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 2017年6月11日(日) レース観戦にツインリンクもてぎに行く。(後半)
               全日本ロードレース選手権 第4戦
       
 12:09 J-GP2レース・スタート

 今日は、全日本ロードレース選手権の第4戦を観戦するためにツインリンクもてぎに来ています。 
 
 午前中行われたJ-GP3の決勝を観戦した後、お昼を食べていたら、J-GP2のレースがスタートするところになっちゃいました。

 J-GP2のレースがちょうど今スタート。

 J-GP2は4気筒なら600ccまでのエンジンを使ったバイクのレースです。
 ST600と被っちゃいますが、ST600はほぼ市販車の状態で、J-GP2はエンジン以外はレギュレーションの範囲内で変更が可能です。 そしてタイヤもレース専用のスリックが使えます。

 
 12:11 1周目を終えて

 レーススタートして、1周して先頭集団がホームストレートに戻ってきました。

 先頭は、MOTO BUM HONDAの榎戸選手。
 昨日の予選も、一人1分52秒台を叩き出しポールポジションからのスタートです。
 今日のレース期待しちゃいます。

 榎戸選手はこのホームページにも何度か登場していますが、去年のST600クラスのチャンピオンです。

 レースを観戦しつつ、メインストレートからダウンヒルストレートに移動します。

 12:12 2周目の90°コーナー

 ダウンヒルストレートの終わりにある90°コーナーが見渡せる場所まで移動してきました。

 ちょうど先頭グループが90°コーナーにアプローチしているところです。

 先頭は榎戸選手のまま変わらず、2番手にはJ-GP2では常に先頭争いをしている#4の生形選手が付けています。
 12:14 ダウンヒル・ストレート

 ダウンヒルストレートのエンドまで戻ってきました。

 レンズを無理矢理金網の隙間に突っ込んで写真を撮ります。(笑)

 榎戸選手はトップをキープ。

 ダウンヒルストレートは延長が700mを超えて、後半は高低差がビル10階分にあたる約30mを一気に下り、90°コーナーに向かいます。
 当然全開にして走ってくるんだけど、自分が走った時は目の前の90°コーナーが壁に見えました。(笑)


 12:16 4周回

 ダウンヒルストレート脇の観客席まで戻ってきました。

 #4の生形選手にピッタリとマークされているものの、トップをキープ。

 4周回を終えます。

 12:18 『あああーーー!』

 『居なくなっちゃった!』

 榎戸選手はトップを走るものの、5周目のダウンヒルストレート手前のヘアピンで痛恨の転倒です。

 代わってトップに立ったのは、2番手に付けていた#4の生形選手でした。

 12:20 コースに復帰

 ヘアピンで転倒するものの、すぐにバイクを起こしコースに復帰しました。

 この転倒で15番手まで順位を落としちゃいました。
 12:45 レース終了

 その後、#5の生形選手を先頭に落ち着いたレース運びで終了。

 榎戸選手は15位から追い上げて、7位まで順位を上げたところで、チェッカーで終了しました。

 去年の筑波の時もそうだったけど、自分が見に行くと転倒する確率が高いかな。
 でも、鈴鹿の時はチャンピオンを獲ったので、そうとも言えないか。

 12:54 ピットウォークに

 J-GP2のレースが終わったら、次はJSB1000のレースですが、その間のインターバルでピットウォークが開催されます。

 パドックパスは買わなかったんですが、ピットウォーク券を購入したのでピットウォークしに行きます。

 パドックパスは入場券と同じくらいの金額するんですよね。
 前はピットクルーをしていたので、自由に出入り出来たので、お金を払うのがとっても高く感じちゃってダメです。(ーー;)

 レースが終わる度にダウンヒルストレートからメインスタンドまでやってきてますね。
 ちょっとお疲れです。(笑)
 13:03 並ぶ

 メインスタンドからピットロードまで下りてきました。

 ピットウォークは、子供連れだと先に入れるんですよね。

 おっさん一人は、もう少し待ちます。待たされます。(笑)

 13:11 MOTO BUM ピットへ

 ピットウォークが始まり、MOTO BUMさんのピットへ。

 清水メカにご挨拶。

 MOTO BUM さんは今年も台数が多いみたいで、忙しそう。
 
 『お邪魔しましたぁ〜。』
 13:11 KALEX

 さっきのレースで榎戸選手が乗っていたJ-GP2のバイク。

 KALEX製です。
 
 KALEXは世界選手権のMOTO2クラスにマシンを供給しているドイツのマニファクチャラー。
 MOTO2クラスでは2013年から昨年2016年まで優勝しているマシンです。

 MOTO2は車両最低重量が車両単体で135kgに対し、J-GP2がライダー込みで220kg以下とレギュレーションが違っていて、実質J-GP2のバイクの方が重く、バラストを積んで走っている状態です。
 何が書きたいかと言うと、MOTO2で走っているバイクより、J-GP2は重い状態で走っていると言うことです。
 13:11 細かい話

 KALEXが製造しているのは、主にフレームとスイングアーム。

 凄いね。

 ST600で使われているフレームが大量生産で経済性を前提に鋳物や引抜き材で造られているのに対して、ほぼほぼ削り出したパーツパーツを溶接でつなぎ合わせて造られています。
 流石レーシングマシン、手間とお金がかかっていますね。

 さて、世界選手権のMOTO2は現在HONDAのCBR6000RRのエンジンによるワンメイクで行われいます。 それが、2019年からはTRIUMPFの750cc3気筒のエンジンに変更されます。
 日本のJ-GP2はどうなるんでしょうね。
 13:28 レースクィーンさん

 ピットウォークと言えば、レースクィーンさん。

 と言うことで、・・・。

 (^_^)v
 13:32 でも、バイクの方

 でも、バイクの方に?、バイクの方にも?興味がある。

 HONDAの今年モデルチェンジしたCBR1000。

 なんちゅう太いスイングアームだ。


 13:32 でも、レースクィーン

 でも、レースクィーンさんにも。

 笑顔が素敵。

 13:34 ピットウォーク終了

 ピットウォークは長くなるので、この辺で終わり。
 メインスタンド側に戻ります。

 レースはYou Tube とか CS とかで見ることが出来るけど、バイクのディテールとかレースクィーンさんとかはピットウォークでしか見られないからね。

 サーキットに足を運ぶ楽しみの一つですね。
 14:27 JSB1000

 またまたダンヒルストレート脇の観客席まで戻ってきました。

 メインイベントになるJSB1000のサイティングラップが始まりました。

 まず、やってきたのはYAMAHA FACTORYの二人。

 まずは#5の野左根選手、続いて昨シーズンのチャンピオン#1の中須賀選手。
 中須賀選手は昨日の予選、一人1分48秒台を叩き出しポールポジションです。
 2番手は#5の野左根選手でした。

 14:32 トップは

 23周で争われるJSB1000のレースが始まりました。

 トップでダウンヒルストレートにやってきたのは、予選トップの中須賀選手。

 これまで行われた鈴鹿、SUGOの2戦、まさかの転倒によりノーポイントに終わっていて、まさかのランキング外です。
 14:32 野左根選手は

 予選2番手スタートの#5野左根選手は、ポジションを一つ落として現在3番手を走行中。

 野左根選手のライディングスタイルはダイナミックですね。
 14:46 ランキングトップは

 今シーズン、モデルチェンジをしたHONDAに乗る#635高橋選手。

 中盤、野左根選手の後ろに付け3番手を走ります。

 #634の高橋選手は、中須賀選手と対象的に、ここまでの2戦で優勝し、現在ランキングトップに付けています。

 
 14:47 4、5番手は

 その後ろ、4番手、5番手を走るのは#88モリワキの清成選手と#12ヨシムラの津田選手。

 昨年まで海外を中心に活動してた清成選手は久しぶりの全日本フル参戦ですね。
 15:14 レース終了

 23周のレースが終了しました。

 で、結果。

 トップ周回を続けていた#1の中須賀選手は、ファイナルラップにまさかの転倒。 コースに復帰するも9位でチェッカーを受けました。

 中須賀選手の転倒によりトップに立ったのは、それまで2番手を走っていた#5の野左根選手。

 2番手は、#634の高橋選手。

 3番手は、#12の津田選手が入りました。
 15:14 初優勝

 優勝した野左根選手がウイニングラップ。

 野左根選手は、JSB1000クラス、初優勝です。

 今シーズンは世界耐久選手権にフル参戦していて将来の活躍が期待ですね。
 15:38 ST600決勝

 JSB1000の決勝が終わったら、次はST600クラスの決勝です。

 ST600クラスの決勝は18周で争われます。


 15:55 トップは

 レースがスタートして、トップで戻ってきたのは、#5の前田選手。

 前田選手は昨日の予選トップ。

 昨シーズンも、ST600クラスにフル参戦していて、最終戦をランキングトップで迎えました。 最終戦もポールを取るものの、決勝レースでは転倒して、大逆転で榎戸選手がチャンピオンを奪取しました。

 今シーズンも、初戦の筑波で2位、SUGOも2位と、ここでランキング2位に付けていて、チャンピオン候補の筆頭です。

 15:55 混戦

 ST600クラスは、タイヤはBRIDGE STONEのワンメイク。
 バイクも改造範囲が狭いので実力伯仲しています。

 レースも混戦状態です。

 16:31 レース終了

 18周のレースが終了しました。

 優勝は、#5の前田選手が危なげない走りでポール トゥ ウイン。

 ここでランキングトップに立ちました。


 ST600のレースが終了したところで、残るはイベントレースのKTMカップ。

 ST600のレースが終了した時点で結構イイ時間になってしまったこともあるので、今日はここで撤収することにします。

 
 歩いたね。(笑)

 GPSロガーを持って歩いていたのでログを拾ったら、メインスタンドとダウンヒルストレートとの間を3回も往復したんだね。
 歩いた距離は合計で 8.1km でした。 落差も結構あるので、イイ運動になりました。
     もてぎから帰る。