雪の大谷までくる OTHERS(Travel)    
  2022年4月17日(日) 立山黒部アルペンルートを行く。(その2)
 11:49 雪の大谷で

 今日は仕事の取引先の人が立山黒部アルペンルートの室堂近くにある”雪の大谷”を見に行くというので便乗、同行させてもらい、。

 立山黒部アルペンルートの主な道程は下記の通り。

 @ 立山駅
   (立山ケーブルカー)
 A 美女平
   (バス)
 B 室堂
   (立山トンネル トロリーバス)
 C 大観峰
   (立山ロープウェイ)
 D 黒部平
   (黒部ケーブルカー)
 E 黒部湖
   (徒歩)
 F 黒部ダム
   (関電トンネル 電気バス)
 G 扇沢

 となっており、今は@〜Bの室堂までやってきました。
 12:43 お昼を食べる

 昼食の時間になったので、室堂にあるホテル黒部で昼食を食べることにしました。

 混んでいてウェイティングがかかっていたので、ちょっと遅れてお店に入ります。

 訪れたのは、ホテル黒部の1階に2店舗あるうちの一つ”ティーラウンジ りんどう”です。


 さっそく、入店します。
 12:58 ロースト ビーフで

 注文した”ローストビーフ ランチ”が運ばれてきました。

 ホテルなので、観光地なので、高地なので、ちょっとお高い2,400円。
 まあ、許容範囲か。(笑)
 他にお店無いからね。

 セットには、パンとミニ サラダ、スープが付いてきます。


 ローストビーフ、久しぶりに食べましたが、やっぱ美味しい。
 ちゃんと丁寧に作ってあって、上品なお味です。

 自分の場合、これでお腹一杯にはならないんだけどね。(笑)
 ホントは食べる量はこれくらいにしておいた方が健康には良いそうだ。
 育ち盛りじゃないから。(^_^;)
 13:41 コマを進める

 昼食を食べた後、「どうしようか?」 と言うことになり、もう一つコマを進めてみることしました。

 C 大観峰まで。

 観光で訪れる人は、観光バスで立山駅もしくは、長野県大町側の扇沢まできて立山黒部アルペンルートを縦断、反対側に観光バスが迎えにきていてワンウェイで抜けのがお勧めかな。

 自分たちの場合は、富山市内に滞在しているので、立山市内に戻らなきゃなりません。
 立山駅から出発して扇沢もしくは黒四ダムまで行って、立山黒部アルペンルートを戻ってくるのは、交通費がかなり高くついちゃいます。
 13:54 大観峰に

 室堂からトロリーバスに乗って10分ほど大観峰までやってきました。

 バス内の案内では、全国に残る唯一のトロリーバスだそうです。

 扇沢〜黒四ダム間のトロリーバスは、電気バスに変わったそうなので、最後のトロリーバス。

 トロリーバスは、架線からパンタグラフを使って車体の動力に電気を送っていて、電車と同じ仕組みです。
 なこともあり、法律上の縛りは”電車”。
 レールが無いので無軌道の電車と言う扱いらしいです。

 13:55 展望台に

 大観峰に到着して、展望台に移動します。

 大観峰と名付けたんだから、きっと景色は凄いハズですよね。

 14:00 名付けたとおり

 「おお凄い!」

 名付けたとおり。 名前負けしてません。(笑)

 目の前に雪を残した後立山連峰の山々、その直下には黒四ダムによってせき止められた湖面がまだ白い黒部湖を見ることができます。

 14:02

 写真を撮ってもらった。 マスク外してないけど。

 大観峰の展望台は広くないのよね。

 そこに結構な人が集まっているので、なかなかマスクは外せない。

 後ろの斜面は、黒部湖に向かって下りて行く斜面なんですけど、山スキーをしている人がいます。
 そして、ところどころにシュプールも残っています。

 勇大でさぞ気持良さそうです。
 14:07 背後は立山

 大観峰のある場所の標高は 2,316m。

 後ろをふり返ると見えるのは、立山。(そのときはそう思ったけど、間違い)
(笑)

 大観峰はかなりの急斜面途中にあるんですが、ここに雪崩が来ないんですかね?

 しかし、よくもまあこんなところに展望台を作ったもんです。
 それ以前に、室堂から立山の直下にトンネルを掘ろうと思ったものですね。

 しかも、最終的に黒部平までをロープウェイで結ぶ構想を立てるなんて。
 よっぽど発想力が豊かな人じゃないと、思いつかないと関心しちゃいます。
 14:08 立山ロープウェイ考

 「ほぇ〜」などと関心しながら景色を眺めていると、立山ロープウェイが動きだしました。
 
 大観峰と黒部平を結んでいる立山ロープウェイの延長は 1,710m。
 黒部平と大観峰の間を7分で結んでいます。
 
 ロープウェイも、前の記事で書いたケーブルカーと同じ様に車両に動力があるわけじゃなくて、ロープにひっ付いているだけ。
 上か下かの基地でロープを動かすことによって、ロープウェイが動いているわけで。
 なので、ロープは輪ゴムの様に閉じた形状で、その長さは最低でも1,710×2で 3,420m以上の1本もの。
 どうやって張ったんでしょうね。 なんて、景色を眺めながら技術者の端くれっぽいことを考えたりする。(笑)

 14:41 戻る

 大観峰で景色を満喫したので、今日はここまで、戻ります。

 機会があれば、縦断してみたいけど、今の自分の行動パターンはバイクツーリングがベース。
 だれか長野県大町側の扇差から立山駅まで、バイクを運んでくれる人は居ないだろうか?
 居ないな。(笑)
 商売としてやったとしたら、たぶん立山黒部アルペンルートを全線往復した方が安くなりそうだ。(笑)
 14:50 トロリーバスは行く

 トロリーバスで立山トンネルを戻ります。

 途中、立山直下に設けられているようやくバスが入れ違える拡幅してある離合場所。
 ここの標高が2,391mで、立山の標高が3,015mあるので、この上に600m以上の厚さで山が乗っかっている訳だ。
 凄い重さと言うか圧力なんだろうね。

 ところで、大部分のトンネル標準部はバス1台がやっと通れるだけの大きさ。
、トンネルの壁との間は20〜30cm位しかないんじゃないだろうか?
 車両火災とかあったら、側面に人が通れるスペースが無いから、フロントグラスを割って逃げるしかないよなぁ〜。 なんて思っている自分はちょっと閉所恐怖症の気があるかな。

 15:10 室堂まで

 地上に出ました。

 室堂に戻ってきました。 外の空気はうまい。(笑)

 さて、ここからは小一時間、高原バスで美女平まで戻ります。


 16:08 美女平からはケーブルカー

 美女平まで戻ってきました。

 高原バスで走っている間の写真はなし。
 だって、行きは目をランランとさせて景色を見ていましたが、帰路は寝てましたから。(笑)
 
 美女平から立山駅までは、ケーブルカーです。
 交通機関に選択肢はありません。
 17:52 懐深し

 立山駅まで戻り、そこからは富山地方鉄道で電鉄富山駅に向かいます。

 途中で乗ってきましたよ。 自転車2台の親子連れ。

 折りたたんで袋に入れたサイクリング用の自転車を電車に持ち込む人は偶に見かけますが、そのまんま。(笑)
 ローカルですねぇ〜。 いい風景。

 こうゆうことが受け入れられる懐の深さが地方都市の良いところだと思います。

 途中下車するかと思いましたが、終着の富山駅まで乗って、普通に自転車押して改札を通っていきましたよ。
 18:05 富山駅まで戻ってきました

 いい時間になったので、取引先の人と食事をと。

 富山駅周辺には、観光のお客さん向けの飲食店が多くありますが、日曜日って結構しまってるんですね。

 軽く飲み食いした後、ホテルに戻りました。




(おわり)