朝４時に目覚まし時計の音で目が覚めると、体調は最悪です。
今日は筑波ロードレース選手権 第５戦、最終戦です。
水曜日ごろから風邪を引いて、始めは熱はなく鼻水のオンパレード、ティッシュボックスと１日中お友達でした。
そして、昨日金曜日の公式練習では鼻水は止まったものの今度はせきと軽い頭痛に変わり、昨晩はとうとう悪寒がし始め解熱剤を飲んで早々に寝ました。
目が覚めると体がだるく、体温を計ります。
熱は37℃、今のところ大した熱ではありませんが、昼になれば上がってくるでしょう。
いっそ38℃くらいあれば、あきらめが付くのですが。
体調が悪ければ欠場することにして、とりあえずだるい体にむち打ってサーキットまで行くことにします。
筑波サーキットに到着しました。
空には雲が残っていますが、天候は晴れに向かっています。
昨日は夕刻から雨が降り始め、一晩中降り続いていましたが、日が昇ると同時に雨はやみました。
ただ、路面はおおかた濡れたままの状態です。
まずはハイエースからバイクと荷物を下ろします。
そして昨晩、Ｋ２ＹのCBR600RRから借りてきたフロントのディスク版をレインタイヤを履いているスペアホイールに取り付けをしました。
（ディスク盤を取り付ける作業も熱のためダルイです）
今日参戦するTC600の車検は朝一番で7:00からです。
そのため、ヘルパーをお願いする まるえさん には６時半にサーキットに来てもらいました。
（いつもありがとうございます。m(_ _)m）
ハイエースから下ろした荷物はオパミンが借りているガレージに置かしてもらい、まずはバイクとヘルメット・つなぎなどの装備品をもって車検の順番待ちをします。
車検終了後、そのままウォーミングアップエリアにバイクを運びます。
TC600の予選は8:00からなので、車検終了から予選開始まで40分くらいしか時間がありません。
車検後バイクをガレージに戻して、タイヤウォーマーを巻いてタイヤを暖める時間なんてありません。
ウォーミングアップエリアでエンジンの暖気、と同時にタイヤウォーマーを巻いて、タイヤのウォーミングアップをします。
※ 前回の転倒で割れたスクリーンの新品が間に合わなかったので、昨晩Ｋ２Ｙで角を落とす加工をして、ちゃんと車検はパスしました。
ウォーミングアップエリアからコース上を眺めてみると半分くらいがウェット状態でした。
太陽が出ているので、路面はだんだん乾いて行く方向です。
時間的な余裕もないので、予選は用意したウェットタイヤは使用せず、ドライタイヤで行くことにします。
と、考えている筆者。
※鎖骨骨折から３ヶ月、運動不足で太ってしまいました。
８時からの予選を前にウォームアップエリアから直接バイクをコースインゲート前に並べます。
今日も村井くんにもヘルパーに来てもらいました。
（いつもありがとうございます。ヘルパー家業もすっかり板について今となっては落ち着いたもんですね（笑））
いつもは記録している予選前後のコンディションですが、今回は路面がハーフウェットと言うことで、気温や路面温度も見ると動揺しそうなので、あえて見るのをやめときました。
(^^;)
8:00から15分の予選の開始です。
他を見ると４〜５台ウェットタイヤ装着のバイクがいました。
今回のエントリは36台、筑波サーキットのグリッドは３２台、と言うことは４台は予選落ちです。
エントリークラスのTC600で予選落ちがあるとは、人気上昇中？
８時になりました。予選開始、コースインします。
路面はあいかわらずハーフウエット状態です。
１周目、コースインして濡れているところ、乾いているところを確認しつつ、タイヤのグリップを確認しながら走行します。
コースの４割ぐらいがまだウェット状態です。
ウエットタイヤを履いた連中はいい勢いで、抜いていきます。（正解はウェットタイヤだったかなぁ？）
風邪で調子が悪いので持久力がありません。早々にある程度のタイムを出したら、ピットインしようと思っていましたが、周回を重ねるにつれ、ラインが乾いてきてコンディションが良くなってくるため、ピットインできませんでした。
今日はハーフウエットでの予選なので、ターゲットタイムがわかりません。
そのため、まるえさんにはサインボードで一番にポジションを教えてとお願いしておきました。
５〜６周回走って、ボードを見ると”Ｐ ２８”
15〜20番手位を走っているつもりでしたが、甘かった。
２８番手では不味いです。予選落ちしちゃいます。
結局、予選時間一杯走って、やはり最後が一番路面コンディションが良くなり、ベストも最後の11周目でした。
予選終了後のタイヤで、コンパウンドは前後ともミディアム。
新品を装着です。
さすがに、ハーフウエットのコンディションだったのでタイヤはほとんど減っていませんでした。
久しぶりに新品のタイヤを履いて、グリップの良さとエッジの効いた旋回性の良さを痛感しましたが、上手いこと乗り方の切り替えができませんでした。
予選結果の発表です。
とりあえず、予選は通過しました。
３６台エントリー中、出走３４台、予選落ち２台の予選通過３２台中の30番手。
タイム 1′10.156″
８列目、と言うより最終列でした。
風邪で体調は最悪だし、骨折した鎖骨にはステンレスのピンが入っているため、絶対に転倒できないし、やはり転倒の後遺症と言うか転倒の怖さもあり、思いっきり安全パイを握っての走りで、本来の走りではありません。
と『言い訳をさせておくれ！』
でも、トップは５秒台、５秒も差があるよぉ。
これはちょっと、まずいね。
予選が終わり、バイクをガレージに戻します。
ガソリンを給油して、タイヤウォーマーを巻いてタイヤを暖めます。
決勝は10:50から、スタート前チェックは10:10から。
その間にオパミンの予選がありますが、体調は悪いのでヘルパーは、まるえさん、村井くん、坂井くんにまかせてスタート前チェックまで、寝かせてもらうことにしました。Zooo