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2010年6月30日(水) 北海道ツーリング(4日目)

6:28 ザァーッ

 ザァーッ! 


 窓の外から聞こえてくる水の音で目が覚めました。 (@_@)


 『あー雨だぁ!』


 布団から飛び起きて、あわてて外を見ると、おばちゃんが水をまいていました。 (爆)


 寝直します。  (-o-)
 昨日、2時までワールドカップ見てたからね。

7:52 起きました

 出発を9時。

 逆算して、朝食を8時頃。

 10分前に、携帯の目覚ましで起きました。


 窓の外を見ると、やっぱり雨は降ってない。

 けれど、結構な曇天。(-_-;)


 テレビで天気予報を見ると、今日の道東は”曇りのち雨”の予報です。
8:13 朝食

 朝食はバイキング形式。

 昨晩、ビールを飲み過ぎた感があるので、少し抑えての朝食にします。
9:02 走り始め

 朝食後、出発の支度をして、チェックアウト。

 ホテルの駐輪場に。

 今日の走り始めの距離

 21,699 km。
9:08 出発します。

 チェックアウト後、荷造りをして、ホテルの正面玄関にバイクを停め、デジカメで撮影。

 それでは、出発します。


 北海道ツーリングも4日目、折り返しです。

 今日は、南下して釧路に行き和商市場で昼食。

 そこから、上富良野に戻ります。
 後は、天気次第で、要所要所観光したり。

 
 ホテルの人に、『曇っているから、摩周湖は無理ですよね?』と聞くと、
 『下が曇っていても、風で霧が晴れることがありますから、行ってみては?』
 と言われるので、行ってみることにします。
9:28 行ってみました(汗)

 昨日より、視界が悪い。

 霧雨状態で、体はビッショリ。


 『きっと、ほらあれだね。宝くじと一緒』
 『3億円!3億円!って言って売ってるけど、3億円当たった人を見たことがない。本当は3億円の当たりはないんじゃないかな』 と一緒で、『摩周湖って本当は実在しないんじゃない?』
 4回来て4回とも霧の中。  

 『普段の行いが悪いんじゃないかって?』
 『そりゃそうだ。スピードで捕まるぐらいですから』

 と、一人ボケツッコミをしたところで、次に進みます。

 読者の皆さんに摩周湖の画像をお届けできないこと。より、自分自身が見られないことが悔しい!
9:35 北海道道52号屈斜路摩周湖畔線

 北海道道52号屈斜路摩周湖畔線を下りてきました。
 
 ここまで下りてきても、路面はウェット状態の霧雨状態でした。
9:45 給油しつつ

 道道52号と国道243号線との交差点にあるホクレンで今日1回目のガソリンを給油。

 霧雨も止みそうにないので、ここで今回のツーリング初のカッパを着ます。 (レインウェアーと言った方がかっこいい?)

10:02 道間違えた!

 ホクレンでガソリンを給油した後、国道243号線で摩周の市街地を通過し、その後国道391号線に入り釧路に向かう予定ですが・・・・。

 『あ〜、道間違えてる』
 
 道路標識の行き先から釧路が無くなったので、おかしいと思ったら、途中から国道391号線に曲がらなきゃいけないのを曲がり損ねました。 (>_<)

 
 こうゆう時は、ナビの力を借りて、ルートを検索。

 この先で、北海道道13号線に入れば、国道391号線に復帰できます。

10:07 北海道道13号線
 
 国道243号線から北海道道13号中標津標茶(なかしべつしべちゃ)線に入りました。

 国道391号線に復帰する標茶まで21km、まだ釧路までは70kmと結構距離がありますね。

 国道243号線から国道391号線までの道道13号線は、牧場地帯を走る北海道道です。

 緩やかなカーブと直線で結ばれたこの区間は、放牧された牛たちを眺めながらクルージングが気持ちいい区間です。

 ただ、今日は路面は渇いていますが、細かい霧状の雨が空中を浮遊していて、レインウェアーを脱ぐことができません。


 
10:25 国道391号線に復帰

 道道13号線で標茶の市街地に到着しました。

 ここで、左折して国道391号線に復帰し、釧路を目指します。

11:01 またやってる。

 国道391号線を南下し釧路に向かいます。

 途中、釧路湿原道路との交差点が近くなった遠矢の反対車線でネズミ取りをやっているのを発見。

 心臓に悪いね。 (@_@)
  11:07 釧路湿原

 国道391号線で釧路湿原道路と交差したところで、右折して釧路湿原道路へ。

 しばらく走って、当たり前だけど湿原しかないことを確認。

 デジカメに写真を収めて、Uターンして国道391号線に戻ります。
  11:39 釧路に到着

 国道391号線で釧路まできました。

 
 釧路に寄った目的は一つ、”和商市場” (*^_^*)


 初めて北海道ツーリングに来たときの話です。(15年以上前の話だ)
 市場のおばちゃんが食べていくんならと、大きなタラバガニまるまる一匹を千円で売ってくれ、独り占めしてそれを食べました。 (~o~)
 まあ、今となっては、そんないい想いができるとは思っていませんが、また来てみたくて、寄ってみることにしました。

  11:39 和商市場

 和商市場に到着。


 『あーあ!』 (*_*)

 昔は小汚い建物でしたが、きれいに建て直しされていました。
 ナビの誘導で真ん前に到着したとき、あまりの綺麗さに、それが和商市場とは気付かないくらいですから。

 なんか、スーパーマーケットみたい。 
 コンビニは入ってるし、地下は駐車場になっているし、残念! 
  11:40 小綺麗に 

 バイクを駐めて、市場の中に入って見ることにします。

 中はなんとなく昔とレイアウトは変わっていないみたい。
 入口入ってすぐの寿司屋さんとか、かすかに記憶があります。


 市場の中を回ってみましたが、今は、掘り出し物なんてないみたいね。
 カニはやっぱり、北海道でも高い。


 まあ、昼食を食べるつもりで寄ったので、お決まりですが、”勝手丼”いっちゃいます


 まずは、ご飯(中盛り¥200)を買って。
 

 市場内をグルグル回って、好みの海鮮を買って、載っけます。
  12:01 勝手丼

 まずはウニ。 ウニはせっかくなので、塩水ウニ!(バフンウニ) 1パック¥1,600

 そして、ボタンエビ。 一匹¥250×2匹 = ¥500。
 これは、ちょっと割高ですね。
 市場内の普通の魚屋さんで買えば、10匹で¥1,500くらいで買えます。でも、小分けにしてくれないので、しょうがなくちょっと割高。

 その他に、塩分が足りないかなぁ〜。なんて思って、イクラ。(\300)

 あと、カニのみそ汁(¥100)を付けて。


 \200+\1,600+\500+¥300+\100 = ¥2,700也

 ちょっと贅沢しすぎだぁ。(>_<)

 さっそく、『いただきます』
  12:07 旨っ!

 『旨っ!』 (^O^)

 塩水ウニは、当然だけど結構塩分がありました。
 けど、味が濃厚。
 鮮度が悪いと、ちょっと磯の臭みが出ていることがあるけど、当然、そんなことは皆無。 (*^0^*)

 で、ゴハンとのバランスが悪くて・・・・^^;

 ゴハンおかわり(普通盛り¥150)。

 最初から、大盛り(¥250)とか、超大盛り(¥300)にしておけばよかった。よね。(^_^;)
  12:11 ご馳走様でした


 見た目が悪くてゴメンなさい。

 
 \2,700+\150 も出して、不味い訳がない。 もう一回、『不味いわけがない!』


 『ご馳走様でした。』

 『あー満足』 (明日から、贅沢はしません。)
  13:01 国道38号線

 釧路の和商市場で昼食を食べたあと、釧路市内で久し振りにシェルで給油。
 靄がかかっていますが、雨は止んでいたので、和商市場を出発するときに着たレインウェアーを脱ぎました。

 ガソリンスタンドから国道38号線の白糠(しらぬか)辺りを西走中。

 左手には、太平洋が広がっていますが、靄がかかっていて波打ち際もわかりません。

 
 釧路からの国道38号線は、太平洋に沿って走る幹線道路です。
 交通量も多く市街地を走る区間も多いので退屈で、ツーリングでは、単に移動区間と割り切った方が良さそうです。

  13:15 白糠から

 上富良野に戻るに、このまま国道38号線を走って行くのが通常のルートですが、バイクで走るに今ひとつ面白味がありません。
 ここ白糠から右折して、山間部を走る国道392号線に入ります。


 ここで、山の方を見ると、雲が低く垂れ込めています。

 雨に降られても良いように、前もってレインウェアーを着ておきます。
  13:43 国道392号線

 白糠の市街地から国道392号線に入り、北西に進路を取り、浦幌(うらほろ)に向かいます。

 白糠から浦幌までの国道392号線は、途中に標高約490mの釧勝峠を挟む、約60kmほどの距離です。

 この区間は山間部に入るにしたがい、直線と中速コーナーが組み合わされたワインディングロードになり、交通量は極少で、快適にバイクを走らせることができます。

 ただし、今日はこの後、標高を上げ山間部に入ると、霧が出てきて、路面がウェット状態。
 安全運転のライディングになってしまいました。

 
  14:09 浦幌に到着

 国道392号線で浦幌に到着しました。

 ここ浦幌インターで道東自動車に上がります。

 道東自動車道も占冠(しむかっぷ)までは、無料社会実験中。

 幹線道路の国道38号線を走って、スピード超過するより(捕まるより)、高速道路を使います。(タダですから)

  14:14 道東自動車道

 浦幌インターから道東自動車道に上がり、東進します。

 眼下には池田町の市街地を見ることができます。
  14:19 こうゆうのが困る

 この辺りの道東自動車道は片側一車線の対面通行です。

 登り区間が少し続くと、荷物を積んだトラックの速度が落ちてきます。
 制限速度80kmのところを、50kmとか60kmまで速度が落ちて走っています。
 片側一車線だと抜くことができず、トラックの後ろに乗用車の行列ができてしまいます。

 10kmに1箇所ぐらいの間隔で、片側二車線の区間が設定されているのですが、そこまではガマンを余儀なくされます。
  15:00 十勝清水インターに到着

 道東自動車道で十勝清水インターに到着しました。

 ここから先、占冠までの区間はここ最近開通した区間です。
 今回、ツーリング出発前に買ったツーリングマップルには、占冠まで道東自動車道が掲載されていましたが、自分の持っているナビでは、十勝清水インターで道東自動車道は終わっていました。

 道東自動車道か下道を走るか迷ったのですが、高速も飽きましたし、下道がツーリングマップルお薦めの道だったので、ここで高速を下ります。(complicated!)
  15:21 休憩です

 十勝清水インターから国道38号線に入ったところで、ちょっと休憩します。

 道東自動車道を下りたのも、休憩したかったこともあります。


 北海道の高速で地方部のパーキングエリアに行くと、トイレしかないところがあります。

 ジュースの販売機を置いてあるところもありますが、あまり期待できない。(=_=)

 まあ、冬場のことを考えれば、地方部ではパーキングエリアで売店なんて成り立たないですよね。


 と言うことで、下りて、休憩。

  16:23

 十勝清水のセブンイレブンで休憩したあと、国道38号線を北西に走り、富良野の近くまで戻ってきました。

 途中、国道38号線の狩勝峠(かりかちとうげ)では、またも霧、しかも今回は濃霧で完全に徐行を余儀なくされました。

 狩勝峠を下りて来たときには、天気は好天しました。


 十勝と言えばそばどころ。
 途中、道の両脇には蕎麦屋さんが何軒かありましたが、釧路でしっかり昼御飯を食べてしまったので、食べる気がしませんでした。
 そばどころと言うのを、思い出していれば、胃袋にスペースを作っておいたんですけどね。 (^_^;)
  16:34 給油3回目

 国道38号線で富良野まで戻ってきました。

 ここで、今日3回目のガソリンを給油。


 隣町の南富良野にある宿「旅の途中」まではあとひと息です。
  16:52 晩酌を調達

 富良野市に入り、国道38号線から国道237号線に入り上富良野を目指します。

 途中、中富良野で酒屋さんを発見! 今晩の晩酌を仕入れます。

 日本酒?とも考えたのですが、封を開けると最後まで飲まないと、気が済まない。味が落ちるので、焼酎。
 焼酎はちょうどいい具合に、北海道の蕎麦を使った焼酎があったので、それを購入。(写真は取り忘れ)

 楽しみに宿に持って帰ります。 (~o~)
  16:58 十勝岳

 上富良野に戻る途中、十勝岳が姿を見せていました。

 道東での不順な天候が嘘のようです。
  17:12ジェットコースターの道

 国道237号線を北上し、上富良野で道道に入り再度ジェットコースターの道かみふらの八景へ。

 今日は雄大な十勝岳連峰まではっきりと見ることができました。

 
 それでは、「旅の途中」に向かうことにします。
  17:33 宿に到着

 宿「旅の途中」に到着しました。

 今晩は、バイクのお客さんがいるようです。

 
  17:34 本日の走行距離

 本日の走行距離は

 22,123 −21,699 = 424 km

 前半天候が悪かったにもかかわらず結構走った1日でした。



  小さな宿「旅の途中」に泊まる。