今朝は天気が良いので、ホテルの庭で朝食です。
朝食は、パンとチーズとハムそれにゆで玉子、飲物はコーヒーとオレンジジュースなどです。
パンはドイツのどこに行っても、あるじは美味しいと感じました。
ヨーロッパのパンが美味しいのは、一つは乾いた空気、もう一つは土壌（小麦が育つ土壌であり、ミネラル分の多い水）だと、とある有名らしい（あるじは知りませんが）日本のパン屋さんが言っているのをラジオで聞いたことがあります。
姉と母親が泊まった部屋から見た風景。
昨日の夜に見た教会の塔を見ることが出来ます。
ドイツ南部は家の屋根をほとんど、この様なレンガ色にしています。
（町の美観のために統一しているらいしい？）
姉と母が泊まった部屋は４階の屋根裏部屋にあたるところだと思います。
木枠の窓が建物の古さをかもし出し、窓から見える景色はもう何年もドイツに住んでいるかの様な錯覚にさせてくれます。
通りをはさんでホテルの向かいにある駐車場まできました。
写真の中央の白っぽい建物が昨晩泊まったホテルです。
アンズバッハの町の中は、すべて石畳で、車の走行音がうるさく響き渡ります。
あるじはアスファルト舗装の方が静かで良いと思うのですが・・・
それでは、次の目的地ローテンブルグに向かって出発することにしましょう。
今回借りたレンタカーにはカーナビが付いていました。
カーナビ付きと言うことで、日本式にカラー液晶画面に地図でも出てくるのかと思いきや、あらかじめ目的地を入れると、写真の様な画面になり、英語で「10ｍ先、右折です」とか言うくらいの、お粗末なものでした。
しかも、少し反応が遅く、60キロ位で走っていると、「30ｍ先左折です」と言ったときには、その交差点をすでに通過していることも多々ありました。
さらに、画面に地図が出てこないことから、目的地を入れ間違えても気がつきません。あるじは１度同じ名前の違う町を登録してしまい、危うく数百キロ離れた町まで行くところでした。（途中で気づきましたが、あぶないあぶない (^_^;) ）
しかし、このカーナビなかなかあなどれません。言語は「英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語」の５カ国語をしゃべります。
アンズバッハの町を出て、アウトバーンの入口まできました。
ローテンブルグまでは、車で30分ほどです。
30分ほどでローテンブルグに到着しました。
写真の正面はローテンブルグの東側の門（ガルゲン門）です。
ローテンブルグの起源は中世で、写真の様に城壁に囲まれた町です。
城壁の外はきれいな緑が広がっており、城壁の中は都市になっています。
中世時代は、平和なときは城門を開け周辺で農業をし、戦争になり敵に攻められると城門を閉め戦ったと、昔案内をしてくれたドイツ人が言っていました。
ローテンブルグの町の中で、BMWの屋根付きスクーターを発見しました。
ＢＭＷのマークが付いているだけで、何となく高そうです。
しかも、シートは背もたれと”シートベルト”付き！
転倒したときは、スクーターと一緒にどこまででも滑っていってしますんでしょうか？
それはそれで、怖いと言うか、危ないと思うのですが・・・
町の中心地にある市庁舎の塔に登りました。（写真の白い建物）
エレベータはありません。
ひたすら、階段と言うか、はしごを登ります。
しかも、こんなに狭いところもあります。
だれか人が上り下りをしていると、待っていなければなりません。
塔の上からの景色です。
塔の上に登ると、ローテンブルグの町が緑の中に浮かんだ、島の様な町だと言うことが良くわかります。
ローテンブルグの町の中で、少し遅い昼食を取ることにしました。
「まずはビール」と言いたいところですが、あるじは運転があるので遠慮しました。
ビールは嫁と姉が注文。ビール一杯２．９０ユーロ＝約４００円です。
ちなみに、あるじが頼んだのはコーラ。一杯３．４０ユーロ＝４６０円。この価格設定、日本人には理解できません。
このビール、２０年くらい飲み続けると、うしろの様になってしまうんでしょうか。（失礼）
あるじが注文した、ソーセージとザワークラウトそしてポテトの付け合わせです。
何だかんだで、ドイツに来てからこれまでソーセージを食べ損ねていました。
７．３０ユーロ＝約９８０円。安くはないですね。特にここローテンブルグは観光地なので、割高だと思います。
嫁が注文しました、マスだと思います。
テーブルの上で盛りつけてくれました。
大体、付け合わせにポテトが付いてきますね。
この料理で12.5ユーロ＝約１，７００円です。
昼食も終わりました。
今日はこれから、フランクフルトの近く、マインツまで行かなければなりません。
そろそろ、駐車場の方に戻ることにしましょう。
途中、外国人に呼び止められて、記念撮影。
彼かはアメリカから来た、学生とのことでした。見た目は完璧におっさんです (^_^;)
城壁の内側です。城壁の内側は上部が回廊状になっており、歩くことができます。
左側は城内、右側が城の外になります。壁には監視をするための窓がところどころにありました。
城内から城壁を見上げると、こんな感じです。
駐車場に停めてある車に戻ってきました。
カーナビのこれから向かう「DEUTSCLAND（ドイツ）」→「MAINZ（マインツ）」→「BANHOFSTR（駅前通り？）」→「８番」と.行く先をセットして、そろそろ出発することにしましょう。
レンタカーは今日の夕方７：００までにフランクフルト空港に返却です。
まずは今夜宿泊予定のマインツのホテルまで行ってチェックインをして、荷物と女性陣を置いて、
取って戻ってフランクフルト空港に行く予定です。
マインツまではおよそ２５０キロ、２時間ほどのドライブになる。予定だった・・・・のですが、
ローテンブルグを後にし、アウトバーンに乗って１０分ほどして、車の流れがピタッと止まりました。
事故渋滞です。と言うより、あるじの車の500ｍくらい先でトレーラーが横転し道路を塞いでしまい、まったく先に進めません。
１時間以上完全に停止したあと、巨大なレッカー車が来てやっと通行が出来るようになりました。
この事故でレンタカーの返却が間に合わないのが確定しました。
とりあえず、ハーツレンタカーに電話をして遅れることを連絡したところ、明日の10時まで返却してもらえればＯＫとのこと。返却予定の19:00はあくまでも予定で、契約自体は３日間＝２４時間×３日＝７２時間と言うことで、３日前にミュンヘンで借りた時刻（午前１０時）までに返却すれば追加費用が発生しないと言うことで一安心。
そのまま、ホテルに直行し、明日の朝、車を返すことに変更しました。
マインツのホテルに着くまで、あるじは運転。
そして、パッセンジャーシートではレンタカーのシステムを良くわからない嫁が、ハーツに電話をして、要領を得ないやりとりをしています。
後の席では、姉が「返却なんて明日で良いから、早くホテルに行こう」と無理難題を。
と言うことで、渋滞からホテルのチェックインまで、写真が欠如しています。(-_-;)
やっとの思いでホテルに到着、チェックインをして、やっと夕食（ビール）にありつきました。
夕食はちょっと、ドイツ料理から離れて？と言うより、スタミナを付けなければ女性陣に対抗出来ないと思いビーフステーキにしました。
予想通り、肉はかなり固めでしたが、その効果はあったのでしょうか。