兼六園に行ってみた。 EATING    
  2013年2月24日(日) 高岡で呑む【炉ばた焼 陣太鼓】
 16:53 ナビで確認

 富山出張の週末はお隣石川県の兼六園観光をして、夕方宿泊先のある高岡市に戻って来ました。

 今回、高岡の滞在は2月20日(水)から25日(月)まで。
 26日(火)には関東に移動してしまいます。

 土曜日を含めて平日は仕事があって、宿で夕食を食べるので、外食の機会は昼食ぐらい。
 今週末の日曜日の晩だけ宿の方で夕食の準備が出来ないということで、外に食べ(呑み)に行くことにしました。

 事前に仕事関係の人から、「高岡の市街地に”陣太鼓”と言うお薦めの飲み屋さんがありますよ。」との情報をもらったので、訪ねてみることにします。

 正確な場所は、最近は地図を見るよりカーナビに案内させた方が正確なので、兼六園の帰りにナビで場所を確認。

 一旦宿に戻って、ハイエースを置いて出かけることにします。

  
 18:53 路面電車で

 宿に戻って駐車場にハイエースを駐め、出かける前にひとっ風呂。

 宿から雪が積もる道をてくてく歩いて、路面電車の停車場までやってきました。

 ここ高岡市は富山市と同じように路面電車が走っています。
 路面電車は高岡の駅前から隣の射水市の海王丸が停泊している富山新港を結んでいます。

 高岡行きの路面電車はこの時間1時間に4本。

 電車は行ったばかりで、次の電車まで、約15分ほど待ちます。

 『さっ寒い! (ToT)』


 19:00 来た!

 しばらく待って、路面電車がやって来ました。

 写真的には風情があるかもしれないけど、寒いです。


 19:11 末広町で

 路面電車に乗って、終点の高岡駅の一つ手前、末広町で降ります。

 末広町は、今はちょっと寂(さび)れてシャッター商店街の体をなしている通りもありますが、街の中心街が駅を中心に形成されていた時代の繁華街ですね。

 今は、買い物などはクルマで行け駐車場も豊富な郊外店に中心を移していますが、クルマを運転することができない飲み屋街は駅の周辺に今も健在残っています。
 この移りゆく風景はどこの地方都市でも見ることができます。

 19:14 お店に到着

 路面電車の末広町駅で降りて、繁華街のある狭い路地へ。

 しばらく歩くと古民家風の佇まいに、赤い提灯がかかっている”炉ばた焼 陣太鼓”に到着しました。

 少し背の低い引き戸を開け、さっそく店内に入ります。


 19:18 カウンターに 

 店内に入ると、左手正面にはカウンター席、右手と左手奥にはテーブル席になっています。

 一人なので、カウンター席に。

 カンター席には先客が2組。 一組は自分と同じ一人呑みのお客さんだったので、ちょっと安心。
 たまに店内に入ると、自分以外は全部数人連れなんてことがあると、ちょっと場所間違えたかな? なんて気になります。

 そして、なにははともあれ、とりあえずビール。 中生でね。 (^_^)v



 19:19 氷見の寒ブリ

 そして、料理もなにはともあれ、氷見の寒ブリ

 呑みに出る前、宿で風呂から出て部屋で出かける準備をしていると、テレビのニュースで、「今年の氷見の寒ブリは、今日で終わりました。」と言っていました。
 ”寒ブリ”がいつ終わるかは、暦であらかじめ決まっている訳ではなく、漁獲量とかを見て判断するらしいことを初めて知りました。
 と言うことは、明日から水揚げされる”ブリ”は寒ブリではなく、ただの”ブリ”と言うことになるわけで。
 必然的に今期の寒ブリ食べ収めになりますね。

 まあ、能書きが長くなりましたが、脂が乗りきったブリ刺しは不味いわけがありません。 (´。`)

 19:24 ガメエビ

 地方の料理を訪ねての楽しみは、その地方にしかないものを食べること。

 お品書きを見ていると”ガメエビ”、聞いたことがないのでさっそく注文。

 ガメエビは、甘エビよりも少し大きく、ボタンエビよりやや小さめと言った大きさですが、形は頭がちょっとごっつい感じです。

 さっそく食べてみると、生ですが身は締まっていてプリプリ、甘エビの様に身が柔らかな食感はありません。
 味も濃くて、どちらかと言えばボタンエビに近い感じかな。

 自分的には、甘エビよりもシロエビよりも好みかな。


 
 19:27 富山三種

 ビールで喉を潤した後は、日本酒へ。

 やっぱり酒どころ富山にきたら日本酒でしょ。

 ここ陣太鼓は”富山の23の蔵のお酒がそろっているのは当店のみ!”と謳っているほど日本酒が充実しています。

 まずは、100ccずつの利き酒セットがあったので、注文。

 利き酒セットは、立山と満寿泉に勝駒の3種。

 立山と満寿泉は有名ですが、勝駒は初めて。

 聞くと高岡市内にある蔵本のお酒だそうで、年間2万本ほどしか造っていない希少な日本酒で、市外にはほとんど出ていないんじゃないかと言うことです。
 呑んだのは純米酒ですが、あっさりとしたタイプではなく、しっかりとした日本酒らしい味がして飲み応えのありました。 
 これは自分の好みですね。 (´。`)
 19:39 イカの石焼き

 お刺身の後は、熱を入れた料理をいただきます。

 お願いしたのは、カウンタのお品書き一押しの”イカの石焼き”。

 白味噌をまぶしたイカの身を熱々に熱した石の上で焼いていきます。

 上に乗っかったバターが少し焦げて風味が出て美味い。
 
 ただし、白味噌がかなり甘口で、お酒のアテとしては好みが分かれるところかな。


 19:52 勝鬨(かちどき)

 そして、カウンターの上の鍋で暖められていた、”味噌おでん”を取り分けてもらいます。

 その後ろには、いつの間にかとっくりが!(汗)

 利き酒セットが終わり、勝駒の他のもう一つの高岡の酒蔵のお酒”勝鬨”.


 こちらはさらりと飲みやすいお酒ですかね。 イマイチ記憶が薄い。
 20:01 勝駒

 そして、またまたとっくりが代わってる!

 しかも、大きくなってる。(笑)

 勝駒(純米)、二合どっくりでいただきました。(笑)

 ここまでで、生中1、利き酒セット300cc=約一合半、勝鬨1合、勝駒2合と結構良い調子。(笑)


 20:18 ととまる(とび丸)

 これだけ呑んでくると、満腹中枢がちょっと壊れ気味。(笑)

 これも高岡流のお好み焼で”ととまる”と言うのがあって、トビウオのすり身と山芋で作ったお好み焼きで、名前はトビ丸。

 サクサクで、これは美味しい。

 居酒屋じゃなくて、単品でお好み焼き屋で出してもヒットしそうなクオリティーで、ちょっとビックリ。 味の判断が出来るってことは、まだまだ酔ってないね。(笑)


 20:29 カキのみそ焼

 そして、のど黒の焼きとかゲンゲの唐揚げとかお品書きには、美味しそうな北陸の味覚があったんだけど、流石にお腹もボチボチ限界。 (^_^;)

 最後にカキが食べたかったので、カキのみそ焼

 
 これも基本は白味噌をベースにしてあり、かなり甘め。

 高岡はどちらかと言うと、関東より、関西(京都)の食文化の影響を受けているみたいですね。


 20:34 ご馳走様でした。

 これ以上飲めば飲めないことはないけど、やめておきます。

 明日は月曜日で明日もあるからね。 と以外に消極的。なことはなくて、なんだかんだでビールを入れれば5合ぐらいは飲んでいる。

 しかも、あとからデジカメの写真の時間を見たら、食べ始めてから1時間ほどしか時間が経っていません。
 その急ピッチじゃ、酔うよね。(笑)

 それでは、今日はこのへんで終わりにしておきます。



 20:35 いやいや、なかなか

 いやいや、なかなか良いお店見つけました。(紹介ですけど)

 富山の日本酒も充実しているし、関東の人間からするとつまみも北陸のものが充実していて、大満足です。
 そして、日曜日も営業しているので、利用しやすいし。

 また、高岡に訪れることがあったら、利用してみたいと思います。
 (できれば、今度は夏にきてみたいですね。)

 『ご馳走様でした。 美味しかったです。 <(_ _)>』