2010年02月20日 YZF-R1 メインテナンス   
14:13 R1のメインテナンスに

 冬本番になって久しく、バイクネタがまったくなく、ホームページも”死に体(しにたい)※1”状態でした。

 2月も終盤になりました。

 今年の冬はここ数年来なかった寒さの厳しい冬でしたが、これからは”三寒四温”、日を追うごとに春の気配を感じる季節になりました。


 今日は、春に向けて、R1のメインテナンスにK2Yに行きます。

 まずは、首都高湾岸線に上がり、快晴の横浜ベイブリッジをパスします。



 ※1:死に体(しにたい)とは、相撲用語で自力で回復不可能なほど体が崩れた状態を指す。(wikiより)
    死体(したい)じゃないので、注意。
  
18:24 今日のメニューは

 途中、仕事先に寄って、パソコンをデュアルディスプレイにセッティング。

 その後、K2Yまで、やってきました。


 今日のメインテナンスのメニューは

 @ タイヤ交換(リヤ・フロント)

 A エアークリーナーエレメント交換

 B オイル・オイルフィルター交換

 です。
18:24 リヤタイヤは

 まずはリヤタイヤの交換から。

 リヤタイヤのセンターはまったく溝がなくなっていました。

 『良く使ったねぇ!』


 ここまで使うと、ブレーキングの時、フロントを強くかけると、リヤタイヤのグリップが不足して、リヤが前に出たがる様になります。
18:29 ブランニューのタイヤは

 今度交換するタイヤは、ブリヂストンのBTー016にしました。

 BTー016は、BT-003STREETの次にグリップ重視のタイヤです。

 ターゲットとしては、メインにワインディングロード。ときどきサーキットのスポーツ走行も可。と言ったところでしょうか。
18:50 ぱっと、外して。

 ぱっと、今まで履いていたタイヤを外して。
19:41 装着完了

 リヤタイヤ、装着完了。

 時間を見ると、結構かかってますが、リヤタイヤを交換するついでに、リヤのスイングアーム回りの掃除もしてるもんでね。 

19:55 次はフロント

 リヤの次は、フロントタイヤ。

 只今、誠心誠意、フロントタイヤを取り外し中。


 サーキット専用のCBRのタイヤ交換は以前から自分でやっていましたが、最近はR1のタイヤ交換も自分でします。

 おかげで、リヤのホイルは傷が増えました。(汗)


 危なっかしく交換しているのを見て、メカニックの藤巻さんが助けてくれます。


 タイヤ交換の途中で仕事仲間から、携帯で呑みのお誘い。
 『タイヤ交換しているので』と断ると。
 『自分でするの?』と。
 ちゃんと、自分で交換してます。の証明写真。
19:58 取り外し完了

 フロントタイヤの取り外しが終わりました。

 ちなみに、タイヤチェンジャーじゃなく、手作業。

 まあ、基本ですね。(笑)


 タイヤ交換をしていたら、いつもの様に男レーシングさん登場。

 自分が写っている写真は、男レーシングさんに写してもらいました。
 (あーりがとねぇ〜)
20:10 バランス取り

 フロントタイヤの装着も終わり。

 最後にバランスを取って。
20:34 フロントも完了

 ホイルバランスもしっかり取って、装着して完了!
20:34 交換時期は

 交換時期の写真を撮っていなかったのを思い出して、今撮影。

 タイヤの交換時期、18,996km

 と、ほぼ19,000kmですね。


 さて、このタイヤ、どれくらい保ってくれることやら。

20:43 続いて

 続いて、エアーフィルターエレメントの交換。


 エアーフィルターは純正。
21:02 やっぱジュージャンでしょ。

 エアーフィルターを交換していたら、いつものように『ジュージャンしよ!』の声が。

 勝負、勝負!
21:02 やばっ!

 写真撮るのに一生懸命で、ジャンケンの出す手が、ワンパターン。

 『やばっ! 負けた』

 二人残り。
21:03 負けたぁ

 二人残りは、なるとまきさんと決勝!


 負けちゃいました。


 5名様 × ¥120 = ¥600 (T_T)

21:16 続いてオイル交換

 ジュースジャンケンをしている間に、オイルを抜きます。

 気がつけばオイル交換も久しぶり。
 去年の5月以来です。

 5月に交換したときの走行距離は、履歴を見ると15,840km。
 約3,000kmちょい走りました。

 しかし、9ヶ月で3,000kmしか走っていません。
 例年、年間で10,000km以上走る自分としては、夏に骨折したとは言え、異常に少ない走行距離です。

 その前の、5月の四国ツーリングのときは、わずか1週間で3,000km以上走っているのが、何というアンバランス。
 
21:20 オイルフィルターも

 ルーティンでオイルフィルターも交換します。

 オイルは原則、3,000kmで交換。

 フィルターは2回に1回の割合で交換することにしてます。


 前回は四国ツーリングの前に交換しました。
 そのとき、締め付けが甘かったらしく、四国ツーリングの時は、オイルがにじんだらしく、走っているとオイルの匂いが。

 帰ってきてから、増し締めしたら、オイルの匂いも消えました。


 今回はそんなことが無いように、手で締めてから、オイルレンチで、きっちり、1回転。
 結構、強く締めるので、ネジが大丈夫かと心配になるほど。
21:37 オイル量

 オイル量もきっちり。

 フィラーキャップもきっちり閉めました。

 オイル、OK!
21:42 クマ! ですか?

 普段、決して見ることのない、自分の後ろ姿。

 思っている以上に、大きく。 そして丸い。(爆)
21:43 カウルを装着

 カウルを装着して、オイル交換は終了。


 
21:52 最後は

 最後はエアーフィルター交換。

 社外品の、ステアリングダンパーを外して。
 (これが結構面倒臭い)

 ガソリンタンク外すと、エアークリーナーボックスが現れます。

 19,000km走った割には、汚れてませんね。
 
21:53 そんなことはないか。

 と思って、新品と並べてみたら、そんなことはないか。

 しっかり、汚れてます。

 『いい仕事してますね』 (笑)


 なんだかんだで、もうすぐ10時。
22:35 またもジャンケン

 お客さんも入れ替わって、またもジュースジャンケン。

 今回は、セーフティ。
22:35 ゴチになります。

 負けたのは、阪井くん。

 男レーシングさんも、大人げない。
 こう言うときは、年長者は負けてあげなきゃ!
 なんてことは、決してない。
 年を取るほど、勝負事は一生懸命。

22:43 整備終了

 整備終了。

 ハイエースに積み込みも完了。

 



2010年2月21日 16:22 試乗です。

 明けて、翌日。

 秋葉原にパソコンのビデオボードを買いに行かなきゃならなくなり、試乗を兼ねて、R1で行くことに。

 自宅を出て、幸浦ICから首都高湾岸線に上がり、大黒ふ頭に到着。

 乗り始め、タイヤが暖まっていないのと、、ワックス分が付いたままだったこともあり、まったくグリップ感なし。
 一発目に、ちょっと傾いたままブレーキをかけたら、フロントが”ズズッ!”って。
 『あ!あぶねぇ! グリップしないジャン』

 BSの街乗りタイヤで一番グリップの良い、BT-003STにしなくて、失敗だったかなぁ?
 
17:10

 そのグリップ感なしも、高速に上がり、一度タイヤが暖まってしまえば、消滅。
 
 良い具合にグリップします。

 話は逸れますが、CBRでサーキット走行をするときは、BT-003を履いています。
 BT-003はちゃんと乗りこなせれば、強大なグリップ力を発揮するそうです。
 乗りこなすためには、コーナーリングのときにタイヤを潰す。 そう、トラクションを上げるために、面圧を上げてタイヤを変形させてやると強大なグリップ力を発揮するそうです。
 地方戦を走っているライダーでも、その能力を十分に発揮できていないらしく、ましてや自分なんかは、全然。
 ただ、走るときに、面圧を上げてタイヤを潰すことを意識しては、走っていました。
 
 なんで、そんな話を書くかと言うと、このタイヤ、面白いように潰れます。
 もちろん、エアーはちゃんと入ってますよ。

 コーナーリングの時に、タイヤが変形してグリップするのが、よく分かります。
 BT-003は、エンドグリップを最優先にしたがために、乗りこなさなければ、最高のパフォーマンスを引き出せない(自分には)難しいタイヤになっています。
 けれど、このBT-016は、エンドグリップを最優先にしなくて良いのと、一般道を走ることが前提なので、設定荷重が003より低めみたいです。 エンドグリップを求めない替わりに、その余裕分をグリップ感に向けているように感じます。

 グリップ感がわかりやすく、ニュートラルなハンドリングです。
 BT-003STは、わだちなどで少々神経質に反応するところがありましたが、BT-016は神経質な所もなく、かと言ってダルなところもなく、高速域まで、同じキャラクターを保ち続けます。

 冬場の、しかも一般道の高速道路なので、200キロ以上の高速域や、タイヤの端まで使ったエンドグリップを確認することは出来ませんが、一般道を走るには、BT-003STよりわかりやすく、快適だと思いますね。

 
17:15 また、中古タイヤが

 いままでの自分であれば、街乗りでも一番グリップのいいタイヤを履いていましたが、今回はワンランク、グリップを落としてみました。

 その理由は、お金がないので、少しでも保って欲しいから。(景気悪いんです (-_-;)

 お金に余裕があれば、一番グリップのいいタイヤを、ガンガン履き替えます。
 と、今までは思っていましたが、BT-016を履いて少し考えが変わりました。

 競争するんじゃなければ、エンドグリップを捨てても、グリップ感や安心感、フィーリングのいいタイヤを履いた方が一般道は面白いかも。
 
 今回タイヤを履き替えて、リヤは終わっていましたが、フロントはまだ使えそう。
 また、中古タイヤの在庫が増えてしました。
 って、いつ使うんだか? (汗)