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しながわ翁 2006年2月9日
分類:そば 東京都品川区

 午後、OAの○○商会主催のセミナーを受講するため品川プリンスにやってきました。

 講習会が5時に終わり、さて帰ろうと思いましたが、ちと小腹が空いているのに気がつきました。
 
 品川・・・・ しながわ・・・・ と言えば、「しながわ翁」

 ここの掲示板やRyo@Mさんの掲示板にもよく登場する”せば太夫さん”行きつけのしながわ翁があることを思い出しました。

 時間も5時を過ぎ、中休みが終わり、お客さんが入ってくる前の空いている、一人で行くにはちょうど良い時間です。
 
 しながわ翁の場所は以前インターネットで見たので大体の場所は覚えていました。

 品川プリンスから京急の北品川に向けて歩きます。

 京急の踏切を越えると、右手に北品川のプラットホームを見ることが出来ます。


 場所をうろ覚えだったため、近くの高浜運河周辺をさまよい、ぐるっと一周することになってしまいました。

 品川新都心の摩天楼を眺めつつ歩いていると、何やらお店の前に行列が出来ています。

 まさかと思い、近づいてみると7,8人の若い人が行列を作っています。
 残念、翁ではありませんでした。
 B級グルメで有名な「ラーメン二郎」の品川店でした。

 ラーメン二郎 品川店って、こんな辺鄙(へんぴ)なところにあるんですね。
 しかも、夕方の5時に行列を作っているなんて、恐るべし。

 気を取り直して、高浜運河の北側の道を北品川方面に歩くと、見えて来ました「しながわ翁」。


 

 しながわ翁に到着しました。

 5時をちょっと過ぎた時間と言うこともあり、お客は自分1人でした。
 (自分1人しかいない店内、ちょっと写真を撮る雰囲気では無かったので今回は省略させていただきます)

 店内は4人がけのテーブルが3卓と2人がけのテーブルが4卓くらいだったと思います。

 「鴨ざる」と「田舎蕎麦」を注文しました。
 
 まず、「鴨ざる」が最初に供されました。
 鴨汁の鴨はミディアムレアー状態で旨いです。
 もちろん蕎麦は、見事に切られ角が立っています。
 ここまで、エッジの立った蕎麦はお目にかかったことがありません。
 蕎麦は味、香りと共に洗練されており、先日の日本橋タカシマヤの達磨に共通しますが、手打ち蕎麦のスタンダードとも言える洗練されたものです。

 次に「田舎蕎麦」が出てきました。
 田舎蕎麦は普通のつけ汁で食べましたが、この翁(系)の蕎麦つゆは美味いですね。
 角がなく、出過ぎたところが無いのですが、出汁、かえし共にちゃんと主張をしています。
 田舎蕎麦は、多少歯にぬかる感じがしましたが、美味しくいただくことが出来ました。
 自分としては、もう少し蕎麦粉が主張している方が好みですね。

 自分としては田舎蕎麦より普通の蕎麦がお薦め、と言うことで、3枚目のお代り。

 普通の”もり蕎麦”を普通のつけ汁でいただきます。

 これが一番! 「秀逸」と言うことば浮かんできます。

 ご馳走様でした。また、お邪魔します。
 美味しゅうございました。