from Circuit

2010年9月25日(土) 全日本ロードレース選手権 第5戦 in 岡山国際サーキット(公式予選)

 ART走行に戻る。

6:13 朝起きると

 岡山のレースウィークは津山に宿泊しています。

 朝起きて、ホテルの窓から外を見ると、雲が低く垂れ込めていました。
 雨は降っていません。

 今日は、公式予選です。
 公式予選B組の1回目は10:35からと少しゆっくり。

 岡山国際には、7時半前に入れる様、1時間ほど前にホテルを出発します。

7:27 岡山国際サーキットに到着

 津山から一区間だけ中央自動車道に上がり、美作(みまさか)インター経由で1時間ほど。

 岡山国際サーキットに到着しました。


 道中曇っていましたが、ここまで来て雲は高く、青空が見えてきました。
9:02 準備

 7時半にピットに到着して、公式予選の準備。

 セッティングを確認し、ウォーミングアップ。

 タイヤウォーマーを巻いて、ガソリンを充填。


 レースウィークになり、朝晩冷え込む様になりました。

 ウォーマーにブランケットを巻いて、しっかりと温めます。
9:14 レプソル21原さん

 今回、大阪に住むレプソル21原さんにもヘルパーをお願い。

 土曜の予選、日曜の決勝と手伝ってもらいました。

 ありがとうございました。 (^_^)/

 レプソル21原さんは、ここ岡山国際サーキットのライセンス持ち、ときどき走っているそうです。

9:23 気温が低い

 9:15からJ-GP3クラスの予選が始まっています。

 隣のピットのJ-GP3がピットイン。
 どうやら、オーバークールの様で、ラジエータにガムテープを貼って再度コースインしていきました。

 やはり、今朝は気温が低めです。

 國川くんのマシンもラジエータにガムテープを貼ってオーバークール対策をしておきます。
9:37 天候が不順

 J-GP3クラスの予選は続いていますが、今ひとつ天気が不順。

 雨が落ちてきそうな雰囲気です。

10:00 ST600クラス A組 予選1回目開始

 10:00からST600クラス A組 25分間の予選1回目が始まりました。

 コースオープンになり、一斉にマシンはコースイン。
 タイムアタアックを始めます。

 そんな中、ポイントリーダーの山口選手が5周目、酒井大作選手が記録したコースレコード1分33秒544を塗り替え、1分33秒267を叩き出し、A組のトップへ。

 その後、コースにポツリポツリと雨が落ちてきました。

 雨は路面を濡らすほどではありませんが、ここまである程度タイムを出した選手は、タイムアップが望めないと判断し、ピットにマシンを戻します。

 A組の予選が終わる5分ほど前に雨は上がり、何台かのマシンはコースインし、再度タイムアタックをしますが、ほとんどのライダーは序盤に出したタイムを上回ることなく予選が終了しました。

10:31 B組 予選1回目

 B組の予選は10:35から。

 A組の予選中に降った雨は止んでいます。
 雨量も少なかったため、路面はドライの状態です。


 
10:31 集中

 間もなく、予選開始。

 國川選手、集中力を高めていきます。

 
10:35 ST600クラス B組 予選1回目開始

 10:35からはST600クラス B組 25分間の予選1回目が始まりました。

 コースオープンになり、他のマシンはコースインしていきますが、國川選手はクリアラップを取るため遅らせてコースイン。

 先頭が戻ってくる直前にコースインでき、コースクリアを確保。 タイムアタックに入ります。

 1周目、2周目とマシンとコースの感触を確かめ、徐々にペースアップ。
 3周目にフルアタック! 
 タイム 1分33秒269 と今までのコースレコードは塗り替えるものの、A組の山口選手が出したタイムに2/1000秒足らず。(惜しいぃ)

 この時点で、ふたたびコースにポツリポツリと雨が落ちてきました。

 小雨の落ちる中、國川選手はそのままタイムアタックを継続。

 ピットでサインボードを出している自分は、雨で足元がすくわれ転倒しやしないかとドキドキで見守ります。

 4周目のタイムアタックも、第1スティントでは、ベストを記録! 

 しかし、第2スティントで前走車にラインを阻まれ、ペースダウン。
10:46 ピットイン

 雨が強くなってきたため、予選を10分ほど経過して、ここでピットイン。

 雨が止むのと待ちます。

10:46 雨が止むのを待つ

 雨が止むのと待ちます。 
10:46 雨止みを待つ

 雨止みを待ちます。
10:47 雨止みを

 待ちます。
11:02 予選終了

 予選終了5分前ほどで、雨が止み、ふたたびコースイン。

 しかし、路面がウェット気味になった箇所ができてしまい、タイムアップは望めず。

 25分間の予選が終了しました。


 予選が終了すると、國川選手のマシンはカットタイヤの該当マシンに。

 ピットロードからそのまま、車検場に。

 タイヤの腹の部分に思いっきり金色で”CUT TIRE”のペイントをされてしまいました。


 ※ CUT TIRE :説明しよう。 CUT TIRE とは、タイヤをインチキしないように、抜き取りでレース終了後オフィシャルがタイヤを切断し、中の内部構造などをチェックするシステムである。 今回ST600クラスでは、6台がCUT TIREの該当マシンになり、レース終了後、その内3台のマシンについて、実際にタイヤをカットし、検査します。 ちなみに、タイヤをカットされた場合、後から同じタイプの新品タイヤがもらえます。(と面倒くさいが、ちょっとお得)
11:11 ピットウォーク

 11:10からは恒例のピットウォーク。
 今日のピットウォークは11:10〜11:55の45分間

 ピットの前にマシンを駐めて、レースファンの方々を待ちます。


 予選が11:00までで、10分後からピットウォーク。

 SUGOほど猛暑じゃないので少しは楽ですが、それでも予選終了10分後からは大変だ。
11:41 注目の

 プライベートでスポット参戦扱いの國川選手のピットは、ピットの外れの方。

 ピットウォークの途中から、再び雨が落ち始めました。

 レースファンの足が少し遠退(とおの)きます。

 それでも、10月3日のモテギから世界GPに参戦することが発表になった國川選手、流石プレスに大人気。



 カメラを構えている青年たちが狙っているのは・・・・・・

 左下の写真。
11:41 お待たせ

 お待たせしました。(笑)

 レースクィーンさん。 (^O^)

 お隣のピットですけど。 (^_^;)

 
11:41

 カメラを持った男子がひっきりなしに来てはカメラに収めて行きます。

 中には、その近距離で、その大きさのレンズは必要なのかい?と思われる男子も見かけます。(笑)


 まあ、いくら思いっきりレンズを向けても、決して文句は言われませんので、心行くまでカメラに収めてくださいまし。


 で、11:55でピットウォーク終了ですよ。
14:25 予選2回目

 ST600クラスA組 2回目の予選は14:45から。
 1回目と同じ25分間です。

 午前中、ぐずついていた天気も好転し、雲が高くなりました。


14:45 ST600クラス A組 予選2回目開始

 公式予選A組 2回目の予選が始まりました。

 路面は乾いているようですが、ピットウォークの時に雨が降ってしまったので、ラバーグリップは落ちているようです。
 (ピットから見えない裏の方で、ウェットパッチがあるとか、ないとか)

 予選2回目は、1回目のタイムを更新してくるかが見ものです。

 予選1回目、トップの山口選手は再びいままでのレコードを超えるものの、午前中の自己のタイムを更新できず1分33秒316で終了。

 忠男レーシングの大崎選手は午前中のタイムを縮め33秒台にタイムを入れA組2位につけるものの、國川選手のタイムを上回ることができず終了。
15:15 赤い軍団(?)

 國川選手のB組の予選は15:20から。

 予選2回目は、他のチームが行っているのと同じように、予選途中でタイヤを新品に交換する予定です。

 そのため、Team SUGAI に助っ人をお願い。

 須貝さん自ら手伝いにきてくれました。
15:20 ST600クラス B組 予選2回目開始

 B組の予選2回目が始まりました。

 今回のレースで使えるタイヤは3セット。 決勝用に1本、残り2本を予選で使います。
 予選1回目は当然、最初の1本目を使用。
 予選2回目は、最初1回目に付けたユーズドのタイヤを着けて走行。
 数ラップ走り、慣熟したところで、2セット目の新品に履き替えて、最後のタイムアタックを行う作戦です。

 15:20になり、予選開始。
 少し遅れてコースイン。 
 変更したセッティングを確認しつつ、タイムアタックを続けます。

 6周=約10分走ったところでピットイン。

 前後のタイヤ交換とリヤサスのセッティングを変更します。
 ここで、思った以上に時間がかかってしまった。(汗) 
 やはり、自分を含め不慣れなヘルパー、作業を終わらせピットアウトさせるのに、約10分、ちょっとだけど時間のロス。

 新品のタイヤに履き替えコースインした國川選手は最後のタイムアタックを始めます。
15:47 予選終了

 コースインして、タイヤを温めるのに1周。 2周目に入り確認しながらペースアップ。

 もうすぐ予選の時間が終了します。

 チェッカー直前にスタートラインを通過。
 もう1周、最後のタイムアタック。

 3周目、ホームストレートに戻ってきて、タイムは1分33秒653。

 1回目のタイムを上回ることができず、残念!

 
 もう少し、タイヤ交換のシミュレーションをやっておけば・・・・。
 レースに”たら、れば”はありませんが、
 もうあと、1、2周できれば・・・・・。

 結果、山口選手に続く、予選2位。 (自己ベスト更新)
 でも、上に行けば行くほど、欲が出る。
18:09 決勝準備 

 予選終了後は決勝の準備。

 セッティングを確認して、オイルなど交換。


 タイヤに貼ってあるステッカーを剥がしているのは、手伝いに来てくれたレプソル21原さん。

 PIRELLIユーザーなら知っているが、このステッカー、超〜剥がし難い、ヘルパー泣かせ。 (T_T)
 

 どうも、ありがとうございます。 m(_ _)m
19:40 決勝前夜

 決勝の準備が終わりました。


 泣いても、笑っても明日は決勝。

 國川くんにとっては、明日は今シーズンの全日本の最終戦。
 有終の美を飾りたいところです。


 自己ベストの2番グリッドからスタートする明日の決勝。 まさかのトラブルが発生するとは、この時点では誰も知らない。


  決勝に続く。