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 2012年7月28日(土) 鈴鹿4耐の決勝を見る
       
 6:01 四日市のホテルで

 朝、四日市のホテルで目を覚まし、窓の外を見ると薄曇り。

 雨が降るような雲ではなく、湿気が高いことからくる水蒸気が視界を悪くしている程度です。

 今日は4時間耐久の決勝が午前9時から開始されます。


 6:21 泊まったのは
 
 昨晩泊まったのは四日市アーバンホテル。

 近鉄の四日市駅に至近のビジネスホテルですが、ハイエースできた自分には駅までの距離は関係ありません。
 逆に駐車スペースが少なく、今回ホテルの駐車場を予約することができませんでした。

 けれど、駅に近いので、ホテルは繁華街のど真ん中、夕食を食べる場所に困ることはありませんでした。


 今晩も、このホテルに連泊です。


 6:34 スクーターで

  ホテルを出て近鉄のガードをくぐり、昨晩ハイエースを駐めた西口から500mほどの距離にあるJAパーキングへ。

 ここでハイエースからスクーターを降ろして、スクーターで鈴鹿サーキットに向かいます。


 耐久ウィークの土日は、四輪車でサーキットに向かうと、駐車場がとても遠いところになってしまいます。
 雨が降っていないなら、2輪車の方がお薦め。

 ここJAパーキングは24時間で¥720とお安く、日曜日の耐久が終わるまで駐めておいても¥720×2日=\1,440。
 ホテルの駐車場が一晩¥1,000なので、日中も駐めておけるこっちの方が断然お得。(^_^)v

 7:12 鈴鹿サーキットに到着 

 四日市から途中コンビニで買い物をして、約30分強で鈴鹿サーキットに到着。

 昨日と同じようにモータースポーツゲートから入場します。





 7:30 パドックに到着

 パドックに到着!

 4時間耐久のピットクルーパスだとモータースポーツゲートからスクーター(2輪車)で出入りすることができるので、そのままパドックまで乗り付け。

 場内が広い鈴鹿サーキットではスクーターは重宝しますね。


 7:32 確認中

 清水さんは9時からの決勝に向け、マシンの最後の確認。




 7:39 機材を移動
 
 決勝に向けてパドックからピットに機材を移動、お引っ越し。

 

 7:42 ピットを間借り

 使用するピットは、事前に希望を申請もできますが、今回は希望を出さなかったので鈴鹿サーキット側が割り振り。

 ”赤い三輪車”はSUZUKI系のチーム HMFのピットを間借り。



 
 7:55 暖気

 ガソリンを入れたところで、清水さんは暖気を兼ねてバイクの最終チェック。


 7:57 怒られる

 装備もなし、ヘルメットも被らずバイクを走らせていたので、鈴鹿のスタッフに怒られる!(>_<)

 走ったと言っても、パドックを移動させてただけですけどね。


 ※ 良い子のみなさんは真似しちゃダメだよ。(^_^;)
 


 8:05 パドックから

 マシンを確認が終わったところでマシンをパドックからピットに移動。

 決勝開始まで、まだ1時間もあるのに、ずいぶん早い移動だな。と自分的には思ってしまいます。


 
 8:15 ピットへ

 マシンがパドックから出たら、最後の工具などを持ってピットに移動。

 ピット裏には、耐久ならではのクイックチャージャーを準備。

 ここで、毎回ピットストップ時に給油するガソリンを計ってチャージャーに準備します。



 8:33 30分前

 決勝30分前になって、ピットロードエンドのシグナルがグリーンに変わり、コースインの時間です。

 「30分も前にコースインするんだぁ」と妙に感心。

 筑波の地方戦あたりだとコースインは15分前とかだからね。



 8:34 サイティングラップに

 各マシンはピットアウトして、サイティングラップのため、コースインしていきました。




 

 8:48 選手紹介

 サイティングラップでコースを1周し、ストレートにマシンが戻って来ました。

 ”赤い3輪車”はグリッド26番手。 ST600Rクラスでは5番手の順位になります。
 

 ご存じのとおり、耐久レースはル・マン式スタート。

 ピットウォール側に予選順にマシンを並べます。

 そしてグリッド順に選手紹介。


 今年の4耐は、57台がグリッドに並びました。

 


 8:48 ライダーは

 そしてライダーはホームストレートを挟んで観客席側。

 ライダーは2人ともリラックスしてますね。


 8:56 IRF

 スタート5分前になって、ライダー以外はコース外へ。

 ピットクルーはピットに戻ります。


 ピットに戻る途中、グリッド7番にIRF(イワタレーシングファミリー)の#18を発見。

 
 8:56 小倉選手 

 IRFの#18は、小倉章太カ選手。 スタート直前、第2ライダーと話し中。

 小倉選手は高校生の時は、忠夫レーシングに所属して125ccで筑波戦を走っていました。 
 去年はFujihide選手と組んで、4耐を走り3位入賞。


 現在、小倉選手は鈴鹿のサンデーロードレースのST600クラスに参戦していてポイントリーダー。 
 
 『ガンバってね!』
 
 で今年の結果を先に書いてしまうと決勝2位入賞でした。

 『おめでとう!』 (^_^)v
 
 9:00 スタート

 定刻の午前9時になり、ル・マン式でスタート。

 各ライダーはマシンに走り寄ります。


 9:00 1コーナーへ

 そしてアクシデントもなく全車1コーナーに消えて行きます。

 さあ、これから4時間にわたるレースが繰り広げられます。




 9:37 ライダー交代1回目

 レースが開始され、まもなく40分になります。

 今の4時間耐久レースのレギュレーションでは、1度に17周以上走ってはいけないルールです。

 ”赤い3輪車”は1回目のピットインは16周回で行う作戦。


 そして、まもなく1回目のライダー交代。

 第2ライダーがライディングの準備を進めます。

 9:38 ピットインを待つ

 
第2ライダーが準備を終え、マシンがピットインしてくるのを待ちます。

 そしてストップボードが、ピットインしてくるライダーにピットの停止位置を教えます。
 9:39 ピットイン(1回目)

 マシンがピットインしてきました。 この時点で順位を7つ上げて19位。

 ここで、第1ライダーから第2ライダーに交代。

 そして、ガソリンを給油します。


 先ほども書いた様に4耐では連続で17周回しかできません。
 そのためピットストップの回数を少なくするためには計算上17周の倍数の
 17周、34周、51周、68周、85周・・・・。
 トップチームは100周回ほどするので、合計5回のピットインを行います。
 そして、各ライダーは約40分のライディングを3回することになります。



 9:39 ピットを後に

 ライダー交代、ガソリンを給油し、マシンはピットを後にします。

 
 4耐ではドライであれば決勝で使えるタイヤは1セットのみ。

 雨が降らない限り、8耐の様なタイヤ交換はありません。


 9:48 ガソリンを準備 

 1回目のピットインを終えて、ガソリン給油を担当するピットクルーは、ピット裏で2回目の給油の準備。

 


 
 10:16 準備完了

 2回目のライダー交代の時間が近づいてきました。

 休憩していた第1ライダーは、装備を付けヘルメットを被りライディングの準備を完了。


 

 10:19 ピットイン(2回目)

 32周回を終えて、2回目のピットインです。

 この時点で総合15位の好位置付けます。





 10:19 16周ごと

 作戦は聞いていないので、わかりませんが、16周ごとにピットインするのが作戦のようです。

 ルーティンのピットインで、ガソリンを給油し、第1ライダーに交代です。


 10:27 激感エリアへ。

 ライダーが走っているとき、ピットにいてもディスプレイの順位を追っかけているだけ。

 モニターは基本トップグループしか映さないので、S字の激感エリアにきて走行写真を撮ることに。

 今は第1ライダーがライディング中。


 相変わらず、目の前の金網が被ってしまって、上手く写りませんが、ご勘弁。
 10:39 転倒

 激感エリアで写真を撮り、ピットに戻ってくると、モニターに映し出されたのは、#30 転倒!

 やっちゃった。(>_<)

 場所は最終コーナー手前のシケイン。

 39周を終了した時点での転倒です。


 大きな怪我は無いようですが、ピットに戻ってこられるのかな?


 10:40 黙々と

 転倒の光景がモニターに映し出され、ピットに戻ってこられそうなことを確認。

 第2ライダーは黙々とライディングの準備を始めています。


 10:44 待つ

 転倒から約5分が経過しました。

 バイクをピットに戻すためには、コースを横断しなければなりません。

 果たして、ピットに戻ってくることができるのか。

 マシンとライダーが戻ってくるのを待ちます。
 10:45 戻る

 オレンジ色の#30!

 マシンとライダーが戻ってきました! \(^_^)/




 10:45 ピットの端に (ピットイン3回目)

 マシンをピットロードの端に止め、さっそく破損箇所のチェック。


 10:46 修理

 幸いにも、転倒による破損箇所は大したことはなく、ラジエータのウオーターホースがねじれて水漏れが発生している程度。

 アンダーカウルを外して、ラジエータのホースを一旦はずして、付け直し。

 そして、バンドを締め直して、水漏れが止まっているを確認。

 鈴鹿サーキットのスタッフも破損箇所が直っていることを確認して、修理完了です。


 10:51 ピットアウト

 そして、マシンにガソリンを給油して、ライダー交代。

 ピットアウトします。
 10:52 ライディングは

 ピットに戻ってきた第1ライダー。

 ちょっと右手の指を痛めた様ですが、ライディングは続けられそう。 続けます。
 11:06 ふたたび

 ピットのゴタゴタが落ち着いたところで、今度は第2ライダーのライディングを写しに、ふたたび激感エリアへ。

 マシンは転倒の影響もなく走行中!


 11:08 半分を消化

 スタートから2時間。

 4時間のゴールまで約半分を消化しました。

 11時を過ぎて、暑さも本番となり転倒車も続出しているようです。

 11:25 まもなく 

 転倒の影響により、42周目には一時44位まで順位を落としながらも、追い上げ走行中。

 まもなく前回のピットインから16周を消化し、4回目のピットイン。

 第1ライダーはライディングの準備をします。

 転倒で痛めた指が少し気になるようです。
 11:31 ピットイン(4回目)

 41周で3回目のピットインをしてから16周、57周回。

 4回目のピットインです。

 この時点で、44位から39位までポジションアップ。

 第2ライダーから第1ライダーへ交代します。

 残り時間は、約1時間半。
 12:00 ピットイン(5回目)

 途中、端折って5回目のピットイン。

 11周走行して68周、36位で第2ライダーにつなぎます。


 16周ローテーションを崩した理由は知りませんが、手の打撲の影響かな。



 12:43 ピットイン(6回目) 

 そして、ピットイン6回目。

 今度は、規定周回数ぎりぎりの17周走って85周。

 そして、残り時間は17分、最後のライダー交代になります。


 12:53 残り6分

 9時にスタートした4時間耐久レースものこり6分になりました。

 #30、赤い3輪車のチームは35位を走行中。


 12:55 立ちっぱなし

 4時間の間、ピットクルーはピットウォールに立ちっぱなし。

 そして、第2ライダーは皮つなぎを脱いでピットウォールに立ち、ストレートを通過していくマシンを確認しています。


 13:01 4時間経過 

 ゴール時間の1時を過ぎて4時間が経過しました。

 
4時間耐久のレースは、4時間が経過しトップがチェッカーを受けた時点でレース終了。
 そのため、1時を過ぎていますが、トップがチェッカーを受けていないため、これがファイナルラップになります。

 13:01 トップ通過

 トップがゴールラインを通過。

 今、チェッカーを受け、4時間耐久レース終了。

 トップは去年と同じ外国勢、マレーシアのHONDA RACINGでした。



 13:04 チェッカー

 そして、#30も今チェッカーを受けました。

 周回数93周。 総合35位、ST600Rクラス12位でした。


 
 今回初めて4時間耐久を内側から見させてもらったわけですが、スプリントとは違う面白さがありますね。
 もちろんライダーが一番の主役なんですが、ピットクルーも脇役としてレース中も活躍できるのが、耐久レースだと感じました。 

 今回、貴重な体験をさせてもらった、清水さんおよび赤い3輪車の皆さん、ありがとうございました。 m(_ _)m

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