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2017年7月22日(土) へぎそばを求めて。【小嶋屋総本店】 |
10:41 入広瀬(いりひろせ)から 入広瀬の集落で以前へぎそばを食べたお店は、残念ながら見つかりませんでした。 (T.T) 店を探すのはあきらめますが、頭の中に”へぎそば”スイッチが入っちゃったので、あきらめません、否、あきらめきれません。 スマホでへぎそばが食べられる店を探すと、十日町市にへぎそば発祥と言われるお店があるようです。 ここから十日町までの距離はおおよそ50km。 お昼までに時間もあります。 ここまで来て行かない理由はありません。 と言うことで、十日町に向かうことにします。 |
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11:16 小出(こいで)インターから 入広瀬から、さっき来た道を取って返って小出まで戻ってきました。 十日町のへぎそば屋さんは、一般道で行ける様ですが、スマホの地図が細かくて見られません。(老眼ですので) (-_-;) 面倒なので、小出インターから関越に乗って逆戻りになりますが、十日町に向かうことにします。 |
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11:33 六日町IC 小出インターから1つ東京方面に戻り、六日町インターに到着しました。 へぎそば屋さんは十日町、インターは六日町。 へぎそば屋さんは、同じ●日町だと思ってました。 混同してました。(笑) インターを下りて、スマホでルートを確認。 十日町へは、国道253号線ののればほぼ一本道で行けそうです。 十日町方面を目指します。 |
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12:00 小嶋屋総本店に到着 六日町インターからは国道253号線に入り、西走して十日町へ。 十日町が近づくと、道路脇の要所要所には”小嶋屋総本店”の看板が出てきました。 大きなお店の様です。 止まってスマホを見ることなく、小嶋屋総本店に到着しました。 「お店でかいぞ。」 |
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入広瀬~(関越自動車道経由)~十日町市小嶋屋総本店:60.0km | |
後から、GPSレコーダの軌跡を見ると、かなり遠回りしてるね。(笑) 関越に乗ったらかえって遠回りだった。 国道252号線をそのまま来れば、全然近かったのがログを見るとわかる。 |
12:01 お昼ピッタリ 狙ったように、ピッタリお昼に到着。 (^_^)v 駐車場には、待合スペースとして簡易テントが設置してあって、お昼時はかなり混む雰囲気を醸し出しています。(笑) 混まないうちに、早速入店! |
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12:02 店内は 店内に入ると、中は薄暗く、ちょっとお高い料理屋さんの雰囲気。 ウインドウには、蕎麦ちょこなどが飾られていて、町のそば屋さんとは一線を画しています。 入り口で”お一人様”を告げると、カウンター席に案内されました。 大規模店だと、カウンター席が設けてなくて、一人で訪れてもテーブル席を案内されたりして。 混んでいたりすると(小心者なので (^_^;))恐縮してしまい、落ち着いて食べられないこともあるので、カウンター席は歓迎です。 |
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12:03 オペレーション カウンター席に座ると、すぐに冷たいそば茶とおしぼり、それにゴマをするための当たり鉢、薬味のネギが入った器が運ばれてきました。 流石大規模店、澱みのないオペレーションです。(笑) ここまで、かなり暑かったので、キリッと冷えたそば茶が嬉しいですね。 |
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12:04 注文は 注文は、へぎそばです。 当たり前です。 ここまできて、うどんなんて注文したら、読んでる人に怒られちゃいます。(笑) さて、へぎそばですが、諸説あるようですが、”へぎ”と呼ばれる器に乗せられて供されることで、この様に呼ばれる様になったと言うのが、一般的な様です。 このへぎそばですが、へぎに盛られているのはその特徴の一つで、そば自体は打たれるときにつなぎに布海苔を使っているのも特徴です。 へぎそばは、海苔が載っている所謂ざるそばが”花へぎ”らしく、自分は海苔は要らないので、普通のへぎそばで。 へぎそばの標準的と言われる大きさは、一升(4人前くらい)ですが、それはちょっと量が多すぎます お品書きを見ると、1人前からありますので、たぶん2人前くらいは行けそうなので”2人前”を注文しました。 |
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12:12 へぎそば 注文して、しばらくするとへぎそばが運ばれてきました。 これがへぎそばです。 盛られている器が”へぎ”です。 これが2人前用ですが、これより大きい4人前が盛られているのが、一般的な大きさの様です。 この2人前が盛られたへぎは、特製じゃないかと思います。 そして、一口程度の大きさに丸めて盛り付けるのも、へぎそばの特徴です。 天ぷらは、1人前を追加で注文。 2人前のへぎそばで、”天へぎ”を頼むと、天ぷらも2人前なので、それでは多過ぎと思った物で。 |
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12:13 ツルッとした そばは少し薄緑しており、つやがあって美味しそうですね。 それでは、お待ちかね。 『いただきます!』 そばは、ツルッとした食感で、食べやすい。 つなぎに布海苔を使うことにより、普通の蕎麦にはない、しっかりとした食感です。 結構、硬いと言えば硬いです。 江戸前の蕎麦には無い食感ですね。 味や香りは江戸前の蕎麦と比べると控えめですが、このツルッとした食感は、夏の暑い時期にはさらっとたべられるので、これはこれで良いです。 汁の旨みと、へぎそばの食感で食べる感じのものですね。 |
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12:17 薬味はカラシ 薬味に供されたのは、ワサビではなく、カラシ。 この辺りは、もともとワサビが採れなかった地域で、カラシを用いたのを引き継いでいるらしいです。 自分はもともと蕎麦にワサビを付けることはあまりしませんが、カラシで試してみましたが、まあ無くてもイイかな。(笑) 個人的な好みの問題ですね。 |
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12:24 ごちそうさま 完食です。 2人前でそれなりのボリュームがありましたが、ツルッと食べられましたね。 今となっては記憶も定かではありませんが、以前入広瀬で食べたへぎそばもこんなんだったんでしょう。 若い時分は、盛りの少ない普通の蕎麦はお腹が一杯にならないので、あまり食べる機会がありませんでした。 けれども、このへぎそばは盛りが多くてお腹一杯食べられたこともあり、美味しかったイメージが残っています。 当時はみんなで食べたので、正確な量は分かりませんが、たぶん一人で普通のへぎ1個分の一升(4人前)くらい食べてたんでしょうね。 |
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12:27 最後はそば湯で 最後はそば湯でさっぱりと。 そば湯はさっぱりしたもので、別にそば湯だけ作ったものではなくて、本当にそばを茹でたものの様です。 (確認してないので、本当のところは不明です) 今改めて食べてみると、蕎麦の味を前面に引き出す江戸前の蕎麦とは違いますが、へぎそばの独特な食感があって美味しいですね。 『美味しかったです。』 <(_ _)> 『ごちそうさまでした。』 近くに、へぎそばを食べさせてくれるお店があれば、たまに行きたくなると思いますね。 |
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12:42 午後のツーリングに へぎそば2人前、十分にお腹一杯になりました。 (ちょっと食べ過ぎかも) 間違えて4人前頼まなくてよかったです。(笑) さて、午後のツーリングに戻りましょう。 |