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信州更級 特製そば粉
2005年12月11日
南沢惣吉商店 製 混合比:外二(そば粉200g、強力粉 40g)
製品名:特製 そば粉 加水率:46%

 先日、男レーシングさんに、自宅で自家製のそばをご馳走したところ、気に入っていただき、それではお礼にと言うことで、そば粉のお土産を買ってきてくれました。

 そんなことで、日曜日の昼下がり、早速そばを打ってみることにしました。

 このそば粉、製造元は「南沢惣吉商店」と書いてあり、ネットで調べたところ、なかなか良い製粉をしている様ですが、インターネットで通信販売は行っておらず、そば粉の詳しい内容を知ることは出来ませんでした。

 
 表には「信州更級」と書いてありますので、長野産だと思います。

 裏を見ると、製造元は「南沢惣吉商店」と知ることが出来ますが、原材料名は「そば粉」としか書いてありませんし、料理方法も「そばがきの作り方」しか書いていないので、今ひとつ素性がはっきりしません。


 とりあえず、開封してみました。

 粉は、やや白みがかったもので、そばの実の中心部分を多く含んでいるようです。
 また、細かく挽かれており、粗挽きではありません。

 素性がわからないので、あまり無茶も出来ません。
 まずは、二八そばで打ってみることにしました。

 水は最初45%ぐらい入れましたが、ちょっと割れが不安なので、もう1%追加して、最終的に46%としました。

 予想以上にきれいにまとまりました。
 細かく挽いてあるようで、つながりは良いようです。

 ただし、打っているときの香りは、ちょっと少なめです。

 延ばして、たたみました。

 延ばしもやりやすく、粘りのある粉です。

 ただし、最後の加水1%は、不要な心配で、いらなかった様です。

 切り終わりました。

 蕎麦の色は、袋に書いてあったように、若干白っぽく、「更級そば」の色をしています。

 そば切りの太さは標準的に1.3mm程度を目標に切ってみました。

 麺切れも少なく、扱いやすいそば粉です。

 茹で上がりました。

 ゆで時間は、40秒としました。

 そば屋さんで目にする、標準的なそば色をしたそばが出来ました。 (^^)

 

 それでは、「いただきます」

 歯ごたえがしっかりしています。
 こねるときに、水を多く入れすぎたので、緩めの麺が出来ると思いましたが、しっかりした固めのそばが出来ました。

 味は決して、濃くはありません。
 ほぉ!味は薄めですが、さっぱりしていて土臭さがなく、上品は味です。

 そばだけを食べると物足らないのですが、天ぷらなどの種ものと食べるとそばの味が邪魔をせず、良いバランスになります。
 (今日はスーパーで天ぷらを買ってきていました)


 なるほど!

 
 普通、そば屋さんで多くのお客さんが「天ぷらもり」とか「天せいろ」を注文します。
 それを考えると、普段自分が打っている味の濃いそばよりも、種ものを主体とする場合は、こちらの方がすっきりしていてベターだと思います。
 
 
 そばは奥が深いですね。勉強になりました。

 男レーシングさん、ありがとうございました。 m(_ _)m

 おいしゅうございました。