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7日目:2006年05月05日(金):唐津〜久留米〜耶馬溪(やばけい)

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写真が大きくなりました。

8:16 朝一番の

 
九州ツーリング、7日目の朝は唐津で目が覚めました。
 目の前には松浦川の河口が広がっています。
 もしかして、今回のツーリングで一番景色の気持ちのいい朝かもしれません。

 二日酔いではありませんが、何となく気だるさが残っていました。
9:43 あっ!

 出発のため荷造をして、バックのファスナーを閉めていると・・・

 ポロッ。

 あっ!

 
ファスナーの金具が折れちゃいました。


 まあ、反対側にも金具があるダブルファスナーなので、取りあえずは大丈夫ですが・・・(^_^;)
9:46 こっちも

 そう言えば、ジャンパーのファスナーに付いている金具も以前に飛んじゃってます。

 高速道路を”高速”で走っていると、風でバタバタして、全部と言っていいほど、もげてしまいます。
(メーカーさん、もう少し丈夫に作ってください)
10:06 そろそろ出発

 九州ツーリングも残すところ、あと2日、明日の晩には大分からフェリーに乗って関東に戻ります。

 唐津から、大分までは直接高速行けば3時間あまり、急ぐ必要はありません、ゆっくり出発します。

10:24 出発です

 準備も整いました。

 そろそろ、出発します。

 Iさん、お世話になりました。
 楽しかったです。
 ありがとうございました。
10:27 対岸から

 出発して、すぐに松浦橋を渡り、お世話になったIさん宅に「さようなら」 (^^)/~~~
10:40 虹の松原

 唐津の名勝、"虹の松原"を通り東に向けバイクを走らせます。

 松の枝の間から射込む光は初夏を感じさせます。
10:46 ここでお別れ

 最後の2日間、Ryo@Mさんとは別行動を取ることにしました。
 Ryo@Mさんは左折して、福岡・博多方面を目指し、自分は右折して、まずは国道323号線で久留米方面に向かいます。

 それでは、お互い気をつけて、明日フェリー埠頭で会いましょう。
10:51 快適

 ゴールデンウイーク中でも3桁国道になると、ご覧の通り空いています。
 快適にバイクを走らせることができます。

 まずは国道323号線で東進します。
 佐賀市内に入り、途中から農道”北天グリーンロード”に入りさらに東に進みます。
 さらに国道263号線を横断し、今度は県道21号線に入り、進路を南東に取って進み、古墳で有名な”吉野ヶ里”まで進みます。
 吉野ヶ里からは東進して、約10km、久留米の市街地に入ります。 
12:16 JR久留米駅に到着

 ちょうどお昼の時間に久留米の市街地に入りました。
 昼ご飯を食べようと、繁華街を探すためJRの久留米駅にやってきました。

 JR久留米駅の周辺には特に繁華街らしいものが見あたりませんでした。
12:51 久留米ラーメン

 JR久留米駅で繁華街らしきものが見あたらなかったので、ツーリングマップルに書いてあった、地元で人気のラーメン屋”大龍ラーメン”にやってきました。

 久留米ラーメンは博多・長浜ラーメンとはやや異なり、細麺ではなくやや太麺が特徴だそうです。

 スープはご覧の通り、こってり豚骨。
 美味しかったですが、少々自分には脂が強すぎました。
 (最近、ちょっと脂っこいものを控えています)
13:00 お昼も食べました

 お昼も食べましたので、出発することにします。

 今日、自分としては大分の耶馬溪(やばけい)まで行って、泊まりたいと思っています。
 今日はまだ宿の手配をしていません。
 早めに、大分県に入って、大分県の電話帳で宿を調べ、予約の電話をしたいと考えています。

 まあ、2時過ぎに大分県に入ればOKでしょう。

 このまま、国道210号線で行けば、大分まで20kmあまり30分もあれば着くでしょう。
 しかし、それでは面白くないので国道210号線に平行して走る、ツーリングマップルには「快走の尾根道・・・・」と記載のあった”耳納山スカイライン”で大分に向かうことにします。
13:15 高良大社
 
 耳納山スカイラインに入り、しばらく走ると高良大社に着きます。
 高良大社の駐車場からは今来た久留米の街を一望することができます。
13:25 耳納山スカイライン 

 高良大社をすぎたあたりから、対向車とたまにすれ違うほど通行量はぐっと減り、センターラインのない対面通行の道になります。
 交通量自体は減りますが、道路自体は狭く、低速コーナーが連続します。

 耳納山スカイラインは尾根づたいに作られた道で、左側には筑後平野を見ることができます。
13:31 八女郡

 対して、 尾根の右側には八女(やめ)郡の山々を見ることができます。

 耳納山スカイラインを走っているはずが、いつの間にやら道を間違えたらしく(と言うより、行き先看板の表示がかなり不明確!)県道70号に迷い入り南下して八女市の近くまできてしまいました。

※ 八女は九州北部のお茶の名産地で八女茶で名が通っている。
  (道に迷って初めて、八女がこの辺だと知りました)
14:20 

 気がついたときはすでに時遅く、県道70号を戻るには、もうかなり行き過ぎていました。
 致し方なく、上陽町まで進みそこから県道52号に入り東進し、星野村経由で浮羽まで進みます。
14:25 八女郡星野村

 浮羽(うきは)に向かう途中の星野村。
 手前には段々畑、その向こうにはお茶畑が広がる、日本の里山の風景。
 星野村は星の降る里、球種最大の天文望遠鏡を持つ観測所があるそうじゃ。

 景色はのどかな風景ですが、時間的にかなりやばくなってきました。
 早く大分に入って、今晩の宿を確保しなければ、野宿になってしまいます。
15:23 大分県に入りました

 星野村から県道52号八女香春線で浮羽まで出ましたが、まだ大分県境までは少々あります。
 浮羽の先の杷木(はき)ICまで行き、大分自動車道で1つ日田ICまできて、大分県にはいりました。

 早速、コンビニに停まり、電話帳を拝借して、ちょっと前にテレビで見て良さそうだと思った耶馬溪町で宿を探しました。
 深耶馬溪に電話をすると、あっさりと2軒目で空きがありました。
 セーフ!今日も野宿をせずにすみました。(^^)
 
 宿さえ決まれば、後は気が楽です。

 道を間違えないよう、ゆっくりと出発します。
15:50 耶馬溪町

 コンビニから、バイクを走らせることわずかに30分、耶馬溪町に着いてしまいました。

 ちょっと近すぎ、宿に入るには早すぎです。
 なので、道路看板にある「青の洞門」に行ってみることにしました。
16:04 青の洞門

 国道212号線を10分ほど走って、「青の洞門」に到着しました。

 青の洞門は昔々、禅海という人が30年かけてノミとツチだけで掘ったと言うトンネルだそうです。
16:32 羅漢寺 

 ”青の洞門”の見物(?たんなる通過)が終わりツーリングマップルを見ると近くに、「全国羅漢の総本山 3700体の石仏がある」と記載された”羅漢寺”なるものがありました。
 (興味のある人はクリックしてね)

 時間も少し余裕があるので、寄ってみることにしました。  
17:06 

 羅漢寺を見た後、宿に入るのにいい時間になってきました。

 国道212号線を少し戻って、県道28号森耶馬溪線に入り、今夜の宿泊先”深耶馬溪”を目指します。
17:10 耶馬溪ダム

 県道28号線に入ると、ダムが目に飛び込んできました。

 九州のダムシリーズ、第3弾「耶馬溪ダム」

 4日目の”上椎葉ダム”、昨日の”厳木ダム”ほどの大きさはありません。
 特に見るべきものはないのですが、ちょっと山間部に入るとダムがあります。九州のダムの多さに妙に関心。
17:46

 深耶馬溪に到着し、宿の位置を確認出来たので、今きた道をもう少し先まで行ってみることにしました。

 このあたりは、県道に沿って、色々な形をした"奇岩”を見ることが出来る有名な路線です。
17:53

 県道は渓流に沿って作られおり、岩山が直前まで迫ってきてます。
17:57

 また、この県道28号線はほとんどの区間が片側1車線で、渓流に沿って作られているため、比較的アップダウンは少ないですが、低速から中速コーナーが連続し、ライディングも楽しめます。

 ただし、景勝地であるため、休日の昼間などは比較的交通量があることが予想されます。

 この路線は紅葉の名所でもあるそうです。


 もうすぐ、6時になります。
 宿に入ることにします。
18:00 耶馬溪観光ホテル(?)に到着

 午後6時、ちょうどいい時間に深耶馬溪にある”耶馬溪観光ホテル(?)”に到着しました。
今日の道程


 本日の走行距離迷いに迷って、271kmでした。


8日目に続く