4月25日(日) リヤサスペンションを取外し これまでの話 4月24日(土)に筑波サーキットにスポーツ走行に行きました。 そこで、2014年の全日本ロードレース選手権ST600クラスチャンピオンの小林 龍太さんから、スプリングを軟らかくした(標準に近づけた)方が、走りやすくなるのでは、とのアドバイスをもらいました。 せっかくなので、スプリングを今より軟らかいものに変更してみることに。 ただ、専用の工具(スプリング コンプレッサー)が無いと、スプリングの交換はできません。 専用工具は結構いい値段するので、自作することに。 採寸するため車体から、サスペンションを外しました。 と言うのが、前回までのあらすじ。 |
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9:30 荷物が届く ゴールデンウィークが始まった5月2日(日)、横須賀の自宅に戻るとモノタロウから荷物が届いてました。 先週、リヤサスペンションを取り外したときに採寸して、サスペンション コンプレッサーを作る部品を頼んでおきました。 ホント便利な時代ですよね。 GW初日、朝から作り始めます。 |
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9:33 溶接フランジで 注文しておいたのは、これ。 これって何? これは、ガスや液体をパイプを使って送るとき、接続するためのフランジと言う部品。 これに配管を溶接して、配管同士はこのフランジをボルトで締め付けて、接続します。 と言う部品 左側の真ん中に穴が空いた方は”溶接フランジ”。 549円。 右側の穴が空いていない方は、溶接ブラインドフランジ。 829円。 いずれも2インチ(約50mm)管用。 これで配管する訳ではありません。 |
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9:33 フランジ用パッキン これは、フランジ用パッキン。 279円。 本来の使い方は、フランジとフランジの間に挟み込んで、流体(液体or気体)の漏れを防ぐものです。 けど、今回の使い方は別。 |
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9:34 リヤサスペンションの構造は CBRのリヤサスペンションの場合、スプリングを取り外すには @の部分を押し下げて、@とAの間にある部品を取り外すと、スプリングが抜ける構造になっています。 なので、@の部分を押し下げる治具(スプリング コンプレッサ)が必要になります。 今装着されている赤いバネが 11.0kg/mm。 1mm押し縮めるのに11kgの力が必要。 10mm押し下げようとしたら、中学の物理の時間で勉強したフックの法則で F = kx k:バネ乗数で、これが 11.0kg/mm、xは変位量で 10mm とすると、 11.0 × 10mm = 110kg となります。 110kg の体重の人が上に乗っかっても10mmしか縮まないので、人力だけじゃどうにもなりません。 |
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9:34 フランジは で、買ったフランジはこうやって使おうと。 真ん中の穴にサスペンションを通して、周囲の穴にボルトを通して、スプリングを潰してやろうと言う企て。 フランジ用のパッキンは、フランジで傷が付かないように、サスペンションとフランジの間に挟み込むようにしてやろうと考えた訳です。 「ん?」 フランジよりパッキンがかなり大きいんじゃない? 間違えました。(笑) JIS規格で、フランジは5K、パッキンは 10K。 たぶん使用できる圧力が違うのかな。 |
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9:38 接着 フランジが使えるのを確認したら、フランジにパッキンを接着しちゃいます。 使う接着剤は G17。 ゴムと金属を接着するなら G17。 工具箱に1個は常備しておこう。(笑) |
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9:39 両側に パッキンの方にもG17を塗る。 よく塗る。 G17 は接着する同士、両側に塗るのがポイント。 鼻水みたいだ。 みんな思っているけど、口には出さない。(笑) |
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9:40 デカい 貼り付けた。 パッキン、デカい。 (>_<) 真ん中の穴は、両方とも5インチ管用なので、同じ大きさだけど、規格(耐圧?)が違うので、大きさが違うんだねぇ〜。 まあ、小さいことは気にしない。 大きいのは気になるけど・・・・・。 (^_^; フランジはとりあえず接着材が固まるの待ち。 で、放置です。 |
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11:40 等辺山形鋼 次の加工は、等辺山形鋼。 等辺山形鋼 L75×75の 1m、ホームセンターで 1,395円 小さいホークセンターでは、このサイズは置いてないけど、スーパーなホームセンターなら置いてある。 まあ、6cmくらいあれば良いかなと言うことで、6cmの長さにカットしてもらいました。 カット代、2個分で204円。 残材は使う予定は、ない。 |
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11:21 こんなイメージで 等辺山形鋼は、こんなイメージで使う予定。 サスペンションの反対側を支えるため。 サスペンションのM10のボルトを通して固定する予定。 |
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11:25 ボルトを通す穴 山形鋼にボルトを通す穴を開けます。 CBRのリヤサスペンションはリザーバータンクがあって、それが取り付け穴から約65mm出っ張っているので、65mmのクリアランスを取る必要があります。 と、書いても文章能力が低いので、たぶん、否全然理解されていないと推測する。(笑) まあ、見ていてくだせえ。 等辺山形鋼の 端から 65mm、6cm幅のほぼ真ん中にM10ボルトを通す穴を開けます。 |
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11:31 穴を 穴を開けていきます。 M10用の穴なので、ドリルのキリはφ11mmで。 ボール盤があれば一発なんだけど、無いからハンドドリル。 ハンド ドリルだと力が弱いので、小さい穴を開けてから段々大きい穴にしていきます。 今年 GROMのフォークオイルを交換したときに買った万力が役に立つ。 それでも、万力の重さが足らなくて、φ11のキリを使うと、万力が一緒に回っちゃうことも。 万力を足で押さえながら、穴開けを進めます。 |
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11:41 φ11は開いた M10取り付け用のφ11の穴が開きました。 反対側には、フランジに固定するために M12用φ13mmの穴を開けなければなりませんが、φ13のキリは持ってませんでした。(汗 ホームセンターに買いに行かなきゃ。なんですが、今日は午後から別の用事があるので、今日の作業はここまでよ。 (つづく) |