一つ戻る Topに戻る

5日目に戻る

6日目:2005年6月25日: マインツ (フランクフルト)

7:09

 ドイツに来てから日中は連日30℃以上の日が続いており、夜はエアコンのない部屋で窓を開け放して寝ています。

 今回、あるじ達が宿泊したホテルからは写真正面のマインツ駅がすぐ近くに見えます。
 早朝から路面電車が走り出し、その音で今朝は目を覚ましました。

 マインツでは”TULIP INN”と言うホテルに連泊しました。
 このホテルのダブルはバスタブ無しのシャワーだけ、建物も古く、清掃もあまり十分ではなく今まであるじが宿泊したドイツ国内の宿泊施設で一番よろしくなかったと言うのが感想です。
 このホテルのダブル1部屋一泊の値段は朝食付きで123ユーロ=約16,000円と、他のホテルと変わりませんでした。

 
8:03

 ホテルのエレベーターです。
 建物側のドアは写真の様にエレベータの箱が来ると自動で観音開きになります。
 箱側のドアは手動で、押さなければ開きません。

 


 ホテルで朝食を取った後、レンタカーの燃料(軽油)を満タンにして、フランクフルト空港で返却しました。
 
 3日間で700キロ以上走って、56.49リットル入りました。(1リットルで12キロ位は走っていますね)
 56.49リットルで60.39ユーロ=約8,000円でした。
 流石ディーゼル、乗員4人と旅行の荷物をすべて積んでこの燃費は非常に優秀です。
 ただ、ドイツは軽油が1リットル=約143円と高いですね。
10:16

 フランクフルト空港でレンタカーを返却した後、姉と嫁そしてあるじはフランクフルトの中心部まで地下鉄でやってきました。

 御覧のとおり、フランクフルトの周辺の電車網はかなり込み入っています。
 どの電車に乗って良いのかかなり迷います。フランクフルトの空港駅で迷っていたら、ドイツに仕事に来ているアラブの人が料金と切符の買い方を教えてくれました。
 お互い外国人同士、迷っていると助けたくなるようです。ありがとうございました。

 母親は少々お疲れ気味と言うことで、ホテルで待機です。マインツのホテルは連泊するので、今日はチェックアウトをするの必要はありません。

 
10:36

 フランクフルトの高級ブランド店が集まるGoethestr.(ゲーテ通り)です。
 日本で言うと、原宿通り辺りの感じでしょうか。

 ブランド店のお客の7、8割方は東洋人でした。
 姉に付き合ってフェラガモに入ったときは、あるじ以外に日本人、韓国人、中国人のお客さんがいました。
 その中でドイツ人(白人)は1、2組くらい。恐るべし、東洋人。
11:40

 ヨーロッパの金融ニュースなどのバックに良く出てくる”欧州中央銀行”をバックにレマー広場の旧市庁舎。
フランクフルトは旧市街地と新しい建物が混在しています。
11:41

 フランクフルトも色々と見るところはあるのですが、今回はちょこっと買い物だけ。

 早々にホテルのあるマインツに戻ります。

 フランクフルトの繁華街にある地下鉄駅ハウプトヴァッツからマインツまでの普通列車の切符を買いました。
 3.30ユーロ=約440円
 フランクフルトとマインツは急行で約25分の距離です。
11:43

 今日は土曜日、日曜日は基本的にお店が休みのドイツでは、たくさんの人たちがショッピングに出てきています。
12:45

 フランクフルト中央駅で切符の買い直しです。

 あるじたちは、”ハウプトヴァッツ駅→(地下鉄)→フランクフルト中央駅→(急行電車)→マインツ

 と考えていましたが、先ほど買った普通列車の切符では急行電車は乗れません。
 別に急行電車の切符を買わなければなりません。
 ドイツ国鉄のルールではさっき買った切符は使えないそうです。
 さっきの切符は払戻しが出来ますが、列車の時間に余裕がないため、払戻しが出来ず、無駄になってしまいました。
 フランクフルト中央駅〜マインツまでの急行列車の切符、2名で18.80ユーロ=約2,500円。
 電車に乗っている時間は20分ほどですから、日本と比較して高いですね。
13:11

 電車の窓からマインツの街が見えてきました。
 マインツはライン川とマイン川の合流点に出来た街です。
14:06

 ホテルにもどり、一休みした後、マインツの市街地に出かけました。

 マインツではちょうどお祭りを開催していました。
 (日本からマインツのホテルを予約する際に、満室が多かったのはお祭りが理由だったとは、マインツに来てからわかりました)

 マインツ駅から大聖堂までの路上にはたくさんの屋台が出店しており、駅に到着した電車からたくさんの人がお祭りを見に下りてきます。
 ドイツ人はお祭り好きな人種です。
14:07

 色々な屋台がありましたが、焼きソーセージを売っているものもあり、とっても美味しそうでした。

 あるじは屋台の食べ物を食べたかったのですが、女性陣はヨーロッパに来たのだから優雅に食事がしたいらしく、あまりいい顔をしません。
 結局、”買い食い”はあきらめました。(ほんとはこれが一番旨かったりするんですよね)
15:37

 今日も遅い昼食です。
 まずは、ビール。おなじみになりました。左がヴァイツェン、右がピルツ。
 姉と嫁は、苦みが少なくまろやかな味のヴァイツェンがお気に入り、あるじは苦みが強くホップの味が強いピルツがお気に入りです。ともに、約3ユーロ=約400円
15:15

 あるじが頼んだ、極太ソーセージ。また、写真を撮る前に食べちゃいました。我ながらほんと欲張りですね。
皮は厚くて、固いので食べられません。中身はソーセージの材料なんでしょうけど、普通のソーセージの方が味が濃くて美味しいです。
 南ドイツでは付け合わせのポテトはゆでたものが多かったのですが、マインツではフライにしたものが多かったです。これは単なる偶然か、それとも地域性があるのか、確かめる術はありません。
 このソーセージちょっとお高く12.8ユーロ=約1,700円
15:15

 嫁はサーモンソテー、バターソースみたいなもの。6.9ユーロ=約900円
15:16

 姉と母親はサラダの盛り合わせ。
 ドイツに来てから、ヘビーな料理が多くちょっと胃がお疲れ気味、野菜が食べたいと言うことでサラダにしました。
 南ドイツでは付け合わせの野菜でもあまり新鮮なものはありませんでしたが、交通の要所、マインツでは新鮮な野菜を食べることができました。このサラダ7.9ユーロ=約1,050円安くはないですね。
15:45

 ここ、マインツにはドイツで3本の指に入る(と言うことは3番目ですね)大聖堂があります。
 あるじたちが昼食を取った劇場脇のレストランからその大聖堂を見ることができました。

16:08

 大聖堂の近くまで来ました。
 昼食後からなにやら雲行きが怪しくなり、今にも泣き出しそうな雲行きになってきました。
16:42

 とうとう、降り出してしまいました。ドイツに来て初めての雨です。

 急いで、ホテルに戻ることにしましょう。
20:56

 ホテルの部屋に帰ってきました。雨はすでにやんでいます。
 あるじの部屋は西向きで、夕陽が射し込むため、暑くてカーテンが開けられません。

 ドイツを旅行する機会があれば、宿泊先としてあるじが進めるのは個人経営のペンションです。
 まず、値段が安く、今回泊まったホテルの半分くらいだと思います。
 部屋もきれいに清掃され、あるじの経験では朝食も盛りだくさんのところが多く、非常に快適です。
 ただ、ペンションの人たちがドイツ語しか出来ない場合があり、ちょっと苦労しますが、身振り手振りでどうにかなります。 
 そして、知っているところでもない限り、日本からの予約がほぼ不可能なため、現地に着いてから探さなければならないところが、ネックです。1人旅であれば兎も角、今回の様な家族旅行ではちょっと無理ですね。
 
21:33

 雨も止んだので、夕食に出かけました。

 嫁がホテルの近くにタイレストランをめざとく発見しました。あるじの嫁は実はタイ人なんです。
 嫁のDNAが黙っていません。他のメンバーも少々ドイツ料理に食傷気味です。
 何もドイツに来てまでとは思いましたが、夕食はタイ料理に決まりました。
22:22

 「はずれ」でした。

 お店のスタッフは東洋人だったのでタイ人かと思いきや中国人、コックも中国人だとのことでした。
 
 スタッフの中国人は英語がしゃべれず、かと言ってタイ語もしゃべれず。ドイツ語と中国語のみ。
 メニューにはタイ料理の名前がアルファベットで書いてあったので、とりあえず注文はできました。

 タイのスープ「トムヤムクン」は間違いなくインスタント、その他の料理もタイ料理と言うより、中華料理に近いものが出てきました。
 日本の方がタイレストラン環境は比べようもなく良いです。

 それで食も進まず支払ったお金、42.6ユーロ=約5,700円でした。 

 それでは、ホテルに帰って寝ることにしましょう。

7日目へ続く

 一つ戻る