GSX-R    
 2019年8月4日(日) フロント ディスク プレートを交換
 ジャダーが発生

 7月13日の散歩ツーリングの帰路で、フロント ブレーキからジャダーが発生しました。

 以前乗っていた2005年式のGSX-Rでも、この症状が出ていだんですけどね。
 当時は、食い付きの悪いブレーキパッドを使ったりして誤魔化していました。 (-_-;)

 このGSX-Rも2005年式GSX-Rから、ブレーキ キャリパーは変わっているし、フロント フォークもSHOWA のBPF に変わっているので、もうジャダーは発生しないだろうと思っていました。
 けどね、出ちゃった。 (>_<)

 さて、どうしたもんだか。 と、色々と(信憑性が不明な)ネットで調べてみたけど、決定打は見つからず。
 一番効果がありそうなディスクプレートを交換してみることにしました。
 9:20 交換する

 ディスクプレートはK2Yに頼んでおいて入荷・受取済。

 この週末は土曜日も仕事だったので、日曜日の午前中に交換しちゃいます。
 この後、家の食材とかを週一の買い出しをスーパーにいかなきゃならないので、あまり時間がありません。

 ガレージから引っ張り出して、前後にレーシング スタンドをかけます。
 9:21 走行距離

 ここまでの走行距離は、16,251 km。

 この走行距離まで走って、(ジャダーが)突然発生したのは明確な理由がわからないんですが、
 1.去年の秋にブレーキパッドをノーマルから 食い付きの良い metallico製に変更しました。
 2.metallico製に変更してから初めての夏、散歩ツーリングでブレーキを酷使しました。
 と言うのが状況。

 ・ディスクの温度が上がって、パッドの食い付き具合が変わったか。
 ・パッドが変わって、ディスクが熱で歪んだか。

 な〜んて、理由はわかりません。 確認のしようもないし。

 とりあえず、安直に交換してみます。
 9:27 フロント ホイール

 フロント ホイールを外して、ディスク プレートを交換する準備。
 9:27 新しいのは

 新しいディスク プレート。

 ブレーキ パッドで挟む部分をアウター、ホイールと固定される内側の部分をインナーって言うんだけど。
 今度のはインナーがゴールド。

 9:30 brembo

 で、新しいブレーキ ディスク はブレンボ製。

 付けてみたかったんですよね〜。 \(^_^)

 良い機会になりました。(と思っておこう。)
 9:32 ノーマルは

 今まで付いていたディスク プレートを取り外しました。

 ノーマルのディスクはインナーが黒。

 かなり肉抜きしてあって、軽そうです。


 9:33 厚さを確認

 ノーマルのディスクは厚さが5mmなんですが、今度のbrembo はちょっと厚くて 5.5mm。
 厚い方が、フェードしにくいらしい。(よくわからんけど)
 なので、レース用のディスクは、大体厚さは5.5mm。

 厚さを測ってみたけど、上手く計れてないね。
 5.7mmある。(笑)
 
 9:38 取付け

 新しいディスク プレートを取り付けます。

 取り付けたら規定トルクで締め付け。
 締め付けトルクは意外に小さくて 18N/mほど。

 ブレーキキャリパーが40N/m前後、アクスル ナットが100N/mなのと比べると、なんとも心もとない。(個人的な見解ですよ)

 サーキット走行用のCBRだとそのまま取り付けちゃうけど、ほとんど取外しをしない街乗り用のなので、ボルトにはネジ ロックを塗っておく。
 サービス マニュアルにも、そう書いてあるし。
 9:42 ピンは

 インナーとアウターをつないでいるピン。

 これで、フローティングになってます。
 なので、アウターを持って揺さぶると、ガチャガチャ音がします。

 ノーマルは、セミ フローティングなので、ほとんど動きません。
 ブレーキングで熱々になってアウターが膨張したときに逃げる様にしてある程度かな。


 9:42 裏側

 ピンの裏側。

 表側からピンを貫通させて、クリップで留めてある構造。


 アウターとインナーの間でガチャガチャ動くので、長く酷使するとこのピンが摩耗します。
 昔は、このピンが部品で売っていたので、交換出来たらしいけど、今はたぶん減ったら使い捨て。
 たぶん、その前にディスク プレートが減って、使用限度の5mm厚以下になっちゃうかな。
 まあ、普通に使っている分には、あまり気にしなくて大丈夫だと思う。
 
 そう言えば、使用限度厚が刻印してあるはずだけど、写真撮るの忘れたね。
 9:46 反対側も
 
 反対側のディスクも交換して、トルクレンチで締め付け。


 9:55 取付け

 で、フロント ホイールを取付け。

 9:59 パッドは戻す

 今付いているmetallicaのパッドですが、13,138kmの時に交換していますので、ここまでの走行距離は
 16,251 − 13,138 = 3,113km
 です。 距離も走ってないので、あまり減ってませんね。
 
 パッドは metallica からノーマルに一旦戻します。

 ノーマル パッドの時にはジャダーは発生しなかったので、まずは、よりジャダーが発生する可能性が少ない組み合わせで乗ってみます。
 と言うのは、来週からの夏休みロングツーリングに出掛けるつもりなので。
 (このレポをアップするころには、もう帰ってきていると思いますが)
 ロング ツーリングの出先でまたジャダーが発生したら、イヤだからね。

 metallicaのパッドを付けて、まだジャダーが発生するかは、戻ってから日帰りのソロ ツーリングのときにでも試してみることにします。
 9:59 洗いたいけど

 metallica のパッドを外して・・・。

 ここでピストンを揉み出して洗いたいところですが、時間がナイ!

 手抜きで、パーツクリーナでざっと掃除して、エアーを吹いて終わりにしておきます。

 ピストンの掃除は、今度ね。 今度。(^_^;)

 metallica に戻すときにでも。

 10:04 規定トルクで

 ノーマルのパッドを取り付けたところの写真、取り忘れましたね。(笑)

 ノーマルのパッドを取り付けたら、規定トルクで締め付け。

 CBRは二面幅が14mmでM10のボルトを使っているんだけど、このGSX-Rは二面幅12mmでボルトはM8とワンランク細め。

 でもって、使っているボルトも見ての通り背の低いタイプなんだけど、締め付けトルクが38N/mとそこそこ。
 なめちゃいそうで、気を使います。 (ーー;)

 10:07 フルードが

 「おっと!忘れてました。」

 交換したbrembo のディスク厚は5.5mm、ノーマルが5mmなので、ブレーキのピストンを余分に押し戻さないといけない。
 ので、ブレーキフルードもうっかりしてると、リザーバ タンクからあふれちゃいます。

 ノーマルのパッドもほぼほぼ新品なので、危なくフルードがあふれるところでしたね。

 キャリパーを1個取り付けた時点で気付いて、リザーバを開けたら、フルードがあふれる直前でした。(滝汗)

 キャップを開けて、ちょっとティッシュを使って吸い込んでおきます。
 10:13 右側も

 右側のキャリパーもトルクレンチを使って。

 こうやって、写真に残しておけば、閉め忘れ防止になるので安心。
 10:19 フルードの

 両方のキャリパーを取り付けたら、ブレーキレバーを”にぎにぎ”して、ピストンをプレートに当てておくのを忘れずに。
 忘れると怖いぞ。(笑)

 最後にブレーキフルードのレベルを確認して、キャップを締めて、緩み止め。

 10:22 交換終了

 ブレーキ ディスクの交換作業終了です。

 10時スーパーに買い物に行く予定でしたが、少しオーバーしちゃいました。
 (゚o゚;)

 
 10:22 雰囲気が変わる

 ディスク プレートのインナーが黒からゴールドに変わって、雰囲気が変わりました。

 来週、いきなりロング ツーリングに出発するのも、トラブルが出たら怖いので、スーパーから帰ってきたら、確認走行に行くことにします。


 (つづく)