Gurumet  宇奈月温泉に戻る        
2011年2月13日(日) 魚の駅 生地 そして きときと   
 
10:35 道の駅をめざして

 宇奈月温泉のホテル黒部をチェックアウトして、とりあえずアイスエイジさんの車と県道14号黒部宇奈月線を下り道の駅に向かいます。

 ホテルの人の話だと、宇奈月温泉から黒部に向かって真っ直ぐ下っていくと、さかなが美味しい道の駅があるとの情報。

 県道14号線はいつのまにやら県道53号若栗生地線に替わり北陸自動車道の黒部インターも近づいてきました。

 『道の駅はどこにあるんだろうか  (?_?)』
10:57 魚の駅 生地
 
 北陸自動車道をくぐり、国道8号線を越えて、進めど進めど道の駅は見えてきません。

 ナビの画面を見ると、この先行き止まりで、その先は日本海。

 「ホテルのおばちゃん嘘つきやがったな! (`ε´) 」なんて、心の底でつぶやいていたら・・・。(口が悪くてすみません。_(_^_)_)

 県道53号線のどん付き、T字路のところにありました! 道の駅ではなく、名前は魚の駅 生地

 道のどん付きにあるならあると最初から言って欲しかった。 来る途中、ずーっと道の左右をキョロキョロしてました。 (>_<)

 魚の駅 生地には2つの建物があって、一つは手前の”とれたて館”。 黒部港で揚がった鮮魚をはじめ、干物などの加工品、黒部のお土産なんかを売ってました。
 そして、もう一つは向こうの建物で”できたて館”。 できたて館では、富山のさかなを刺身や調理して食べさせてくれます。

 まずは、とれたて館でお土産を、自分はあと2日間滞在するので、ながめるだけ。

11:20 駐車場には
 
 魚の駅の広場から駐車場を眺めてみたら、船が!(汗)
 
 オブジェとして展示してあるのかと思ったら、そのすぐ先は海で、でした。



11:26 生地=いくじ

 魚の駅 生地。 生地=きじ、じゃありませんよ。

 これで、いくじ と読む。 (自分は初めて知りました) (>_<)


 とれたて館の中を歩いていると、「生地の漁師は以前は北海道・国後島の方まで漁に出ていました。
 生地の漁師は、勇敢で名が通っていたそうです。」 みたいなことが書いてありました。

 『へぇ〜。だから根性のない人のことを”生地(いくじ)なし”なんていうのかな?
 いくじなしの語源の地はここ?』 なんて、倍チャンに話をして。
 
 語源を調べようと携帯のグーグルに「いくじなし」と入力して変換→「意気地なし」・・・・・ (>_<)
 自分のの無さが悲しくなるね。 (T_T)

 
11:38 アラ汁を食す

 まあ、気を取り直して。

 とれたて館で、うろうろしていたら、端っこの方でアラ汁を売ってました。

 美味しそうな魚ばっかりながめていたので、ちょっとお腹を満たしたい。

 で、3人でアラ汁を食す。 ¥100で具だくさん。
 不味いわきゃない。 でも、骨がいっぱいで食べにくい。(笑)

11:54 できたて館へ移動
 
 今日帰るアイスエイジさんと倍チャンは、とれたて館でお土産を購入。

 その後、となりのできたて館へ移動。

 できたて館は2つのレストランが入っていて、一つは昼間営業しているお食事処、もう一つは夕方から営業する居酒屋レストラン。

 昼間営業しているお食事処は、半分カフェテリア形式で、事前に調理された料理が並んでいて勝手に取って後で精算、とお品書きもあって、定食や丼ものなどを注文することができます。

 まずは、前もって調理された白エビのから揚げブリ大根を1皿取って、3人でつまみ食い。
 白エビは、生で食べるより、甘みが増して美味い。 個人的には、白エビは火を通した方が甘みが出て好きですね。
 甘辛く煮付けたブリ大根も美味いなぁ。


 
12:09 ブリカマ

 お後は、ブリカマ。

 出来合ではなくて生の食材を選んで、焼いてもらいます。

 これは脂が乗っていて美味い。 これも甘みがあって、噛むと肉汁ならぬ魚汁が口の中に広がりますが、決してくどくはなく、飽きることはありません。
 『ブリ、美味いなぁ〜』
12:49 遠くには立山連峰

 旨いブリカマも食べたし、魚の駅 生地を後にし、国道8号線方面をめざします。

 さっきまで舞っていた雪も止んで、遠くに立山連峰を望むことができます。

 雪を抱いた立山連峰は、白い屏風の様。
 そんな山々を見ていたら、昔、20代の頃、仕事で富山に来たことがあったのを思い出した。

13:03 きときと

 朝から食べっぱなしですが・・・(汗)

 昼食を抜くには、ちょっと物足らない。 後でお腹が空きそう。

 と、言うことで、きときと寿し 黒部店へ。
 きときと寿しは回転寿司屋なので、お腹の具合に合わせて調整ができることもあり、やってきました。

 富山にくる前、アイスエイジさんが男レーシングさんから「きときと寿しは旨い!」の情報を仕入れてきたお店です。
 氷見に本店をおき富山県内を中心に10店舗以上展開する回転寿司のチェーン店です。
 アイスエイジさんと倍チャンは、昨日の昼、すでに富山市内の別のきときと寿しに行ってます。
 そこで、回転寿司とは思えない美味さだったんので、昨日に引き続き来店です。

 きときと とは”生き生き”とか”捕れたて”など、新鮮なことを表す富山弁です。

 さっそく、入店してみることにします。


 店内は広く、20人くらい座れるカウンター+テーブル席が10卓くらいはありそう。

 今日は日曜日の昼下がりと言うこともあり、ほぼ満席状態。
 それでも、ラッキーでほとんど待たずにカウンターに座ることができました。

 
13:11 のどぐろ
 
 お品書きを見て、富山と言えばまずはのどぐろ(¥660)。 別名 アカムツ でございます。

 初日に入った、寿司栄さんで注文した「富山の味にぎり」には無かったので、食べたかったのよ。

 
 のどぐろは皮を引かず、皮目を炙って、焼き霜造りにしたもの。

 甘みがあって美味(びみ)!

 
 ただ、個人的には塩焼きの方が、圧倒的に美味いような、好みです。

13:20 エビ三種

 続いて、エビ三種(¥550)。
 
 富山エビ(ぼたんえび)に白えびそして甘えびの三種です。

 ぼたんえびは、甘み味ともに強く、正にえび食べてます。って感じです。 できれば頭が付いていれば言うことなし。 (単品で握ってもらった倍チャンのぼたんえびには頭が付いてました)

 続いて、白エビ。 白エビの味はとっても繊細。 やっぱり火を入れた方が、えびの甘みがでます。
 特に軍艦にしちゃうと、せっかくの白えびの繊細さが海苔の味・香りに負けてしまうようです。

 そして、甘えび。 甘えびは普段から寿司を食べるとき比較的機会が多いですが、これは鮮度がいいみたい。
 みずみずしくて、これも味が濃い。

 これで、550円は安いね!
13:20 定番

 やっぱり、食べておかなきゃいけない、ブリ(中トロ)¥330

 ブリは大トロもありましたが、660円はちょっと気が引けたので、半値の中トロ。

 ブリは、氷見産ではなく、魚津漁港より仕入れたもの。だそうです。

 『旨い! 十分旨い!』 けど、大トロの方が後悔しなかったかも。
14:07 しめて
 
 その他に、

 ちょっと変わり種で、和牛あぶり(¥660)

 ウニ軍艦(¥330)。 ウニ軍艦は330円なので、あまり期待できないと注文していなかったんだけど、倍チャンが注文したウニ軍艦を見てびっくり!
 型くずれしていないぽうちぷちのウニがたっぷり! で、自分も注文。
 これは、美味い! コストパフォーマンス最高です。

 『いや〜ぁ。我ながら良く喰うね(笑)』

 最後はかに三種(\440)。
 カニは、ずわいとカニミソとなんか(よくわからない)
 カニも美味いですが、カニミソも新鮮で臭みはなく美味しかった。

 
 以上、〆て14貫。 ¥3,120円

 まあ、決して安くはないけど、東京・神奈川で食べたらこの値段じゃ絶対無理! と言うか、これだけ新鮮で美味いネタを出す回転寿司を自分は知らない。 
 『いや〜。参った。 ご馳走様でした。』 <(_ _)>

 日常的に、これだけ美味しいネタを回転寿司で食べられる富山県、恐るべし!

14:15 解散 

 流石に、朝からちょっと食べ過ぎ、お腹一杯です。

 ここで、アイスエイジさん達とはお別れ。 解散です。

 自分はこれから高岡に戻ります。


 アイスエイジさんは、関越の渋滞を避けて、新潟まで行って磐越道で帰るそうです。

 『それでは、気を付けて帰ってねぇ〜。 (^^)/~~~』



 次回来る機会があればきときと寿し 氷見本店行ってみたいですね。
       
      高岡に進む