TOURING    
2011年3月6日(日) もうすぐ春だから (伊豆ツーリング:前半)  
自宅の桃の木もつぼみを付けてます。 8:18 ツーリングの朝は

 少し陽が高くなり、空気がゆるんでから。

 3月に入り、日向が温かく感じ始めました。

 2月も後半になると、寒さが少しゆるんで、寒い日と暖かい日が周期的にやってくる、いわゆる三寒四温の時期がやってきます。
 そんな暖かい日は、バイクに乗って出かけたくなる気分でそわそわし始めます。

 今年の今日、3月6日は24節気の一つ啓蟄(けいちつ)です。

 天気予報の冒頭でも良く言われる様に「啓蟄は、大地が暖められ、土の下から虫がはい出してくる頃」だそうで、そういう自分も、バイクを車庫から引っ張り出してツーリングに出かけます。

8:18 春が近い知らせ

 西高東低のシベリア高気圧が優勢な真冬は、関東地方の平野部で雪が降ることはほとんどありません。 シベリア高気圧が少し弱まり、春へと向かい気圧配置が少し不安定になと、関東の平野部でも雪が降ることがあります。

 今週3日から4日の未明にかけて関東地方の平野部でも雪が降り、箱根の山間部にある芦ノ湖スカイラインやターンパイクは積雪のため通行止めになったりしました。

 関東の平野部で雪が降るのは、春が近い知らせでもあります。


 気分的には、昨日の土曜日にでもツーリングに行きたい気分でしたが、少し暖かくなる予報だった今日の日曜日にツーリングに出かけることにしました。

 走り始めの距離は
 
 24,653 km

 「それでは、出発します (^0^)/」
8:43 でかい富士山

 今日のツーリングは伊豆。西伊豆に向かいます。

 今週降った雪のこともありますが、3月の初旬のツーリングでは、問題なく走れるのは伊豆か房総くらいでしょう。


 自宅を出発して、いつものとおり海沿いの国道134号線を西走し、いつものとおりサザンの曲で有名な稲村ヶ崎までやってきました。

 素通りしようと思ったのですが、今日はやたら富士山がでっかく見えたので、バイクを停めて写真を一枚。

 3合目付近まで雪を被った富士山は、雪が膨張色で大きく見えるんですね。

8:50 朝食です

 国道134号線を江ノ島近くまできて、吉牛で朝食。

 ツーリングのときは、自宅で朝食を食べないのが自分流。

 朝起きたら、すぐにでも出かけたい。 まずは、出発してから朝食は考える。

 朝食はとりあえずなんでもOK。
 牛丼でも、うどん・そばでも。マック(ド)でも。 必然的にファーストフードに。

 
9:38 箱根新道

 江ノ島近くの吉野家で牛丼を食べた後、国道134号〜西湘バイパスを西走し、箱根新道の入り口までやってきました。

 西湘バイパスも箱根新道も社会実験中でタダ。

 この区間が無料というのも広く知れ渡った様で、以前より、特に箱根新道は交通量が増えたような気がします。

9:54 芦ノ湖大観インターから

 箱根新道を安全運転で登って、芦ノ湖大観インターまできました。

 沢に沿って走る箱根新道は、景色の良い区間はほとんどありませんが、唯一芦ノ湖大観インターがあるここは景色がイイ。
 
 眼下に芦ノ湖、遠くに富士山を望むことができます。
 ただし、駐車するスペースがないため、ほとんどの車は気づかずに通りすぎてしまいます。
 
 富士山の上にはUFO雲が・・・
9:56 箱根峠は

 箱根新道を終点まで登り、箱根峠までやってきました。

 先日、雪で通行止めになった芦ノ湖スカイラインの入り口は路肩にまだ雪が残っていました。


 
9:56 箱根峠から

 箱根峠から西伊豆に向かうには、国道1号線を素直に直進して三島に向かうのが正道ですが、国道1号線はトラップが多いので、左折して県道20号線へ。

 伊豆スカイライン、熱海方面を目指します。


 
10:06 熱海峠

 箱根峠から県道20号熱海箱根峠線に入り熱海峠まできました。

 箱根峠から県道20号線は、途中ターンパイクまでの約2.5kmは中速で比較的浅いコーナーが連続し、ヒラヒラと走ることができます。
 片側1車線ですが、ほぼ全線追い越し可のため、四輪車がいても、それほどストレスを感じることはありません。

 ただし、ターンパイクを過ぎて熱海峠までは、路肩も狭く、ほぼ全線追い越し禁止のため、遅い四輪車がいると行く手を塞がれてしまいます。
 平日であれば、通行量も少なく、運転に慣れた車が多いので、比較的スムーズに流れますが、土日の休日は運転に慣れていない車が多いので、ストレスを感じます。

10:10 熱海峠を下って 

 今回も、伊豆スカイラインは使わず、一般道で西伊豆に向かいます。

 平成21年の11月から伊豆スカイラインは通行料上限200円の社会実験を始めてから二輪車の事故が今まで以上に増加したようです。(地元警察の発表)
 そのため、取り締まりも厳しくなったようです。 
 免許証の前歴が””の自分としては、”君主危うきに近寄らず。” で避けて通ることにしています。

 伊豆スカイラインの料金割引社会実験は3月一杯で終了します。 しばらくは、様子見、ですかね。 (他にそこそこいい道もあるし)

 熱海峠からは県道11号熱海函南線を熱海方面に下ります。

 熱海峠から笹尻の交差点までは約3km。 標高600mから400mの標高差。 平均斜度7.5%を一気に下ります。

 そして、写真の笹尻の交差点から標識の右上”函南”方面を目指します。

10:14 函南に向けて 

 笹尻の交差点から、鷹ノ巣山トンネルを抜け、西走して函南方面を目指します。

 今日は右手に富士山を眺めながら、県道11号線を函南に向けゆっくりと標高を下げて行きます。

 県道11号線は函南と熱海を結ぶ幹線道路です。

 道路は整備され幅員も広く走りやすい道ですが、交通量もそこそこあります。
 また、幹線道路が故、取り締まりもありそうな雰囲気。 下り坂のスピードが乗りそうな箇所は注意した方がよさそうな気がします。

 
10:34 休憩

 県道11号線を国道136号線に突き当たるまで進み、左折して国道136号線に入り南下します。

 途中、ローソンで休憩。

 お気に入りの”EUROPEAN コクの微糖”がなく、”エメラルドマウンテンブレンド 微糖”。 イマイチ切れがなくて、あまり好みではない。 と再認識。
10:41 県道134号静浦港韮山停車場線

 休憩も早々に、国道136号線を2kmほど南下し、四日町の交差点まで進みます。

 ここでいったん左折、その後すぐに右折して県道134号静浦港韮山停車場線に入り、目の前の陸橋を渡ります。
10:47 国道414号線へ 

 県道134号線を四日町の交差点から県道134号線を3kmほど西走し、狩野川放水路に架かる長塚口まできました。

 ここを右折して、国道414号線に入ります。

 函南の国道136号線からこの先 口野口までの国道414号線の区間は、単に移動区間です。
 交通量も多く、慢性的にノロノロ運転で、この区間は我慢を強いられます。

10:48 県道17号沼津土肥線へ

 国道414号線を口野口まで進み、左折して県道17号沼津土肥線に入りました。

 今日は西からの風が強く、海は白波が立っています。

 それでも、日差しは暖かく、春を感じます。

11:03 土肥へ

 県道17号線に入り土肥(とい)を目指します。

 県道17号線は、駿河湾に沿って走る県道です。
 
 前半部分は、片側1車線の対面通行ですが、戸田(へだ)に近くなると、センターラインのない1.5車線の区間が現れます。

 前回12月に来たときは、途中で県道127号線へショートカットしましたが、今日はそのまま海沿いの県道17号線で戸田に向かいます。

 県道127号線の分岐から先は、交通量はぐっと少なくなり、海岸線に沿って造られた様々なカーブを快走できます。
 時折、北側に向かう区間では、駿河湾を挟んで富士山を望むことができます。

 今日は海からの風が強いので、走行ラインが乱されます。

 脇見のしすぎには注意です。(笑)
11:14 煌(きら)めきの丘

 口野口から当初西走していた県道17号線は大瀬崎から南下を始めます。

 大瀬崎を過ぎ戸田に近づく前、県道17号線は西伊豆の急峻な海岸線を避けるよう標高を上げ少し内陸に入ります。

 途中、景色がきれいな駐車場があったので写真を1枚、パシャリ!

 駐車場(展望施設)の名前は”煌めきの丘”。

 海からの高さは100m以上はありそう。
 紺碧の駿河湾を挟んで、富士山はもとより、雪を被る南アルプスの山々が太陽の光を浴びて輝いて見えます。
 UFO雲はまだ富士山山頂に鎮座中。
 
11:23 戸田を通過

 煌めきの丘から、そのまま県道17号線を南下。

 戸田の町を通過しました。

 この”ツーリングだより”には何度も登場しているので、今日は通過。

 前にバスが走っていて退屈なので、走っているバイクから戸田港とその向こうに見える富士山の写真を一枚。 パシャリ!

 
 気がつけば、富士山3連チャン。 富士山に頼りすぎ!(汗)
11:37 土肥に到着

 戸田の市街地を通過し、県道17号線を南下して16kmほど、土肥の市街地に到着しました。

 戸田から土肥までの県道17号線は、西伊豆でも有数の快走路だと思います。
 全線片側1車線の県道は、交通量も少なく、中低速コーナーから高速コーナーまでバラエティに富み、アップダウンも海抜0mに近いところから、250mの高さまであることから、バイクで走っていて楽しい快走路です。
 ただし、舗装が古く痛んでいる箇所もあるため、やり過ぎには注意が必要です。(笑)


11:45 恋人岬は通過です

 土肥からは今度は国道136号線に入り、引き続き西伊豆の海岸線を南下します。

 途中、観光地として有名な恋人岬は通過。 特に用事はないしね。
 多くの観光と思われる車が寄っていきますが、命名で成功してるね。

 土肥から先、松崎までの国道136号線は24kmほど。

 戸田から土肥までとは違い、交通量はややあるため、県道17号線ほど快走は望めません。
 
12:03 松崎に到着 

 土肥から国道136号線を南下し、松崎までやってきました。

 ちょうど、昼になりました。

 今日の昼食は、”地魚料理・磯めん さくら”で食べることにします。

 さくら2度目の訪問になります。




   昼食に進む。
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