TOURING     
  2020年6月20日(土) 国道152号線南下ツーリング(午前)
 6:54 ツーリングの朝は

 快晴。
 梅雨の合間の日本晴れです。

 新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のための非常事態宣言が解除されたあとも、6月19日まで県境をまたいでの移動の自粛が要請されていました。

 今日は翌日の6月20日。 

 県境をまたぐしかないじゃん。 フロント フォークも先週末組んだしね。 (^_^)v

 と言うことで、ちょっと遠出のツーリングに出かけます。 
 日帰りですが。

 ツーリングマップル買ったよ。

 泊まりのツーリングはね、まだ、ちょっと早いかな~。
 泊まりにすると、まだ歓迎されていないような気がするんですよね。 普段、都内に住んでいる自分は。
 泊まりはもう少し先の話かな。

 なんて考えて、泊まりじゃないと行ける範囲は限られてきて関東近辺。

 そう言えば、自分が持っているツーリング マップルは 2008年版でちょっと(?)古い。
 ので、Amazonで最新版をポチっておきました。

 一昨年、国道152号線ツーリングのときに、古いツーリング マップル持っていて、道をロストしたのを思い出しました。

 じゃ、国道152号のツーリングをやりなおすべ。 となりました。
 6:54 出発

 明日は夏至なので、この時期の出発としては遅い方です。

 けど、冒頭にも書いた様に、県外への移動の自粛が求められていたため、GSX-Rでのツーリングは今シーズン 初。

 普段のシーズンであれば、3月頃からツーリングを始めて、夏に向けて段々と出発する時間を早くしていくんですけどね。

 さて、話が長くなってしまいました。

 早々に出発しましょう。

 走り始めの距離計は

 21,232 km
 7:02 ルートは

 自宅を出発して、横浜横須賀道路の横須賀インターまでやってきました。

 まずは、北上して中央道を目指します。

 前回の152号線ツーリングでは、浜松から出発して北上しました。
 結果、帰りの中央道の渋滞が大変。
 プラス、中央道を下りてから、横須賀の自宅に戻るまでが、また混んでいてさらに大変。
 と言うことで、今回は南下パターンです。

 帰路が東名だったら、渋滞していても、まだ迂回路のルートを知っているしね。

 
 7:27 ガソリン給油1回目

 横横を六ツ川料金所まで北上、そのまま保土ケ谷バイパスに入り北上を続け、東名高速の横浜町田インターを横目に見ながら通過して、相模原市に入り上鶴間までやってきました。
 国道16号線沿いにあるシェルで、まずは今日1回目のガソリンを給油しておきます。

 ここで入れておけば、高速を下りるまで給油は大丈夫です。
 7:58 圏央道 相模原インター

 上鶴間でガソリンを給油した後、引き続き国道16号線を北上し、橋本五叉路から国道413号線に入り、相模原インターまでやってきました。
 ここから圏央道に上がります。

 橋本五叉路からの国道413号線は、通称”道志道(どうし みち)”です。
 この先の相模湖~道志~山中湖の区間は、休日には多くのツーリングライダーが走りにきますが、白く塗られたバイクに青い制服を着たライダーもたくさん出没するので、自分としてほぼ走らないルートです。(^_^;)

 以前、橋本五叉路~相模湖の区間は幅員が狭くてすり抜けがし走りにくかったですが、改良が進んで路肩が広くなって走りやすくなりました。
 8:28 初狩(はつかり)パーキングエリアに

 相模原インターから圏央道に上がり、八王子ジャンクションまで北上。

 その後、中央道に入り、甲府方面を目指し西走します。

 八王子ジャンクションの前後は交通量も多く、渋滞していましたが、普段の週末より(COVID-19の影響か)まだ少なかった感じでした。

 週末は混雑することで有名な談合坂サービスエリアを過ぎ、次のパーキングエリアになる初狩でちょっと休憩することにします。
 8:30 富士山が見える

 初狩パーキングエリアに到着しました。
 初狩パーキングエリアで駐まるのは、人生初。(笑)

 どこかで見かけた忘れたけれど、「初狩パーキングからは富士山が見えるらしい」とのことだったので、確かめたかった。

 確かに、富士山。

 かなり雪が少ないね。
 (雪のない)夏の富士山は、(雪化粧した)冬の富士山と比べると2ランクくらい落ちるね。 (個人的な感想です)


 ちなみに、お隣の談合坂サービスエリアも反対隣の釈迦堂パーキングエリアも富士山は見えませんぜ。
 8:36 吉田のうどん

 ここで駐まったわけは、”富士山が見たかったから。”、じゃありません。

 朝食を食べるため。

 食べたのは、”吉田のうどん”と称するもの。

 自分の(勝手な)イメージだと吉田のうどんに使われる肉は”馬肉”だと思っているが、けど、これは豚肉。

 静岡県の”富士宮やきそば”の様に協会があるわけではなく、明確に定義づけされていないので、何肉を入れても良いんだろうけど・・・・・。
 うどんの麺体自体は吉田のうどんの特徴となる固さの片鱗をみせています。
 ただ、パーキングエリアのイートインエリアで供されることもあるのか、吉田の個人店で供されるほどの強烈な固さが無いのがちょっと残念なところです。(笑)
 9:00 一宮御坂(いちのみや みさか)インターチェンジを通過

 初狩パーキングで吉田のうどんを食べた後、引き続き中央道の西進を続けます。

 9時になって、一宮御坂インターを通過します。

 ここまで山中湖経由で下道っていう選択肢もあるんですが、その場合3時間ほど要します。

 今日は先で時間を調整したいこともあるので、安易に高速を使いました。

 9:23 夏の雲は立体的

 今日は梅雨の中休みだね。
 太平洋高気圧が張り出して、夏の雰囲気です。

 右手には八ヶ岳連峰が見えています。

 夏の雲は立体的。
 モクモク、ニョキニョキと形を変えていきます。

 対して、秋から冬の雲は高度が高く二次元的です。

 雲一つ見ても、夏が近いのを感じます。
 9:32 諏訪南インター

 中央道を西進し、諏訪南インターで一般道に下ります。

 
 さて、国道152号線へのアクセスは・・・・・・。

 「間違えましたぁ!」 (゚o゚;)

 国道152号線にアクセスするに至近のインターは”諏訪南”ではなく、ただの”諏訪インター”でした。

 インターを出たところで、新しく買ったツーリング マップルとグーグル マップをにらめっこ。
 下道(国道20号線)で移動するか、また高速に乗るか?
 9:48 諏訪インター

 結局、高速に乗り直しちゃいました。

 諏訪インターに到着しました。

 スマホのナビでみたら一般道だと20分ぐらいかかりそうなので。

 
 相模原でガソリンを入れた後、ここまで170km弱走っているので、ここでガソリンスタンドを探します。
 10:04 ガソリン給油2回目

 カードを持っているのでシェルで検索したら、出光に着いちゃいました。(汗)

 会社としては合併しちゃったから、同じなんだろうけど、自分が持っているシェルの”EASY PAY”は使えないんですよね。
 供用できるようになるのを期待しているんだけど。

 とりあえず、今日2回目のガソリンは現金で給油。


 でだ、出発する前、ツーリングのときの必需品、GPSロガーが見つかりませんでした。
 久しぶりの遠出だったので、どこに仕舞っちゃったか覚えてない。(笑)

 ので、走行ルートはグーグル マップで再現。

 ここまでで、一度ルート マップを切ります。
 午前の道程(その1):自宅~圏央道相模原インタ~諏訪インター 203km
 10:08 国道251号線へ

 諏訪インター近くのガソリンスタンドで給油した後、ここからは一般道、国道152号線を南下するルートでのツーリングです。

 国道20号線から離脱します。

 ここからの国道152号線は、北上すれば白樺湖を経由し起点の上田市まで、南下すれば高遠を経由、途中山間部を走り、終点の静岡県浜松市まで向かいます。

 10:11 高遠方面へ

 国道152線に入りました。

 ここ茅野市からの国道152号線は、高遠(たかとう)方面に向け、すぐにワインディング ロードへと変わります。

 この先、すぐに中低速コーナが連続し、一気に標高を上げていきます。
 この区間はセンターラインがある片側1車線の対面通行の路線で走りやすいです。
 今日は通行量も少なめです。
 10:18 高台から

 10分ほど走ると高台に出ます。

 眼下に茅野の市街地が見えて、景色がいいです。

 10:35 高遠から

 ここはどの辺りだったかな?

 GPSロガーを忘れてしまったので、写真のEXIFデータから抽出した時間データをGPSロガーのデータをリンクさせることで得られる位置データが生成できません。
 ので、場所がよくわかりません。
 たぶん、高遠町の市街地を過ぎたあたりかな。

 国道152号線を茅野市から南下して、旧高遠町(現 伊那市高遠町)を市街地を通過し、美和ダムによってせき止められ造られた美和湖に沿って走ります。
 その後しばらくは天竜川の支流となる三峰川(みぶ がわ)に沿って走ります。


 高遠町の市街地から美和湖に沿って走る国道152号線は直線を緩いカーブでつないだ路線です。
 アップダウンはほとんどありません。
 全線でセンターラインのある対面通行の国道で景色を眺めながら快走することができます。
 10:44 粟沢川(あわさわ がわ)に沿って

 三峰川に沿って走る国道152号線は、さらに支流の粟沢川に沿って進路を変え、分杭峠を目指します。

 粟沢川に沿って走る国道152号線は、センターラインの無い1.5車線の国道へと変わります。

 交通量は少なく、まだ快適にバイクを走らせることができます。

 10:51 分杭峠(ぶんぐい とうげ)

 三峰川の分岐から約7.0kmほどワインディングを上り分杭峠に到着しました。

 分杭峠の標高は1,424mあります。
 浜松市までの国道152号線にある3つの大きな峠の一つです。

 分杭峠は中央構造線の上にあり、”ゼロ磁場”と言われるパワースポットらしいです。
 中国の有名な気功師が発見したそうですが、凡人の自分には残念ながら感じられませんでした。

  
 10:51 遠景が

 分杭峠でふり返ると、今走ってきた景色が広がっていました。

 分杭峠周辺にはクルマを駐める十分なスペースがありません。

 ゼロ磁場のエリアを訪問しにくる人のために、シャトルバスが運行されています。

 10:53 大鹿村(おおしかむら)へ

 分杭峠を越えて間もなくすると大鹿村に入ります。

 大鹿村は wiki ってみると、人口わずか949人(2020年5月現在)。 面積は248.28平方mと東京ドーム(0.047平方m) 5,000個分以上の広さに 949人なので、東京ドーム5個分の広さに人一人の人口密度とかなりの限界集落っぽいです。

 地図を眺めてみると、大鹿村へのアクセスは、国道152号線と長野県道22号松川大鹿線しかありません。
 国道152号線は村境は、北は先ほどの分杭峠で南はこれから向かう地蔵峠となっており、かなりの酷道です。
 普段の生活道路は県道22号線がメインになるんでしょうね。

 11:10 ずってるよ。

 大鹿村に入り国道152号線の南下を続けます。

 途中、右手に飛び込んできた光景が、インパクトありすぎ。

 写真右側の山肌が見えている部分ですが、表層が崩れてずってますぜ。

 表面に生えている木が、何十メートルか崩れてます。
 自然って、凄いね。

 
 11:10 快適に

 分杭峠から10kmほど南下すると、国道152号線は比較的緩やかな区間になり、センターラインが現れます。

 リッターのスポーツバイクでも、かなり快適に走れます。

 まあ、こんなところじゃ普通は取締りとかはやってないでしょう。(笑)
 でも、転んだりしても、救急車が来るまでかなり時間がかかるのは間違いないね。
 否、その前に気絶とかしても、誰にも発見されない可能性が大だ。
 
 まあ、どう走るかは自己責任で。

 野生の生き物が飛び出してくる可能性もあるしね。
 11:14 上村(かみむら)方面へ

 分杭峠からさらに南下すること15kmほど、県道22号線との交差点までやってきました。
 このまま直進して県道22号線に入ると松川の市街地までは、県道59号線を経由して西走すると15kmほどで松川の市街地にアクセスできます。

 こっち(県道22号線&県道59号線))は一昨年のツーリングでルートを間違えたときに走ったルートです。
 そのときはちょうど紅葉の時期で、紅葉がきれいでした。

 さて、今日は間違えないように、この交差点を左折して上村方面を目指し国道152号線のツーリングを続けます。
 上村は平成の大合併により飯田市に編入したので”村”としては今は存在していませんが、”字”として上村の名前は残っています。

 11:21 山間部は

 県道22号線との分岐から国道152号線はしばらくセンターラインのある片側1車線の対面通行の区間が続きます。
 大鹿村の集落を3kmほど南下すると国道152号線はふたたび山間部へと入って、センターラインの無い1.5車線の区間へと入っていきます。

 道路幅員はそこそこあるので、対向車がきてもバイクであれば離合はできます。
 が、路面に小砂利、砂が浮いているのでちょっと注意をした方がイイでしょう。

 
 11:26 砂防堰堤(さぼう えんてい)が

 このルートはインパクトありすぎです。

 今度は、砂防堰堤。

 沢づたいに、何個か設置されていたみたいなんだけど、堰堤ごと崩れちゃった感じ。

 たぶん去年の台風19号のときに発生したんだろうけど、自然の前に人間の無力さを痛感させられます。
 11:34 地蔵峠

 「自然って凄いなぁ~。」 なんて、関心しながら走り地蔵峠に到着しました。

 一昨年のツーリングでは訪れなかった場所。

 特に何があるって訳じゃありませんし、分杭峠の様に眺望が良いわけでもなく、ただこの看板でここが地蔵峠”と知ることが出来るだけです。

 地蔵峠を過ぎると、大鹿村から飯田市の大村へと入ります。

 と同時に、国道152号線はここまでで一旦途切れ未通区間となります。
 この先は、代替道として”蛇洞林道(じゃぼら りんどう)”になります。
 道を走っている分には、どこからが蛇洞林道なのかわからず、そのまま国道152号線がつながっている様に思ってしまいます。
 11:38 未舗装

 地蔵峠を過ぎて、どんな道が現れるか、ワクワクしながらバイクを走らせます。

 けど、タイトコーナーですが、そんなに走りづらい路線でもないかなぁ~。

 と、思っていると未舗装区間。

 「うほっ。」 ちょっと嬉しい。 (^_^)

 と思ったら、50mくらいですぐに舗装区間になってしまいました。

 この後も、2箇所の未舗装区間がありましたが、どれも短くて・・・・・。
 「酷道走ってきたよ!」と言えるほどじゃなくて、残念。
 まあ、国道じゃなくて、林道だからね。

 でも、対向で現れるバイクはもっぱらアドベンチャー タイプです。
 11:55 復帰

 地蔵峠から蛇洞林道を下ること13kmあまり、国道474号線(三遠南信自動車道)と国道152号線との交差点で蛇洞林道は終わり、国道152号線に復帰します。

 一昨年訪れた時は、この分岐で間違えたんです。
 ツーリング マップルが古すぎて、三遠南信自動車道が地図に載ってませんでした。

 「畳とツーリング マップルは新しいのに限るね。」 ( ̄。 ̄;)

 12:00 停まる

 国道152号線に復帰して、しばし南下。

 左手にバイクが数台止まっている駐車場がありました。

 トイレもありそうだったので、ちょっと停まります。

 お昼の時間になったので、混まない(密にならない)内に昼食を食べるべく、ちょっとスマホとツーリング マップルを調べようかと。
 12:02 お昼はここ

 と思ったら、駐車場のお隣は、御食事処(そば処)でした。

 密にならない程度にぼちぼちお客さんも入っている様なので、今日のお昼はここで食べることにします。

  午前の道程(その2):諏訪インタ~(国道152号線)~分杭峠~地蔵峠 93.8km
     昼食を食べる。