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 2014年11月2日(日) 全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJGP in 鈴鹿(決勝-1)
       
 7:46 まずはフリー走行から

 今日は全日本ロードレース選手権の最終戦、MFJGPの決勝が三重県鈴鹿サーキットで開催されます。

 自分は金曜日の夜中に鈴鹿入りをして、昨日は予選を観戦。

 今日はまず8時から始まるST6000クラスの朝のフリー走行から観戦します。


 それでは、鈴鹿のメインゲートから入場。
 スタート時刻の8時まであまり時間がありませんね。
 7:53 最終コーナースタンドで

 メインスタンドまで行っている時間も無かったこともあってゲートから一番近い最終コーナー側のスタンドにやってきました。
 最終コーナー手前のシケインは、昨日のST600の予選で5台が転倒した難しいコーナーです。

 実際自分も去年走って、その難しさを痛感しました。
 (全日本のライダーと一緒にするな!と怒られそうですが・・・・・。(^_^;))
 最終のシケインは走ってみると、狭くて街中の交差点の様に見えます。
 そこに、全開のバックストレッチから130Rを通過し、シケインに向けてフルブレーキング、三半規管は高荷重を受けます。
 その後のシケインのコーナーリングは、低速度の低荷重、フワッとした優しいバイクの取扱が要求されますが、高荷重を受けた三半規管が鈍くなって、低荷重に反応しにくくなっています。
 なので、バンクしている角度とか、トラクションとかがとっても分かりにくくて、バイクのコントロールが難しいです。 あくまでも自分の場合ですが・・・。
  (ーー;)
 
 8:04 フリー走行開始

 8時になり、ST600クラスのフリー走行が始まりました。

 最終シケインに、#104の國川選手がやってきました。
 背後には、#14のGBJレーシングの近藤選手にロックされているのかな。
 近藤選手は、今年SUGOの予選でポールを奪取、一皮剥けた感がありますね。

 昨日の予選に引き続き、路面コンディションはウェット。 難しい路面状況です。

 天気予報では、レース本番の時間は雨は降らない予報です。

 8:07 新庄選手も

 昨日の予選で転倒した#71の新庄選手。

 スクリーンも付いて、バイクは完全に修復されたみたいですね。

 今のフリー走行で、マシンを確認。

 8:07 目立ちます。

 そして、ST600クラスの名物男、中山真太郎選手。

 昨日の予選、HONDA勢トップの6番手に付けました。
 (トップ5の内、4台とYAMAHAのR6と言うことで、R6は速いですね。))

 中山選手は石川県出身。 石川県は国内の金箔のほとんどを生産することもあり、地元とのコラボ(?)で金箔ヘルメット。

 普段の10割増しくらいで、目立っています。(笑)
 8:10 転倒!

 最終コーナースタンドで観戦していると、向こう側に見えるダンロップコーナーを滑ってくるバイクが!

 東コースの折り返し地点まで滑ってきて、停止。

 #104のバイク、國川選手だ。

 転倒です! (゜o゜;

 8:10 ピットに

 転倒後、バイクに駆け寄り起こしてピットに戻ります。

 大きなケガ、マシンの損傷もないように見えますが、大丈夫かな?

 8:13 ポール

 昨日の予選、ポールポジションを奪取したのは、#2 SP忠男レーシングチームの横江選手。

 昨年まで所属していた、”森のくまさん”の印象が強くて、一瞬だれ?となってしまいます。

 
 8:15 フリー終了

 15分間のフリー走行が終わりました。

 新庄選手は好調そう。

 昨日の予選は転倒もあって、後方29番グリッドからのスタートですが、今日のレース期待しちゃいましょう!

 8:29 JSB1000

 ST600に続いて、JSB1000のウォームアップが始まりました。

 切れ間、切れ間に全景の写真とかを撮っておかないと、ST600とJSB1000の切れ間が分からないですね。

 最終のシケインにやってきたのは#12 ヨシムラの津田選手。

 前戦岡山までのランキング3位、トップの中須賀選手とは40pointsのビハインド。

 ウェットコンディションの中行われた昨日のノックアウト予選では、1回目9位、2回目6位とあまり振るいませんでしたが、今日の決勝に期待しましょう。

 8:29 #1 中須賀選手

 もっか2年連続でチャンピオンを獲得している#1 YAMAHAのエース、中須賀選手。
 今日の決勝でチャンピオンを決めれば、YAMAHAで平忠彦、藤原儀彦に続き3人目の3年連続チャンピオンになります。

 最終コーナーの立ち上がりを見ていると、ウェットコンディションの中、しかもかなりの量横にスライドさせながら、きれいに立ち上がって行きます。
 スライドしているときのバンク角は他のライダーよりも浅く、セーフティマージンがあり、アクセルをワイドオープン出来ることから、どの選手よりも鋭く立ち上がって行きます。
 見ていると分かるんですが、絶対に真似できない。(笑)

 8:30 難しい

 ダンロップコーナーからデグナー1個目のアプローチ。
 ここも難しい。

 ダンロップコーナーは入口から75R→200R→130R→210RとRが連続的に変化するコーナーで、しかも入口ではきつい登り勾配から出口に向かってフラットになっていきます。
 なので、ここを走っていると、入口ではまったく出口側が見えず、空に向かってアクセルを開けて行くことに。
 アクセルの開け始めが早過ぎると、途中の130Rでアウト側にはらんでしまい、次のデグナーに向けてアウトに付くことができません。
 逆に、アクセルの開け始めが遅くなると、速度が乗らず、タイムが伸びません。
 なので、なるべく早めにアクセルをワイドオープンしなければならず、早過ぎると、さっきの國川選手の様にスリップダウンすることになります。
 ちなみに、自分の場合は、去年の練習走行のときアウトにはらんで戻ってこられず、ブレーキングが遅れてデグナーでコースアウトしました。(-_-;)
 8:37 まだ

 続いて日立オートモーティブシステムズシケインにやってきたのは、昨日のノックアウト予選Q1,Q2とも予選3番手に付ける#33の藤田選手。

 まだ19歳!

 一皮剥けて、YAMAHAの中須賀選手の後釜になるかな。

 8:38 転倒の影響は

 昨日の予選、Q1は2番手に付けるものの、Q2ではタイムを出す前に転倒して9番手は#71の加賀山選手。

 フリー走行を見ている限り、昨日の転倒の影響はなさそうです。

 と言うより、少々の転倒で微動だにしない、気合いの走り。


 8:39 ぼちぼち

 続いて#634 Musashi HARC PROの高橋 巧選手。

 今シーズンはオートポリスとモテギで優勝し、ポイントランキングはトップと7ポイント差の2番手。

 これまでJSBのシリーズでは無冠。
 8耐優勝は3回と、ぼちぼちシリーズチャンピオンを獲得したいところですね。

 9:49 はっきりしない天気 

 JSBの朝のフリー走行が終わりました。

 天気は思いっきり”どよ〜ん”として、はっきりしない天気。

 どっちか、はっきりしろよ。とライダーは思っているに違いない。
 そしてタイヤを交換するピットクルーも。

 
 この後は、ST600クラスの決勝レースです。

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