14:17 この週末はいじる 冬はGROMネタ。 今年はcovid-19 の緊急事態宣言により、県外への移動の自粛が求められるいるので、遠距離ツーリングが主体の大型バイクのGSX-R の出番がなかなかありません。 GROM も2週連続で湯河原-箱根方面に行ったので、今回はGROM いじります。 |
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14:30 いじるのは これリヤサスペンション。 本当はフロントのサスペンションをいじりたいんですが。 湯河原-箱根方面のワインディングを走ってみて、感じたのがフロントフォークの減衰力不足。 特に下りのコーナーで路面が荒れていると、サスペンションが吸収しきれなくて、思うようにブレーキングが出来ません。 ですが、今日はフロントサスペンションは置いておいて。 この週末はリヤサスペンション。 全体的にぱっと見で、リヤサスペンションの見た目がよろしくありません。 安っぽい。 |
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14:10 入手したのは ので、社外品入手しました。 小排気量のバイクパーツを中心に製造・販売している”スペシャルパーツ武川”製のリヤサスペンション。 車高調整機能付き。 リヤサスペンションは、上下2本のボルトで固定されているだけなので、簡単なハズ。 |
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14:18 作業開始だが 早速、交換作業開始。 サービス マニュアルを見ると、リヤサスペンションを取り外すには、 @ 右側シュラウド(サイド カバーね) A ドライブ チェーン カバー B リヤブレーキ リザーバー C レギュレート/レクチファイヤ を取り外せとな。 リヤサスを外すためだけの道のりは長い。(笑) シュラウドを取り付けているネジを緩めるために、シートを外そうと思ったら外れない。 後付けのリヤのトップケースが邪魔してました。(笑) |
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14:20 まずはトップケース まずは、トップケースを外してベースも取り外します。 |
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14:26 次はシート トップケースを外したら、シートが外せました。 |
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14:26 シートを外すと シートを外すと、こんな感じ。 マニュアルに沿ってちゃっちゃと外していっちゃいましょう。 |
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14:28 シェラウドの前に シェラウドを外そうと思ったら、テールカバーが邪魔をして、シェラウドを固定しているネジに到達できません。 ので、まずはテールカバーを外して。 テールカバは全部外さなくても、何本かのネジを緩めて、丸のところのネジに到達出来ればOK。 |
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14:35 シェラウドを外す ボルトとかピンとか、何本か外すと、右側のシェラウドが外せました。 燃料タンクと思っていたのは、単なるカバーだったんだね。 |
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14:35 シェラウドを外すと 右側のシェラウドを外すとこんな感じ。 ガソリンタンクの本体が見えます。 |
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14:42 続いてチェンカバー 続いて、ドライブチェーンカバー こっちは、六角穴付きボルト 3本だったかな。 緩めると外れます。 簡単。 その後、マニュアルだと リヤブレーキ リザーバー → レギュレート/レクチファイヤを取り外すと書いてあります。 けれど、自分の持っている工具だと外さなくてもサスペンションを止めてあるボルトに到達出来そうです。 まあ、作業が出来ないようなら、外せば良いだけで。 |
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14:48 まずは下側 それでは、リヤサスペンションの取り外しにかかります。 まずは、下側のボルトを緩めます。 緩めるだけね。 まだ、リヤタイヤを浮かしてないので、ボルトを抜いちゃうと、スイングアームがフルストロークして大変な事になりますから。(笑) |
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14:52 ぐにゅ〜っと で、上側のボルトを緩めようと思ったら、滅茶締まってる。 「え〜っ」て言うくらい。 ネジが逆ネジじゃないかと確認したぐらい。 「いやいや、緩まないよ。」 これがよく言われる東南アジア品質か。(笑) なんでこんなにガッチリ締めちゃうかね。 ネジ山がダメになっちゃうよね。 当たり前の話だけど、ボルトを緩めないとサスペンションは交換できない。 ので、KTCのロングハンドル持ち出してきて、緩めようとしたけど・・・・・緩まない。 もう、ネジ切れちゃっても仕様がないと覚悟を決めて、思いっきり。 ”グニュ〜”って回った。 |
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14:52 折れた! と思ったらボックスレンチのエクステンションバーが折れた! (@_@) 「え〜っ」 折れちゃったよ。 ロング ハンドルはKTC、ボックスレンチは snap on と両方とも一流メーカー品。 でもね。 エクステンションバーは40年近く前に(たぶん近所のホームセンターで)買った安物の無名メーカー品。 やっぱり安物はダメなんだね。 |
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14:53 40年近く でも、40年近くもったんだから、よく頑張ったと言えるかな。(笑) 出来れば一生ものだと良かったんだけどね。 |
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14:59 ジャッキアップ 気を取り直して。 サスペンションの上下のボルトが緩んだので、ジャッキをかましてリヤタイヤの荷重を抜きます。 |
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15:00 リヤサスを外す 外れました。 まずは下側、スイングアーム側。 この後、上側(フレーム側)のボルトを外すんですが、ナット側のスペースが狭いです。 指2本がギリ、オープンエンドのスパナがギリギリ入るくらい。 でどうにか外すことが出来ました。 |
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15:00 並べて 外した標準のリヤサスペンションと社外品の武川のを並べてみた。 やっぱり標準品は溶接の跡とかそのままで安っぽい。 武川のは、ギラギラし過ぎていて、こっちはこっちで高級感は無いかな。 (笑) サスの長さは、見た目同じくらいです。 |
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15:01 調整機能 武川のサスペンションは、サスのイニシャル調整と車高調整になる自然長の調整機構付き。 サスのイニシャル調整は一番上のナットを回せば調整出来るのはわかる。 で、真ん中のナットでロックね。 で、一番下のナットは車高調のロックナットなんですが・・・・。 どうやって調整するんだろう? (下のボディ毎回せば良いのかな?) まあ、とりあえずデフォルトのまま乗ってから調整ですね。 |
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15:02 固着しないように これからリヤサスペンションを組んでいくけど、工具が折れるほどの高トルクで締める訳にいきません。 それにネジの固着防止にスレッドコンパウンド塗って組んでいきます。 |
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15:03 新しいサスを サスペンション 付けたよ。 とりあえず、ジャッキアップしていて不安定と言えば不安定なので、サスの上下にボルトを指して、ジャッキを外そうかと思った。 けど・・・・。 |
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15:12 ダメでした。 サスペンションの上(フレーム側)を止めているボルトをナットで止めようとしたけど、スペースが狭くて指が入らない。 「う〜ん。 どないしよう。」 これだと、上のナットのスペースに指が入らないので、一旦下(スイングアーム側)のボルトを抜いて、上のボルトだけ挿入。 そして、サスペンションを引いた状態にすると、ギリ指が入る。 この状態ならナットを取付けることができました。 上のボルトナットをある程度締付けてから、下のボルトを取付け。 これで、サスペンションの取付けが出来ました。 (^^)/ |
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15:16 トルクレンチで ボルトナットが着いたら、トルクレンチを使って既定トルクの44N・mで締め付け。 既定のトルクって全然緩い。 なんであんなにギチギチに締付けてあるかなぁ。 あんな締付けてあったら、ネジ山に良くないよね。 まだサビは出てなかったけど、これでサビでも出てたら、緩めるの至難の技だね。(笑) |
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15:18 いい感じ ネジの締付け、OK。 ちょっとギラギラしてるけど、いい感じかな。 |
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15:21 デフォルトで 取付けしたら、サスペンションのロックナットを締付け。 イニシャルとか自然長とか変更できますけど、まずはデフォルトで乗ってみます。 それでは、外した部品を元に戻していきます。 |
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15:27 チェーンカバーを まずは、一番最後に外したチェーンカバーを元に戻します。 |
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15:37 シェラウド 続いて、右側のシェラウドを取付け。 |
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15:40 順番に と、思ったらネジが余った。 (-_-;) シュラウドのネジを締め付ける前に、テールカバーを取り付けちゃいましたよ。(笑) で、シェラウドのネジを締めてから、テールカバーの取付け。 |
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15:54 取付け完了 シェラウド、テールカバーの取付けが終わったら、シートを戻して、トップケースのベースを取付け。 今日も、ネジは余らなかった。 ヨカッタネ。 トップケースはワンタッチで取付け出来るので、取付け作業は完了です。 |
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16:03 ノーマルは 外したノーマルのサスペンションは、取り付けたサスペンションにトラブルがあった時に備えて、ガレージに仕舞っておきます。 こうやって何でも取っておくから、物が増えちゃんですよねぇ。 ( ̄▽ ̄;) |
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16:06 ここまでの走行距離は ここまでの走行距離は 2,228 km。 この後、ちょっと乗った感じ。 インプレッション。 リヤの車高が上がった。 前のめり気味です。 で、ネットとかを見ていると、GROMのノーマルサスペンションは硬いって書いてあるのが多いけど、この武川のサスペンションも硬いよ。 と、思いました。 けれども、少し走ると新品の硬さが取れて、しなやかさが出てきた感じ。 走ったが街中だけだったので、ハッキリはわからなかったけど、そんな感じ。 今の状態だとリヤ上がりなので、リヤを少し下げたいところですが、とりあえずこのまま。 近々にフロント フォークをいじりたいと思っているので、リヤをいじるのはそれからかな。 (おわり) |