TOURING     
  2021年2月14日(日) 県境までお出かけ(往路)【湯河原】
 10:29 ツーリングの朝は

 今日はツーリングと言う程でもないし、既に朝でもない。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、1月8日から緊急事態措置が実施されています。

 なので、今日はツーリングと言うほどでもなく、ちょこっとだけ。

 先週、GROMのクラッチを強化スプリングに交換したので、走って確認をしたいんです。

 仕事も落ち着いて、今週末はようやく休みらしい休み。
 朝一番で散髪に行って帰ってきたら、すでにこの時間になってしまいました。

 
 10:30 走り始めの

 走り始めの距離計は

 1,791 km。

 昨年のこの時期にユーズドで購入した時点で 394kmでしたので、1年で 1,400kmくらい走ったんですね。
 自分としては、思いの外走った感じです。

 それでは、出発します。
 11:20 西湘バイパスに

 今日は、県内。

 県外に出ると、色々と批判の対象になったりする昨今ですから、おとなしく県内。

 目指すは、神奈川県の南西端に位置する湯河原。
 バイク乗りは端っこが好き。(笑)

 県境を超えて静岡県に入れば、熱海に隣接する地です。

 自宅のある横須賀を出発して、相模湾の海沿いを走る国道134号線に入り、、西走して西湘バイパスの入口までやってきました。
 原付2種は西湘バイパスを走れないので、左に逸れて一般道の国道1号線に向かい、小田原方面を目指します。

11:52 小田原の市街地で

 西湘バイパスを逸れて、並行して走る国道1号線で西走を続け、小田原市の市街地、小田原城の脇までやってきました。

 ここでちょっと休憩。

 国道1号線は距離があるね。 
 国道1号線を走ると、西湘バイパスの有難みを感じるよ。
 12:09 箱根町湯本

 小田原市内のセブンイレブンで休憩した後、国道1号線の西走を続け、箱根町の湯本までやってきました。

 湯河原に直接向かうのであれば、早川から国道135号線に入り、そのまま海沿いを南下ですが、それじゃ面白くありません。

 バイクはやっぱり山道でしょう。(個人的な意見です)

 と言うことで、この先を左折し県道732号湯本箱根線に入り、畑宿方面を目指します。
 去年も走った同じルートです。
 12:19 県道732号線は

 県道732号線に入り、箱根の山を登ります。

 去年の確認した”通行止め”看板。

 ”自二輪”通行止めなんです。

 でも、条件付き。

 その1: 550cc以上を除く
 その2:土曜・日曜・休日の8時〜15時
 その3: 4月1日〜11月30日

 GROM はその1,その2には該当しますが、通行止めの期間が4月1日〜11月30日までなので、今日2月14日はOKです。

 この看板の情報量の多さ。
 パッと見じゃ、見きれないですよね。 見落とし注意です。(笑)
 12:22 七曲り(ななまがり)

 この路線は通称”七曲り”があるルートです。

 通行止めの区間は、急こう配のタイトコーナーが続きます。

 登りはまだしも、下りのタイトカーブは転倒したら、ガードレールに一直線だ。


 さて、強化スプリングに変更したクラッチですが、走り始めの一発でその違いがわかります。
 クラッチをつなぐ動作が、気持ちよくスパっとなりました。
 今まで、クラッチに強化スプリングを入れ換えたことがありませんでした。
 「へぇ〜。スプリングを交換すると、こんな感じなのね。」とこの年で改めて認識。
 
 クラッチの接続はスパっといきますが、その分遊びが少なくなるので、操作はシビア。 と言ってもそれほどじゃありませんが。
 12:25 連続するヘアピン

 1つヘアピンカーブを超えて、下をのぞき込むと、ヘアピンカーブ。
 結構な落差があります。
 ヘアピンカーブが連続します。

 登りルートだと、GROM だとパワーが無さすぎに感じます。

 
 小田原方面から箱根の山を上るのに、整備されたターンパイクや、箱根新道があるので、狭隘な県道732号線は交通量は少ないです。
 タイト過ぎるコーナーが連続しますが、そこそこ楽しんで走ることができます。


 強化スプリングに交換した話の続き。
 これまでの(標準の)スプリングだと、クラッチをつなぐ時にフリクションプレートの間にあるオイルが押し出されて、クラッチがつながるまで、ちょっとクラッチが滑ります。 その感覚は例えるとオートマみたい。
 なので、ノーマルはノーマルでラフなクラッチ操作を許容してくれるんで、楽は楽なんですけどね。
 12:35 芦ノ湖に

 県道732号線を畑宿まで登り、国道1号線に入り芦ノ湖畔までやってきました。

 自宅を出発したときは完全に曇りでしたが、少しは青空が見えてきました。

 けど、富士山は隠れていて見えません。

 右手から海賊船イメージの観光船が出航していくところでしたが、手前の小屋が被っちゃって、わからないね。(センスがありません)(笑)

 箱根としては、今の時期はオフシーズンですが、オフシーズンと言っても人が少ないですね。
 新型コロナウイルス感染症の影響でしょうね。

 12:41 県道75号湯河原箱根仙石原線(ゆがわら はこね せんごくばら せん)

 芦ノ湖から、今日の目的地の湯河原を目指します。

 芦ノ湖から湯河原に向かうには、湯河原パークウェイと椿ラインの2ルートあります。
 湯河原パークウェイは、125cc以下のバイクの通行ができません。
 ので、GROM だと一択で、椿ラインの県道75号線になります。

 芦ノ湖を出発して、すぐに箱根新道と立体交差、その後箱根ターンパイクとの交差点に到着。 
 12:43 暖かい

 今日は2月としては とても暖かくて3月末〜4月の陽気だそう。

 道路脇にある、温度計は 10℃を示しています。

 暖かいね。

 防寒のオーバーパンツを履いてきたけど、要らないくらいです。

 12:47 大観山展望台

 箱根ターンパイクの大観山展望台までやってきました。

 箱根ターンパイクは、原付は走れません。 から、GROMは入っちゃダメなのかな?
 
 125cc以上のバイクがたくさん停まってますね。。

 
 12:50 椿ラインは

 大観山の展望台を左手に見て先に進みます。

 大観山から先が椿ラインの本番。

 この先、湯河原の市街地のパークウェイとの交差点まで 約13km程の間で標高1,000mから標高200mほどまで、平均勾配6%で一気に標高を下げていきます。
 
 大観山から湯河原の市街地まで県道75号線(通称 椿ライン)は全線センターラインのある片側1車線の対面通行の県道です。
 記した様に、箱根の山から相模湾沿いの湯河原まで一気に標高を下げることもあり、タイトコーナーが連続するワインディングロードです。
 タイトコーナーを短い直線で結ぶ構成で、ほぼ全線が追い越し禁止のイエローラインです。
 そのため、前にペースの遅いクルマがいると、延々と付き合わされることになります。
 12:50 四半世紀ぶり?

 道路脇からの遠望は、右手に伊豆半島の山々、眼下に相模湾が広がります。

 所々視界が開け、景色を楽しむことができますが、タイトな路線なので、脇見注意です。

 この路線は、タイトで回り込んでいるカーブが連続していて、前のクルマにつかえることが多かったので、あまり好きではなくて最近は近寄っていませんでした。
 最後に走ったのは、たぶんまだ自分が2st250ccに乗っていた時分の四半世紀以上前になるかな。(笑)


  走ってきた軌跡を拡大すると、こんな感じ。

 タイトコーナーが連続しているのが、わかります。

 観光で訪れるのであれば、有料道路の湯河原パークウェイの方をおススメしますね。

 
 13:10 湯河原の市街地に

 県道75号椿ラインを下り湯河原の市街地まで降りてきました。

 湯河原の市街地は、通りの両側に温泉宿が並びます。
 少し古びた町並みで、ノスタルジックな感じが漂います。

 ある意味、取り残された感がありますが、今となってはそれも良いんでは。
 自宅のある横須賀からバイクだと日帰りルートですが、都内からクルマだとのんびり一泊するのもありです。

 さて、お腹が空きましたので、少し遅いお昼を食べます。


(つづく)
 往路の道程:自宅〜箱根〜湯河原:93.41 km
       昼食を食べる