鈴鹿まで来る。  CIRCUIT RUN    
   2015年5月2日(土) 鈴鹿サーキット スポーツ走行(西コース)
       
 13:14 鈴鹿サーキットに到着

 鈴鹿サーキットの西コースのゲートに到着しました。

 今日は西コースのスポーツ走行。

 朝5時前に自宅を出発して、今到着。 8時間半近くもかかってしまいました。 (>_<)

 1本目の走行は14時55分からの枠を予約してあります。


 相変わらず、写真映えのしないゲートです。
 写真に撮っても、看板も無いので、

 『ここはどこ?』

 と言った感じです。(笑)

 13:15 パドックに到着

 西ゲートから入って、デグナーカーブのアウト側に沿って走り、南コースを通過して西コースのパドックに到着しました。

 『おっと! 今日は結構な台数が居ますね。』

 ゴールデンウィーク明けの5月10日(日)は鈴鹿サンデーロードレースがあるので、練習に来ているライダーが多いみたいです。

 コースインゲートから離れてしまいますが、パドックの端にハイエースを駐めることにします。

 13:29 走行準備

 場所を決めたら、さっそく走行の準備。
 走行まであまり時間の余裕がありません。


 バイクは前回鈴鹿を走っているので、セッティングの変更はありません。

 バイクを積むと、リヤタイヤがハイエースのリヤゲートに当たってしまうので、タイヤの位置を一番前にして積んできます。
 ハイエースからバイクを下ろしたら、一番にリヤタイヤを引いて、チェーンの調整をします。

 チェーンの調整が終わったら、タイヤウォーマーを巻いてタイヤを暖めておきます。
 今日は暖かいので、2時55分からの走行まで1時間30分はあるので充分タイヤは暖まるでしょう。

 14:16 オイルを交換

 タイヤウォーマーを巻いたら、エンジンを暖機して、オイルを交換。

 前回オイル交換をしたのが、昨年の9月、筑波ツーリスト・トロフィの前日

 その間に4時間ほど走っているので、500kmくらい走行しているのかな。
 それよりも前回交換してから半年以上経っています。
 レース用のオイルは安定化剤が少なめと言う話しもあるので、前回の走行前に交換しておくべきでしたね。

 オイルを交換したら、オイルレベルを確認して、ドレンボルトとフィラーキャップにワイヤロックを施して終了。

 14:55〜15:25 スポーツ走行1本目

 走行10分前になったら、SMSCカードを持って西コントロールタワーに行ってゼッケンとバイクの種類を告げてチェックイン。

 定刻の14時55分からコースインが始まりました。
 自分はペースが遅く、後ろからガンガン抜かれるのがイヤなので、ちょっと待ってからコースイン。
 でも、実際は西コースだけだと、1周1分半もあると戻ってくるので、すぐに先行したバイクに追いつかれましたが・・・・。(汗)

 鈴鹿は、前回の走行から2週間ほどのインターバル。
 前回はフルコースでしたが。

 前回も走って思ったのは、課題は高速コーナー。
 普段走っている筑波とかには無い高速コーナーが、慣れていないこともあって、上手く走れていないのを痛感しています。
 やっぱり130R、スプーン、マッチャン・・・、西コースのほとんどになっちゃいますが。
 
 今日のスポーツ走行は西コースだけなので、重点的に練習できますね。

 コースインして、まずは西コースの折り返し地点の確認。

 折り返し地点は、130Rを立ち上がった先にありますが、フルコースの時と西コースの時と130Rの走り方は違いなし。
 西コース走行の時は130Rを立ち上がってから、加速していく途中でアクセルを戻してブレーキングになります。。

 西コースを折り返すと、デグナー。

 ここは、フルコースの時、全然違います。

 フルコース走行の時は、ダンロップコーナーを前回で立ち上がってくるので、結構な速度が出ていますが、西コースの時は、折り返しから立ち上がって、シフト1個上げるだけ、3速でアプローチになるんですね。


 なんて、2周ほど走った時点で、P-LAPの電源が落ちているのに気が付きました。
 パドックで電源をONにしたんですが、放置していた時間が長すぎたみたいで自動で電源が落ちてしまいました。
 バックストレッチで電源を入れ直して、4周目からタイム計測が開始されました。
 
 
 デグナー1個目を3速で回ったら、2個目までの直線区間もしっかりとアクセルを開けて。
 デグナー2個目は1個目より回り込んでいて突っ込み過ぎてしまいがちだけど、その先は直線区間になるので、立ち上がり重視になるようしっかりと減速。 1つ落として2速で立ち上がり。

 デグナーを立ち上がったらヘアピン前の100Rまでは直線区間。

 しっかりと、加速して2速→3速→4速と。
 そして、アクセルもどして100Rへ右に倒し込み。

 去年はじめて走った時は、この100Rをブレーキングして、1個落として入ってましたね。
 今でも、ご常連さん達と比べると全然遅いんですけど、ほとんど(アクセル)戻さないでも入って行ってるみたいに見えますが・・・。(スピードの乗りが違うだけかな)

 100Rを通過したら、ヘアピンへ。
 ヘアピンは2つ落としの2速、or 3つ落としの1速?
 1速だと落としすぎて、エンジンがギャンギャンに回っちゃってコーナーリングしにくいし、2速だと(エンジンの)回転が下がりすぎて、立ち上がりでぼへ〜って感じになっちゃう。
 たぶん1速じゃないんで、2速でできるだけコーナーリングスピードを落とさないように、アウトから入っていくように走ってみます。

 ヘアピンを2速で立ち上がると、次は2輪シケイン。

 2輪シケインは、その後のスプーンまで開けっ放しになるのでタイムに響くところ、出来るだけ立ち上がり重視で行きます。

 と言っても、ヘアピンから2輪シケイン、2速で立ち上がって吹けきる直前でシケインに向けてのブレーキング、どうしても引っ張りきって、突っ込み過ぎてしまいますね。

 2輪シケイン右→左→右と切り返して、立ち上がり。

 通称マッチャンの200R→250Rをスプーンに向けて開けっ放しで2速→3速→4速→5速まで行きますが・・・。
 全開で行けるみたいですが、気が付くとびびってアクセル微妙に戻してます。(汗)
 リッターバイクで全開で行くと滑ってハイサイド気味になっているのを見かけますが、600だと全開でも大丈夫みたいですけどね。 (-_-;)

 
 マッチャンを立ち上がると、スプーンにアプローチ。

 右に寝かした状態からスプーンに向けバイクを右から軽く左に切り返し、と同時にブレーキング。
 バイクを切り返している状態でブレーキングをするので難しいです。
 バンクの状態によって、ブレーキングの限界は当然変わるからね。
 そして、ブレーキングをしながらシフトを5速→4速→3速に。
 色々な操作を同時にしなくちゃなんない。

 ので、ここはタイミングが遅れて、シフトダウンしたけど、ステップを踏み換える時間がなくって、コーナーリング中、シフトペダルの下にブーツが入ったままなんて、やらかしちゃうこと多々。

 スプーンの入口側のクリップをなめたら、勢いで一旦アウト側に。

 ここも自分としては、結構な勢いで入っていてるつもりだけど、クリップをなめた後、アウトまではらむ時点でスピードが落ちすぎているのに気付きます。 コーナーリング中にかなりスピードを食われてるんでしょうね。 それを見越してオーバースピード気味に入れるみたいですけど、これがなかなか出来ません。(頭のブレーキを外すのが難しいです)

 スプーンの1個目を通過したら、アウト側からスプーンの2つ目のイン側に向けて、アクセルを閉じます。
 スプーンの1個目でスピードが落ちているので、2つ目でイン側に付くのだけは簡単なんですが・・・・、スピードが落ち過ぎちゃう。(汗)
 スプーンの出口は60R→100R→200Rと開いているカーブなので、開け開けで行かないとバックストレッチに向かってスピードが乗らないんだけど、平面図ではわからないけど、出口に向かってかなり下り勾配です。
 なので、見た目、開けて行くとアウトに飛び出しそうな感じもするけど、大丈夫な気もする。
 「大丈夫だぁ〜。」と思った時には、時すでに遅し。
 本当は、もっと手前から開けて行かないとスピード乗らないんですね。
 スプーンはとっても難しい複合コーナーです。
 
 まあ、本人の備忘録代わりに書いているんで、他の人が読んでも退屈。

 ましてや、サーキット走らない人には、『なんのこっちゃ!』て感じですよね。

 走る前に前回12月に走ったときのタイムは忘れちゃったけど、まあ前回よりかは良いでしょう。
 前回は雪が降ったりするぐらいの悪いコンディションでしたから。

 11周目に、1本目のベストになる35秒188。

 後半、走りはバラバラですけど、1周すると大体35秒台に入っているのが面白いですね。

 15周目、西コースの折り返し、入口でカワサキの転倒車。
 コースのすぐ脇にバイクが残ってしまい、赤旗になってしまいました。

 16周目まで、しっかり走ってピットイン。

 
写真はナシよ!  ピットに戻ると!

 ピットに戻って、走行再開を待っていると、”清水メカが!”

 と後ろを見ると、CBRに跨がった”國川くんが!” 練習に来てました。(汗)  コソ練に来ているの、見つかっちゃいました!(笑)

 話を聞いてみると、来週の5月10日(日)の鈴鹿サンデーロードレースで國川君がエントリーしている”ピレリカップ”が併催されるので、練習に来ているとのこと。
 自分も気が付きませんでしたが、今の走行、コース上のどこかでブチ抜かれたんでしょうね。(笑)

 そして、清水メカから
 ピットで見ていたら、
 『バックストレッチを伏せないで走っているライダーが!』
 よく見たら、自分だったそうで・・・。(汗)
 本人は”伏せているつもり”ですが、お腹が邪魔して、伏せ切れてないそうで。 (>_<)
 
 2本目の走行までは、ガソリンを入れたら、清水メカと國川くんと話し込んでしまい、写真を撮り忘れてしまいました。
 16:20〜16:50 2本目

 1本目の走行終了から、小一時間、2本目の走行が定時に開始になりました。
 流石にこの時間になると、走行台数は少なめです。

 コースオープンと同時にコースインしていくバイクが一段落したところでコースイン。
 2周目には早くも、先にコースインしたバイクに追いつかれちゃいました。
 追い抜かれたところで、着いていくのも厳しいですが、少しでもついて行けるようにフォローします。
 2周目に早くも、1本目のベストに近い35秒台に。

 この時間の走行は國川くんはすでに走っていませんが、見られているかもしれないので、(思い上がりです(爆))気を抜かずしっかり走ります。
 そして、バックストレッチは、思いっ切り伏せて・・・・。 
 「でも、タンクにヘルメットが当たるまでは、無理!」
 思いっ切り伏せて、顔を上げると、首が痛くなります。
 ストレートで伏せるのが、『 くっ苦しい〜。 (>_<) 』
 コーナリングの時より疲れます。(爆)

 それでも、やり過ぎないように注意しながら、走行を続けます。

 10周目、34秒台。 「前の走行のベストを更新したね。」

 この走行回、自分より遅いライダーが2人くらい居ましたね。
 今まで、自分より遅いライダーが居なかったので、ちょっと嬉しい。(^o^)

 相変わらず、走行は130Rやスプーン、マッチャンの走行は自分的には相当ばらついているように感じているけど、大体34〜35秒で1周帰ってこれちゃう。
 なので、全部の良いとこどりすれば、あと2秒くらいは縮まるんじゃないかな? (まあ、その良いとこ取りするのも難しいんですけどね)

 17周目、2輪シケインからの立ち上がり、早いリッターバイクに抜かれた後、ガンバって・・・・・。
 スプーンの入口で、体勢を整えるのが遅れて、ブレーキングが遅れちゃいました。(汗)
 一瞬『ヤバッ!』と思ったけど、コースアウトせずにどうにかコース内に留まりましたが完全に失速。
 『あ〜。コースアウトしなくて良かった!』

 気が付けば、ハンドルを押さえる力が充分に入らないので、やらかしちゃう前にピットインすることにします。

 西コースの走行2回目で、タイムが(高めですが)落ち着いてきましたね。
 今回のベストは1分34秒3。 前回のベストが1分39秒0だったので、前回のコンディションが悪かったにせよ、大幅に良くなったね。
 まあ、走り初めだから、走る度に良くなるのは、当然だけど。 やっぱり走る度にタイムが良くなっていくのは気持ちがイイ。 (^_^)v

 西コースのレコードがST600の国内(ライセンス)が1分24秒4。 ST600R(リバイバル:型落ち)が1分26秒4。 
 ちなみに、5月10日に行われたピレリカップで國川くんがST600のレコードを出して1分22秒6と別世界。(笑)

 同じクラスのST600Rの8秒(約9%)落ち。 
 イメージ的には、130R、スプーンとかもう少し慣れてくれば、2秒くらいは縮まって32秒台くらいでは走れそう。
 30秒切れるくらいで走れれば、良いんですけどね。
 16:55 パドックに

 2本目の走行、チェッカーが振られるちょっと前にパドックに戻ってきました。

 筑波でもそうだけど、鈴鹿だったら絶対に転ぶ訳にはいきません。

 転んでケガでもしたら、帰り道が大変だからね。( ̄。 ̄;)


 今日のスポーツ走行も無事終了しました。

 16:55 走行後のタイヤ

 依れたところもなく、きれいに減ってますね。

 特にリヤなんかは、もっと開けても大丈夫なのを物語っていますね。


 ここまでで、約5分山残りくらいかな。

 Metzelerはやっぱり減りが遅くて、サンデーライダーのお財布に優しいですね。


 
 17:18 積み込み

 走行が終わったら、ちゃっちゃと積み込み。

 明日も休みなので、そんなに急いで帰る必要もないことはないんだけど、あまり遅くなると睡くなるからね。

 それと、午後からの走行であれば、鈴鹿も泊まらないで1日で練習に来られることを身をもって確認しておきたいからね。

 17:47 お疲れさまでした。

 バイクの積み込みが終わった後、30分ほど國川くん、清水メカとお話し。

 國川くんは夜には別方面に行く用事があるので、一足先に撤収しました。
(写真を撮るのを忘れたぜ! (^_^;) )

 そして、清水メカも撤収。

 今シーズン、清水メカはピレリカップに出場する國川くんのメカと、全日本はモトバムさんと多忙みたい。
 
 次回は、6月の筑波ツーリスト・トロフィのときにピレリカップが併催されるので、そのとき会えるかな。

 『それでは、お疲れ様でした。』
 
 17:51 撤収

 それでは、自分も鈴鹿を撤収することにします。

 帰り道は渋滞してないと良いんですが・・・。

 
 18:46 みえ川越インター

 6時ちょっと前に鈴鹿サーキットを出発、サーキットの交差点にあるシェルで燃料を10リットルほど給油。

 その後、国道23号線に入り北上、みえ川越インターに到着しました。

 土曜の夕方でちょっと混んでましたけど、普段だったら小一時間で来ちゃうんですよね。 (行きは1時間半でした)

 20:18 小笠パーキング

 みえ川越インターで伊勢湾岸道に上がり東進した後、東名自動車道に入り東進を続け、お気に入りの小笠パーキングまでやってきました。

 ここで、夕食を食べることにします。

 20:23 定番

 夕食はすっかり定番になってしまった”肉味噌ラーメンと揚げ餃子のセット(\950)。
 セルフサービスでご飯のお代わりし放題。
 若い頃だったら、大喜びでお代わりしていたんだろうけど、今となっては、この量で十分過ぎます。 (-_-;)


 他にも魅力的(盛りのイイ)メニューがあるのだが、なかなか他に冒険出来ないね。(笑)

 そして、おまけに”100円券”がもらえます。 (^o^)
 
 20:38 100円券は

 食事が終わったら、もらった100円券で、コーヒー。

 アイスもあったので、アイスをチョイス。

 持って行って、運転しながら飲むことにしよう。


 鈴鹿からの帰路、小笠パーキングまで戻ってくれば、ほぼ真ん中。
 ここから自宅まではおおよそ200km。
 もう一踏ん張りです。

 21:53 沼津インター
 
 小笠パーキングで夕食を食べたあと、引き続き東名高速を東進。

 沼津インターまで戻ってきました。

 渋滞情報では、神奈川県内の東名高速道路の渋滞は無いようですが、ここで下りて高速料金をケチります。
 23:43 自宅に帰着

 沼津インターからは、伊豆縦貫道→国道1号線→国道134号線を通って自宅に帰着しました。

 これで、普段の土曜日なら、午後からの走行枠があれば、問題なく日帰り出来ることがわかりました。
 土曜日の予約がなかなか取ることができない筑波と上手く使い分けていきたいですね。

 お疲れ様でした。


 本日の走行距離

 95,793 −95,050 = 743 km でした。
 
 鈴鹿までの道程: 自宅→ 国道134号線 → 国道1号線 → 伊豆縦貫自動車道(無料) → 沼津インター → 東名高速道路 → 伊勢湾岸自動車道
 → みえ川越インター → 国道23号 → 鈴鹿サーキット