4:16 朝焼けの光の中 6月も夏至が近い中旬になると東京地方では午前4時頃には辺りは明るくなり始めます。 6月初旬にレースがあったこともあり、気が付けば5月のゴールデンウィークから先ツーリングに行っていませんでした。 前日の天気予報を見ると、関東中部にかけて広い範囲で快晴に恵まれそうでしたので、早起きして日帰りツーリングに行くことにしました。 |
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4:30 出発です バイクカバーを外し、携行缶からガソリンを入れて、タイヤのエアーをチェックしている僅か15分の間に完全に明るくなってしました。 さっそく、出発することにします。 今日の目的地は、まだ決めていません。 とりあえず、長野方面へ向かって”西へ”GO WESTツーリングです。 |
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5:18 自宅を出て 自宅を出て、環状八号線で第三京浜に入り、そこから横浜新道へ。 さらに国道1号線経由で海沿いの国道134号線まできました。 渋滞で有名な国道134号線ですが、さすがにこの時間だと走ってる車もまばらです。 今日は天気もよく、大気の透明度も高いので正面に富士山を見ることができます。 ここから先、西湘バイパスに上がり、箱根を目指します。 |
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6:01 乙女峠から 西湘バイパスを箱根口ICで下りて、国道1号〜国道138号線(箱根裏街道)を走って、乙女峠まできました。 乙女峠のふじみ茶屋からは眼下に御殿場の市街地を挟んで鎮座する富士山を見ることができます。 6月のこの時期に、これだけくっきりとした富士山を見ることは稀で、自分自身も初夏にこんなにきれいな富士山を見ることは初めてですね。 |
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6:55 河口湖から 自宅を出発して2時間半、高速を使わずに箱根経由で富士五湖のひとつ河口湖まできました。 もう少し風がなければ、逆さ富士も見られたかもしれません。 相変わらず、きれいに富士山を見ることができます。 ここから先は、御坂峠を抜けて、山梨県の甲府に下ります。 |
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7:35 甲府昭和から 河口湖からは国道137号線で御坂みちを下ります。 出発から3時間弱、GSX-Rのガソリンもなくなってきました。 国道137号線では、時間がまだ早いためガソリンスタンドが開いていません。 そのため、先に進み国道20号線に入ります。 国道20号線をしばらく走り、ガソリンスタンドを発見、給油をしました。 (確かリッター\150以上、失敗しました。高速のSAの方が安かったみたいです。県外ナンバーだと思って高いガソリンになってしまいました) ガソリン給油後、甲府昭和から中央高速に上がりました。 甲府から先、諏訪までの間の国道20号線は退屈で時間がもったいないので、高速を使います。 |
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7:46 あさごはん 高速に上がり、双葉のSAで休憩。 朝食にします。 朝食は”けんちんそば”\520也。 とりあえず、お腹は落ち着きました。 味についてはコメントなし。 |
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7:54 双葉のSAから 双葉のSAからでもまだ富士山を見ることができました。 自分は別に富士山マニアと言うわけではありませんが、富士山は被写体として抜群だと思います。 富士山はそれが見える土地土地から色々な形や表情を見せ、どこの土地に住む人も自分のところから見える富士山が1番だと思っています。 しかし、どの場所から見ても、やはり富士山は一目で富士山だとわかります。 |
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8:08 八ヶ岳 双葉のSAを出てしばらく中央高速を諏訪に向けて流していると、右手に八ヶ岳連峰が見えてきます。 八ヶ岳連峰の麓にはたくさんの蕎麦畑があり、信州蕎麦を育てています。 今年も美味しい蕎麦粉をよろしくね。(^_^)v |
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8:30 国道152号線で高遠へ 中央高速を諏訪南ICで下りて、国道20号線を少し走って、今度は左折して国道152号線に入り、高遠方面を目指します。 |
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8:40 国道152号線 国道20号線から国道152号線に入ると、標高が約1200m強の杖突峠に向けて急激に高度を上げていきます。 杖突峠までの道は、比較的中低速のコーナーが連なり、バイクで走るに愉しめるコーナーが連続します。 杖突峠から先、高遠までは写真で見られる様に、緩やかなカーブが続き交通量も少ないことから快適にクルージングを楽しむことができます。 この区間ははっきり言って、気持ちいいです。(^-^) |
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8:56 高遠に到着 南諏訪から、30分弱で高遠の市街地に到着します。 ここからは、右折して国道361号線(通称 権兵衛街道)に入ります。 |
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9:22 権兵衛トンネル 国道361号線で伊那の市街地を通り抜け、権兵衛トンネルの入口まできました。 権兵衛トンネルの延長は看板に書いたあるとおり4,470mとかなり長く、平成17年に開通しました。 それまでは、標高1,500m越の権兵衛峠を通らなければならず、しかも、四輪車の離合ができない狭い箇所があり、時々やってくる対向車には閉口せざるを得ない山道でした。 権兵衛トンネル、この長さで無料と言うのは嬉しいですね。 |
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9:36 国道19号線に 権兵衛トンネルを抜け、そのまま国道361号線を進むと、国道19号線(中山道)にぶつかります。 ここから、木曽福島までのあいだは国道361号線と19号線は併用区間です。 ここで南木曽方面へ左折し、しばらく南西に向けバイクを走らせます。 |
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9:55 再び国道361号線へ 国道19号線で木曽福島まで進むと、右手に国道361号線が現れます。 木曽大橋で再び国道361号線に入り高山方面に進み、開田高原まできました。 木曽福島からは、交通量は極少となり快適な道が続きます。 この道も気持ちいい、当たりです。 |
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10:04 御嶽山 さらに開田高原をバイクを進めると御嶽山が見えてきました。 今日は天気も良く、最高の景色です。(^o^) |
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10:09 長峰峠付近から 長野県と岐阜県の県境、長峰峠付近まできました。 ここで御嶽山の写真をもう1枚。 (大変良く撮れました◎) |
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10:28 高根乗鞍湖 岐阜県側に入りしばらく進むとダム湖の高根乗鞍湖が見えてきます。 高根乗鞍湖に架かる高峰大橋にバイクを停めて、写真を1枚。 今年は、例年より遅れて梅雨入りしたものの、梅雨入りしたとたんに雨が降りませんでした。 おかげで、ダム湖の水位はかなり下がっていて、このまま雨が降らないと今年の夏は水不足が心配されます。 この高峰大橋を渡り右折してすると映画や小説で有名な”ああ野麦峠”の県道9号奈川野麦高根線、通称野麦街道になります。 |
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10:46 ちょっと休憩 高根乗鞍湖を過ぎて少し進み、道の駅「飛騨たかね工房」でちょっと休憩。 ここで、飛騨牛の牛串焼300円の標準品ではなく、霜降りステーキ串焼き500円を食します。 この牛串、自分が注文をしてから、炭火で焼いてもらったので、とってもジューシー、まいう〜です。(^o^) もう1本食べたくなる衝動に駆られますが、牛串2本に1,000円はかけられません。ガマン我慢! ここまで来たので、これから先どっちへ進むかツーリングマップルを眺め少し考えます。 |
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11:05 美女峠で高山へ 道の駅で休憩した後、とりあえず高山を目指してバイクを走らせます。 高山市内に入り、市街地に行くのにこのまま国道361号線を進めばOKですが、看板は左折して県道87号線でとなっています。 自分は迷って”美女”の文字に釣られて直進して高山の市街地を目指すことにしました。 |
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11:19 お薦めしません。 ”美女”の文字に釣られて直進したものの、この道標識通りでした。 お薦めしません。 道が狭く、途中に砂利取り場があるため、道路に砂が浮いているところが各所にあり、対向でダンプもやってきます。楽しくないです。 看板通り左折して、国道41号線経由で高山の市街地を目指した方が正解です。 狭い砂の浮いた道を15分ほど走り、国道158号線に合流しました。 ここを左折して、高山市街に向かいます。 |
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11:30 とりあえずJR高山駅まできてみました。 とりあえずJR高山駅まできてみました。 高山駅で市街地の栄えている場所を確認します。 せっかくここまで来たのですから、お昼も近いことですし、飛騨牛・・・・はちょっと高いので×。 高山ラーメンを食べることにしました。 |
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11:55 高山ラーメン 高山市街の国分寺通りにあるラーメン屋に入りました。 国分寺通り周辺は完全に観光地と化していて、バイクを停める場所を探すのも大変。 結局、バイクを停められる場所を探してウロウロして時間がかかってしまいました。特に用事が無いなら近づかない方がよろしいかと・・・ で、早速いただきます。 味は・・・・忘れました。(^^;) まあ、覚えていないと言うことは、また次も来るほどではないと言うことで・・ |
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12:02 高山ラーメンを食べ終えて、お店を出る頃ちょうどお昼になりました。 混雑する前に、早々に退散します。 |
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12:37 国道158号線で お昼に高山ラーメンを食べた後、国道158号線で西走します。 ここから先はどこまで行って戻ってくるか考えつつ、分岐点となる荘川方面を目指します。 この国道158号は、緩いカーブを直線で結んだハイスピードクルージングをするに最適な、全線対面1車線の舗装道です。 これに並行して東海北陸自動車道が走っているためか、交通量は少なく、基本的には動物が飛び出してこないかだけを気にしていれば良いような道路でした。 今日のツーリングは当たりの道が多いです。(^_^) |
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12:50 荘川に到着 荘川まできました。 ここで、国道158号線は終わり、今度は国道156号線になります。 ここから左折して、郡上方面に進んで昔ツーリングで通った”九頭竜湖”まで行くか。 もしくは右折して、白川郷に行くか悩みます。 |
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13:28 結局 結局、荘川で国道156号線を右折して、白川郷に来ました。 九頭竜ではなく、右折して白川郷を選んだわけは、九頭竜だと同じ道を戻ってこなければなりませんが、白川郷は帰り国道360号を使ってグルッと回って戻ってこられるからです。 |
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13:40 白川郷も世界遺産に登録される以前の、たぶん20年くらい前に来たことがあったのですが、あまり印象がありません。 今日はもうもう一回見てみようかなと言ったところもあります。 |
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13:44 ここまで ここまで、自宅を出て474.5km 同じ道を帰っても、往復1,000kmの大台にはなりませんね。 |
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13:47 白川郷を後に 今日は観光ではないので、白川郷はさらっと流して見て30分。 ぼちぼち帰路に就くことにします。 |
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13:50 国道360号線で 白川郷からは国道360号線を使って高山方面に戻ります。 |
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14:11 国道360号線は 国道360号線は、天生峠(あもうとうげ)を挟んで、高山方面に抜けることができる国道です。 写真でもわかるように、センターラインのない1.5車線の舗装道が全線続きます。 全体として、見通しの悪い低速コーナーが連続します。 最近はカーナビが普及したせいか、こうゆうコテコテの峠道に不慣れな四輪車が走っているのによく遭遇するようになりました。 ここ国道360号線もご多分に漏れず、不慣れな対向の四輪車が道のど真ん中を走ってきてカーブの途中で自分のバイクに出くわして、四輪のドライバーはビックリしています。 四輪車が道路のど真ん中走ってきて、ビックリするのはバイクの方だ!っちゅうの。 まあ、いずれにせよ道が狭い割に対向車がくるので、常に緊張感を要求されます。 |
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14:29 国道471号線へ 白川号から国道360号線を約30km弱走って、国道471号線との分岐まできました。 ここを右折して国道471号線に入り、昼にきた高山方面を目指します。 |
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14:32 宮川沿いを 国道471号線を併走する宮川に逆らって高山方面に向かいます。 逆に下っていくと宮川は富山県に入り名前が神通川となり富山市内から日本海へとそそぎます。 この先国道41号線にぶつかるまでの約5km間の国道471号線はセンターラインのある全線対向1車線の舗装道で、宮川と併走していることから、深いカーブもなく、交通量も(ご覧の様に)極少なことから、快適に走ることができます。 、 |
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14:34 国道41号線へ 快適な国道471号線も、国道41号線にぶつかり、ここで終わりです。 この交差点を右折して、国道41号線を高山方面に向かいます。 |
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14:44 給油&休憩 本日3回目の給油。 でも、ここで満タンにしても東京までは届きません。 結構いい時間になってきました。 3時も近いですが、まだ岐阜県の高山にいます。 |
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14:59 県道89号線で 国道41号線から県道89号高山上宝線へ入りました。 県道89号線は国道41号線から長野県の松本に行く国道158号線へ入るのに混雑する高山の市街地をパスするショートカットの道です。 で、珍しく交差点の写真が無いのは・・・・ 交差点の手前で四輪車の流れがあまりよろしくないので、なぜか黄色い線を左手に見ながら走っておりました。 で、気付くと白い車の下半分を黒く塗った車を抜いちゃった様な・・・・ で、交差点で止まって悠長に写真を撮っている時間がありませんでしたぁ。あはっ。(^_^;) |
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15:04 国道158号線へ 県道89号線から国道158号線に入り松本方面を目指します。 高山から岐阜県と長野県との県境の安房峠までの国道158号線は攻める(?)様なカーブもなく、淡々と高度を上げていきます。、 |
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15:26 平湯温泉に到着 国道158号線を上り、安房峠の手前にある平湯温泉まできました。 平湯IC口からは残雪の残した遠く北アルプスの山々を見ることができます。 |
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15:34 ひらゆの森 ここまで来れば、後は国道158号線で松本まで下り、高速に上がって東京まで帰るだけです。 せっかくですので、平湯で温泉に入ることにします。 何件かの温泉宿で日帰り温泉をやっていますが、平湯の温泉集落に入った一番手前にあった”ひらゆの森”に行ってみることにしました。 |
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15:36 日帰り温泉がメイン ここ”ひらゆの森”は見た感じ、日帰り温泉がメインで少しの宿泊施設があると言った作りです。 入浴料500円とリーズナブル。 |
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17:06 満足しました 温泉入浴後、休憩所で小一時間爆睡。 疲れも眠気も取れました。(写真を見る限り、疲れが取れた?様にはみえませんが・・・) 撤収です。 |
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17:15 安房トンネルで 平湯温泉を後にして、安房トンネルで松本に向かいます。 安房トンネルの通行料¥600、以前安房峠を通ったことがありますが、割安だと思います。 |
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17:19 安房トンネルを抜けて 安房トンネルを抜けて、長野県に入りました。 ここを左折すると、大正池で有名な上高地になります。 (ただし、環境保護のため一般車は進入できません) ここからは梓川伝いに国道158号線を下り、松本の市街地を目指します。 以前、このあたりは長野県安曇村でしたが、(たぶん)平成の大合併で松本市に編入されてしまいました。 (個人的には、村は村として残しておいた方が良いような気がします。安曇村と言う美しい名前の地名が消えてしまうのは惜しいことだと感じます) |
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18:08 松本市街で 安房トンネルから一気に国道158号線を下って、松本の市街地に到着しました。 せっかく蕎麦処の松本まできたので市街地でちょっと早めの夕食、蕎麦を食べることにしました。 お店は以前松本にきたときに寄って美味しいと思った”そば処 野麦路”です。 |
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18:42 やっぱ地方はいい 蕎麦を食べ終わり店を出てバイクを停めてある駐車場に戻ったところ、ちょうど太陽が北アルプスの山々に落ちていくところでした。 こうゆう景色を目にすると、やっぱ地方はいいなぁ。 東京では決して味わえない、自分が自然の中に置かれている感覚になります。 ここから松本ICで長野自動車道に上がり、岡谷JCT経由で中央道へ、そして東京に向かいます。 |
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20:04 ヘルメットがぁ 岡谷JCTを過ぎて、中央高速に入り走っていると、来るわ来るわヘッドライト目指して虫たちが・・・・ おかげで、談合坂のSAに到着するころにはヘルメットはご覧の通り虫だらけ。 視界も妨げられます。 それでも途中、エアダクトにカメムシが飛び込んで、激死。最悪です。 臭いなんてもんじゃない。ヘルメットの中で吐くかと思いました。 それでも、停まる訳にもいかず、と言うか道ばたで停まっても何もする術がないので、次のPA(八ヶ岳PA)まで行ってヘルメットを洗浄しました。 それでも、これだけの虫です。 教訓として、夜間走るときは口のところのエアダクトは締めておいた方がいいです。 虫が飛び込んできます。 |
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21:11 自宅に到着 談合坂のSAからは、中央道の終点高井戸ICまできて、高速を下り環八で自宅のある蒲田まで戻ってきました。 本日の走行距離、 22,863−22,017=846km たぶん、今までの1日の最長走行距離ですね。 これだと、1日1,000km走ることはできそうですが、一日走りっぱなしになりそう。それじゃつまらないかなぁ。 |
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今日の道程 今日はよく走りました。 これだと、結構いろいろなところに行けるのを再認識。(体力勝負じゃ!) ※ 写真をクリックすると大版が開きます |