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2009年6月6日(土) 筑波ロードレース選手権 第2戦 TC600 予選 | |||
5:33 起床 昨晩、サーキットまで戻る道中は雨が止んでいて、路面は乾き始めていました。 「このままの状態が続くと、明日の朝の予選はドライだなぁ」などと考えながら、夜中の12時頃サーキットに戻ってきました。 車の中で寝ていると、4時半頃、雨粒がハイエースの屋根を叩く音で一度目が覚めました。 ふたたび雨が降り始め、路面を濡らしています。 朝5時を過ぎるころから周りがガタガタし始め、ふたたび目が覚めました。 5時半前に起床。路面は完全にウェットです。 外に出ると、パドックに向かう地下連絡通路前には、レース前の名物(?)となった、ピットを確保するため列を作って並んでいます。 (何気に写真に写っているのは、忠夫レーシングの佐藤選手) 佐藤選手のブログは下記のURLです。 http://fujihide24.blog116.fc2.com |
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5:37 ハルナさん到着 5時半を過ぎて、ハルナさんが到着しました。 今日はパドックに近いガレージが確保できているので、予選と決勝の時だけピットを使い、荷物は移動せずガレージに置いておいて、ガレージから出発することにします。 |
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5:50 タイヤを交換 自分の予想が的中。 小雨ですが、まだ雨は降り続いています。 予選まで2時間、路面が乾くことは無いでしょう。 ここで、ドライタイヤからウェットタイヤに交換します。 |
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6:28 オパミンにお願い 今回、オパミンにヘルパーをお願いしました。 このマシンの元々のオーナーなので安心して任すことができます。 (が、すでに3年が経ち、締め付けトルクとかは忘却している(焦)) まずは、ホイルの交換をお願い。 ディスクローターを1セットしか持っていないので、まずはドライタイヤを履いたホイルを外して、ディスクをウエットタイヤを履いたホイルに付け替えます。 ウェットタイヤが装着されたホイルにディスクローターを取り付けたら、ウエットタイヤをマシンに装着します。 |
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レインタイヤ装着完了 レインタイヤの装着が完了しました。 ※ 時間の記載がない写真は、ハルナさんの後輩の菅谷さんからいただきました。 ありがたく、使わせていただきます。m(_ _)m |
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6:47 ガソリンを給油 ウェットコンディションで走る準備が出来ました。 後は、高級ガソリンを給油して、準備完了です。 TC600の車検は朝1番の7時から。 時間の余裕が無くなってきました。 この後、7時からの車検を受け、7:20から暖気。 暖気が完了したら、そのまま予選待ちエリアに並んで、タイヤを温めます。 |
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7:27 コンディション 車検→暖気も終わり、予選待ちエリアにマシンを並べました。 ここで、予選前のコンディション。 気温 18.1℃ 路面温度 18.8℃(7:00現在) 雨量も3mmと出ています。 曇っているので、気温も路面温度もそれほど上がらずですね。 上の写真に写り込んでいるのは、まるえさん。 今日、ヘルパーをお願いします。 ヘルパーをしながら、携帯で写真を写してくれて、ありがとうございます。m(_ _)m 今回はウェットコンディションと言うこともあり、時間がなく、自分で写真を撮る余裕がありませんでした。 |
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7:35 ウェイティング 予選待ちエリアにマシンを並べました。 小雨が降っているので、他のマシンはピットやガレージで待機中、予選開始直前にマシンを並べる様です。 |
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頭は濡らさないでね 小雨が降っているので、自分は頭にタオルを巻いて、傘をさす。 ヘルパー連には申し訳ないが、髪の毛が濡れているとヘルメットが曇るので、出来るだけ濡らさないように細心の注意。 その点、海坊主状態のハルナさんは、心配無用?(笑) オパミンはオーバークールを避けるため、ラジエータにガムテープを貼っています。 あと、ウェット宣言されたときは、アンダーカウルの水抜き穴のゴム栓を取ることを忘れずにね。 (アンダーカウルに雨水が溜まっちゃいますから) |
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7:59 予選開始直前 定刻の8時から予選が開始されます。 まずはピットレーンに並び、予選の開始を待ちます。 段取りがスムーズにいったので、列の先頭に並ぶことができました。 これもオパミンとまるえさんのおかげ。 ここで、集中力を高めつつ、予選のシミュレーション。 一番緊張する瞬間です。 |
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8:00 予選開始 定刻の8時ちょうど、予選開始です。 せっかく温めたタイヤを冷やしたくないので、いの一番にコースイン。 「おおっと、危ない!」 あんまり勢いよく飛び出したので、ピットレーンのスピード違反をするところでした。 筑波のスタッフにスピード制限のボードを見せられて気が付き、制限速度で走行。 急いでコースインする理由はもう一つ、ハルナさんから逃げるため。 ドライコンディションでは既に自分のタイムは抜かれていますが、ウェットコンディションで走ったことがないハルナさんは最初、自分の後ろについてペースを掴みたいはず。 もっか、上り調子のハルナさんに後ろに着かれて引っ張ちゃうと、最後に逆転される可能性大! 最初の数周、ハルナさんのペースが上がらない内に逃げる作戦です。 デビューレースの予選で、いきなり未経験のウェット、ハルナさんにとっては酷な条件ですが、同じレースに出ている以上、自分も負けたくはない。 足を引っ張るようなことはしませんが、敵に塩を送る様なことも当然しません。 まだまだ、ドングリの背比べは続いている? |
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コースインして、路面状況をチェックしつつ走行。 止まっていれば小雨ですが、走り出せばスクリーンに雨粒が叩きつけてきます。 路面は当然全面ウェット。 ただし、コースを横断する様な川は出来ていません。 タイヤの空気圧はフロント・リヤともに、標準空気圧(2.0〜2.2)の中央値2.1キロに設定。 始めて新品のレインタイヤを履いたので、どのくらいグリップするのか良く分かりません。 少なくとも、滑る気配すらありません。 最初の3周はウォームアップが十分でないこともあってタイヤが十分に暖まっていないので、加速・減速で思いっきり縦Gをかけてタイヤを温めます。 4周目からペースアップ。 自分のドライのベストの5秒落ちまでは確実に行けるはず(まったく根拠なし)、10秒切りを目標にタイムを刻んでいきます。 6周目辺りまで、サインボードを見る余裕もなく周回を重ねます。 6周目辺りで、サインボードをチェック、15分の予選時間に対して、残り時間7分。 ほぼ、半分が過ぎました。 タイヤのグリップはまったく問題ないので、あまり時間も無いのですが、探り探りペースをアップしていきます。 7周目に12秒台に突入。 ヘアピンなどでは、無理なくヒザをすることができます。 話には聞いていましたが、ほんとレインタイヤのグリップ、恐るべし。 タイヤのグリップからすると、まだまだ行けそうですが、目から入ってくる情報(ウェット路面)が、ペースアップにブレーキをかけます。 9周目、MCコーナー入口で、雨に濡れたグローブが滑ってブレーキングミス。 この周は捨てて、次の周のため最終コーナーを無理せず立ち上がり重視で走ります。 10周目、結果的に今回のベスト、12秒241。 残り時間が無くなりましたが、もう一周トライをしますが、前のマシンに引っかかって、タイムロス。 予選終了です。 |
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8:25 予選終了 予選が終了して、ガレージに戻ってきました。 走り終えたリヤタイヤを見ても、タイヤは全然余裕。 「まだまだ、ペースが遅いよ!」と言っています。 |
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9:00 予選結果 予選結果が発表になりました。 今回エントリが少なく23台、予選落ちはありません。 結果、予選10番手、4列目左側でした。 ハルナさんは、約1秒落ちの13秒2で予選14番手、5列目真ん中です。初の雨の走行で、結構頑張りました。 予選トップは8秒2で、一昨年までオパミンと同じ忠夫レーシングでGP125で走っていた小倉章太郎くんでした。 予選5番手までは、やっぱり10秒切り。 TC600でも、前の方でレースをしようと思ったら、ウェットコンディションでも10秒は切らないとダメですね。 |
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9:07 ガレージでは 予選が終わり、天候は回復基調です。 決勝の時点で、路面はドライになるのか? どっちのタイヤで準備をしておくか判断をしなければなりません。 今ひとつ、渋い顔をしているのは、そのせいです。 ローターが1式しかないのも、早めに判断をしなければならない理由ですが、タイヤウォーマーも1セットしか持っていないのも、早めの判断を強いられる理由の一つです。 BSのドライ用タイヤはしっかり温めておかないと真価を発揮しません。 そのためには2時間前にはタイヤウォーマーを巻いて温め始めたいところですが、まだレインタイヤからウォーマーを外すまで天候は回復していません。(悩む〜!) |
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でも、食べますよ。 予選前、タイヤ交換などでバタバタしていて朝食を食べるのを忘れていました。 昨晩買っておいたおにぎり食べます。 いよいよ次は決勝です。 |