from Circuit

2011年1月6日(木) 成田に行く。

5:36 成田に行く日の朝は

 早い (?o?)


 今朝は5時起きで、5時半にはハイエースで成田に向け出発!

 
 成田に何をしに行くかと言うと、母親を見送りに行ってきます。 (^^)/~~~

 
 来週には74歳になる自分の母親は、今回始めて一人でマレーシア、タイと海外旅行に行くことに。(汗)

 とは言っても、マレーシアには母親の弟が滞在中で、タイには自分の嫁さんが帰っているので、完全に一人なのは日本を出国して飛行機に乗り、マレーシアに到着して入国するまでの間ですが。
 マレーシアのクアラルンプールには空港まで弟連中が迎えに来ているので、入国ゲートさえ通過できれば、まあ、どうにかなるでしょう。(>_<)

 自宅から成田空港までの距離はおおよそ130km弱。
 渋滞が無ければ、2時間ほどの道のりです。

 飛行機の出発が10時30分。
 2時間前の8時30分には到着したいのですが、途中事故渋滞があると嫌なのと、通勤渋滞が始まる前に都心を通過したいので、ちょっと早めの5時半に自宅を出発することにしました。

 
7:34 成田空港に到着

 事故も無く、通勤渋滞が始まる前に都内を抜けたので、2時間弱で成田空港に到着しました。 (^-^)

 流石にちょっと早過ぎて、チェックインカウンターも開いていなかったので、まずは朝食を食べることに。


 今回はANAとマレーシア航空のコードシェアー便で、航空会社はマレーシア航空。
 マレーシア航空は成田の第二ターミナルから出発になります。

 成田の第二ターミナルに来たのは、たしか日本航空を使った時だから、15年ほど前に上海に仕事で行ったとき以来になるかな?


 11月に羽田が国際線を復活させたので、神奈川県民には羽田発着が便利なのですが、、今回母親の旅程がマレーシア→タイと2カ国を周遊する関係で羽田発の路線がありませんでした。
 そのため、出国は成田から、入国は羽田と言うイレギュラーな形になりました。

8:31 定刻

 朝食を食べ、荷物を預けてチェックイン。

 マレーシアのクアラルンプール行きの飛行機は定刻の10:30出発の予定。

 ゲートは54番。 第2ターミナルのサテライトビルですね。

 「サテライトビルには出国手続き後にシャトルに乗って移動」 なんてことを初めて第2ビルに来た母親に説明。
 
8:32 出発です

 国際線に5歳〜15歳の子供が1人で乗る場合や、身障者が1人で乗る場合は、航空会社でヘルパーさんを付けてをしてくれるらしいのだが(航空会社によって違うかな。)、シルバー世代が1人で国際線に乗っても、その様なサポートはありません。(航空会社さん。 1人で旅するシルバー世代をサポートするサービスを始めたら、お客さん増えるかもよ)


 
 出発前に、写真を一枚。 隠すほどではありませんが、見せるほどでもありません。(笑)


 ここから先は出国審査。

 『行ってきます!』  と言って、旅立って行きました。 (^^)/~~~



 追)夕方には、「クアラルンプールに無事到着し弟と合流した。」 と携帯から連絡がありました。 
 (今回の旅行も、ある意味携帯電話の海外ローミングがあるから実現できるようなものだと思います)

9:20 成田山へ

 母親を送り出した後、せっかく成田まで来たのだから、ついでに成田山に初詣に寄ることにしました。 (^_^)v

 まずは成田空港から成田山へ移動。

 
 成田山の参道付近の駐車場は1回¥1,000と、一人で来てお参りにちょこっと駐めるには、ちとお高い。

 周辺をグルッと回って、国道51号線方面に少し離れた、と言っても歩いて5分ほどの距離にある駐車場が1回¥600だったので、そこに駐車。
 (こうやって書いておけば、次回くることがあったとき参考に・・・。 次回はいつ来るんだ?)
9:23 参道を

 駐車場にハイエースを駐めて、参道を歩いて成田山へ。

 成田山は関東では明治神宮についで、初詣の人手が多いことで有名です。

 正月三が日の日中は混んでいて、とても車で行けるよう状態ではありません。

 
 今日は1月6日ですが、まだまだたくさんの初詣のお客さんが歩いており、正月の出店もまだまだ出ています。
9:24 なつかしい

 参道脇にある出店通り。

 昔は元旦ツーリングの後、夜中になってからみんなで成田山に初詣にきたものでした。
 初詣の後は、このあたりのお店に入って、甘酒やらおでんを食べていました。
 あれから、もう20年ほど。  時の経つのは早い!

 自分自身も成田山に来るのは、数十年ぶりとは言いませんが、十数年ぶりと記憶します。


 この辺りのお店も、以前に比べると(これでも)小綺麗になりましたね。
9:26 総門

 参道を歩いて、総門の前まできました。

 それでは、境内に入っていきます。

9:27 仁王門

 総門をくぐると、正面に20段ほどの急な石段が目に飛び込んできます。
  
 まずは、その石段を登ると仁王門。

 階段が急なので、初詣のこの時期は登るだけの一方通行。
 下りは、緩い別の階段で。
9:28 本堂

 仁王門をくぐり、さらに急な石段を30段ほど上ると、本堂が現れます。


 本堂前には、線香を焚いている・・・・。

 ネットで調べたら、”常香炉” と言うらしい。

 常香炉にはたくさんの人だかり。 常香炉の煙を頭にペタペタ、体にペタペタ。 悪いところが良くなる。らしい。
 信心深くない。 と言うより、ほぼ無宗教の自分はスルー。

 『じゃあ、無宗教者がなんで初詣に・・・』なんて質問が聞こえてきそうでだが。
 『まあ、それはそれ日本人ですから(』神仏混合(混同)はなはだしい)』

 正確に言えば、ここ成田山新勝寺は川崎大師とかと同じ真言宗。
 自分の入る予定の先祖の墓は浄土真宗。
 違う宗派の寺にお参りするなんて、キリスト教徒からしたら考えられない?
 そんなことは無いか? カメラを持って境内をウロウロしている西洋人はどう考えても、仏教徒じゃないよね。


 話がややこしくなった。(>_<)  先に行こう。
 
9:29 初詣

 それでは、お参りに本堂に進みます。

 謹賀新年! m(_ _)m
9:29 賽銭

 本堂に入り、お賽銭を。

 お賽銭の元が取れるよう、たくさんお願い。(爆)

 1つぐらい願いが叶えば、元は取れるね。(笑)


 ※ 参拝の意味は”お願い事”をするものとは違うらしい。 (:-o)rz
   
9:31 坊主行列

 賽銭を投げ入れお願いをしていると、年始の祈祷を終えたらしいお坊さんが本堂から大挙して出てきました。

 先頭で笠の下に居るお坊さんが一番偉いのは一目瞭然。 その後を、お坊さんがゾロゾロと20人くらい。

 大名行列ならぬ坊主行列状態。

 
 もう少し早く来れば、祈祷中にお願いができて、便乗して仏様にお願いを聞いてもらえたかもしれない。 (^_-)
 でも、祈祷が終わってお坊さんが退出している最中じゃ、仏様も気を抜いて、願いも聞いてないよね。

9:32 おみくじを引く

 お参りも済んで、一方通行の本堂から左に向かい出口へ。

 出口の建物では、お守りやおみくじを販売中。 

 せっかくお参りに来たんだから、お願い事について、仏様のご意見を聞きたいと言うことで、おみくじを引く。
 (実はこっちの方が楽しみ!)

 1回100円。 で、今年の運勢が分かる! (100円でわかればコスパ最高だ!)


 おみくじは、写真中央上にある箱をひくり返すと、番号が書いた棒が出てくるタイプ。

 出てきた棒の番号は”46番”。 ロッシのゼッケンナンバーだ。(^O^)/ (嬉)

 その棒の番号を見て、若手のお坊さん?(アルバイト?)が四十六番の引き出しからおみくじを出して渡してくれる。 
9:33 おみくじは 

 出てきたおみくじ。 四十六番 凶 ・・・ 凶かよ!” (>_<)


 文面を読むと、今年は
 ”天が怒って、雷が鳴り響くらしい。
  そのため、何も新しいことをせず、家に引きこもっているのが良いらしい。
  家に引きこもっていれば、雷にも打たれず、無事に何事も無かったように過ぎるらしい。”
  
 『今年は、何も無い年なのかぁ。 (-_-) 』


 『それは、そうだ。』
 駐車場代が600円。 おみくじ代が100円で、これから実は”うなぎ”を食べに行こうと考えている。うなぎはどう考えても、2,000円くらい。

 それでもって出したお賽銭は実は ”100円” 。(-_-)

 100円じゃあ仏様もすねる。 おみくじ代と同じ、3番目の100円じゃ 『凶でもだしとけ!』 と言うことになる。 (-_-;)

 
 聞いた噂だと、成田山新勝寺のおみくじ、結構””が出るらしい。
9:40 常香炉で

 年始から、びみょ〜に嫌な気分。 (-_-)

 本堂を出て、境内へ。

 さっき通った常香炉まできて、『厄払いだ! 線香の煙でも浴びておけ!』とばかりに、常香炉の風下に立って、全身で煙を浴びる。・・・・
 
 注) 常香炉の煙で厄払いは出来ません。(-_-) 一般的には悪いところが良くなると言われています。 (*_*)

 厄払いをしたければ、”開運厄除けのお祓い(\7,000)”を。 もしくは、護摩札(¥5,000〜)購入などという手がある。

   
9:41 来年は? 

 それでは、100円払って少し悪い気分になったので、成田山を後にします。 
 100円だからいいようなものの、おみくじ代が1,000円とかして、そして”凶”なんか出たら凹むよね。(笑)


 おみくじの一番下には、
 「おみくじはお持ち帰りになり、願いが敵ったのちに、納めにお参りされることが正しい古来の習わしです。」と書いてある。
 『来年もまた来てね!』と言うことらしい。

 自分は悪いときは置いて帰るものだと、””が出たら、その場でおみくじを結んで帰るものだと今まで思ってました。
 
 来年、信心深くなって、またこの成田山に初詣にくるか、それとも、無宗教者により近づいて初詣に来ないか。それは来年の正月にわかるね。  と、正月鏡開きもしないうちに、来年の正月の話なんて、鬼も呆れる。

9:51 うなぎを食す。

 成田山の境内を後にして、JR成田駅に向かう参道へ。

 成田山の名物として、鉄砲漬けが有名ですが、川魚も有名。

 参道の両脇には、なまの鯉やドジョウを販売するお店が多くあります。 
 そして、うなぎ屋さんが有名。

 成田山はうなぎが有名だったのは知っていたので、昨日の晩にネットでちょっと知識武装。(と言うほどじゃなく、お薦めは何処?)
 参道には60軒ほどのうなぎ屋があり、その中で、ここ川豊さんが美味しい(有名)らしい。

 10時からやっているようなので、10時ちょっと前にお店に到着。
 すでにお客さんも店内に入っているよう。

 
9:51 割き、串打ち

 店の脇では、仕込みの真っ最中。

 あっという間、たぶん一匹30秒もかからずに、うなぎをさばいて行きます。

 その隣では、若い2人が串打ち。 
 
 うなぎは「串打ち3年、割き5年、焼き一生」と言われますが、ジーンズ姿のお兄ちゃんはアルバイトっぽい。(笑)
 (人は外観ではわからない。判断してはいけない。 若くして串打ちの名人かも)
9:51 焼き一生

 うなぎは関東流なので、蒸してから、約焼く。

 写真には写ってないが、右側の蒸籠(せいろ)で蒸されたうなぎを、参道の目の前で焼いてます。

 焼きは、炭ではなく、ガス。

 ”焼きは一生”と言うくらい難しいらしい。
 季節によって、また大きさによって焼き上がりが変わるらしく、なかなか納得いく焼きはできないらしい。
 それでも、天然物に比べると、養殖のうなぎは身が柔らかいので、難しくはないらしい。 (と、ネットの知識)

 
9:54 注文は

 10時の開店前にもうお客さんを入れているので、自分も入口で食券を買って、手前のテーブル席ではなく、奥の座敷へ。

 2階もあるので、かなりのお客さんが入ることができそうです。


 注文は、上うな重(\2,000)にしようと思ったが、さっきのおみくじの件もあるので、大人しく普通のうな重(\1,500)。 実は大人しくではなく、2時間ほど前に成田空港で朝食を食べたばかりであまりお腹が空いて居なかったのが真相。

 うな重に、肝吸い(\100)を付けて、合わせて¥1,600。 うなぎ屋にしては以外に安い。


10:09 柱 

 しかし、老舗だけあって、立派な柱だ!

 地震がきて、倒れて下敷きになったら、一溜まりもないな!

 って考えるより、地震がきてもビクともしないな。って考える方が普通だ。

 凶のおみくじを引いて、ひねくれた性格になっているぞ。 (-_-;)


 そんなことを考えていると、それほど待たず、15分ほどで注文したうな重がやってきました。

 
10:10 うな重

 お重の蓋を開けると、タレの匂いがあたりに漂います。 (ツバが口の中に溜まるぅ)

 焼きは、ちょっと強めですね。

 それでは、さっそく、『いただきます!』 

 『う〜ん。旨い!』 (*^_^*)

 身はとっても柔らかく蒸されています。 自分的にはちょっと柔らかくなりすぎかな。と思うぐらい。
 タレは、甘過ぎず、自分の好み。 醤油は少し強めかな。

 ちょっと焦げたところの香ばしさが、うなぎ屋さんならでは。

 
 
10:18 ご馳走さま 

 間食! (10時のおやつではない)
 完食!

 美味しかった。

 『ご馳走さまでした』 <(_ _)>


 
 帰りがけに、他のお客さんの上うな重をのぞいたら、うなぎが大きかった。

 うな重だとご飯が見えますが、上うな重だとほぼご飯が見えませんでした。 (覗くな!)
 うな重は、うなぎが縦に入ってますが、上うな重は、うなぎが横向きに入ってました。 (覗きすぎだ!笑)


10:21 帰ります 

 ちょっと早過ぎる昼食でした。

 お腹いっぱいになりましたので、帰ることにします。


12:24 東京スカイツリー

 成田を後にし、それほど急ぐ用もなかったので高速代を節約節約、国道51号線を使って千葉市内まで戻り、その後、国道357号線を使って、千鳥町まで。
 千鳥町で首都高速に上がって、湾岸線を西走します。

 葛西ジャンクションを過ぎたところで、右手に東京スカイツリー。

 普段使っているデジカメを母親に貸してしまったので、古いデジカメで撮影。
 古いデジカメは、手ぶれ補正が付いていないので、ブレブレだ。
 こうして、手ぶれ補正が付いていないカメラで写すと、いかに普段、手ぶれ補正機能に助けられているかがわかります。

 ぶれて分かり難いが、東京スカイツリーは確実に成長している。