午前中に戻る。   昼食を食べる。  TOURING     
  2016年8月31日(水) ちょっと遅い夏休み。【北東北ツーリング:1日目午後】
 12:14 仙台を出発

 ちょっと遅い夏休みを取って出かけたツーリング、お昼は仙台市内で牛たんを食べました。

 それでは、午後もツーリングを続けることにします。


 12:44 仙台市内から

 今日の目的地は秋田です。 今晩は秋田市に宿泊します。

 仙台から先は、高速道路は使わずに一般道で秋田市に向かいます。

 まずは、仙台の市街地を出発して国道4号線を北上します。

 仙台の市内はクルマが多いですね。 楽しくありません。


 早いところ脇道に入りたいところです。


 ここから先は延々と道のレポが続きます。 道に興味がない人は楽しくありません。 ( ̄。 ̄;)
 
 12:52 これから先のルートは

 これから先のルート、宮城県から秋田県へは栗駒山の南麓を走る国道398号線で県境越えをしようと考えています。

 国道398号線までのアクセスは、国道4号線でできますが幹線国道はバイクで走っても面白くないので、西側を並行して走る国道457号線で、と。

 国道457号線で仙台市から栗原市まで北上する予定です。

 まずは、クルマの多い国道4号線を西側に外れます。
 国道4号線で東北道の泉ICを過ぎたら、右折して宮城県道263号泉ヶ丘熊ヶ根線(いずみがおか くまがね せん)に入り1kmほど西走し、その後右折して、宮城県道264号大衡仙台線(おおひら せんだい せん)に入り北上を続けます。

 この辺のルートは走りたいルートでもなく、つなぎで走っているので、どうでもいいですが、ツーリングマップルを眺めながら、国道457号方向を目指して適当に進んでます。 
 13:00 県道でつなぐ

 県道264号線を数キロ北上して、看板にしたがい国道457号線方面を目指し、そのまま右折して宮城県道256号西成田宮床線(にしなりた みやとこ せん)に入ります。

 この辺りは、仙台市の郊外で造成を進めるための県道が整備されているような感じです。
 そのため、周囲は森林ですが、幅の広い歩道がある道路がきちっと整備されていてピッチを上げて走りやすいです。
 地元のクルマが抜け道として走っていて、交通量はそこそこあります。
 13:06 国道457号線のセブンイレブンで

 県道256号線を北上し、T字路に突き当たったら、そこは国道457号線です。
 国道457号線に入り、予定していたルートに乗っかったところで、途中にあったセブンイレブンでちょっと休憩します。

 停まると暑いです。

 メッシュジャンパーを着ているので、走っていればジャンパーの下でかいた汗が気化するので、暑さはそれほど感じませんが、停まった途端に熱がこもって暑さを感じます。
 明日はもう9月で晩夏ですが、台風一過の影響かまだ東北は暑いです。

 

 13:30 国道457号線は

 セブンイレブンで休憩したあと、引き続き国道457号線を北上します。

 仙台市郊外からの国道457号線は、道路沿いに住宅が建っている区間と田畑に隣接する区間とから成っている古い街道の様相です。
 国道4号線と並行して走っていることから、地元のクルマは抜け道的に使っている様で、交通量はそこそこあります。
 全線センターラインのある片側1車線の対面通行ですが、ほぼ全線がイエローラインであり、かつ対向車がひっきりなしに来るので、反対車線に出ることが難しく追い越しは容易ではありません。
 路線全体では、信号機が少なく流れているので、クルマで移動するには便利な抜け道的な位置づけになる国道だと思いますが、バイクで走るとすぐに前につかえてしまい、信号機も少ないことから、赤信号のタイミングで脇を抜けて前に出ることもできず、面白みの無いルートです。
 今回、国道457号線で国道398号線と接続する栗原市まで北上しましたが、時間に余裕があるならまだしも、高い高速代を払って仙台まで来たのに、この退屈な道で時間を費やすのは勿体ないです。 お薦めしません。
 この先の国道398号線にアクセスするのであれば、高速代はケチらずに、東北道の築館ICまで進んだ方が良さそうです。
 こんな情報は、実際に走ってみないとわからないよね。
 13:49 国道47号線に 

 国道457号線を北上すると、国道398号線に到達する前に、大崎市岩出山(おおさきし いわでやま)で国道47号線に突き当たります。

 この先国道47号線とは重複区間でないらしく、ここで一旦国道457号線は途切れます。

 左折して、国道47号線に入り新庄・鳴子温泉方面に進みます。

 
 この区間の国道47号線は、センターラインのある片側1車線の対面通行の国道です。
 両側が水田の中を走り、勾配はほとんどなくフラットで、バイパス化された路線はほぼ直線です。
 交通量はそこそこありますが、信号機が少ないこともあり、比較的流れています。
 取り締まりをしてそうな雰囲気があって、気が抜けない路線でした。
 13:59 ふたたび国道457号線

 国道47号線を北西に10km弱進むと、道路看板に国道457号線が現れます。
 道路看板にしたがい右折して、ふたたび国道457号線に入り、国道398号線方面を目指し、今度は北東に走ります。

 この区間の国道457号線は、仙台からここまで離れると流石に交通量も少なくなります。
 全線がほぼ里山を走り、田んぼと山林の間を縫うように走ります。
 今までつっかえていた様な状態から解かれ、バイクを気持ち良く走らせることができます。



 14:07 国道398号線に到達

 国道47号線から国道457号線に入り走ること8kmあまり、国道398号線との交差点に到達します。

 この交差点を左折して、湯沢方面を目指します。

 14:10 花山ダム

 国道398号線に入りしばらく走ると右手に湖が見えてきます。

 湖の名前は花山湖、花山ダムによって作られたダム湖です。

 先ほどの国道457号線の交差点からの国道398号線は、センターラインのある片側1車線で山間部を走ります。
 道の両側には、雪が積もったときの余裕幅(?)が確保されており、走りやすい路線です。
 交通量もほとんどなく、中・高速コーナーを直線で結んだ形のルートはリッターバイクを気持ち良く走らせることができます。

 14:15 ペースカー

 バイクは花山湖を過ぎて、山深くなって、快適に走ります。

 と、思ったら前方にペースカー。 (ーー;)
 やっと、クルマの列から解放されたかと思ったのに。
 この道を制限速度の50km以下で走られるのは、ちときつい。

 交機じゃないけど、抜いていっちゃうのもはばかれるし・・・・。

 一旦道路脇に止まって、ツーリングマップルで確認するも、この先しばらくは集落らしきものはなし。
 いったい、いつまでペースカーに付き合わされるんでしょうねぇ〜。 (>_<)

 14:18 センターラインなし

 先導車に付いて行くと、国道398号線はセンターラインのない区間に入ってきました。

 退屈なので、道端に停まって写真を撮っておきます。

 国道398号線に入り、当初花山湖付近は堆雪幅も取ってあったので、年間を通じて除雪をして秋田県側とのアクセスを確保する路線かと思いましたが違いましたね。
 ネットで調べると、11月末〜4月の中旬くらいまで毎年通行止めになる路線でした。
 今は秋田自動車道があるから、冬期無理に開通させておく必要性も少ないでしょうしね。

 センターラインの無い区間もしばらく走ると終了、ふたたびセンターラインのある対抗2車線の区間になります。
 ペースカーは途中にあるそば屋で、停まりました。 『さようなら!』
 14:34 奥羽山脈

 ペースカーが居なくなったので、自分のペースで走ります。(笑)

 今日は雲はやや多いものの、雨雲ではなさそう。

 右手前方に見えるのは宮城県と秋田県、岩手県に跨がる栗駒山でしょうか。

 奥羽山脈の中を走る国道398号線は交通量は極少で快走路です。

 地元にこんな道があれば良いんですが、根本的に人口密度が違い過ぎる関東地方じゃ無理ですよね。(笑)

 14:38 花山峠(はなやまとうげ)

 国道398号線をさらに進み、秋田県との県境となる花山峠までやってきました。

 ここから秋田県の湯沢市に入ります。


 この辺りの標高は700mを越えいて、暑いと言えば暑いですが、厳しさはありません。
 15:01 秋田県側は快走路

 国道398号線で秋田県側に入り快走を続けます。

 国道398号線は秋田県側に入ると、急勾配急カーブは緩和されており整備が進んでいます。
 これにより路線は中速コーナー主体で構成されたワインディングロードで宮城県側より快適に走る事ができます。

 遠路はるばる訪れて、こうゆう道に出会えることが自分のツーリングの楽しみの一つです。
 どんなに景色が良くても、どんなに美味しいものがあっても、そこに至る道が楽しくなければツーリングの面白みはありません。

 15:50 国道13号で

 国道398号線でライディングを楽しみながら進むと、湯沢の市街地で国道13号線と交差します。

 その交差点にセブンイレブンがあったので、ちょっと休憩。

 ガソリンが寂しくなってきたので、shell のスタンドを探すと隣の横手市の国道13号線沿いにあったので、移動することに。

 国道13号線を横手市に北上します。

 デジカメも新しくなったし、自撮りで撮ってみようとチャレンジ。

 転倒の後遺症で、左肩が自由に上がらないんだね。 なかなか上手く撮れない。 この角度で腕を維持するのは、ちょっと痛いんだなぁ。(笑)

 16:06 横手市で給油

 国道13号線を北上し、横手市の横手IC近くにある shell に到着しました。

 ここで、今日3回目の給油をします。

 湯沢から横手までの国道13号線は、センターラインのある片側1車線の対面通行の国道です。
 ほぼ全線市街地を走り、交通量が多く流れていますが、完全に移動区間と考えた方がいいです。 面白みはありません。
 以前、福島県や山形県内の国道13号線を走ったことがありますが、傾向は一緒です。 ツーリングでメインに使いたい路線じゃありませんね。

 さて、時間も押してきました。 ここから秋田市内まではどうしよう。
 ナビで検索すると秋田市内までは距離はおおよそ70km。
 秋田自動車道を使って一期に行ってしまうのは、高速代が勿体ないし、かと言って、国道13号線を70km走るのは、あまりに退屈と言えば退屈そう。
 と言うことで、やっぱり裏道人生(笑)、県道をつないで行きましょう。  
 16:22 水田の中を

 国道13号にあるスタンドでガソリンを給油した後、秋田県道29号横手大森大内線(よこて おおもり おおうち せん)に入り西走します。

 県道は水田の中を快走。

 稲も実を付けています。 稲はやっぱりあきたこまちかな。

 昨日の台風10号の影響もなかった様で、倒れている稲は見かけられませんね。
 時期が早かったのが幸いしたかな。
 16:28 出羽(でわ)グリーンロード

 県道29号線を西走し、途中からツーリング・マップルにあった”快走ロード”、出羽丘陵広域農道(通称出羽グリーンロード)に入り北上します。

 出羽グリーンロードは、秋田市と湯沢市をつなぐ複数の広域農免道路の総称だそうで、田畑と里山を縫う様に多少のアップダウンと、中低速コーナーとで構成されています。
 全線に渡り、センターラインのある片側1車線の対面通行の農道で交通量は少なく、かなり貸切り感があります。
 ライディングを楽しむ事は出来ますが、景観は望めません。

 ハイピッチで秋田市に近づいていけます。

 農道は途中でブツ切りになって県道に接続されていますが、秋田市に向かう途中に秋田空港があり、道路看板の”秋田空港”の方向に従い進んで行けば、ナビや地図を見ることなく走ることができます。
 17:01 空港入口

 出羽グリーンロード → 県道265号湯の又前田線(ゆのまた まえだ せん) → 県道30号神岡南外東由利線(かみおか なんがい ひがしゆり せん) → 国道105号 → 県道315号西仙北南外線(にしせんぼく なんがい せん)→ 出羽グリーンロード → 県道149号土淵杉山田線(つちぶち すぎやまだ せん) → 出羽グリーンロードと乗り継いで、秋田空港の入口近くまでやってきました。
 ここまでは、地図を見ることなく、道路標識の”秋田空港”に従い走ってきただけです。
 (どこを走ってきたかは、跡からGPSレコーダで確認しました。)

 当然ですが、渋滞も混雑さえもなく、快走です。 (^_^)v
 17:28 秋田市内に到着

 秋田空港の入口交差点からは、これまた道路標識にしたがい県道61号線(通称あきたびライン)をメインに走って秋田市内に。

 秋田市内が近づいたところで、行き先入力をしたナビにしたがい、秋田市内にある今夜の宿”ドーミーイン秋田”に到着しました。


 秋田市に入ると夕方の通勤時間帯と言うこともあり、市街地は混んでましたね。

 それでも裏道を走ってきたので、いいペースで来られましたね。

 17:31 本日の走行距離

 本日の走行距離は

 45,623 − 44,965 = 652 km

 
 午前中仙台まで約400kmは高速道路を使ったので、結構距離を走りましたね。


 「いやぁ〜。 観光地も走らなかったのに、長々と文章が書けるもんだ
ねぇ。』  (ーー;)
 仙台市内〜国道457号線〜国道398号線〜国道13号線〜秋田県道等々〜秋田市内:238.6km
     
        秋田市内に泊まる。