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 2011年7月3日(日)  全日本ロードレース選手権 第3戦 もてぎ (決勝)
       
モテギには早めに到着。 6:53 早めの

 予選日の昨日はゆっくりサーキット入りをしましたが、決勝日の今日は、朝のフリー走行の準備があるため、水戸のホテルを6時出で、早めのサーキット入りです。

フリー走行の準備 7:00 フリー走行の準備

 パドックに着いて早速フリー走行の準備をします。

 今日のST600クラスのフリー走行は9時から。

 朝フリー最初のクラスはJ-GP3。 
 パドックに到着したときには、J-GP3クラスは既に忙しくフリー走行の準備を進めていました。

 昨日、ホテルに戻って、ライダーメカニックとも一晩セッティングの見直し考えます。
 朝のフリー走行で、そのセッティングを試して、・・・・と出るか、と出るか。(@_@)

 
今朝のモテギは快晴です。 7:07 快晴

 今朝のモテギは青空が広がる快晴。

 金曜日からの3日間で一番天気がイイです。
  
 ST600クラスの決勝は 12:25からなので、暑くなりそうです。

朝のフリー走行開始! 9:00 朝フリー開始

 9:00から15分間の朝のフリー走行が始まりました。

 朝フリーは、昨日予選で使ったタイヤを履いています。

 15分の時間走りとおせば、約8周回できます。


 予選40分走ったタイヤで初期グリップは落ちていので、予選のタイムを更新するのは、難しいですね。
 それに、予選じゃないので、転倒するとまずいし。


 
フリー走行の結果。  ウォームアップ走行
 
 朝のウォームアップ走行が終了しました。

 國川選手、途中ピットインなく、8周を走りきって、ポジションは12番手。

 タイムは、1分57秒777。 トップから0.994秒落ちで終了しました。

エンジンをいたわる 9:23 エンジンをいたわる

 ウォーミングアップ走行を終了し、ピットに戻ってきたバイクには、すぐにファンでエンジンに風をあてます冷やします。

 決勝に向けて、すこしでもエンジンをいたわります。

JSB1000 第1ヒート開始 11:15 JSB1000 第1ヒート

 ST600のウォーミングアップ走行の後、J-GP2のウォーミングアップ走行、J-GP3の決勝と続き、11:15からJSB1000の決勝レースが始まります。

 今日のJSB1000は、2ヒート制。

 まずは、第1ヒートです。

 ピットウォール越しに、JSB1000のマシンがグリッドに着きます。

2010年 ST600 チャンプ 山口辰也選手。 11:16 山口選手も

 ST600の去年のチャンピオン、山口選手もピットロードに出てきて、JSB1000のレースのスタートを見守ります。

 國川選手は7月末に行われる鈴鹿の8耐レースに山口選手と組んで参加します。

 今、ST600では競争相手ですが、鈴鹿の8耐のときはチームメート。

#71加賀山選手。 1周目をトップで!  11:18 トップは

 第1ヒートのレースが始まりました。

 オープニングラップを制して、最終コーナーをトップで立ち上がってきたのは、ポールポジションからスタートした#71の加賀山選手。

 背後には、予選2番手からスタートした#1の秋吉選手がピッタリとついています。

#87 TeamGREEN 柳川選手  11:18 #87

 3,4番手はシャッターを押すタイミングを逃し・・・。

 5番手に現れたのは、#87の柳川選手。


#11 須貝選手  11:18 2気筒使い 須貝選手 

 そして、11番手に現れたのは、#11の須貝選手。

 唯一2気筒のDUCATI。

 トルクのある2気筒エンジンは、最終コーナーを立ち上がるたび、フロントタイヤをリフトさせていきます。
 立ち上がりを見ると、このドカが一番かっこいい。

#1 秋吉耕祐選手。 トップに。  11:22 逆転

 3周目、最終コーナーをトップで立ち上がってきたのは、#1の秋吉耕祐選手。

 #71の加賀山選手は途中で抜かれ、必死に食い下がります。

3位 #634 高橋 巧 選手  11:22 3位

 2周目に3位の#21 中須賀選手を抜いて、現在第3位。

 トップの2台を追走する#634 高橋選手。

単独4位。 #21 中須賀選手  11:23 単独4位走行中

 グリッド3番手からスタートしたものの、2周目に#634 高橋選手に抜かれ、もっか4位を単独走行中、#21 中須賀選手。

加賀山選手。 追走!  11:25 追走 

 #1 秋吉選手に首位を奪われた、#71加賀山選手。

 最終コーナーをフロントをリフトさせ立ち上がり、追いすがります。


間隔が詰まる!  11:27 詰まる

 一時は、引き離されそうになりましたが、少しずつ間隔が狭まってきました。

10周消化。 で!  11:36 10周を消化 

 7周目に、#71 加賀山選手は2位を走行中、惜しくも転倒!

 ダメージ少なく、その後、コースに復帰しますが、6位まで順位を落としてしまいました。

 10周を消化した時点で、
 『さて、自分は決勝の準備に戻ります。』

 
 
ピットに戻って、決勝の準備。  11:43 ピットにもどって

 JSB1000を観戦していたピットロードから、ピットに戻って、ST600の決勝の準備をします。

 朝のうち晴れていましたが、JSB1000のレースが始まる頃に、少し雲行きが怪しくなってきました。
 コースのはずれでは、少し雨がぱらついたとの情報も。

 最悪、サイティングラップでレインタイヤが必要と判断した場合、グリッド上でタイヤ交換ができるよう準備をしておきます。
怪しい雲行き  11:43 見上げる空は

 見上げる空には、雨雲が見え、怪しい雲行きです。

 栃木県のモテギでは、突然雷雨になるようなことがあるので、気が抜けませんね。

まもなく、スタート進行。  12:04 まもなく

 まもなく、12:10からスタート進行が開始されます。

 國川選手は、レザースーツに着替え、スタンバイOK!

 メカの清水さんがマシンの暖機を進めます。


 やはり、この時間が一番落ち着かない。


グリッドに。  12:16 グリッドに

 12:10からスタート進行が開始され、ピットロードからコースインし、サイティングラップを行い、グリッドにつきました。

 曇っているものの、現時点で雨の心配はありません。

 ことしから、ST600もグリッドにタイヤウォーマー用の発電機を持ち込むことができるようになったので、結構な荷物の量になっています。

RQと一緒に、ポーズ。  12:16 ポーズ

 レースクイーンの女の子と、『ハイ。ポーズ』

 選手紹介が進んでいます。

まもなく、スタート!  12:18 15周で

 ST600の決勝の予定時刻は12:25分から。

 15周で争われます。


 もうすぐ、ウォーミングアップ開始、3分前。

 ピットクルーは、コースを離れる時間が迫ります。


 気がつけば、暑さしのぎのうちわがキティーちゃん。(笑)

トップ争い。  12:34 決勝中

 ST600クラスの決勝が予定時刻の12:25から開始されました。

 昨年のチャンピオン#1の山口選手を押さえて、予選トップだった#9渡辺一馬選手ですが、3周目に山口選手に抜かれます。

 現在、山口選手がトップで、それに渡辺一馬選手は離れないよう必死についていきます。
決勝。 ラップチャート  決勝

 相変わらず、タイム計測して、サインボードを出しているので、写真を撮る手がありません。 (-_-)

 グリッド13位でスタートした國川選手ですが、1周目、目の前の転倒車を避けようと、順位を落とし14番手でホームストレートに戻ってきました。

 2周目には順位を戻し、13位。

 その後、5周目に#21 岩崎選手を抜いて、12位。

 このあたりは、団子状態で激しく順位を入れ替えます。

 7周目に、#73 HARC PROの浦本選手を抜いて、11位に!
 次の周にも、#99 ハニービーの岩田悟選手を抜いて、10位に浮上!

 しかし、10周目には、#73 浦本選手に抜き返され、11位に転落。

 そして、11周目。 #13 関口太郎選手を抜き1つ順位を上げたのと同時に、6位をを走っていた#12 津田選手が転倒(?)により脱落し、順位は1桁の9位へ。
最終ラップ。独走。  12:55 最終ラップ

 3周目にトップを奪った#1 山口選手が、その後危なげないレース運びで、15周のレースを逃げ切り、トップでチェッカー。

2,3位争い!  12:55 追う&逃げる

 2位を走る#9渡辺一馬選手。

 後ろから、RC甲子園の#11佐藤裕児選手、#3中富伸一選手のYAMAHA勢に追われます。

 最終ラップ、3位に上がった#3 中富選手が、渡辺選手に追いすがりますが、逃げ切って、#9渡辺一馬選手が2位をゲット。
 #3 中富選手が3位となりました。

レース終了。  12:56 レース終了

 15周のレースが終了。

 國川選手は#10、9位でチェッカーを受けました。

 昨年のピレリタイヤから、今年DUNLOPに変えた國川選手。
 DUNLOPユーザーではYAMAHAのR6に乗るライダーが上位に3名いましたが、HONDA CBRにDUNLOPタイヤを履くユーザーの中ではトップでした。

 2戦を終えて、DUNLOPタイヤのポテンシャルも引き出せる様になってきたまたい。 今後、SUGO以降のレースが楽しみです。

     後半に続く。