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 2012年4月1日(日)  全日本ロードレース選手権 第1戦 ツインリンクモテギ(決勝)
       
5:02 朝一番に

 朝、目覚めて一番、ホテルの窓から外を見ると、まだ暗い! (-_-)

 今朝は昨日より30分早くサーキット入りします。

 昨日の午後降っていた雨はすでに止んで、ホテルのある宇都宮市内では、路面も乾いています。

 今日は決勝。

 ST600クラスの決勝のスケジュールは11:25の予定。

 その前に、朝のフリー走行が8:25から予定されています。

 5:34 出発
 
 ホテルのロビーに5時半集合で、サーキットに向かいます。

 今回、ホテルとサーキットの往復に使っているのは自分のハイエース。
  走行160,000kmを越え、ややくたびれてきた感が強い。(-_-;)

 そして先日、走っている最中に左前輪のホイルキャップが脱落してしまい、行方不明。(T-T)

 盗難者に人気No.1のハイエースだが、自分のは見向きもされない様
だ。(爆)

 6:37 モテギに到着

 1時間ほどでモテギに到着。

 空は青空、今日は天気は大丈夫。

 ST600 3台とJ-GP2 1台で使っている43番ピットはまだシャッターが閉まっていした。
 今日は一番乗りだね。 (^_^)v

 そして、ピット裏のテントは昨日の強風に備えて、きれいに片付けてあります。

 まずは、テントの設営から。

 
 6:57 フリー走行の準備

 そして、朝フリーの準備

 4月に入りましたが、晴れていても、朝のモテギは結構寒い。

 今回のレース、レギュレーションでタイヤは2セットしか使えないので、朝フリーは昨日の予選で使ったタイヤを使います。
 (たとえ、3セット使えるとしても、朝フリーで新品入れるやつはいないだろう! と一人でツッコミを入れてみる)

 
 7:37 決勝用

 朝フリーの準備が終わったので、今日決勝で使うタイヤにマーキングシールを貼ります。

 ブレーキディスクの手書きの回転方向のマークを見て、手順書に書かれている通り進行方向”右側”に貼り付け。


 『あれ〜!』

 ホイルを取り付けるとマーキングのステッカーが右じゃなく左側! (*o*;)

 ディスクの偏摩耗を防ぐために、清水メカがあえてディスクを逆向きに組んでました。 (もともとこのディスクには回転方向は無いんです)
 で、ディスクの回転方向見てステッカー貼っちゃったもんだから、左右逆。
 
 もう、貼り替えられません。(汗)

 でも、タイヤは流石にDUNLOPさんが組んでいるだけあって、ホイルのローテーションマークに合わせて、間違いなし。
  
 7:42 リヤはわかりやすい

 そして、リヤ側も。

 リヤ側のホイルは右側がディスクローター、左側がスプロケットと左右非対称形状なので、左右がわかりやすい。

 ちゃんとお箸持つ方の手の側に貼っておきました。

 8:22 誰か?

 フリー走行、3分前。

 國川選手がピットに現れ、コース状態の確認にピットロードへ。

 そして、誰かと雑談・・・・。(?_?)

 花粉症(?)でマスクをしていますが、伊藤真一さんじゃありませんか!

 どっかのプレスのカメラマンさんが写真を撮っていたので、便乗して写真撮っちゃいました。(汗)
 
 
 8:25 フリー走行開始

 8時25分。 ST600クラスのフリー走行の時間になりました。

 オンタイムで、ピットロードを後にしていきます。

 朝フリーは15分間です。

 8:26 ピットウォールで

 國川くんがコースインした後、いつもの様にサインボードを出すべくピットウォールへ。

 先にコースインして行ったライダーがメインストレートに戻ってきました。

 前のオレンジ色のマシンはDOG FIGHT RACINGですね。 このオレンジ色は良く目立ちます。
 その後ろは#20の中山真太郎選手。
 今シーズン、全日本で誰も使ったことがないコンチネンタルタイヤを履いて、チャレンジ。
 ピットでも、このコンチネンタルタイヤは話題です。

 フリー走行終了

 15分間のフリー走行が終了しました。

 決勝前のフリー走行は、各ライダーそれぞれ確認することが違い、各マシンコンディションが違うので、一概に同じテーブルで比較することはできません。
 あるライダーは、昨日までのセッティングの確認だったり、他のライダーは予選のセッティングがイマイチだったので、決勝に向けて新たなセッティングを試したり。 また、マシンも決勝に向けてガソリンをフルに入れて走っているライダーもいれば、フリー走行時間の15分間分だけ最小限のガソリンを入れ走ったりしています。

 そんな中で、國川選手は昨日の予選と同じ6番手をキープ。

 各ライダー、予選で使ったタイヤで走っていることもあったり、転倒トラブルのリスクを避けるためマージンを取って走ったりするので、予選のタイムより若干落ちています。
 
 9:01 決勝に向けて

 フリー走行が終わり、決勝に向けて準備をします。

 今年のモテギ戦は今までの周回数より多く18周で争われます。
 昨年が15周だったので、3周多くなりました。

 決勝が18周のため、コースインのサイティングラップ、ウォーミングアップラップとウィニングラップを含めると、トータルで21周。
 
 具体的な数字は書けないけど、『結構ガソリン積みますよ』(笑)


 
 10:19 準備完了

 決勝に向けての準備が終わりました。

 カウルも決勝用に交換。
 昨シーズンあった日の丸マークは無くなりました。


 気温が低いので、タイやウォーマーの効きが悪く、ウォーマーの上にカバーをしておきます。

 10:19 右側は 

 カウル右側は、補修したため暑さ対策のドリリングの穴がまだ空いていません。

 たぶん、次戦の筑波あたりで、一生懸命自分が空けるんだろうな。(笑)


 11:14 スタート進行

 前のJ-GP3の決勝が長引いたため、スタート進行は5分ディレイ。
 11:15分からスタート進行が始まります。

 國川選手はいつでもスタンバイOK!

 11:15 出撃

 
11:15になり、マシンをピットから引っ張り出して、出撃の準備。

 そして、いつもの様にしゃがんでコンセントレート。


 『さあ、レースを始めよう!』


 
 11:21 グリッドで

 スタート進行が始まると、ピットからコースインし、1周のサイティングラップを行い、グリッドに付きました。

 そこにオフィシャルが廻ってきて、タイヤマーキングの確認!
 フロントタイヤの右側を見て 『タイヤマーキングは?』
 『すみませ〜ん。間違えて、左側に貼っちゃいました。(滝汗)

 
 昨年に引き続き國川選手はDUNLOPのサポートを受けています。
 グリッドにもDUNLOPのスタッフがやってきて、コンディションの確認?

 予選6番手、今日のグリッドは2列目のイン側。

 イン側なので前には誰もいない。
 ホールショットを奪えば・・・・。 なんて、つい考えちゃうよね。

 
 グリッ上で選手紹介の後、ピットクルーがコース外に出て、1周のウォーミングアップラン。

 そして、レッドシグナル消灯で18周のレースがスタートします。


 そう、スタートとかの写真が無いのよ。
 なんか、半年ぶりのレースで、バタバタして写真を撮る余裕がありませんでした。(汗)
 すみませ〜ん。 <(_ _)>

 ラップチャート

 さて、本番のレース。

 レッドシグナル消灯で、レーススタート。
 スタートでちょっとフロントを浮かしてしまい、失速。

 1周してホームストレッチに戻って来たときには、3つ落として9位。(残念)

 2周目には、タイヤマハの#65のCharermpol(読めない)選手と#9岩崎選手に抜かれ11番手に後退。
 Charermpol選手は昨日の予選で何番手タイムを出すものの、黄旗中にオーバーランをして、ベストラップから3番目までタイムを抹消しグリッドを降格させられています。
 Charermpol選手に追いていけば、上位も狙えます。
 #65Charermpol選手はそのままペースを上げ順位を上げていきますが、國川選手はペースが上がらず付いていくことが出来ず。(頑張れ!)
 
 レース中盤からは#15津田拓也選手、#52ペトロナスヤマハのZamri選手(発音がわからん)の3台で争っていた10位争い、12周回目に頭に立ち10位へ。
 14周目に、HARCの#634小林龍太選手が、コースオフし順位を落としたため、自動的に順位を1つ上げ9位へ。

 この3台で9位争いをしている間、前を走る8位とはスペースが空いてしまい、追いつくにはちょっと苦しい状況。

 そして、ファイナルラップへ突入!

 このまま9位でシングルフィニッシュできるか。 と思いきや、甘くは無かった。

 最後に刺された! ダウンヒルコーナーで抜かれたらしく、最終コーナーに現れたときは、2台に抜11位に。

 そのまま11位でレース終了。

 
 序盤に抜いていった#65のCharermpol選手は、トップでレコードタイムを叩き出し、優勝。 (悔しいけど、速いぜ!)
 12:18 ピットウォーク

 レース終了後、12:20〜ピットウォークが始まりました。

 昨日は、風雨のため残念ながら中止でしたが、今日は天気も良く、ピットウォーク日和ですね。

 隣の#25のライダー、『小っちゃ。そして、若い!(笑)』
 
 
 ※ 今回は他のピット巡りはありません。 <(_ _)>

 
 14:36 片付け中

 13時にピットウォークも終わり、マシンをピットに戻しました。

 そして、ヘルパーの人たちが作ってくれた料理で昼食。

 そして、今はカウルを練習用のに戻したり、片付け中。

 

 14:36 片付けの手を止めて

 次は、JSB1000のレースが始まります。

 グリッド上で選手紹介が終わり、ピットクルーが戻ってきました。

 まもなく、1周のウォーミングアップランが始まります。

 
 片付けの手を止めて、少しレースを観戦することにしましょう。


 14:43 決勝スタート

 ウォーミングアップランの後、レッドシグナル消灯でレースが始まりました。

 1周目トップで戻ってきたのは、昨日の予選トップを奪取した#634 HARCの高橋選手。

 今年は、去年以上に乗れているように見えます。

 
 14:43 5位

 そして5位で戻って来たのは、昨シーズンST600のチャンプ山口選手。

 去年に引き続き、TOHO(104)レーシングからエントリー。

 基本キットパーツを組み込んだ、プライベートチーム。
 今シーズンメーカー直系のバイクにどこまで食い込めるかが見所です。

 14:45 2位争い

 そして2周目。

 2位、3位で戻って来たのは、#71 SUZUKI GSX-Rに乗る加賀山選手と#21 YAMAHA YZF-R1に乗る中須賀選手。

 今シーズン、加賀山選手はタイヤをBSからDUNLOPにスイッチ。
 逆に、中須賀選手はDUNLOPからBSにスイッチ。

 タイヤを変更したことによる影響がどう出るか、楽しみです。

 14:45 3位

 そして、3位はMr。kawasakiとも言える#87柳川選手。

 一眼レフなら、バシャバシャと毎週、1位から5位くらいを通して写せるんだろうけど、自分のコンデジじゃむり。
 2周に分けて、1位から5位まで紹介してみました。

 1位から4位まで、きれいに4メーカ直系のチームが並びましたね。

 そして重要なライダーが抜けています。
 #1、昨シーズンのチャンピオン、秋吉選手。

 秋吉選手は、木曜日の練習で転倒! 大腿骨を骨折してしまい、レースは欠場。
 骨折箇所が大腿骨なので、しばらくはレースに復帰できないと思いますが、チャンピオン不在のレースはちょっとしまらないよね。

 そして、レースは後ろから追い上げた#21中須賀選手が優勝。
 15:27 片付け続行

 JSBのレースが終了し、片付けを続行。

 
 結局、今日のレース6番グリッドからスタートして11位フィニッシュ。

 DUNLOPタイヤも2年目で、國川選手もかなり特性を掴んできたようで、昨年よりタイム的に上がってきました。

 予選では上位に食い込む速さが出てきたので、今年はレースで上位に上がる強さを身につけるシーズンですね。

 15:48 撤収

 片付けもほぼ終わったので、ボチボチ撤収することにします。

 春休みなので、帰りの常磐が渋滞しないといいんですが・・・。
 (渋滞はそれほどでもなかったですね。)

 しかし、今年は寒かった。

 
 21:35 自宅に帰着

 モテギから自宅まで、ちょうど200kmくらいなので、空いていれば3時間半ほどで帰れる距離ですが、途中で渋滞したり、夕食を食べたり、仮眠をしたりして、今自宅に到着しました。

 5時間半か。 そこそこ、かかったね。

 今回の走行距離、
,
 158,185 −157,572 = 613 km

 でした。


 次回は、第2戦 2年ぶりの筑波サーキットですね。


 (第2戦 筑波はゴールデンウィーク明けの5月12日、13日に開催です)