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  2013年2月24日(日) 兼六園に行ってみた。 
 11:04 有意義な週末とは 

 同じ写真を使い回しています。(汗)

 さて、富山出張の日曜日、仕事は休みです。

 せっかく北陸地方に来たんだから、有意義な週末を過ごしたいものです。

 冬の北陸と言えば・・・・。 
 「すみません。食べるもの以外、ほとんど何も出てきません。(汗)」

 仕事仲間に、高岡の駅南にある”瑞龍寺”というところ国宝もあって凄いぞ!
 と言われましたが、イマイチ乗り気がしません。

 原動力は「とりあえずカマタの」のホームページネタになるかが、重要です。(笑)

 自分が無知なのかも知れませんが、つい先日までその話を聞くまで”瑞龍寺”を知りませんでしたから。
 12:35 心が折れそう

 冬の北陸での観光・・・?

 日本3大庭園のひとつ金沢の兼六園! 

 これなら、日本人ならたいがいの人が知っています。
 しかも自分も金沢は寄ったことがありますが、今まで行ったことがありません。
 そして冬対策の”雪吊”が有名で、時期になるとニュースで取り上げられていますし、冬場はツーリングで来ることも出来ないので、「見ておく価値があり?」
 と、自分に言い聞かせて吹雪の中、お隣の県の石川県まで行ってみることにしました。

 高岡から兼六園のある石川県金沢市までは、約50kmの距離。

 国道8号線を使って、約1時間の距離です。

 でも、吹雪で心が折れそう!(笑)
 13:11 兼六園に到着

 高岡にある宿を出発して、途中気分を盛り上げるため(?)金沢カレーのゴーゴーカレーを食べ、兼六園に到着しました。

 道中、吹雪がひどく引き返そうかとも思いましたが、金沢市内に入ると雪も止みました。

 ハイエースを兼六園の近くにある駐車場に駐め、歩いて兼六園に向かいます。


 13:12 入園料を支払って

 兼六園は金沢城の隣に位置し、小高い丘の様なところに作られています。

 駐車場から坂を上り、兼六園の入り口までやってきました。

 自分が付いた入り口は桂坂口。

 兼六園にはこの他にもいくつかの入り口があります。


 そして、入り口の脇にある券売所で300円の入園料を支払います。
 兼六園の入園料は大人300円と比較的安いですね。

 まあ、この雪の降る時期にもかかわらず、雪吊(ゆきつり)などという冬ならではの見せ場があるため、たくさんの観光客で賑わっていることもあり、入場料は比較的安く抑えることができるんでしょうね。

 これが、入園料¥1,500とかだったら、自分は来てないね。(汗)

 それでは、さっそく園内に入ってみることにします。
 13:18 噴水? 

 桂坂口から入って、反時計回りに園内を回ってみることにします。
 理由は無いけど、順路も無いけど。

 まずは、池の中に噴水。

 「こんなポンプも無い江戸時代に作られた日本庭園に噴水なんて。 後から、設置したのかな?」

 と思ったら、ポンプの力ではなく、園内にある他の池との水頭差で吹き上がっていて、そして兼六園を作ったときに設置されたらしい。

 物事は安易に先入観で判断してはダメだね。(^_^;)

 そして、日本で最古の噴水らしい。 と、通りがかりのガイドさんが言っていた。
 13:19 葉脈のような

 苔が生えた木の根の上をうっすらと雪化粧した様は、葉脈の様で美しいですね。

 自然の様で、自然ではあり得ない、人の手が入ることによって美しさを引き出しているようです。

 例えるなら、漁師が釣ってきた魚をその場でさばいて食べさせる料理ではなく、計算されきれいに切り分けられ、皿を選び、装飾を選んだ料亭の料理のみたい。かな。


 13:21 やっぱり興味が

 それでも、正直なところ自分は庭園とかほとんどまったく興味がありません。
 無理矢理来てみたら興味が涌くかな。と思ったけど、やっぱり面白くないね。
 
 奈良の大仏とか見ると、『でかいなぁ〜。凄い!』って思うけど。
 あれは、知識とかなくても、大きさとかで驚嘆できるからね。

 それと比べると、兼六園とかはある程度知識がないと、理解するのは難しいんだろうね。
 今年50歳にもなるのに、日本を代表する歴史的な庭園を理解する知識を持ち合わせていないのは、無知と言えるんだろうね。

 予備知識があって初めて理解できる様になるものなんだろうね。

 
 13:53 根上がり松

 ”値上がり”ではない、”根上がり松”である。

 根の部分が地上から2mほど露出しているのだ。

 珍しい松だと思ったら、人為的に作られた物だと言うことだ。

 最初、土を盛ったところに松を植え、その後松が十分に地面にまで根を張ったところで、最初に盛った土をどけて、根が見えるようにしたものらしい。

 これは時間と手間がかかるね。


 13:58 雪吊

 兼六園もグルッと反時計回りに4分の3ぐらい廻った。

 時々雪が降ったりして、雪吊があっていい風情です。

 この雪の中、結構お客さんがいるんですよね。 結構ビックリです。

 でも、やっぱり自分的に興味はあまり湧かないかな。
 暖かい季節にツーリングで来たとしても、もう1回見ているから、1人だったら立ち寄らないと思う。

 まあ、ちなみに後からネットで調べたら兼六園と言えば”ことじ灯籠”と言うほど有名らしいんだけど、気がつかなかった。
 この写真の右側にあったらしいいんだけどね。

 
 14:06 甘酒で

 グルッと一周回ったところで、やっぱり雪が降ると寒い。

 ので、御茶屋さんで甘酒いただきます。

 やっぱり、食い気が先行するね。(笑)

 14:23 退園

 兼六園をグルッと一周してたところで1時間ちょっと。

 退園します。



 14:24 金沢城公園へ

 兼六園を観光した後は、以前は堀だったらしいですが今は自動車が走ことができる道をはさんで、反対側にある金沢城公園を観光することにします。
 14:27 石川橋

 兼六園と金沢城との間には以前堀があったため、そこにはかなりの高低差があります。
 そのため、金沢城と兼六園をを結ぶ石川橋がかかっています。

 そこを渡り、金沢城公園へ向かいます。

 金沢城公園は入場無料。(^_^)v


 14:28 石垣が売り

 金沢城公園の売りは、”石垣”らしい。

 金沢城が作られた初期の石垣から、近代に近づくにつれ、石垣の形態が変わってゆきます。

 その変わってゆく様を、場所場所によって見ることができるそうです。


 14:29 補修中

 兼六園に面した石垣は只今補修中。

 築城当初に作られた石垣は、石と石とのすき間も広く形が整っていない石が使われています。
 それを時代が進むにつれ、それぞれの石がしっかりと整形されすき間が狭くなっていきます。



 14:31 石川門

 石川橋をわたり、石川門から金沢城公園に入城します。

 


 14:32 城内は

 金沢城は当初、本丸が建てられていましたが、初期に雷か何かに見舞われ火災で焼け落ちています。

 その後は本丸が再建されることなく、城内の他の建物で城として使っていたそうです。

 また、戦後一時期金沢城の敷地内に金沢大学が建てられていたこともあり、建物が撤去された今の城内は広々とした空間が広がっています。
 そのため、あまり見るところが少ないですね。(汗)

 14:46 三十間長屋

 そして、金沢城公園のみどころの一つ、三十間長屋。

 倉庫(武器庫?)として使われていたとのこと。

 
 兼六園と比してあまりの人の少なさに驚いてしまいます。

 金沢城公園も悪くないと思うんだけどなぁ〜。(笑)

 
 15:19 帰る

 金沢城公園もグルッと回って、小一時間。

 退園して、駐車場に戻ってきました。


 北陸に来た記念に、兼六園も見られたし、いい時間になったので、ボチボチ帰ることにします。


 せっかく、金沢まで来たのに、清水メカのところに寄らないのか?って。
 『今日はやめておきます。』

 16:53 高岡に戻る

 帰りも国道8号線を使って下道で。

 今晩、高岡の市街地にあるお店でお酒を飲みに来たかったので、ハイエースで場所を確認。

 帰り道、日本3大大仏の一つと言われる高岡大仏の前を通ったので写真をパシャリ!

 3大仏を名乗ると言うことは、少なくとも1番や2番じゃ無くて3番目ですよね。(^_^;)

 地元近くにある鎌倉の大仏を見慣れている身としては、かなり地味に感じる。
 そう言えば、立像だが牛久大仏はかなりでかかった様に記憶しているが。


 と言うことで、無事宿に戻ってきました。

     高岡に呑みに行く。