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2006/09/17(日) 筑波サーキット練習走行


天気:晴れ 気温:21.0〜 ℃ 湿度: 〜 %
1本目:8:00〜8:30(Aクラス)ドライ、2本目:9:30〜10:00(Aクラス)ドライ
タイヤ:フロント DUNLOP D209(ミディアム) ユーズド 2.0→1.9キロ、
    リア DUNLOP D209(ミディアム)ユーズド2.0→1.9キロ
ベストラップ:1′05″598


5:12 練習走行の朝は

 筑波サーキットでの練習走行の朝は5時過ぎには自宅を出発します。

 筑波サーキットまでは85kmの道程、渋滞のない早朝であれば1時間半ほどで到着します。

 今日は前回7月にあったBSの走行会から約2ヶ月ぶり、久々の練習走行になります。
 
6:29 筑波サーキットに到着

 自宅を出て、予定通り約1時間半で筑波に到着しました。

 今回タイヤはBSではなく、今まで履いていたDUNLOPです。
6:31 こんな所に駐車

 今日の練習走行は珍しく日曜日。

 そんなこともあり、パドック内は大渋滞。

 パドック内に駐車するスペースがなく、第一ヘアピンの裏まできてやっと駐車スペースを確保することが出来ました。
6:43 サーキットを歩く

 「サーキットを歩いてみると、色々と分かることがある」と良く言われます。
 この間、オパミンから早朝7時頃までは、”コース内を歩ける”と聞いたので、今日歩いてみることにしました。

 感想はあくまでも自分の感じです。(あしからず)

 まず、メインストレートから1コーナーに向けて、ブレーキング開始ポイント付近です。
 
 1コーナーに向けては、上り坂になってるのですが、バイクで走っているよりも、歩いて見た方がはるかに上っている事が分かります。
6:44 1コーナー入り口

 1コーナーの入り口付近です。

 自分ではこのあたりでインにつけるぐらいの感じで入ってきます。

 1コーナーに入るとコースは上り勾配はなくなります。
 カントもほとんどついていないみたいです。
6:44 1コーナー出口

 1コーナー出口付近です。

 1コーナーの立ち上がりは次のS字ことを考え、アウトまで行かず、真ん中あたりを目指して立ち上がります。

 1コーナーの立ち上がりは、今度は下り坂になります。
 (ここも思った以上に下っていました)
 そのため、加速が良く2速で立ち上がり、第1ヘアピンまでに4速に入ります。
 ただし、カントがほとんどなく、下り坂になっているため、トラクションがかかりにくく、接地感が感じにくいです。
 今日の走行でも、ふわふわした感じで、若干前後とも滑っているような感覚で、これ以上やると自分の技量では転倒しそうなので、ほどほどで止めておきました。 
6:45 1コーナー立ち上がり

 1コーナーを立ち上がると、次の左右のS字カーブが見えます。

 1コーナーを立ち上がって、コースの真ん中くらいまで膨らむ感じでコースを取ります。

 ここの短い直線は、加速重視で行くように走ります。
 バイクは早めに起こせるように心がけます。
6:45 S字1個目のアプローチ

 S字1個目のアプローチです。

 S字1個目は開けっ放しで入ります。
 少し曲がっているだけなので、なるべく直線的にラインを取るようにしています。
 
6:46 S字1個目
 
 S字1個目から2個目を見ます。

 S字1個目を過ぎて、2個目に入るとき、現状は1ヘアピンを真ん中くらいから入るため、若干左にバイクを寄せます。
 レースを見ていると、S字の2個目は直線的に入って、ヘアピンもインめがけて入っているようです。
6:46 S字2個目

 S字2個目のイン側のゼブラはフラットなコンクリート版です。

 この位置では、1ヘアピンに向けてすでにブレーキングを開始しています。

 ここのゼブラは(晴れていれば)載っても大丈夫です。
 (雨の時は経験がないので、不明)

 ここは、1ヘアピンに向けてブレーキングをしながら、右から左へと切替えしていくので、バイクを安定させるよう気を使います。
6:47 1ヘアピンのアプローチ

 S字を過ぎて、1ヘアピンのアプローチです。

 S字の2個目からは1ヘアピンのインに向けて一気に向かっていくような感じです。

1ヘアピンはかなりのカントが付いているので、このあたりからクリップに向けてはコースを横断する形で下り坂になります。
 バイクの進行方向に対して、斜めに下り坂になるため、ブレーキングは難しいです。
 
6:47 1ヘアピン

 1ヘアピンはかなりのカントが付いています。
 走っていても分かりますが、歩いてみるとコースのイン側とアウト側では1m以上は高さの差がありそうです。
 このカントを壁として上手く利用すれば、突っ込みはもっと早く出来ると思います。
 このカントのため、ヘアピンの中でかなりスピードが殺されます。
 同時に、フロントに荷重がかかるので、フロントの旋回性を上手く引き出せるような走り方が必要だと思います。

6:48 1ヘアピン出口側

 1ヘアピンのゼブラは、歩いて実物を見ると、かなり盛り上がっています。

 ヒザを出すとすぐにあたる理由が良くわかります。

 インに付きすぎると、このゼブラが邪魔をしてバイクを寝かせられなくなる可能性があります。
 上手い人たちが、立ち上がりではピッタリとインに付きますが、コーナリングの途中ではイン側に寄りすぎない理由が分かりました。
6:48 1コーナー立ち上がり

 1ヘアピン立ち上がりから、ダンロップブリッジ側を見ます。

 1ヘアピンの立ち上がりは次のダンロップ下の右コーナーの入り口を考えて、アウトまで立ち上がらずに、真ん中くらいまでの立ち上がりです。

 ここの区間は、1ヘアピンを一生懸命走って立ち上がり、直線になってちょっと安心して、気を抜いて(手を抜いて)走ってしまいがちになっています。(後でこうして、レポを書いているとあまり考えずに走っていることが分かります)
 ここも、上手く加速できることを考えて、早めにバイクを起こして走るようにします(?)。
6:49 DUNLOPブリッジ下入り口

 DUNLOPブリッジの入り口側です。

 今の自分のレベルだと、ブレーキングのポイントがバラバラです。
 1ヘアピンの立ち上がりが一定していないので、アプローチ時点でのバイクの車速が一定していないのと、きちっとブレーキングをして入っていくコーナーでないので、アプローチが安定しいません。
9:49 DUNLOPブリッジ下

 DUNLOPブリッジ下では、いったんインに着いて、少し膨らんで、MCコーナーを目指します。

 このDUNLOP下はインに着けないとか、嫌でもアウトに行ってしまうとかが無いので、問題意識が無く、何となく考えずに走っている様なところがあります。
 ここから先は、MCコーナー1個目の右に入るため、バイクは少しアウトにはらみます。
6:49 MCコーナー1個目右

 MCコーナー1個目の右コーナーです。

 ここは出来るだけインに寄ります。(ゼブラに乗っても良いと言う話もありますが・・・)

 インに付いたらすかさず2個目の左に向けてバイクを切り返します。

 ここでは、如何に早くアクセルをオン出来るかがポイントだそうです。
 自分では、まだ、切り返して左に寝かせて、サスが落ち着いてからアクセルを開けていますが、それでは遅いらしいです。
6:50 MCコーナー2個目左

 MCコーナー2個目からの立上がりは、2ヘアピンまでバイクを左に寝かしつつ開けていく所ですので、ここも早めにアクセルを開けて行くことがタイムアップにつながります。

 ここはどうしても、切り返しからのアクセルオンが遅くなっています。
 そのため、後からアクセルを開けすぎて滑ることがあります。

 今回の走行でも、危うくハイサイドになるようなスライディングがありました。(^^;)

 やはり、ここは出来る限り早めにアクセルを開けて、トラクションが十分にかかるような走りが要求される様です。
6:50 MCコーナー立上がり

 MCコーナーの立上がりです。

 バイクをやや左に傾けながら、アクセルを開けて、アウト側のゼブラ近くまではらんでいきます。
 全体として、緩い左カーブとして2ヘアピンまでつないでいきますが、比較的距離があるので、タイムアップのためには加速を大事にアクセルを開けていくところです。
6:51 2ヘアピンのアプローチ

 2ヘアピンのアプローチです。

 2ヘアピンの入口は左にドッグレッグしながら入っていく、右コーナーです。

 やや左にバイクを傾けつつ、ブレーキングをして入っていきます。

 ここのブレーキングは自分では結構しんどく感じ、周回を重ねて背筋が疲れてくると、手前でアクセルを戻して、ブレーキングを早めにして楽をしたくなります。
 最後まで安定して走るためには、基礎体力と無理な力を入れないよう、負担をかけないライディングをこころがけています(ましょう?)
6:52 2ヘアピンの入口
 
 2ヘアピンはバックストレッチにつながる大事なコーナーです。

 普段の練習では立上がり重視で思いっきりアウトから入ってきます。
 レースを見ていると、アウトから入っていくとインを指されるので、他の人たちの走りを見ていると、真ん中あたりから入っているようです。
6:52 2ヘアピン

 このあたりから、クリップを目指してインに向かいます。

 やはり、立上がり重視で出来るだけ、クリップは奥に取るように走っています。

 この2ヘアピンもカントがかなり付いているので、タイヤの旋回性を引き出して上げるようなライディングをすれば、もっとコンパクトに曲がれるような気がします。

 ただし、クリップに付くまでは、1ヘアピンと同様、インに向かって下りていく形になるので、前輪のグリップには注意をしています。
6:53 2ヘアピンのクリップから

 2ヘアピンのクリップから立上がりです。

 ここだとかなりクリップを奥に取った形になるのかな?

 実際には良くないと思いますが、もっと手前でインに付いてしまい、インベタ気味になっていることが多いです。
 (そう言う意味からも、もっと進入のスピードは速くても良いはず?)

6:53 2ヘアピンの立上がり

 2ヘアピンの立上がりはコンパクトに早めに旋回して、加速重視でバックストレッチにつなげていくのが良いそうです。
 実際には自分では、バイクを押さえきれずにルーズにアウト側に立ち上がっていくことが多いです。

 また、2ヘアピンの立上がりはバックストレッチに向かってカントが減少しているので、アクセルを開けすぎるとスライドすることがあります。(ありました。)

 まあ、ここは兎にも角にも加速重視です。
6:53 バックストレッチ

 2ヘアピンを立ち上がって、バックストレッチを加速していきます。

 タコメータに注意しながら、加速していきますが、ここはちょっと休憩。
 意識的に呼吸を整えます。(じじいですから・・・(-_-;)

6:56 150m看板

 まだ、開けています・・・。
6:57 100m看板過ぎ

 アクセルを戻して、ブレーキングです。

 ブレーキングポイントは・・・・と聞かれても、正確にはありません。
 それは、2ヘアピンの立上がりが毎回安定していないから。
 バックストレッチエンドの到達スピードは毎回微妙に違う→ブレーキングポイントが毎回違う
 と言う風になってしまいます。

 ブレーキングポイントが決まっている人は、毎回同じ様にコーナーを立上がり、同じように加速してくる安定した人が出来る技ですので、自分などはまだまだ。
6:57 最終コーナー入口

 100m看板を過ぎてから、ブレーキングをしつつ、右に寝かしつつ、ギヤを1つ落とします。

 ギヤーを落として、つなぐとき回転数があっていないと、バイクがグワングワンして恐い思いをします。
 
 最終コーナーは奥に行くとカーブがきつくなる複合コーナーです。


6:58 最終コーナー

 バックストレッチのアウト側から、入口側の大きなコーナーのインに近づく感じで(付くではない)バイクを寝かせます。

 そのまま、最終コーナーの真ん中あたりで、少しコースの真ん中あたりまで膨らみます。
6:58 最終コーナーの奥

 最終コーナーの真ん中あたりで一度コースの中央あたりまで膨らみ、再度奥のコーナーのインに着く感じでアクセルを調整しながら開けていきます。

 今の乗り方だと、DUNLOPタイヤだと少しバイクがバタバタします。(チャタと言うそうです)
6:58 最終コーナー出口側

 イン側のゼブラを眺めつつ、メインストレート目指し、グリップ感に注意しながら、アクセルを開けていきます。

 
6:59 最終コーナー立上がり

 調子が良いと、この辺りで、かなりアクセルは開いている(かな?)

 前後のグリップに注意です。
6:59 メインストレートへ

 この写真だとちょっとイン過ぎるかな?
 (実際はもう少しアウト側を走っていると思う)

 ここでは、アクセル全開です。
7:00 メインストレート

 メインストレートです。

 あまり開けすぎて、ラインがワイドになってゼブラまでは行かないように。
7:00 メインタワー

 グルッと早足で回って、2,070m約20分。

 ちょうど7時になりました。
 コースの清掃が始まるので、コースの外に出ます。

 確かに、実際に歩いてみると、コースのカントや勾配が良くわかります。
 ここが、下りになっているからフロントが逃げるのか。とか、ここでカントが少なくなるから、リヤが滑るのかとか。
7:01 パドックは満杯

 コースを一周して、パドックに戻ってきました。

 ピットの裏のパドックは満杯です。

 今日の1本目は8時から、早速車に戻って、練習走行の準備をします。
7:52 気温21.2℃

 9月も中盤になり、気温も低くなってきました。

 今日はピットから遠いところにトランポを停めているので、温湿度計と路面温度の写真を撮るのが不便です。(出来ませんでした)
8:58 1本目終了後
 
 1本目終了後のタイヤの状況です。
 走行前の写真は時間がなく、撮れませんでした。

 フロントは約30分使用したUSED。
 リヤは約2時間使用したUSEDです。

 以前の様にえぐったような、ザクザクな減り方ではなくなりました。
 バイクに素直に乗れるようになった?のか。

 タイヤを見る限り、以前よりまだまだ余裕です。
10:04 2本目終了後

 2本終了後です。

 フロント側が約120km、リヤが約280km走行した状況です。

 リヤは終わりが近づいていますが、あと2本(30分×2本)くらいは行けそうです。

 フロントの右側のエンドから2cmくらいの所が少し変な減り方をしているみたいです。

10:27 撤収です
 
 練習2本終了しました。

 早々に撤収します。

 しかし、日曜日の練習走行は人が多すぎますね!

周回 1本目(Aクラス) 2本目(Aクラス)
1 13.173   8.219  
2 10.626     7.337   
3 9.642   6.094   
4 10.408   6.124  
5 9.048   7.755  
6 8.689   5.964  
7 10.929   6.297  
8 8.975   6.689  
9 8.275   5.598 本日のベスト 
10 8.721   7.302  
11 9.026   6.503  
12 8.523   6.091  
13 7.795   5.767  
14     7.031  
15     6.035  
16     10.235  
17     7.511  
18      6.503  
19     6.180   
20         
                
燃料 10.6リットル 走行 36周×2km   燃費7.03km


 前回の7月20日BSの走行会から約2ヶ月弱、久しぶりに感じる筑波サーキットの練習走行です。

 今までの自己ベスト1分6秒台から、タイヤをDUNLOPからBSに変更して、4秒台に入りました。

 今回は再びDUNLOPに戻っての走行です。
 これまでのタイムアップがタイヤに依存するものなのか、それとも腕が上達したからなのか確認できます。

 写真のところでも書いている様に、7時までコースを歩いていました。
 1本目の練習は8時からです。
 戻って走行券を買おうとメインスタンド脇に行ったら、走行券購入は長蛇の列。
 しばらくすれば空くだろうと、まずはマシンの整備。
 今回、カウルとアクセルを新品に交換しています。
 整備が終わり、暖気をしようとエンジンをかけて、アクセルを煽ると・・・アクセルが戻りません!(^^;)
 整備したときに、アクセルホルダーの取り付けがきつすぎて、アクセルが自由に戻らなくなっていました。それを修理した後に再度、走行券を購入しに・・・
 まだ、列を作って並んでいます。
 結局、走行券を購入するのに時間がかかり、1本目の最初の方を走ることが出来ませんでした。(土日休日は早めに走行券を購入した方が良いです)
 
 そんなこんなで、時間が押していて、もう一つポカを。
 普段使っているメガネは視野が狭く、フレームが視界に入ってくるため、練習走行のときは大きなフレームのメガネを使っています。
 そのメガネに交換するのを忘れていました。
 
1本目:そんなこんなで、1本目の走行は集中出来ず、とっちらかっちゃいました。
 ついでに、前回の走行でフロントのブレーキを傷めているので、ブレーキフルードは交換しましたが、フロントブレーキも様子見です。
 その様なわけで、コースも込んでいたこともあり、タイムは全然です。

2本目:2本目は気を取り直して、走りました。
 2本目も同様、Bクラスの予約が取れず8秒以上のAクラスに混じっての走行です。
 出走台数も、日曜日と言うこともあり、フルのほぼ40台が走行してクリアラップがなかなか取れません。
 クリアラップが取れても、急にペースアップすることが出来ず、(体が走りを急に変えることが出来ない)、5秒台がやっと、4秒台には入りませんでした。
 その中で、気付いたことは、DUNLOPタイヤの方が旋回性は良いようです。
 BSに比較して、コーナーに入っていくときはコンパクトに旋回をしてくれる様に思います。
 そのため、BSでは入口で向きを変えようとすると、バンク角に頼ってかなり寝かして行かないと旋回しないのに対して、前輪の荷重を与えてやれば旋回性は上がるような感じでした。
 逆にコーナーからの立上がりは、BSの方がグリップが高いようです。
 BSと同じようにアクセルを開けていくと、DUNLOPの方が早めに滑るような感じがしました。
 (ただし、いずれも4〜5秒台の人間のインプレッションですので、第3者には参考にはならないと思います)
 そのためDUNLOPでは、BSよりも早いスピードでコーナーに侵入して、コンパクトに向きを変え、早めにバイクを起こして直線的に立ち上がっていった方が良いと思いました。
 (これは走り終わってから、感じたことで、次回確認することにとっておきます)

 そんなことでBSを履いた場合とDUNLOPの場合でタイムに差がありますが、今のところ自分自身ではほぼ同じタイムで回れるのではないかなぁと思っています。

 ただし、DUNLOPの場合、自分の今の乗り方だと最終コーナーの真ん中から立上がりで、少しチャタが出ています。
 この状態だと、思うようにアクセルを開けていくことが出来ません。
 ここの、乗り方なり、セッティングを変更してチャタが出ないようにしたいと考えています。
 (どうすれば良いかは、今のところアイデアなし・・・です)


 次回は9月28日(木)に久々のエビス闇走です。