べていました。

 自分もその3人の中に入っていたら、きっと黙ーって食べていたことでしょう。

  ただし、このおばちゃんの様に大きな声で「美味しい!」という人がいるのだから、
 美味しいと言う基準は、まだまだ奥深いものがあるに違いありません。

 <(_ _)>