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 2012年5月26日(土)  全日本ロードレース選手権 第4戦 オートポリス(決勝1)
       
 13:08 ピットウォークです

 ノックアウト予選が終了し、12:55からは40分間のピットウォークです。



 13:08 チェック中

 ウォーミングアップ走行で転倒した國川選手のマシンは、限られた時間の中で応急修理をして予選を走りました。

 予選が終わった今、決勝に向けて細部をチェック中。

 13:08 レースクィーンの
 
 マシンはピットの奥で修理中なので、サトミちゃんはチームメイトの清水選手のマシンの横で、レースクィーン活動中。 (^o^)/

 昨シーズンからレースクィーンをお願いしている池田サトミちゃん。
 
 この機会に遅くなりましたが、池田サトミちゃんのブログを紹介しておきます。
 
 よろしくね! 

 15:04 ウォーミングアップ

 今回のオートポリスは、土曜日にレース1と日曜日にレース2と2レース開催です。

 土曜日の今日は、これからレース1が開始されます。

 レースのスタート進行は15:15から。


 転倒のチェックも完了し、決勝に向けてマシンの準備が整いました。

 そしてスタート進行10分前、メカニックの清水さんがエンジンに火を入れマシンのウォーミングアップを始めました 

 15:04 シートカウルは

 シートカウルは、スペアーのがシートラバーを貼っていなかったので、転倒したシートカウルをガムテープで補修して、とりあえず使用。

 ちょっと、痛々しい。 (×_×)


 
 15:04 タイヤマーキング

 そして、タイヤマーキングを確認。 今日3本目のタイヤ。

 と同時に、ウォーマーで暖まったタイヤのエアー圧を確認しておく。

 15:20 コマが飛んでる?
 
 コマが飛んでるねぇ〜。 (゜o゜;)
 いきなり、グリッド待ちの写真だ!

 今までであれば、ピットアウトの写真でつないでいるはずだけど、今回は無い。 (^_^;)

 スタート進行10分前に雲行きが怪しくなってきたんで、まず99%無いはずだけどオートポリスは阿蘇の山中にあるので、急に天候が変わって雨が降ってきたときのため、バックアップで急遽ウェットタイヤを準備。

 ピットでバタバタしてたんで、写真撮ってません。 (>_<)


 で、ライダーがコースインしていって、ようやく落ち着いて写真を撮影。

 國川選手がコースを1周して、グリッドに戻ってくるのを待ちます。
 
 15:23 グリッドについて

 コースを1周して、12番グリッドに着きました。

 レース1は、ノックアウト予選1回目の順番でグリッドが決まります。
 そのため、國川選手のグリッドはノックアウト予選1回目の順位で12番グリッドになります。


 グリッドについて、清水メカとセッティングについて確認。


 15:26 3分前

 そして、DUNLOPさんのスタッフも来て、最終の確認。


 そして、ウォーミングアップ3分前で、メカニック1名、レースクィーン1名を残し、自分らヘルパーはタイヤウォーマーをはずし、ピットに戻ります。


 スタートを切れば、後はライダーだけの世界になる。
 15:28 ポールスタート

 ピットに引き上げる際に、ポールスタートの津田拓也選手の写真をパシャリ! そして、激励。

 タイヤマハのデチャ選手とチャランポル選手がグリッド2番手、3番手と暴れ回っている中、SUZUKIのGSX-Rで孤軍奮闘している津田選手にはガンバって欲しい。  自分の奥さんタイ人だけど・・・。(爆)

 
 15:29 苦笑い

 ウォーミングアップ開始前、清水メカとサトミちゃんがピットに戻ってきました。

 なにやら清水さんは苦笑い?

 『なにか、やらかしちゃいました?』  (?o?)

 
 15:32 スタート直前

 1周のウォーミングアップを終え、各ライダーが自分のグリッドに戻って来ました。

 スタートラインに立つレッドフラッグを持ったオフィシャルが、コースから外れ。

 シグナルレッドが点灯!


 各マシン、一斉にアクセルを煽ります。


 15:33 スタート

 シグナルレッド消灯!

 レーススタート!

 各マシン、一斉にスタートし、1コーナーになだれ込みます。


 ST600のレースは16周回で争われます。


 
 15:36 1周目

 スタート1周目。

 國川選手はポジションを1つ上げ、11位でホームストレートに戻って来ました。

 15:38 2周目

 2周目、タイムは1分54秒6とベストを更新。 

 ポジションを1つ上げ、10位。

 さあ、シングルポジション目指して、追い上げだ!

 15:41 10位

 3周目、4周目と10位をキープしたまま、走行を続けます。

  
 15:41 6周目 

 5周を終了して、6周目。

 國川選手がストレートに戻って来ません!


 先ほど、モニターには津田選手のマシンが白煙を吐いて、マシントラブルでコースから外れるのが映し出されました。

 が、國川選手の映像はなし。


 清水メカとDUNLOPのスタッフがディスプレイを確認しにやってきましたが、情報はなし。


 15:42 一人

 しばらくして、場内に流れる実況放送で、國川選手の転倒が伝えられました。

 ハイヒールを履いているので、ピットウォール側に来ることができず、一人ピットに立っているサトミちゃん。

 心配そうだ! (>_<)

 
 ただ、救急車が出た情報も、白旗も、ましてやレース中断の赤旗も出ていないので、現時点で大きな怪我ではないことは推測できます。

 15:45 リタイヤ

 5周終了時点での、タイム、ポジション、残り周回数をサインボードに準備。
 しかし、残念ながらサインを送ることはありませんでした。

 5周を終了した時点で転倒、リタイヤ。

 國川選手のレース1は終了しました。


 16:21 マシン回収

 レース終了後、転倒したマシンが回収されパドックに戻ってきました。

 右側が大破、結構いっちゃいましたね。 (+_+)


 國川選手はピットには戻らず、そのままメディカルセンターへ。

 16:24 マシンは直す

 回収されたマシンはピット裏へ。

 まずは、カウルを外して、泥を落とし、壊れた箇所を確認。


 その後、國川選手は意識はあるものの、胸を強打していることもあり、サーキットでは細かい検査は出来ないので、ヘリコプターで運ばれることに。

 オートポリスは山間部にあるため、山を下りて市街地に出るまで車だと小一時間かかってしまいます。
 その対策と言ってはなんですが、救急の場合ヘリで運ぶ様です。


 そして、清水メカを初め、自分らスタッフは國川選手が明日の決勝も走れるようにマシンは修復します。


 18:46 夕景

 転倒したマシンをばらし、土や砂を清掃。 
 壊れた箇所をチェックして、交換する部品を洗い出し。

 清水メカと自分はサーキットに残ってマシンを修復。


 他のスタッフは國川くんが運ばれた福岡の病院に向かいました。


 國川くんは病院で検査中で明日レースが出来るか否か自分たちにはわかりませんが、自分たちに出来ることはマシンを走れるように直すことのみ。


 関東から来ると日の入りの時刻が1時間ほど遅く感じられますが、オートポリスもゆっくりと日の入りを向かえようとしています。

 19:28 修理進行中

 シートレールは折れていたので、交換。
 右ハンドルは折れ、Fブレーキも大破していたので、交換

 只今、修理は進行中。


 途中、病院から連絡があり、退院は出来るとのこと。
 (大きな怪我じゃ無くて良かった!)
 ただし、1週間は安静。 運動はしてはダメとのこと。


 ライダーは体が動く限り、『走れません』とは決して言わない人種です。
 そして、ライダーが『走ります』という限り、マシンを走れるように修理するのがレーシングメカニックの仕事。


 22:24 終了

 マシンの修理もほぼ完了しました。
 この状態で走ることはできます。

 後は明日決勝を走るのであれば、いつものとおり、オイル交換やクラッチ交換、そしてブレーキの清掃などをのルーティーンの整備を残すだけになりました。


 國川くんの方はすでにホテルに戻ったとの連絡。
 周りのスタッフが、医者の指示にしたがって、國川くんを説得。

 國川くんとしては心残りでしょうが、明日の決勝はリタイヤすることに決めました。

 
 そして整備はここで終了。 片付けをします。

 サーキットを出た後、他のスタッフと合流。
 遅い夕食を取ってホテルに戻りました。
 
      翌日 に続く。