8:32 少し飲み過ぎの朝 昨晩は少し飲み過ぎました。 (生中×2杯、冷酒300cc×2本、ウーロンハイ×2杯) 朝起きるのが少し遅くなり、しかも食欲がイマイチですが、ホテルでセルフサービスのパン、コーヒーとオレンジジュースを胃袋に流し込み、早々に出発の準備をします。 |
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8:56 出発前に 出発前にホテルの前で写真を1枚。 このR&Bホテル、1泊\5,460-(税込み、朝食付き)です。 (ただし、環境に配慮して備え付けの歯ブラシはありませんでした) 部屋は狭いですが、仕事で泊るビジネスホテルとしては必要にして十分で、全国的に増殖中みたいです。 |
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8:58 準備完了 出発の準備も整いました。 とりあえず、今日は今までに行ったことがない津軽半島の突端「竜飛岬」を目指し、その後フェリーで下北半島に渡り、大間あたりで宿を取りたいと考えています。 それでは早速出発します。 |
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9:07 盛岡市街地から 北上川を横目に見ながら、盛岡の市街地をエンジンにオイルが回るまでバイクをゆっくりと流します。 その後、市街地のはずれから国道4号線に入り、”二戸”方面を目指し北上を開始します。 |
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9:25 国道282号線へ 盛岡の市街地を出て国道4号線を北上し10kmほど進むと、国道282号線との交差点に到着します。 ここから、国道282号線に入りさらに八幡平方面を目指しさらに北上を続けます。 国道282号線は片側1車線で、始めの頃は交通量も比較的多いので、追い越しが難しく、四輪車の後に付いて走ることが多くなりラリーの”リエゾン”状態を余儀なくされます。 せめてもの救いは、雑木林の隙間から時折姿を見せる岩手山が景色を楽しませてくれます。 |
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10:03 安比 ホテルを出発して約1時間、安比高原まで来ました。 以前、スキーに熱中していた頃(上手くはない)、一度訪れたことがありました。 雪がないので、まったく別の場所の様で、以前に来たと言う印象はまったくありませんでした。 先を急ぎます。 |
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10:35 秋田県に突入 安比からさらに30分ほど国道282号線を進むと、岩手県と秋田県の県境まで来ました。 ここから先は秋田県の鹿角市に入ります。 国道4号線から分かれた直後は、結構な交通量がありましたが、安比を過ぎ、秋田との県境付近まで来ると交通量もぐっと減って、軽快にバイクを走らせることが出来ます。 また、この辺りまで来ると、山も深くなり道も曲がりくねった、ライディングを楽しめる道になります。 |
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11:17 青森県に突入 秋田県境からさらに40分ほどバイクを進めると、今度は青森県との県境にさしかかります。 ここから先は青森県の碇ヶ関村に入ります。 |
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11:26 国道7号線に合流 青森県に入り県境から、10分ほどで日本海側を新潟から青森まで伸びる国道7号線にぶつかりました。 ここから、国道7号線に入り、さらに北上します。 お昼も近くなってきました。弘前まではもう少し、弘前城の周辺でお昼にしようと思います。 |
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12:24 弘前城に到着 国道7号に入り、急にペースが落ちました。 裏日本を走る幹線道、国道7号線はお盆の季節からでしょうか、四輪車が多く、だらだらと走ることを強いられました。 また、この辺りは市街地で標高も高くはないので、本州の最北端の青森県ですが、夏の暑さをもろに感じ、服の下には汗がじっとりと滲みます。 お昼過ぎに弘前城に到着です。 |
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12:35 弘前にて 弘前城の周辺でお店を見つけて、昼食にします。 |
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12:45 昼食は 昼食は、蕎麦とウニ丼のセット。 蕎麦は夏場と言うこともあり、香りが少なく少々残念でしたが、ウニ丼は美味しかったです。 これで、1,260円ですから、コストパフォーマンスは高いです。満足満足! ご馳走様でした。 |
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13:04 早々に 昼食を食べながら、今日の目的地と宿探し。 昼食の後、竜飛岬まで行き、その後津軽半島の陸奥湾側を下り、蟹田からフェリーで下北半島へ。 そして、大間あたりで宿泊出来れば良いな。などと計画していました。 蟹田から下北半島に向かうフェリーの時間をフェリー会社に電話で確認すると、最終はなんと3時半。(早すぎです) 積込みの関係があるので、3時までには港に来て欲しいとのこと。 弘前から、竜飛まで行き、それから蟹田まで・・・弘前から7+19+64=90kmで竜飛岬。 竜飛岬からフェリー埠頭のある蟹田までは48kmの合計138km。 かなり厳しいです。早々に弘前を後にして出発です。 |
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13:16 7号線から 7号線から国道339号線に入り津軽半島の竜飛岬を目指します。 あまり時間がないので、途中の観光地はパスします。 |
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14:30 竜飛岬に近づいてきました 国道7号から国道339号線に入ると始めの頃は津軽半島の内陸側を北上することになります。 津軽半島の中ほどに位置する五所川原を過ぎて、十三湖を過ぎた辺りから西に方向を変え、国道339号線は日本海側に出ます。 竜飛岬が近づくと、道は中低速コーナーが連続するワインディングロードに変わります。 この辺りの道路は”冬期閉鎖”と言うこともあり、路面が荒れておらず快適なスポーツライディングを楽しむことができます。 |
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14:45 竜飛岬に到着 弘前を出発して、約1時間45分、竜飛岬に到着しました。 お盆休みで、交通量が多く、思った以上にペースが上がらず、予想以上に時間がかかりました。 フェリー乗り場のある蟹田まではあと50km、3時に到着するのは絶望的です。 と言うより、絶対無理! 今日、フェリーで下北半島に渡るのはあきらめました。 |
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14:45 タコ串 今日は下北側には行けないので、手前のフェリー埠頭のある蟹田で宿を探すことに予定を変更。 そうなると、時間に余裕があるので竜飛名物の”タコ串”(200円)を。 (これ、今仕事をしているところの社長のお薦め) 茹でたタコを串に刺して焼いて醤油を漬けただけですが、結構美味い。 ビールでもあれば最高ですが、まだ今日のツーリングは終わっていません。 |
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14:54 階段国道 以前、噂で聞いたことがあったのですが、こんな所にありました”階段国道” 国道のクセに、ここから先は階段で、300何段かあると書いてありました。 階段は竜飛岬の灯台のある高台から、下の漁港を結んでいるようです。 特に車両通行止めの標識はありませんでしたので、トライアルバイクなら下りて行けそうです。 (トライアルバイクで来たら、きっと走りたくなるだろうなぁ) |
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14:57 灯台のある高台から下をのぞくとこんな感じ。 したには、漁港があり、民宿などもあるので、宿泊も可です。 |
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14:57 宿を手配 竜飛岬にある「津軽国定公園 竜飛岬」のモニュメントの前で記念撮影。 このモニュメントからはあの有名な「ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと〜〜♪♭♯」と歌が大音量で流れてきます。 ここで、今夜の宿を携帯から手配。 翌朝一番のフェリーで下北半島に渡りたいので、フェリー埠頭のある”蟹田”で宿を探します。 蟹田のある外ヶ浜町役場に電話をして、宿を紹介してもらい、その宿に直接電話。 たまたま一部屋空いていたので、早速予約をしました。 今日も野宿をせずにすみました。 (注:こんなケースで野宿をしたことはありません。結構、宿はどうにかなるもんです) |
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15:12 青函トンネル本州方基地竜飛 竜飛岬の脇には青函トンネルを掘削したときの工事基地の跡が残っています。 ここには、青函トンネルを掘削したときの作業トンネルをトロッコに乗って見学できる博物館がありますが、行き来で40分以上かかるので、パス。 |
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15:21 展示or放置? その博物館脇に置かれた、トンネル掘削時の作業用車両。 一応、車両毎に説明が書かれていますが、竜飛岬の強い潮風にやられて錆だらけ。 「展示してある」と言うより「放置してある」と言った感じ。 |
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15:57 津軽海峡を東進 竜飛岬で少しゆっくりした後、国道339号線を東進します。 竜飛岬よりこち、車の通行量はぐっと少なく、海岸端の道を海を眺めながら、快適なクルージングが愉しめます。 津軽海峡を挟んで、対岸の北海道が薄ぼんやりと夏の霞の中に浮かんでいました。 |
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16:41 漁村にて 「陸奥湾沿いの外ヶ浜海岸を走る 小さな漁村が点々と続く」とツーリングマップルにあります。 実際に走ってみると、書いてあるとおり陸奥湾沿いに漁村が点在しています。 写真の右手は漁船がしまってある船屋(?)が延々と軒を連ねています。 これだけ多くの船屋が並ぶと言うことは、陸奥湾の厳しい環境の中にも、豊富な海の幸をもたらせてくれることを思わせる。 道はいつも間にか国道339号線から国道280号線に替わり、さらに南東に向けバイクを走らせます。 |
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16:54 蟹田に到着 陸奥湾沿いの国道280号線を南下して、蟹田のフェリー埠頭に到着しました。 宿に入る前に、明日のフェリーの1便を確認します。 「1便は・・・・と」 「朝の7:50。早っ!」 と言うか、1日に3便しかありません。と言うよりも、1隻の船で1日3往復して終わり。と言うことですね。 |
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16:58 宿に到着 竜飛岬から携帯で予約した「佐々木旅館」に到着しました。 佐々木旅館は蟹田の市街地の国道280号線、蟹田川のほとりにあり、すぐに見つけることが出来ました。 1泊¥6,800也 |
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17:00 本日 本日の走行距離は 15,116 −14,781 = 335km でした。 |
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17:05 宿に入ると 早速宿に入ります。 予約の電話のとき宿の人から、 「狭いですけど、よろしいですか?」と聞かれ、 「構いませんけど?」と言った部屋がこちら。 久しぶりに四畳半の部屋を見ました。(笑) 確かに、少々狭く感じますが、1人旅には必要にして十分な広さです。 逆に、このサイズの部屋があると言うことは、1人旅行者歓迎とですので、有り難いことです。 |
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17:12 蟹田川 宿に入った後、近くの人工温泉(?)に行くことにしました。 宿を出て、プラプラと川縁を歩いて行きます。 川面からの涼しい風がキモチイイ。田舎はいいなぁと感じる瞬間です。 |
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17:21 ぽっぽ湯 蟹田には温泉はがありませんが、街の総合福祉センターには総合人工温泉「ぽっぽ湯」なるものがあるのを発見しました。 人工温泉って?普通のお風呂に後から温泉の成分をたしたようなものかな。 とりあえず、宿の普通の風呂はパスして行ってみました。¥300也 中は広くて、まだ新しくきれいでした。 (まあまあ、満足。でも明日は本物の温泉に入るぞぉー) |
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18:29 夕食です ぽっぽ湯にゆっくりと入り、帰りがけに酒屋でビールを買って、それを飲みながらさっき来た川縁をプラプラと、宿に戻ってきました。 ツーリングの疲れと、ビールのアルコールが回って気持ちいい。 そして、夕飯です。 午後の3時に予約して、ちゃんと夕食を準備してもらえました。 これも、必要にして十分。美味しくいただきました。 |
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18:45 今日はお祭り 夕飯を食べていると、「ドンドンひゃらら、ドンひゃらら」と”ねぶた”がやってきました。 今日は蟹田のお祭り、ゆっくりと夜が更けていきます。 |
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今日の道程 今日はひたすら竜飛岬を目指し北上した、1日でした。 ※ 写真をクリックすると大版が開きます |