石廊崎まで来る。  TOURING     
  2023年3月11日(土) 石廊崎灯台(いろうざき とうだい)を訪れる。
 14:13 石廊崎灯台へ

 今日はツーリングで伊豆半島の最南端にある石廊崎までやってきました。
 伊豆は何十回とツーリングで訪れていましたが、石廊崎灯台は訪れたことがありませんでした。

 「なぜって?」

 面倒臭いから。(笑)

 以前、石廊崎灯台を見るためには、下の港近くにバイクを駐めて、エッチラオッチラ灯台まで歩いて行かなければなりませんでした。

 距離は1kmぐらいなんですが、港近くの標高はほぼ0mに近く、灯台が建っている高台の標高は50m弱。
 高低差が結構あって、所要時間はおおよそ片道20分。
 灯台を観てくると往復で、ざっくり1時間はかかっちゃう。
 ので、行かなかった。
 14:14 休憩施設を

 昨今マイブームになっている灯台訪問。 で、「そう言えば石廊崎灯台って行ったことなかったなぁ~。」なんて思って、ネットを見ていたら、石廊崎灯台近くに”石廊崎オーシャンパーク”なるものが2019年の4月に開設されたらしいです。

 以前は石廊崎ジャングルパーク(~2003年)があった場所かな。
 来るときに通ってきた廃墟はその名残ですね。

 駐車場から灯台まで、徒歩5分ほどで高低差ほとんどなし。(笑)

 駐車場にバイクを駐めて、休憩施設を通って、石廊崎灯台に向かいます。

 休憩施設内にはお土産コーナーや軽食スペースなどがありますが、誘惑のトラップは低めで まず捕まらないと思いますので、安心して中を通って行きましょう。(笑)
 ちなみに、建物の中にトイレもあります。
 14:20 灯台に向けて

 休憩施設を通り抜け、灯台に向かって歩いていきます。

 道幅は軽トラが1台走れるくらいかな。

 若干の高低差はありますが、それほどじゃありませんね。

 灯台を維持するためにこのくらいの管理道路は必要ですよね。
 14:20 撮影スペースで

 途中に撮影スペースが設けてありました。
 気が利きます。(笑)
 
 せっかくカメラマン(MAOHさん)もいるので、写真に撮ってもらいました。
 
 ちょっと(被写体の)姿勢が悪いのが気になります。(笑)


 自宅を出発するとき、どのくらい暖かい格好をすればいいのかわからなかったので、ほぼ真冬に近いウェアーを着てきましたが、ちょっと暑かったですね。
 走っていると暑くもなく寒くもなく ちょうどイイくらいですが、バイクを降りて歩くとちょっと暑いです。
 14:22 敷地内に

 撮影が済んだら、ズンズン進みます。

 石廊崎灯台は参観灯台じゃありませんので、灯台の建物の中に入ることは出来ません。
 けど、敷地内はOK、開放されています。

 ちなみに、見えにくいけど石の表札をよく見ると”石廊﨑灯台”とあります。
 正式には、作りに”大”の字をかく”崎”ではなくて、”立”の字を書く”﨑”が正解らしいです。
 
 14:23 石廊崎灯台は

 敷地内に入ってみた。

 見上げる石廊崎灯台はそれほど大きくなくて、塔の高さは11mほどの大きさだそう。

 ただし建っているのが岬の上部で、そこの標高が50mほどあるので、海面からの高さは60mくらいになります。

 1998年に一般投票により「日本の灯台50選」に選ばれているそうです。

 
 14:23 リアス式海岸

 灯台のある石廊崎から相模灘側になる左手に目をやると、伊豆半島の切り立ったリアス式海岸を見ることができます。
 険しいです。
 14:25 駿河湾側は

 そして右手に目をやるとこちら側は駿河湾。

 こっち側も厳しい岩場になっていて石廊崎の灯台からはほぼ270°くらいの壮大な景観を望むことができます。
 14:26 全景を

 とりあえず寄れるところから写真を撮っておきます。

 ひとりであれば1回見ておけば十分かな。

 まあ、他のメンバーと来ることがあれば、それはそれでよし。

 ただ、近くまで来たら1回は見ておいた方がよろしいかと。
 30分もあれば十分なので。

 ちなみに伊豆に結構通ったことがあるMAOHさんは、昔の港からの上り下りする道を歩いて、見に来たことがあるそうです。 流石ですね。
 14:28 第1釣り人発見

 灯台からもうちょっと先まで歩いていけます。

 両側が切り立った尾根の歩道を歩いて、右下をのぞき込むと・・・・。
 あんな下の方で、釣りをしている人がいますねぇ。
 凄いね。 あんなところで釣りしてるよ。(着替え中)

 どうやってあそこまで行くんだろう? 標高差50mくらいはあるんだから。

 なんて、眺めていたら灯台への遊歩道から下に下りて行こうとする釣り人2名。

 「ここ下りて行くんですか?」って聞いたら、「そうです。」ってあっさり答えられました。
 かなり切り立った崖で、傾斜は60°くらいありそう。

 滑落したら、滑落するね。 釣り竿とクーラーボックスと伴に。
 14:30 最先端に

 遊歩道が整備されている最先端までやってきました。

 はっきり言って、恐い。

 歳を取ったせいか、以前より高いところに恐怖心が湧くようになりました。

 14:33 遊覧船が

 先ほどの左手の入り江の奥から”石廊崎岬めぐり遊覧船”が出てきました。
 (乗ったことないけど)

 ツレでもいれば、こういった遊覧船に乗るのも楽しいかもしれません。
 14:33 熊野神社

 最先端にあるのは”熊野神社”の社殿。

 なぜ、こんな場所に・・・。 って言うところに社殿とか造りますよね。

 縁結びの神様が祭られているそうです。

 確かにここまで二人だけでくることが出来れば、すでに結ばれていると言っても過言じゃないでしょう。(笑)

 14:34 石室(いろう)神社

 そして、上の写真の右手奥に写っているのが石室神社です。

 こっちも「よく建てたねぇ~。」の一言につきます。
 岩にへばり付くように、と言うか、岩に食い込む形で。
 場所に寄っては、床が宙に浮いている状態です。 (O_O)

 社殿の中では、おみくじやお札を売っていたりして、神主さんが居ます。

 まあ、住んでいるわけじゃないと思いますが。(汗)

 
 それでは、ひととおり見たので、今夜の宿がある雲見温泉に向かうことにします。

 15:19 波勝崎(はがちざき)モンキーベイに

 石廊崎オーシャンパークの駐車場に戻ったところの写真を撮り忘れちゃいましてね。
 絵がつながりませんが・・・・。

 写真は飛んで、ここは波勝崎モンキーベイの駐車場です。

 石廊崎オーシャンパークから、雲見温泉に向かうに、まずは県道16号下田石廊松崎線を時計回りに進み、その後国道136号線に復帰して松崎方面を目指して北上していました。
 途中の交差点で標識を見間違えましたね。(笑)
 県道347号波勝崎線に入ってしまい行き止まりまで進んだら野生サル園の”波勝崎モンキーベイ”の駐車場でした。(笑)

 目の前の斜面崩壊が凄いですね。 とても道路が建設できる様な箇所じゃありません。
 辺りにサルがウロウロしていることよりも、この斜面の方に目がいってしまいます。
 15:33 以前のマーガレットラインを

 気を取り直して、国道136号線に戻ります。

 この辺りの国道136号線は、以前はマーガレットラインとして有料道路だった様です、1983年に無料開放されています。
 もちろん(?)自分は有料だった頃を知りませんが・・・。 ( ̄。 ̄;)

 この区間は、交通量も少ないこともあると思いますが、舗装が傷んでなく走りやすいです。
 15:33 雲見温泉を通過して

 国道136号線を雲見温泉に向かい北上。

 そのまま雲見温泉を通過して、松崎の市街地まで向かうことにします。
 16:01 松崎のマックスバリューで

 松崎の市街地にあるマックスバリューまでやってきました。

 石廊崎のオーシャンパークから雲見温泉までの間、お店らしい店、コンビニ一軒も無いんでね。

 ここで飲物を調達。
 で、宿に向かいます。

 16:17 雲見温泉に到着

 松崎のマックスバリューからGROMを飛ばすこと15分、雲見温泉にある”しょうふう亭”に到着しました。

 玄関先にGROMを停めて、写真を撮ってから、駐車場にバイクを駐めます。




 (つづく)
 石廊崎からの道程 : 石廊崎オーシャンパーク~波勝崎モンキーベイ~松崎~雲見温泉
  灯台  雲見温泉に泊まる。