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  2014年8月31日(日) 尻屋崎に行ってみました。(大間崎に行く)
 12:53 大間崎に向かいます

 尻屋崎でとりあえず寒立馬を見た後、昼食を食べに大間崎に向かうことにします。

 尻屋崎を後にし、まずは県道6号むつ尻屋崎線を西走。

 そのまま県道6号で西走すると”むつ市”まで行ってしまうので、途中から県道266号関根鎌野沢線(せきねかまのさわせん)に入り、引き続き西進を続けます。

 この区間は交通量も少なく、快適にハイエースを走らせています。

 13:09 国道279号線は

 県道266号線をそのまま西走すると、国道279号線に突き当たります。

 突き当たったら国道279号線を右折、そのまま津軽海峡を右手に見ながら西走を続けます。

 国道279号線に入ると、そこそこ交通量が増えてきます。

 ハイエースで走る分には、周りの交通の流れに乗って走ることになりストレスはたまりませんが、バイクで走るにはちょっとペースが遅いような気がします。

 国道279号線は起点が北海道函館市、終点が青森県の上北郡の野辺地で、函館市から大間の間、津軽海峡部分は海上国道区間となっていて実際は走ることが出来ない。と言うふざけた国道です。(笑)

 13:43 大間崎に到着

 国道279号線を北西に走り、大間崎に到着しました。

 大間崎の裏にある無料駐車場にハイエースを駐めて食堂に向かいます。

 『お昼が遅くなりました。 お腹が空きましたね。』

 尻屋崎〜大間崎までの走行距離 69.1 km (途中で道を間違えたけどね)
 13:52 大間で昼食

 大間崎で昼食に訪れたお店はここ、海峡荘さん。

 大間崎のモニュメントを道はさんで反対側にある民宿兼食堂です。

 2006年8月のツーリングで大間崎に来たときも、ここで食事してますね。

 
 表に出ている黒板に書いてある”本日のおすすめ”は、
 ・生うに丼
 ・まぐろだけ丼
 ・海峡定食
 です。

 それでは、さっそく入店!
 13:55 能書き読む

 店内に入ってメニューを見ると、”マグロについて”の能書きが。

 8月は大間沖(津軽海峡)のマグロじゃないのね。
 まあ、近海物でも美味ければいいのだよ。

 自分の注文はちょっとお高いがせっかくなので、黒板にあった”まぐろだけ丼(\2,800)”。
 自分は食べ物に関して、”せっかくなので”が多すぎる様な気がするのは気のせいだろう。

 で、嫁さんは昨晩食べた殻付きのウニの味に感動して”ウニ丼(\2,300)”を注文。
 

 13:57 まぐろだけ丼

 しばらくしてマグロ丼が運ばれてきました。

 ドンブリは小さめですが、マグロはてんこ盛り。 (^_^)v

 さっそく、『いただきます!』

 
 正直書きます。
 マグロって、結構当たり外れが多いんですよね。
 で、今回出てきたマグロは当たりじゃない。 (-_-;)
 時期もあるんだろうけど、昨晩三沢で食べたトロの方が断然旨かった。

 まあ、”生もの”なので、そう言うこともあるよね。
 いつもこのレベルの品を提供しているとは思わないけど、やっぱり無条件に美味しかったら、テーブルの上に”能書き”は置かないよね。
 同じように感じて文句を言う人がいるから、”能書き”が置いてあるんだろうね。と推測する。
 
 13:58 ウニ丼

 まぐろだけ丼に続いて、嫁さんの”ウニ丼”。

 こちらも、ドンブリは小さめですが、ウニてんこ盛り。 
 しかも、イクラ付き。

 『ウニ丼、旨!』

 って、ウニ丼も食べました。 嫁さんが残したからね。

 ウニって味が結構くどいんで、嫁さん途中で飽きちゃって残しました。
 残りを食べたんだけど、こっちは美味しい。
 まあ、旬の時期はボチボチ終わりだけど、やっぱり”旬は旬”。
 
 でも、やっぱり大間まできて、ウニ丼じゃ有り難みがないかなぁ〜。(笑)
 ウニ丼だったら、宮古でも食べられたしね。(^_^;)
 14:08 ご馳走様でした。

 『ごちそうさまでした。』

 ちょっと、美味しかったです。

 まあ、この味を地元の横須賀で食べるのは、やっぱり無理なわけで。

 でも、ちょっと期待しすぎだったかな。


 本当は寒い旬の時期の来れば良いんだろうけど、寒くなったらバイクじゃ来れないし。
 クルマじゃ来ないよなぁ。

 14:14 灯台は

 お昼を食べたら、胃が落ち着くまで写真タイム! (笑)

 本州最北端の大間には灯台が無いんですよね。
 灯台があるのは沖に浮かぶ弁天島。
 
 行けない。(゜o゜;)


 14:18 本州最北端の碑

 そして、本州最北端の碑。

 本人入れて写真を撮るのを忘れました。


 まあ、過去に撮っているんで、あらためて撮らなくてもいいかな。


 14:22 マグロとじゃれる

 そしてマグロのモニュメント。

 嫁さんが撮ると言うので、マグロとじゃれてみた。


 こんなところで、胃も落ち着いたので、ぼちぼち帰路に就くとしますか。

 14:38 国道279号線で戻る

 大間の市街地から国道279号線で戻り大間を離れます。

 時間に余裕があれば、国道279号線ではなく、国道338号線で下北半島を反時計回りに走り、仏ヶ浦でも観て行きたいところです。
 けれど、時間的にかなり押しちゃったので、素直に最短で三沢に戻ることにします。

 14:48 速度取り締まり

 大間を離れること10分あまり。

 『ここは、どこですか?』

 って、何でもないところです。

 大間の市街地から住宅が少ないところをしばらく走り、風間浦村の集落が点在する手前のところでやって来たら”ネズミ取り”やってるねぇ。
 こんなところで。
 今まで海岸線を走っていた国道が、集落に入るところで、速度制限が40キロに制限。
 自分はハイエースで飛ばして無かったけど、バイクだったら流れからして40キロはあり得ないね。
 大間崎にたむろしていたツーリングの集団はかなりの確率で引っかかっちゃうよね。

 『気を付けよう!』

 
 15:38 むつ市から

 大間から国道279号線を東進し、むつ市まで進み、国道338号線と交差したら、左折し今度は国道338号線に入ります。

 国道338号線は、三沢市の隣町 上北郡おいらせ町まで続くのでこのまま道なりに進めば、三沢に戻ることが出来ます。

 大間からの国道279号線は、それなりに交通量があり、むつ市内では交差店を通過するに2〜3回信号を待つ場所もありますが、国道338号線は交通量も少なく、ナビの到着予想時間がだんだん短くなっていく路線です。


 15:54 下北半島を突っ切る

 下北半島の西岸に位置するむつ市から、国道338号線を東進して下北半島を突っ切り、東岸に位置する東通村まで戻って来ました。

 左に曲がると午前中に行った尻屋崎に向かう県道248号線ですね。

 ここから先の復路は、行きと同じ道になります。



 15:59 突如現れる建物は

 国道338号線で東通村を南下中に突如現れる建物。

 ”東通原子力発電所PRセンター

 東通村にある東北電力の原子力発電所のためのPRセンターです。

 ただし、どう考えても来場者はほとんど期待できない場所にある箱物行政の見本みたいな建物だ。

 当然PRセンター(入場無料)だから収益性は求められていないんだろうけど、こんな立派な建物を建てられる原発から生まれてくるお金の大きさに驚愕するね。

 ちなみに、東通原子力発電所は、2005年に運転を開始したけど、先の東日本大震災により停止中です。

 16:40 原子力行政の

 東通村から国道338号線をさらに南下して、六カ所村に入りました。

 行きは旧道を通りましたが、同じ道を戻るのは退屈なのでちょっと遠回りになりましたが、バイパス側を通ってみました。

 バイパス側はすっごく立派な道路。
 しかも、交通量はほとんどなし。
 これも原子力行政のおこぼれでしょう。
  
 このバイパス沿いに日本原燃(株)の原子燃料サイクル施設があるんですね。
 日本原燃(株)は日本の国策会社で、資本金が4,000億円で青森県内で一番の大手企業らしい。 で、全国の9電力会社と日本原子力発電(株)と東芝とか日立とか原子力機器の会社とか原子力発電に関わるたくさんの会社が出資して出来ているみたいです。
 資本金だけで言えば、2013年時点でトヨタ自動車よりも大きな会社になるんですね。
 そして、本社もここ六カ所村にあります。

 16:41 国策

 バイパスを走っていると、目の前には風力発電の翼が見えています。

 そして、左手がさっきからずーっと日本原燃(株)の土地。

 見えませんが右手奥にはむつ小河原石油備蓄基地があり、10万kl以上入る石油タンクが60基近くあり、日本の石油消費のおおよそ12日分、約500万kl を備蓄しているそうです。

 こうして見ると六カ所村は、日本のエネルギー政策の一部を見るような感じで、ほとんど人が住んでいない場所にどかっと施設が建ち並んでいるのをみると、国策というものの規模の大きさに怖さを感じますね。


 16:43 六カ所村は

 そして、山の上には風力発電の設備。

 六カ所村には、風力発電の会社が3社、合計77基の風力発電機が設置されているそうです。


 六カ所村には原子力関連施設があったり、石油の備蓄基地があったり、風力発電の設備があったりで、村の財政は裕福みたいです。


 そんな、こんな施設を遠くに眺めながら、六カ所村を通過していきます。

 17:05 三沢市に

 国道338号線で六カ所村を南下し、三沢市に戻ってきました。

 小川原湖と太平洋を接続する高瀬川放水路に架かる橋を渡ると、標識が現れ、県道170号天ヶ森三沢線に入り南下を続けます。

 行きにも通ったこの県道170号線の両側に畑が広がる風景は心が和みますね。

 17:52 日が暮れる

 宿に戻る前にちょっと寄り道・ちょっと休憩。

 関東より少し早めに秋が訪れる三沢。

 8月の最終日で、雲が高く秋の空の気配。

 ゆっくりと日が暮れていきます。


 18:20

 三沢の宿泊先に戻ってきました。

 
 本日の走行距離

 77,073 − 76,754 =319km

 でした。

 今日のドライブは天気も良くて、自然も満喫できて良かったなぁ〜。


   復路の道程 (大間崎〜三沢)
   往路の走行距離 143.7km