2010年07月18日(日) 富士周遊

5:06 梅雨明けの3連休

 昨日の土曜日、関東地方では例年より早く梅雨が明けました。

 今朝は、見事な朝焼けです。


 今週末は、海の日を含む3連休。

 連休のなか日、嫁さんと一緒にちょっとドライブに出かけることにしました。 
 北海道ツーリングの埋め合わせじゃなですよ。(笑)


 出かけると行っても、3連休、どこに行っても混んでいそう。

 渋滞を避け、早朝に出発することにしました。

 
5:19 今日は車

 今日はハイエースだ。

 しばらく出稼ぎに出ていたが、帰ってきました。

 走り始めの距離

 128,938 km 
5:29 横須賀インターから

 自宅を出発してすぐに横須賀インターから横浜横須賀道路に上がります。

 今日は渋滞を考えて、最悪下道でも帰ってこられる富士方面に出かけることにします。


 嫁さんも山中湖、河口湖方面は何度か行ったことがあるので、今日は西富士、白糸の滝とか行ってみようと考えてます。

5:32 スピードトラップ

 横横の途中にある速度取り締まり機。

 まず30キロ以上オーバーしないと光らない?(計測しない)みたいですが、点数の残り少ない自分は敏感に反応してしまいます。 (>_<)

5:53 横浜町田インター

 横横道路を終点(起点)の六ツ川料金所まで進み、そのまま直進して保土ヶ谷バイパスへ。

 東名高速道路の横浜町田インターに到着しました。

 ここまでは、順調。

 ここから先が混んでいるか、6時前だけど、大丈夫かな。

6:05 ギリギリ

 横浜町田インターから東名高速道路に上がりました。

 交通量は多いですが、渋滞直前ギリギリと言った感じです。

 時折、速度が遅くなって、『止まるかぁ〜!』と思うと止まらず、ラッキーでしたね。(^_-)


 後で、ラジオの交通情報を聞いたら、自分らが東名を下りる頃には、大和バス停付近で20Kmの渋滞になっていました。(^_^;)

6:32 富士山 

 厚木を過ぎて、箱根の山が近づくと、目の前にクッキリと富士山が見えてきました。

 頂上付近にわずかに残雪を残した富士山は、北海道ツーリングで訪れた蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を思い出します。

7:28 富士インター

 横浜町田インターから1時間半、富士インターに到着しました。

 ここで、東名高速道路を下りて、国道139号線に入り北上し、白糸の滝を目指します。

 後から気付いたのですが、国道139号線に沿って走る西富士有料道路が無料社会実験の対象路線で無料でした。
 知っていれば、使ったんですけどね。 (富士インターでインフォメーションが無かったような・・・(-ε-))

7:48 東側から見る

 国道139号線に入り、いつものシェルでガソリンを給油。

 自宅のある南関東からだと、いつも見ている富士山は西側から。頂上部分は平らな形をしています。
 東側から見る富士山は、頂上火口部の剣が峰を見ることができ、頂上部分は平ではなく、いつもと違う表情をしています。

 早朝、東名から見た富士山は雲がありませんでしたが、太陽が昇り湿気が出てきたので、頂上に少し雲が出てきました。

 
8:08 駐車場に到着

 国道139号線を北上し、”白糸の滝”の標識にしたがって(静岡)県道72号富士白糸滝公園線に入り、白糸の滝の駐車場に到着しました。

 駐車場に車を駐めて、白糸の滝まで歩いて行きます。 白糸の滝までは徒歩10分ほど。

 
 ちょっとの間に、富士山は笠を被ってしまいました。


 白糸滝にある公設の駐車場は500円、対して、お土産屋がやっている駐車場は300円です。
 ただし、白糸滝周辺にはトイレがなく、公設の駐車場にはトイレがあります。
 公設の駐車場はトイレ代込み?
 
8:17 音止滝(おとどめのたき) 

 駐車場は滝の上部に面にあり、徒歩で滝壺に下りていく形になります。

 左右にお土産屋がある歩道を歩いていくと、まず現れるのが”音止滝”。

 落差25mほどあり、水量が豊富です。 日本の滝100選の一つ。
 滝壺に下りていくような道は見つけられなかった。

8:27 白糸の滝(しらいとのたき)

 音止滝をからさらにお土産屋街を進み、スロープを下りていくと、白糸の滝が姿を現します。

 白糸の滝は、音止滝よりも落差は小さく20m、ただし、滝の幅は100mとも200mとも言われています。 
 この滝の幅は、日本一だそうです。
 白糸の滝も同じように、日本の滝100選の一つ。

 滝の水が細く流れ落ちる様子を”白糸”と例えるらしく、同じ名前の”白糸の滝”が日本各地にあるみたいです。


 ちなみに、今回も嫁さんは顔出しNG。
8:50 奥日光の山々は

 白糸の滝を見た後、駐車場まで上がってきました。

 富士山の上の方はすっかり雲に隠れてしましました。
 と言うより、太陽からの熱により地面が温められ水蒸気が発生します。 その湿気を含んだ空気が西風に運ばれて、富士山にぶつかり上昇気流となり、冷やされて雲となります。
 なので、雲に隠れてしまうのではなく、富士山自ら雲を生成している訳です。 と理系っぽい理屈っぽい話。 (-_-;)


 
9:21 田貫湖(たぬきこ)

 白糸の滝を後にし、朝霧高原方面に向け北上して、5km強、田貫湖にやってきました。

 田貫湖は人造湖ですが、湖面に映る”逆さ富士”や富士山頂に登る朝日(ダイヤモンド富士)で有名です。

 今日は、少し風が吹いているので、湖面がゆれて”逆さ富士”は見られません。 と言う以前に、直接でも富士山は見えません。(爆)

 先に進みます。

 
9:50 朝霧高原

 田貫湖から国道139号線に戻り、北上して朝霧高原まできました。

 標高はおよそ900mほど、日差しは強く暑いですが、渇いた空気と高原に吹く風が気持ちいいです。 (*^_^*)

 気持ちがいいので、車を止めて写真を一枚。 パシャリ!

 
9:56 富士花鳥園 

 先ほどの写真を撮ったところからちょこっと。

 動物が好きな嫁さんが、鳥と花の広告塔を見つけて、『見た〜い!』

 と言うことで、富士花鳥園に寄ってみました。

 (自分は”動物”・・・あまり。”花”は全然興味ありません・・・(-_-))
9:57 お出迎え

 入口を入ると、チケット売り場。(まあ、普通だね)

 1名1,050円です。

 チケット売り場にちょこっと座っている、体高20cmあまりのフクロウ。
 最初、剥製かと思ったら、動いた!(汗) 本物だ!

 フクロウっておとなしいんですね。

 
10:11 温室の中は

 園内には巨大な温室があり、ベゴニアやフクシアが咲いています。(花の名前は、わからないのでガイドブック丸写しです)

 先ほども書きましたが、自分は花には興味ありませんが、この量は圧倒されます。

10:21 ブランチ

 朝早く出て、車の中でパンをかじりましたが、お腹が空いたので、ちょっと食べます。

 ちょうど、ご当地B級グルメの富士宮のやきそばがあったので、それを注文。


 こうゆう場所だと、ふつう作り置きをしておくんでしょうけど、時間が早いこともあり、今日一番の注文。
 注文してから作り始めたこともあって、出来立てで予想以上に(?)美味しい。 ラッキーでした。(小さな幸せ)
10:32 フクロウのショー

 富士宮やきそばブランチを食べていると、10時半から温室内でフクロウのショーが始まりました。

 ただ飼育係目指して飛ぶだけですが、フクロウは羽を広げると2mほどをあり、目の前を飛んでいる姿は結構迫力がある。

11:08 乗っかるだけですが

 ショーの後は、フクロウを腕の上に載せられます。(有料1回200円)

 動物好きな嫁さんは、腕の上に載せてみる。

 結構デカイ。(2kgくらいあるそうです)

 エサをもらってお腹一杯なのか、このフクロウもおとなしい。

11:16 インコに 

 ショーが終わり、インコのケージへ。

 エサをあげると寄ってくる来るインコたち。

 インコのヨダレが肩の上に垂れてますけど・・・(笑)
11:30 今度は屋外で

 11時半から、今度は屋外でショーが始まりました。

 まずは、鷹の飛行ショー。

 コンデジだとなかなかフレームの中に収まってくれませんね。
 1枚だけどうにか、フレームの端に収めました。(汗) ←これじゃ、収めたとは言わないだろう!



 鷹は、さっきのフクロウのショーと同じように、スタッフ目がけ飛んできます。
 鷹はスタッフの持ったエサ目当てなんですけど、観客頭ギリギリを通過していきます。
 思わず、のけぞってしまいます。
11:36 フクロウも

 フクロウも再登場。

 屋外ですが、鷹もフクロウも逃げる気配なし。

 生まれたときから、飼育されている鳥たちは、自然でエサを捕る術(すべ)を知らないので、逃げないらしい。


11:36 観客が近くにいても

 観客が近くにいても、警戒感なし。

 すっかり、人に慣らされてしまったフクロウ。

 スタッフのエサ目がけて飛んでくる。

12:14 見終わりました

 鳥のショーの他にも、ケージの中に何十種類ものフクロウやミミズクがいます。

 だらーっと、通り一遍の鳥を展示するより、フクロウに特化していることで、「フクロウってこんなに種類があるのね」と深みがでて興味がわきます

 花も、ベゴニアとフクシアに特化しており、これも圧巻です。

 何だかんだで、2時間も滞在してしまいました。

 入場料\1,050(税込み)/1名で、最初は『高いな。』と思いましたが、内容を見れば納得。
 家族連れなどにはお薦めですね。


 ただ、冬は結構寒い朝霧高原にあり、広大な温室など維持するのが大変だなぁ。と、余計な心配をしてしまう施設でした。
12:30 快晴

 富士花鳥園を後にし、国道139号線を富士山周辺を時計回りに走ります。

 朝霧高原から先、国道の両脇の木々が深くなってきました。

 青木ヶ原の樹海が近づいてきます。


12:45 富岳風穴

 国道139号線で、富士五湖の本栖湖(もとすこ)、精進湖(しょうじこ)を過ぎ、富岳風穴にやってきました。

 
 自分は、たぶん小学校の頃にきたかなぁ。
 嫁さんはきたことがないので、「こんなもんも、ありますよ〜」的な見地で連れてきました。

 しかし、今日は暑い。
 ご覧の様に、標高1,000mの高地ですが、30℃はありそうな感じです。

12:45 風穴に下りて行く

 さっきの富士花鳥園で割引券をもらってきました。
 通常280円のところ250円(1名)

 入口で250円払って、風穴に下りていきます。

12:46 さっ寒い!

 階段を下りて、風穴と呼ばれる洞窟に入ると、急激に気温が下がり『さっ寒い!』

 寒いところが超苦手な嫁さんは、大自然の驚異より寒さが優先。 まったく興味を示さず。
 『早く出よう』
 
12:53 氷柱

 風穴の内部には、冬の間にできた氷柱。

 ただし、たぶん人の出入りが多すぎて、気温が上昇して溶けてしまうのを防ぐためか、周りにはブロックアイス。
 周りのブロックアイスはどう見ても、天然じゃない。

13:20 西湖経由で

 富岳風穴を見た後、国道139号線で河口湖・山中湖方面を目指しましたが、すぐに渋滞。 いよいよ渋滞が始まりました。

 結構ひどそうな渋滞なので、脇道に入り、西湖(さいこ)経由で行きます。

 『夏空だねぇ。 今日の天気はさいこー』 (-_-;)
 
13:24 河口湖に抜ける

 西湖から県道21号河口湖上九一色線で河口湖に向かいます。

 途中にある峠を越えると河口湖が見えてきました。

 河口湖から山中湖に抜ける国道139号線は渋滞が頻発する区間です。

 国道139号線にはもどらず、そのまま裏道を使って、忍野(おしの)方面を目指すことにします。
14:02 県道717号山中湖忍野富士吉田線

 河口湖から抜け道になる県道717号山中湖忍野富士吉田線で忍野村(おしのむら)までやってきました。

 富士山は完全に雲に被われて、見ることはできません。


 県道717号線は、ここ2、3年で開通した県道です。
 自分が持っているプロアトラスSV2(2006年度版)では未開通の路線になっています。
 河口湖−山中湖間を走る場合、国道139号線よりかなり遠回りになりますが、国道渋滞時にはこちらの路線の方が早そうです。(流れている分だけでも、精神的にヨシ!)

 
14:15 紅富士の湯

 県道717号線経由で、日帰り温泉の紅富士の湯に到着しました。

 紅富士の湯は、時々マスメディアなどにも取り上げられる有名処です。

 流石に、連休中だけあって、駐車場もほぼ満車状態。

 外れの駐車場に車を駐めて、入ることにしま・・・・・・せん! (^^;)
 
 中に入ろうと思ったら、自分たちが到着する直前に大型バスが3台到着し、洗い場は50人くらい待ち状態らしい。


 と言うことで、やめにして、姉妹店の石割の湯に行くことにします。
16:48 石割の湯

 結局、石割の湯に入りました。

 石割の湯は、山中湖の外れ、道志方面に向かう国道413号線を入ったところにあります。
 
 こちらは紅富士の湯よりもひとまわり小さめ。
 紅富士の湯が、名前のとおり視界が良ければ、露天風呂から富士山を望むことができますが、石割の湯の露天風呂からは見えません。
 そんなこともあってか、紅富士の湯に比べてちょっと空いていました。

 ただし、石割の湯のある場所は、山中湖のテニス合宿で有名なところ、テニス終わりの学生らしき若者であふれかえっいました。

 石割の湯で温泉に入ったあと、軽く昼寝、軽く遅い昼食を取り、帰宅することにします。
21:14 自宅に到着

 石割の湯を出発したあと、渋滞を避けるため、箱根は通らず裏道を通って、西湘バイパスへ。

 西湘バイパスはありがたいことに無料社会実験中。
 通行料金自体¥200なので、無料にしたからと行って交通量が増えるとか、そう言う路線じゃないとは思います。
 いずれにせよ、夏本番と言うことで、湘南海岸沿いの道はブタ混み
 約100kmをたっぷり4時間以上をかけて、帰ってきました。 (^^;)

 
 本日の走行距離

 129,276 − 128,938 = 338km 

 でした。 意外に走ったね!