TOURING   
  2013年5月3日(金) 山陽・山陰ツーリング(4日目 後半)
 11:09 大山から離脱

 大山の周遊道路をグルッと4分の3周、県道114号線に入り、鬼面台展望休憩所にバイクを停め写真を1枚。

 ここで大山を離脱します。

 ここから先は、内陸部をとおり一路鳥取砂丘を目指します。


 ここから先は、鳥取県境を越え、岡山県へと入ります。
 11:16 蒜山大山スカイラインは

 鬼面台展望休憩所から県道114号大山上福田線に入り快走。

 国道482号線との交差点まできました。

 県道114号線は以前、有料道路蒜山大山スカイラインとして建設されたことから、景色のいい観光道路です。

 鬼面台展望休憩所からの前半部分は、山間部を走るワインディングロードで、中低速コーナーから始まり、標高を下げるにしたがいコーナーは緩くなり高速コーナーへと変化していきます。

 全線片側一車線のセンターラインがある県道で、リッターバイクを気持ち良く走らせることができますが、路線の視界が良いので、どこかで見張られてないか、少々心配になる道路構成ではあります。

 また、後半部分は蒜山高原へとつながり、蒜山高原のアミューズメント施設がある市街地へと変わります。

 11:32 国道482号線

 県道114号線を進み、国道482号線の交差点まできたら左折して、国道482号線を”勝山、倉吉”方面に進みました。

 ただ、勝山、倉吉と看板に書かれても、土地勘が無いので、どこがどこだか分からないのが現実ですが・・・。

 国道482号線は、片側1車線の全線舗装された対面通行の国道です。
 山間部の集落を田畑と里山を結ぶ国道で、交通量は少なく、気持ち良く走ることができます。
 道路の構成としては、曲がり角度の浅い中速コーナーと直線を中心とする道路です。
 
 こうゆう気持ちの良い道を走っている限り、ストレスもなければ、疲れも少ないですね。

 11:43 知っている地名

 国道482号を進み、再び県境を越え、岡山県から鳥取県へ。

 この辺りは、岡山県と鳥取県の県境付近を行ったり来たりします。

 しばらく走ると、国道179号線に突き当たります。

 この先を右折して、国道179号線で津山、人形峠方面を目指します。


 ここまできて知ってる地名”津山”が出てきましたね。(´。`)
 津山は全日本ロードレース選手権が岡山国際で開催されるときに宿泊するホテルがある街です。

 また、人形峠は、自分たち世代は中学の地理の時間に、ウラン鉱床があり、その当時は採掘している場所であることを勉強したので憶えています。

 11:47 国道179号

 国道482号線から国道179号線に入り、東進を続けます。

 道路看板はあと3kmほどで人形峠。

 人形峠は現在その下に作られた人形トンネルが掘られ、トンネルを通過すると、ふたたび鳥取県から岡山県へと入ります。

 ここまでの国道179号線は、片側一車線のセンターラインのある国道で、岡山県の津山と鳥取県の倉吉を結ぶ路線と言うこともあってか国道482号線より交通量は多めです。
 また、この区間はワインディングとなる人形峠の区間が人形トンネルでショートカットされたことにより、全体として緩いカーブが連続する国道となっており、景色も特に見るものがないことから、印象が薄い路線です。(^_^;)
 11:55 ふたたび482号線に

 国道179号線を進むと、本線は大きく右に折れて南下し津山方面に進みます。

 途中の分岐でふたたび国道482号線に戻ります。

 調べてみると、国道482号線は京都府から鳥取県の米子に至る路線ですが、途中重複区間が多いので、現れては消え、消えては現れるを繰り返します。

 この区間の国道482号線は、記憶が定かじゃなくなってきていますが、比較的道幅が狭く、一部センタラインの無い区間もあったような、なかったような・・・。
 基本、佐治川に沿って走っており、山間部と山里とを交互に通過していく路線です。

 
 12:35 国道53号

 国道482号線を用瀬まで進むと、国道53号線に突き当たります。

 そこを左折して、鳥取方面をめざし、バイクを北上させます。

 ここまで来て、雲がだいぶ少なくなってきたのと、標高が下がってきたので、防寒のインナーが付いたジャンパーが暑く感じられてきました。

 用瀬からの国道53号線は千代川(せんだいがわ)に沿って、鳥取市に向かう、なだらかなカーブで構成された国道です。

 国道482号線から国道53号線に入り、2〜3km走ったところに自動車警ら隊があり、鳥取の市街地までの間はおとなしくしていた方がよさそう予感がします。(笑)


 13:24 鳥取砂丘に到着

 鳥取砂丘の駐車場に到着しました。

 国道53号線で鳥取市の市街地に入ると、あちらこちらで渋滞緩和のための迂回看板が出ていました。
 それに従って走ったところ、後で下の地図に出ているGPSの軌跡で確認したところ、かなり遠回りさせられた様です。(`Д´)

 実際、大山の鬼面台からはGPSの距離にして116kmあまりで、ノンストップで来てますから、2時間もかからないで到着するはず。
 ですが、実際は2時間半近くかかって鳥取砂丘に到着です。(>_<)


 ゴールデンウィーク後半の初日とは言え、『鳥取砂丘ってこんなに混むの?』と言うほどの人出、否クルマ出です。
 駐車場に入るクルマは、数キロ前から並んでいます。

 これには理由が、今年平成25年の3月23日、一部開通していなかった鳥取IC−佐用JCT間が全線開通。

 全線開通後、初めてむかえる大型連休となったための大渋滞でした。
(×_×)
   ルートマップ(大山周遊〜鳥取砂丘)
 13:28 さっそく

 駐車場に入ろうと大渋滞しているクルマの脇をすり抜け、鳥取砂丘に一番近い駐車場のバイク置き場へ。
 バイク置き場はガラガラじゃん。 (^_^)v

 そして、バイクを駐めて、鳥取砂丘を見に行くぜ!


 13:34 鳥取砂丘に到着

 駐車場から砂丘に入って、砂を踏む。

 ほんとうの鳥取砂丘に到着。


 何も考えていなかったけど、砂丘の砂はかなり細かいね。

 自分が一番身近な海岸は地元の三浦海岸だけど、三浦海岸の砂はザラッとしていて粒が見えるくらいの大きさ。
 それに比べて、鳥取砂丘の砂はサラッとしていて、粒が見えないくらい細かい。(老眼のせいもあるが・・・。)

 
 13:35 鳥取砂丘で自分撮り

 入り口荷ある”鳥取砂丘”の石碑の前で、みんな順番を待って写真を撮っています。

 そこをちょっと横から自分撮り。


 中年の張りが無くなった顔には、悲しいかなヘルメットの跡が消えずに残っているね。(爆)
 13:35 砂の丘だ

 『砂丘って、砂浜と違うの?』 と長年思っていました。

 ここに来て、見て初めて解決。

 砂丘自体、結構盛りあがったり、くぼんだりしているところがあるんだね。

 高低差で30mくらいあるかな。 確かに”砂の丘”だ。


 目の前にあるのが、馬の背と言われる場所だそうで、景色が良いらしい。

 みんな、砂丘に入って漂っている様に見えるね。(笑)
 13:35 すごい人だ!

 その景観スポットの馬の背をズームインしてみると、すごい人だ!

 まるで砂糖に群がる蟻の様で、ちょっと気持ち悪いぞ。 (^_^;)


 自分はあそこまで歩いて行く元気はありません。 (>_<)

 13:36 離脱

 砂丘から駐輪場に戻ってきました。

 来る道中、鳥取砂丘に着いたら、「何か美味しいものでも食べよう!」と思っていましたが、無理!
 どこもかしこも人だらけ。

 お腹が空きましたが、早々に鳥取砂丘から離脱することにします。


 13:39 目的地まで

 今回のツーリング、最後は鳥取に泊まって帰ろうかと計画していたんですが、まったく宿の予約が取れませんでした。
 理由はさっきの鳥取自動車道全線開通の影響だったわけだね。


 今日の宿はまだ取ってないんですが・・・。 (-_-)

 ナビを引っ張り出して、目的地を入力。

 「自宅まで、672kmで約9時間。 今2時だからノンストップで帰れば11時には着くな。」
 と言うことで、帰宅することに決定!


 実際、日本海側に沿って走って、兵庫県まで行って泊まるって言う選択肢もあったんだけどね。 それをやるとキリがないんで。
 今回はやっぱ”山陽・山陰ツーリング”なわけで。
 14:20 給油

 鳥取砂丘の大混雑を離脱して鳥取市内までやってきました。

 ここで今日2回目の給油。


 ここから先、国道53号線と国道373号線および鳥取自動車道の無料区間を使って、岡山県の佐用まで戻ります。


 14:44 道の駅 清流茶屋かわはら

 鳥取市内からは、無料区間の鳥取自動車道の上がり南下します。

 途中にあるパーキングエリア兼道の駅で遅い昼食。

 なんせ、鳥取市内で気の利いたお店があれば入って食べようと思っていましたが、走ったルートが悪かったのか、店が少なく、しかも閉まっている店がほとんど。

 本当は鳥取名物でも食べたかったのですが・・・。
 「ところで鳥取名物ってなんですか?」

 と鳥取県民の方には失礼かもしれませんが、自分が不勉強なこともあって、鳥取の名物と言うと、”らっきょ”と”カニ”くらいしか思い浮かびません。

 ”らっきょ”だけじゃ食事にならないし・・・。

 確かに境港はズワイガニの水揚げは日本で一番らしいですけど、時期じゃないし・・・。
 14:54 豚どんぶり

 まあ、どれが良いとか悪いとかわがままを言っている場合じゃありません。

 お腹が空きました。(>o<)

 そんな中メニューにありました。

 大山の麓で育てられた”大山三元豚”を使用した”豚どんぶり”(大盛でね)¥900。

 まあ、鳥取グルメと言うことで・・・。
 14:54 空腹に勝る

 それでは、『いただきます!』

 『旨い!』

 ”空腹に勝る調味料なし。”

 
 まあこれで、鳥取の名物も食べたと言うことで、今回の山陽・山陰ツーリングの目的の一つは達成したわけだ。

 これで、ホームページの”食べる”の項目の”地域別インデックス”も埋まりますね。 (^_^)v

 できれば、鳥取県にはご当地グルメをガンバって欲しいですね。
 15:35 国道53号線から

 道の駅 清流茶屋かわはらで昼食を食べた後、鳥取自動車道に上がり南下、途中で行き先看板が示す地名が分からず、ルートを間違えるととんでもないところに行ってしまうので、一般道に下り国道53号線へ。

 新しい路線だと、ちょっと前のツーリングマップルやナビじゃ行き先が分からないから困るね。

 国道53号線に下りて南下、国道373号線との分岐までやってきました。

 このまま国道53号線で津山まで行って、”津山ホルモンうどん”を食べてから帰ろうか?(^_^;) なんてことも思い浮かびましたが、やめておきましょう。

 素直に、直進して国道373号線で佐用方面を目指します。

 16:06 佐用JCT

 国道53号線の分岐から国道373号線へ。

 途中から373号線と並行して走る鳥取自動車道に上がり、中国自動車道につながる佐用ジャンクションまでやってきました。

 後から確認したら、鳥取ICから佐用JCTまで全線無料だったんですね。
 無理して、一般道を走ることもなかったんだね。

 さて、ここまで戻ってくれば、後は予定が立ちます。

 岡山国際サーキットでレースがあったときは、レース終了後片付けをして、この先の美作ICから中国自動車道に、もっと遅い時間に上がりますからね。
 ルートマップ(鳥取砂丘〜中国自動車道)
 20:51 小笠PA

 美作JCTからは中国道を東進して大阪方面へ。

 吹田JCTから、名神高速へ。

 名神高速へ入ると、京都南IC付近で事故のため、大山崎JCTから京滋バイパスへ迂回。(きょうじバイパスかと思ったら、けいじバイパスなんですね)

 京滋バイパスで迂回し、草津JCTから新名神から伊勢湾岸道路経由で東名高速道路の筆者が愛して止まない小笠パーキングまでやってきました。

 ここで、夕食を食べることにします。


 ここの営業時間がわからなく、9時頃に閉まったら困るなぁ。と思いつつ急いできてみたら、営業時間は6:00〜24:00でした。(2013年5月3日現在)
 21:01 定番の

 注文は定番の"肉味噌ラーメンの餃子セット”(¥950)

 自分のホームページ、ブログに最多登場ではないでしょうか。(笑)
 
 かれこれ出発から12時間、バイクの振動にやられっぱなしなのに、これを普通に食べられる自分の胃袋に、我ながら感心してしまいます。(^_^;)

 

 21:40 30,000km超え

 小笠のPAで夕食を食べた後、隣の相良牧之原SAに移動。

 R1のオドメータは30,000kmを越えたね。


 21:40 給油

 そして相良牧之原SAで最後の給油。

 ここからは無給油で自宅まで戻ることが出来るのは、行きに確認済。


 23:58 自宅に帰着

 相良牧之原SAで給油した後、引き続き東名高速で東進。

 横浜町田ICまできて東名を下り、保土ヶ谷バイパス経由、横浜横須賀道路で自宅まで戻って来ました。

 ぎり、日付が替わる前だったね。

 本日の走行距離

 30,248 − 29,289 = 959km

 今回、山陽・山陰ツーリングの総走行距離

 30,248 − 27,726 = 2,522km

 でした。

 やっぱり、ツーリングは楽しい!
 初めて訪れる場所が、いい場所であるときはもちろんのこと、あまりいい場所でなくても。
 そうゆうの全部ひっくるめて、ツーリングは楽しい。