from Circuit   
 2013年7月28日(日) 鈴鹿8時間耐久ロードレース(決勝)
       
 10:53 ピットアウト

 10:50、決勝に向けてのスタート進行が始まりました。

 スタートライダーとなった國川選手は今ピットアウト!

 コースを1周、サイティングラップをしてグリッドに向かいます。

 10:57 グリッドへ

 コースを1周してホームストレートに戻って来ました。

 ル・マンスタートのため、マシンはピットウォール側のグリッドに移動します。
 10:58 観客席側へ

 ライダーは観客席側へ。

 ペアライダーの大木さんとはリラックスした感じで談笑。

 
 11:00 グリッド

 マシンはグリッドに着座。

 ピットマンたちも、ここまでくれば今はリラックス。

 
 でも、スタートまでまだ30分もあるよ。

 場内アナウンスでは順番に選手(チーム)紹介をしていきます。

 なんたって、60台以上が走るので、選手紹介もそれなりに時間がかかりますね。
 11:15 真夏の太陽

 天頂を見上げれば、千切れ雲に真夏の太陽。

 『暑い! (^o^;) 』


 まさに8耐日和だ!


 11:18 やっぱ激感エリアで

 8耐のスタートはどこに居るかな?

 ピットからだと、ウォールが邪魔して、よく見えない。

 なので、スタート前に1〜2コーナーの激感エリアに移動。


 メインスタンドの方を見ると、凄い人だ!

 なんだかんだ言っても、まだまだ8耐は観客が多いね。


 そして、コントロールポストの18番目には MOTO BUM 石垣牛&マグロレーシングの#888。

 11:22 スタート?

 スタートじゃないよ。

 ウォームアップ走行が始まりました。

 ウォームアップ走行は2周。


 2周して、マシンは再びピットウォール側のグリッドに着いて、スタートライダーは観客席側のスタート位置に付きます。


 しかし、今のCBRのテールカウルはちっちゃいね。
 11:30 スタート直前

 1〜2コーナーの激感エリアには、1〜2コーナー観客席用のオーロラビジョンが鎮座。

 そのオーロラビジョンに映し出されて、スタートの光景。


 今まさにスタートが切られようとしています。


 11:30 スタート

 11時30分、レッドシグナル消灯で、8時間耐久レースがスタートしました。

 ル・マン式でスタートした63台のマシンが1コーナーになだれ込んできました。


 スタート直後の混走のなか、やっと見つけた#888。

 台数が多くて、何位なんだかバイクの数が数えられません。


 シャッターに収めるまでに2コーナーの立ち上がりまで行っちゃったね。
 11:39 トップ集団

 周回は4周回目 ぐらいかな?

 ホールショットを奪ったのは、予選2番手からスタートした#12 ヨシムラの津田拓也選手。

 2番手は、ポールポジションをゲットした#7 MONSTER YAMAHA。

 それに続く3番手は予選5番手からスタートした#99 BMWが続きます。

 写真には写っていませんが、その後方には#634 Musashi HARC PROが続いています。

 11:39 5位集団

 トップ集団の後ろ、5位には#071 Team 加賀山、#11優勝候補のTSRが続いています。


 12:25 1回目のピットイン

 第1スティントが終了して、1回目のピットイン。

 タイヤ交換中です。

 ライダーは國川選手から大木選手へ交代します。



 BS12で観戦していた人の方がよくご存じだとおもいますが、序盤3周目か4周目の最終コーナー手前のシケインで転倒しちゃったみたいです。
 自分は写真を撮っていて、エグゾーストノートで気が付かず、見落として通過したもんだとピットに戻ってくるまで知りませんでした。
 転倒のダメージが少なかったため、そのまま走行を続けましたが、現在トップから2周遅れ。
 12:56 トップは

 ピットから再び1〜2コーナーの激感エリアへ。

 トップは#11 のTSR 現在はだい2ライダーがライディング中。

 
 13:00 大木選手

 #888 MOTO BUM は第2ライダーの大木選手がライディング中。

 序盤の転倒で落とした順位をコンスタントに巻き返していきます。


 13:39 転倒リタイヤ

 激感エリアに居ると場内アナウンスから悲鳴に似た絶叫が!

 オーロラビジョンを見上げると、トップを走る#11FCC TSRの清成選手がデグナーの先で転倒。

 マシンは大破。

 コースサイドをゆっくり走行して、ピットに向かう姿が映し出されていました。

 清成選手はこのままピットに戻るも、マシンが大破し修復不可能と判断し、リタイヤとなりました。
 これで、TSRの3連覇は消えて無くなりました。

 
 13:40 2時間10分経過

 2時間10分を経過。

 暑さが一番厳しくなる時間帯へと差しかかってきました。

 #888のMotoBUM 石垣牛&マグロレーシングは現在36位で追い上げ中。


 13:54 第3スティント

 現在、MotoBUMチームは第3スティントに入り國川選手が2回目のライディング中。

 
 14:00 トップは

 #11 FCC TSRのリタイヤにより、トップに立ったのは#634 Musashi HARC PRO

 後続とのギャップを確実に広げながらラップを重ねます。


 14:04 26位へ

 先ほどの36位から30分弱で26位へ。

 この辺りはダンゴ状態と言うこともあり、順調に順位を上げていきます。


 14:18 順位が落ちる!

 コントロールタワーを見ると順位が38位まで落ちました。

 ルーティンのピットインかな?

 
 しばらくしても、1〜2コーナーの激感エリアに姿を現しません。

 場内アナウンスは他のマシンのエグゾーストノートで聞こえませんでしたが、マシントラブルでピットインしちゃったか、転倒しちゃったみたいです。(>_<)

 急いで、ピットに戻ります。


 14:23 転倒

 ピットに戻ると、マシンが戻っていません。

 転倒! 2回目の転倒です。


 入ってくる情報が少ないこともあり、ピット内は騒然としています。

 國川選手はルーティンのピットインまであと2周の予定だったので、交代予定の大木選手が急いでライディングの準備をしています。


 14:25 ショートカットで

 今回もBS12で観戦していた人の方がよくご存じだとおもいますが、デグナー2つ目でハイサイド転倒。(>_<) 
 危うくライダーにマシンが降ってくるところで、危なかったですね。(-o-;)

 今度はライダー・マシンともにダメージを受け、コースサイドではなく、減算覚悟で裏道をショートカットしてパドックに戻ってきました。

 國川選手はそのままメディカルセンターへ。

 転倒し壊れたマシンはピット裏から、ピットに戻されます。


 14:40 マシンは直す

 ピットに戻ってきたマシンは直す。

 修理が不可能じゃない限り。

 メカニックが意地をかけて必死にマシンを修復します。
 また走れることを確信して。


 15:11 修理完了

 転倒から約50分、マシンの修復が完了しました。

 修理が完了したマシンはピットロードに。

 ガソリンを給油し、走行に備えます。


 ライダーの大木選手もヘルメットを被り、給水ボトルの入ったキャメルバックのチューブを接続して、ライディングの準備をします。

 15:12 ピットアウト

 修理が完了し、マシンは大木選手がライディングしてピットアウト。

 戦線に復帰します。


 メディカルに行った國川選手は、体にダメージを受けたため、これ以上のライディングは無理になりました。

 そのため、後は大木選手と第3ライダーの松川選手がマシンをゴールラインまで運びます。


 16:58 S字に?

 マシンを修復、ピットアウトした後、しばらくピットでウロウロ。

 その後、S字の外側から写真を撮ろうと、メインスタンド側までやってきました。

 けど、『S字遠すぎ!』 (>_<)

 途中でめげて、パドックに戻ることにします。

 17:40 完走を目指して

 レースも3/4を消化し、残すところ2時間を切りました。

 2回の転倒によって上位進出の可能性は無くなりましたが、完走を目指して走り続けます。

 8耐の場合、完走扱いとなるのは
 @ 8時間のチェッカーを受けること。
 A トップから75%の周回をしていること。

 になります。
 例年トップは215周前後でチェッカーを受けているので、215×75%=162周 程度の周回が最低必要となります。

 
 せっかく激感エリアにきたので、トップグループを追っかけてみることにします。
 17:56 トップは

 #634 Musashi HARC PRO 。

 現在はほぼ独走状態です。


 17:56 2番手は

 2番手は#12のヨシムラ。

 ライディングするのは津田選手。
 昨年までST600クラスにレギュラー参戦、第3戦の筑波で全日本ST600初優勝、2012年のランキングは7位。
 今年、ヨシムラからJSBクラスにフル参戦しています。
 去年の8耐は、MotoMapSupplyから参戦して4位。

 ライディングスタイルがJSBの方が合っているようです。(と個人的な意見ですが)

 17:58 3番手

 3番手は、今年ケビンシュワンツの参戦で8耐に話題を提供したTeam KAGAYAMA。

 現在ライディングしているのは、芳賀選手。

 過去YAMAHAでのライディングが多かった芳賀選手がSUZUKIのマシンに乗ること自体話題性があったのだが、シュワンツ選手の参戦でちと霞んだ感じがありますが、加賀山選手と並んで早さはピカイチだね。

 17:59 現在は

 #888のMotoBUM 石垣牛&マグロレーシングは現在50位前後を走行中。

 レースをしている限り、一つでも上の順位を目指して走り続けます。

 ライディングはMotoBUMからJ-GP3にレギュラー参戦中の大木選手。

 18:00 勢い余って

 そして、4位は去年の耐久レースのチャンピオンチーム#1 SUZUKIの耐久チーム SERT。

 走っているのは、勢い余って飛び出した1コーナー立ち上がりのランオフエリア。(笑)

 まあ、ランオフエリアがあることを見越してギリギリの突っ込みをするんでしょうけど、自分がやっちゃったら口から心臓が飛び出ること間違いないね。


 18:19 松川選手

 しばらくして、#888 MotoBUMチームはライダー交代。

 ライダーは第3ライダーの松川選手。

 松川選手も全日本の時はMotoBUMからエントリーしているライダーです。


 18:22 LIGHT ON!

 カメラでは分かりませんが、辺りは暗くなってきました。

 18:20を過ぎ、LIGHT ON のサインが出されました。

 ここで全車、ライトを点灯します。

 18:24 ボチボチ

 1〜2コーナーの激感エリアもかなり暗くなってきました。

 デジカメのモードも”シャッター優先”から動きに強い”スポーツモード”に切り替えましたが、ピンぼけせずに撮るのがかなり厳しくなってきました。

 チェッカーまで1時間あまり、ボチボチピットに戻ることにします。


 18:58 最後のピットイン

 ピットに戻って、しばらくするとピットロードにマシンが滑り込んできました。

 ここでルーティンのピットイン、最後のピットインになります。

 ガソリンを給油してライダー交代。

 ライダーは松川選手から大木選手へ。


 18:59 やり終えた

 ライディングを終えた松川選手。

 自分のタスクをやり終えた感が滲みでていますね。


 目の前に置いてあるのは、部品取り用のスペアマシン。
 既にテールカウルは取り外され、交換部品に使われました。


 19:30 ゴール!

 午後7時30分、8時間耐久レースのチェッカーフラッグが振り下ろされました。

 ホームストレートをチェッカーを受けたマシンが次々と通過していきます。
 が、ピットウォールに張り付いたピットクルー達でホームストレートを見ることができません。(笑)

 無事、チェッカーを受けることができ、ピットクルーは嬉しそうです。


 19:33

 第3ライダーの松川選手も嬉しそう。

 チームスタッフと喜びを分かち合っているよう。


 19:37 パレードラン

 コース上じゃチェッカーを受けたすべてのマシンとライダーがパレードランを行っているのを、ピットのディスプレイが映し出しています。

 メインスタンドも、ピットも人だらけで、とても近づくことができません。(笑)


 
 19:47 ピットに戻って

 パレードランを終えて、大木選手がピットに戻ってきました。

 大木選手はピットクルー一人一人と全員にハイタッチ!



 19:54 ライダー達

 最後にチームスタッフがピットに全員集合。

 ライダー3人も普段着に着替えて、整列です。

 國川くんも、一緒にチェッカーに立ち会いたくて、メディカルから戻って来ました。

 立っているのもきついみたいで、見ていると結構痛そう。(>_<)

 19:59 終了

 2013年の8耐も終了しました。


 #888 Moto BUM 石垣牛&マグロレーシング 

 周回数164周。

 優勝チーム214周回に対し 76.6%

 完走。  順位 49位。