鹿児島市内に泊まる。  EATING     
  2018年5月1(火) 鹿児島市内で呑む・食べる【菜菜かまど、むじゃき、のり一】
 17:56 夕食を食べに

 ゴールデンウイークの鹿児島県内ツーリング、3泊目です。

 ホテルで風呂に入り、洗濯も終わりました。

 夕食を食べに(呑みに)出かけます。

 今晩の夕食は出発前に予約しました。
 一昨年の九州ツーリングの時に、ゴールデンウィークに美味しいものを食べようと思ったら、前もって予約しておかなきゃダメって言うのを学習しましたからね。(^_^;)

 17:58 路地の奥に

 お目当てのお店は、こんな路地の奥にありました。

 さっきパトロールに出たのは、暗くなる前にお店の場所を前もって確認するためでもあったんですよね。(でも、まだ明るいですが・・・。)
 ネットで住所はわかっていたんですが、大通りに面していなかったので、事前にストリートビューで詳細な場所を確認できなかったんです。

 一人の時の飲み屋さん選びって、意外に難しいときもあります。
 大きな箱でグループ向けのお店だと、4人がけ以上のテーブルしかなかったりして、居心地が悪かったりするわけで。
 かといって、小さくて常連さんしか居ないような店も、よそ者扱いされちゃうし。
 適度な大きさで、居心地のイイ個人店がイイんですけどね。
 松重豊が出演している”孤独のグルメ”に出てくるようなお店にはなかなか巡り会わないもんです。

 17:58 菜菜かまど

 なんて、雑談をしている間にお店の前に到着。

 お店の名前は”菜菜かまど”

 開店の6時から予約をしておいたので、さっそく入店。

 18:03 とりあえず

 まずは定番。 とりあえずビール。

 店内は、L字型のカウンターで8席くらいかな。
 2階は座敷になっているようです。

 
 目の前にガラスのショーケースの中から何種類かのサカナが並んでいます。
 まずは、その中から3種類ほど選んで注文。
 
 18:06 タコとサバ

 まず供されたのは、サバとタコ。

 タコ、好きなんですよね。
 タコは熱を入れたものではなく、生ダコ。
 味はほんのりしかしないんだけども、歯ごたえが好きですね。

 サバ、美味いです。
 脂ののり具合も、冬場のしつこい程ではなく、イイ具合です。

 18:11 キビナゴ

 鹿児島に来たら是非食べなきゃいけない刺身の一つ、キビナゴ。

 カタクチイワシ同様、包丁は使わずに手開きで刺身にしていました。

 キビナゴは、ショウガ醤油もしくは、カラシみそでいただきます。

 カラシみそも美味しいけど、さっぱりとしたショウガ醤油で食べた方がキビナゴの味がよくわかって、好みですね。
 18:12 思わず

 きれいに並べられていますね。

 思わずアップで撮っちゃいました。(笑)

 カウンターの中の板場では、大将が一人で調理をしています。
 他に飲物を作ったり、給仕をする女の子が2人の合計3人で切り盛りしていました。

 
 お店に入ったのは自分が一番乗りでしたが、その後も次から次へとお客さんが入ってきます。
 今日は全部予約のお客さんで一杯の様で、後から飛び込みできたお客さんは入店できず、残念ながら帰っていきました。
 ゴールデンウィークじゃなく、普段であれば、飛び込みでも十分に入れるんでしょうね。
 18:19 八幡(はちまん)

 ビールで体の水分を補った後は、鹿児島にきたんですから芋焼酎で。

 寒い季節であればお湯割りですが、今日の気候であればロック。

 頼んだのは”八幡”、南九州市にある高良酒造(有)(こうら しゅぞう)の芋焼酎です。

 この八幡には”八幡ろかせず”と言うブランドがあって人気が高く入手が難しいらしくネットでは、一升で6~7千円で売られているようです。(2018年5月現在)
 自分が呑んだのは、普通の八幡。
 で、旨い!
 さらっとした最近の飲みやすい芋焼酎と違い、パンチがあってクセのある昔が懐かしくなる芋焼酎です。
 18:31 店内は

 懐かしい造りの電気配線です。 店内に良い雰囲気を醸し出しています。

 2階の座敷も含めて、ほぼ満席の様です。

 しかも自分と同じようにネットを見て予約した人が大半の様な感じです。
 そのため鹿児島の手料理を食べたいため、食べ物の注文が多いのでしょう。
 大将は孤軍奮闘して料理を作っていますが、いかんせん一人で調理しているので手が回らないよう。
 カウンターの隣の隣に座っているお二人さんは、入店してから20分近く経っていると思いますが、まだ一品も出てないようです。
 このお店は自分らの様なよそ者が訪れる外向き(観光客向き)のお店ではありませんね。
 地元の人が、普段使いにのんびりと飲みに来るようなお店だと思いました。

 18:35 トビウオのつけあげ

 しばらくして”トビウオのつけあげ”が出てきました。

 つけあげって、さつま揚げのことです。
 鹿児島では、さつま揚げって言わないみたい。

 御託を並べていると、揚げたてが冷めてしまいますので、さっそく「いただきます。」

 ふわっふわで、トビウオの甘みが出ていて美味しいですね。
 普段自分が関東で食べているスパーで売っている様なさつま揚げとはんぺんの中間ぐらいのふわふわ感。
 小判型ではなく、まん丸に揚げられたつけあげは中まで熱々です。

 ゆっくりと火を通して揚げるのに20分くらいかかるみたい。

 19:12 カツオの腹皮

 大将はカウンターの中で忙しく料理を作っています。
 
 ちょっと手が空いたスキに、黒板から注文。

 のんびりと八幡を呑みながら、待っていると”カツオの腹皮”が出来上がりました。
 ”カツオの腹皮”って聞いた事が無かったので、頼んでみました。
 カツオの腹皮は、カツオの腹側の身の部分のことだそうで、鰹節を作るときは使わない部分だそうです。
 日本一の鰹節の生産量を誇る鹿児島の枕崎市では、当然この腹皮の部分がたくさん余る訳で、昔からよく食べられていたそうです。

 塩焼きにされたカツオの腹皮は、脂がのっていて香ばしくて旨い。
 焼酎のあてにピッタリです。

 当然、焼酎はお代わりしましたよ。(笑)
 19:29 ご馳走様でした。

 今食べた他にも”黒豚のなすみそ”とか”にがうり(ゴーヤ)”とかお品書きには食べたい料理がたくさんありましたが、止めておきます。
 大将、完全にオーバーロードみたい。(笑)

 普段訪れれば、落ち着いていてきっと良いお店なんでしょうけど、ゴールデンウィークとか、訪れる時期を間違えましたね。 無理強いはしない。

 この辺りで〆ます。

 『美味しかったです。』

 普段の時期に鹿児島市に来ることがあれば、また訪れてみたいお店ですね。

   『ご馳走様でした。』 <(_ _)>
 19:32 店を出る

 店を出ると、あたりはすっかり暗くなっていました。

 19:33 夜の街を

 大通りに出ると、電飾で明るい。
 夜の街はまだスタートしたばかり。

 当然飲み足りませんので、夜の街をウロついてみましょう。

 19:51 天文館に

 夜の街を徘徊して、天文館にやってきました。

 天文館は昔も今もアーケード街です。
 でも、メインの通りは、大手の居酒屋チェーンやカラオケショップなど。
 せっかく地方に来たのに、こう言ったお店は金太郎アメのようで、面白味が無いですねぇ。

 ちなみに天文館にアーケードが設置されているのは、桜島の降灰を避けるため。と言った意味もあるらしい。
 19:52 天文館むじゃき

 天文館をプラプラ歩いていると、かき氷の”白熊”発祥のお店”天文館むじゃき”がありました。

 小学生のときに天文館に白熊を食べに連れてきてもらった記憶があります。
 でも、そのときの店の名前は覚えていません。
 たぶん、ここ”むじゃき”だったんでしょう。

 20:06 白熊を食す

 天文館むじゃきは、地下1階から4階まで、鉄板焼きのお店から、カジュアルレストラン、そして薩摩の郷土料理を供するお店と、白熊だけじゃないんですね。
 
 ゴールデンウイークの中日とは言え、観光客がたくさん、ウェイティング状態でした。

 店内で食べるのはあきらめて、アーケードに置いてある椅子に腰掛け、お持ち帰り用のカップの”白熊”をいただきます。

 カップの白熊は、カチカチで、お店で食べるフワフワの白熊とは違っていて、ちょっと残念。
 でも、まあ、いいか。(笑)
 
 白熊を食べた後、天文館の通りから裏通りの歓楽街に。

 そして客引きの声に誘われるままに、ガールズ・バーへ。

 鹿児島の女の子と、2時間ほど情報交換。(笑)

 5,000円ほどお支払いして、店を出ました。
 (首都圏と比べると安いですね。)
 22:37 夜食の誘惑

 十分に飲んだので、ホテルに戻ることにします。
 2軒目では何も食べてないので、ちょっぴり小腹が空いています。
 (一軒目もそれほど食べられなかったしね。)

 で、途中にあったラーメン屋さんの”のり一”。
 中は、結構混み合ってます。
 人気店みたいですね。

 「夜食、食べちゃおう!」

 22:51 夜食にラーメン

 頼んだのは、ラーメン普通サイズ、500円。
 安いですね。

 とんこつベースのラーメンの様ですが、透き通ったスープが美味しそうです。
 
 塩ラーメンっぽいですが、醤油も効いています。

 22:51 胃に優しい

 それでは、「いただきます。」

 「ああ、美味しい。」

 スープの見た感じ同様、あっさりです。
 最近、こってりが苦手になってきた自分としては、これはイイですね。
 この時間に混み合っているのも納得です。

 麺は中細(?)ぐらいのストレート。
 ちょっと柔らかめに茹でられていて、〆のラーメンとして胃に優しいです。

 22:56 完食

 しっかり完食。(笑)

 スープが美味しくて、全部飲み干しちゃいました。

 「美味しかったです。」

 近くにあったら、定期的に通っちゃうでしょうね。

 「ご馳走様でした。」 <(_ _)>

 それでは、ホテルに帰って寝ることにしましょう。

 
 呑んで、食べて、鹿児島の夜を満喫しました。

 満足、満足。


 明日もツーリングは続きます。

 それでは、「お休みなさい。」

 (-_-)゚zzz…

 
 翌朝目覚める。