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2023年5月28日(日) フロントフォーク オイルの油面調整 | |||
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10:39 経緯 ゴールデンウィークにGROMのフォークオイルをこれまで入っていた超硬いKYB社製のG30Sから、ちょっと軟らかいG20Sに入れ替えました。 その時の作業のやり方がたぶん良くなかったんでしょう。 フォークオイルの漏れが出ちゃいました。 (ーー;) それを先週、なじみのバイク屋さんK2Yに行って、オイルシールとダストシールを新品に交換・修理してきました。 その時は時間がなかったので、フォークオイルのエアー抜きがちゃんとできませんでした。 仕様がないので、その時はエアーが抜けるのをある程度みこして少し多めにフォークオイルを注入しておきました。 さて、今週はそのフォークオイルの量を規定値に調整する作業をします。 |
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10:54 キャップボルトを 日曜日のお昼前、ガレージからGROMを引張出して、青空ガレージ。 まずはフロント フォークのキャップボルトを緩める前に、フォークのねじ部分を締め付けているピンチ ボルトを緩めてます。 ピンチ ボルトを緩めたら、キャップボルトを軽く緩めます。 キャップボルトを頻繁に開け閉めしたので、表面処理がはがれてきて、地の色が見えてきちゃってますね。 (ーー;) |
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11:02 順番に キャップボルトを緩めたら、フロントのブレーキキャリパー、フロント フェンダー、そしてフロントタイヤの順に取り外します。 そしたら、この状態でキャップボルトを緩めます。 ※ 後で考えたら、フォークオイルのレベル調整だけだったら、フロントタイヤを取り外さなくても出来たかも。 確認してませんが・・・・・。 |
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11:06 キャップボルトは ダンパーAssyと接続しているロッドから、オイルレベルを調整するのに邪魔になるので、キャップボルトを取り外します。 |
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11:07 全屈に オイルレベルの調整はフォークを全屈状態にする必要があるので、キャップボルトを取り外したら、フォークの下端にジャッキをかまして、全屈状態にします。 ※ これも大袈裟にジャッキとかを使わなくても、ヒモか何かで上に引っ張って吊っておけば大丈夫でしたね。 |
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11:10 長さを調整 フロント フォークを全屈にした状態で、オイルのレベルをアウターチューブの上端から規定値の75mmに合わせることにします。 まずはノギスを使って、フォークオイル レベルゲージのストローをあらかじめ長さを75mmに調整。 |
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11:14 レベルを調整 アウターの上端にストッパーを当てて、注射器で吸引して余分なフォークオイルを抜き取って、オイルレベルを調整します。 「ほとんど抜けないね。」 ストローの先端が液面に触れて、ジュルジュルって音がしているので、レベルは良いみたい。 |
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11:20 ダンパーロッドの位置を 左側のフォークオイルのレベル調整が出来たら、戻していきます。 ダンパーのロッドとキャップボルトの位置を、これも規定値通りの15mmに調整。 |
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11:21 ロッドにキャップボルトを ダンパーロッドの位置を決めるナットの位置を決めたら、キャップボルトを取付け。 規定トルクで締め付けます。 |
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11:22 キャップボルトを仮締め 次は、キャップボルトをアウターに取付けます。 規定トルクで本締めが出来ればいいですけど、ジャッキアップしていて車体が不安定であまり力を加えたくないので、とりあえず仮締め。 |
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11:24 右側 左側が終わったら、今度は右側のフロントフォークをやります。 同じ様に、キャップボルトを緩める前に、トップブリッジのピンチボルトを緩めて。 |
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11:27 キャップボルトを キャップボルトを緩めたら、キャップボルトをダンパーのロッドから外しちゃいます。 |
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11:28 入れて抜く 油面を調整します。 注射器で余分なオイルを抜こうと思ったら、油面はほぼ75mmだったみたいでした。 念のため、ちょっと追加して、もう一度注射器で引っ張ってレベルを合わせます。 これで、75mm間違いなし。 左右のフォークの油面調整は終わりました。 後は、バラした分を元に戻していきます。 |
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11:34 キャップボルトとロッドを まずは、キャプボルトとダンパーロッドを規定トルクで締め付け。 ナットの位置は規定値の15mmで。 締め付けが終わったら、キャップボルトをアウターチューブに仮締めしておきます。 本締めは、後でね。 |
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11:42 タイヤを取付け キャップボルトをフロントフォークのアウターチューブに仮締めしたら、フロントタイヤを取り付けます。 これで、ジャッキを外しても、ずっ転けることはなくなるので、ジャッキを外します。 |
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11:44 キャリパーを フロントタイヤを取り付けたら、ブレーキキャリパーを規定のトルクで締め付け。 |
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11:46 キャップボルトを ここまでできたら、キャップボルトを規定のトルクで本締めします。 |
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11:49 ハンドルバーを キャップボルトを締め付けたら、ハンドルバーは邪魔にならないので、元の位置に戻します。 |
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11:53 ピンチボルトを ハンドルバーの位置を決めたら、トップブリッジのピンチボルトをトルクレンチを使った締め付け。 ここと三つ叉のピンチボルトは、フロントフォークのアウターチューブを固定するために締め付けるんですが、アウターチューブって薄肉なので、締め付けると変形しちゃいます。 変形しちゃうと、中でブッシュが上下に動くとき抵抗になるので、締め付けるトルクって重要だと思います。 |
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11:56 作業終わり トップブリッジのピンチボルトを締め付けたら、もう一度フロント ホイールのアクスルナットを緩めて、フロントフォークをストロークして、フォークにねじれが無いか、スムーズにストロークするか確認してから、アクスルナットを締め付け。 そしてフロントフェンダーを取り付けたら、フォークオイルのレベル調整作業は終わり。 ちょうど、お昼ご飯の時間になりました。(笑) 5月の頭から、フロントフォークばっかり3回もバラしたり、組んだりしたので、すっかり作業手順を覚えちゃいました。(笑) 次回、油面のレベル調整だけだったら、たぶんフロントタイヤを外さなくても出来るんじゃないかと思うので、機会があれば確認ですね。 (おわり) |