TOURING   
  2013年5月1日(水) 山陽・山陰ツーリング(2日目 岩国市 錦帯橋 〜 秋吉台 〜 下関)
 13:22 錦帯橋から

 山陽・山陰ツーリング2日目の昼は山口県の岩国市で”岩国寿司”を食べました。

 最後に錦帯橋をバックに写真を撮影。

 それでは、出発します。


 次の目的地は、秋吉台。

 山口県の東端から西部に移動です。(^_^)/


 13:51 引き続き

 錦帯橋を出発し、引き続き国道2号線を下関方面に向け西進します。

 岩国から先の国道2号線は直線を緩いカーブでつないだ山間(やまあい)を走る路線です。
 交通量も少なく、気持ち良く走ることはできますが、ここは一桁国道、土地勘もないので、あまり油断はしない方が・・・。


 今日は昨日に比べて気温も高く、裏地付きのライディングウェアーでは暑く、中に着ていたトレーナーを一枚脱ぎました。



 
 13:54 3桁国道へ

 錦帯橋から国道2号線を西走すること30km弱、国道2号線を離れ右折して、国道376号線に入ります。

 さて、これから3桁国道に入る訳で、ツーリングマップルには、”快走路”とだけ記されていますが、実際に走ってみないと”国道”なのかはたまた”酷道”なのか土地勘が無いので走ってみるまではわかりません。(´。`)

 
 13:57 国道376号線 

 国道2号線から国道376号線に入り、西走を続けます。

 ツーリングマップルを見ると国道376号線をこのまま進めば、国道9号線の山口市内まで接続します。

 この国道376号線、正解だったようです。 (^o^)

 国道376号線は全線センターラインのある片側1車線の国道です。

 交通量は極小で、隣接する民家が少ないことから、リラックスしてライディングを楽しむことができます。


 
 14:10 貸切ですか?

 いやいや、快走、快走! (^_^)/

 貸切状態ですね。

 岩国からの前半は中速コーナーを直線でつないだ様なレイアウトで、多少のアップダウンはありますが、リッターバイクを気持ち良く走らせることができます。

 こうゆう道を走るために、遠路はるばるツーリングに来ているようなもんです。(^_^)v
 14:11 道がない

 道が無くなりました。(O_O)

 国道376号線を走ってきたら、T字路に突き当たり、目の前は国道315号線。
 国道376号線が無くなってしまいました。

 
 路肩にバイクを停め、ツーリングマップルを確認。

 「正解は右折。」

 この区間は国道315号線と国道376号線の共用区間の様です。

 紛らわしいので、両方の数字を書いておいてほしいなぁ。 (`Д´)

 14:16 国道315号線と共用区間

 国道376号線で国道315号線に突き当たり、右折して国道315号線を走ります。

 この共用区間は4kmほど続きます。

 ここだけは、少し交通量はありますね。


 この先の交差点を左折して再び国道376号線に戻ります。


 同じように、このルートを使って山口市に向かうバイクが数台、地元の人には知られたツーリングロードなんだろうね。
 14:22 島地川ダムは

 国道315号線から国道376号線に入ると国道は山間部に入っていきます。

 カーブも中速コーナーから中低速コーナーへと変わり上り勾配もきつくなっていきます。 

 『あー楽しい! ヘ(^o^)/』

 そして、目の前に見えてきたのは島地川ダム。

 堤頂が国道376号線になっていて、このまま進んでダムの上を右から左に通過し、対岸に渡ります。

 島地川ダムは世界で初めて転圧コンクリートを使ったRCD工法により施工された重力式コンクリートダムです。 と書かれてもRCD工法ってなんのこっちゃわからんよね。
 (興味のある人はウィキってみよう)


 14:30 後半

 国道376号線は島地川ダムを越えると後半部分に入り山口市に近づきます。

 相変わらず交通量は少なく、快適に走ることができますが、だんだんと増えてくる里山の風景も楽しむことができます。

 そう言えば、この路線のガードレールは黄色ですね。
 山口県が管理する国道および県道は、山口県の特産の夏みかんにちなんで黄色に統一したらしい。 黄色なら視認性もいいしね。


 イメージ通りの写真が撮れてない。 写真の腕が悪いね。(>o<)


 14:57 国道9号線へ  

 国道376号線も最後(起点)まで進み、山口市内の国道9号線に突き当たりました。

 目的地の秋吉台はこの交差点を左折して、国道9号線を西進します。


 昨日、福山西インターを下りて尾道から走り出してから、ほとんど主要幹線道を走ってきて交通量の多さに嫌気がさしていました。

 この国道376号線は大満足!

 地元にあれば、定番のツーリングロードにしたい路線ですね。


 15:02 国道9号線を進む

 国道9号線に入り、西進を続けます。

 秋吉台はこの先を右折して、国道435号線に入ります。


 国道9号線は安全運転に徹します。(笑)

 15:15 給油

 朝、広島市内で給油したのみ、これから先もまだまだ走るので、国道9号線に出たついでに給油しておきます。

 山口市内で今日2回目の給油。

 15:24 国道435号線

 国道9号線でガソリンを給油した後、右折して国道435号線に入り秋吉台を目指します。

 国道435号線は秋吉台/秋芳洞に向かう観光道路の意味合いが強く、混んでいるかなと思いましたが、すでに時間が3時半近くなっているので、空いていました。

 正確の悪い警察署だと、こうゆう路線で取り締まりをやってるよね。
 せっかく観光にきたのに、楽しい気持ちを削いでくれます。
 よく免許の安全を確認しながら走ります。(笑)

 15:45 秋芳洞の駐車場に到着 

 国道435号線を進み、秋芳洞の近くにある駐車場に到着しました。

 もう、4時近くですね。 思った以上に時間がかかってしまいました。(^_^;)
 と言うか、宮島を出発したのが昼ちょっと前だったので、宮島に長居しすぎた感があります。
 
 時間が時間なので、秋芳洞を見ている時間があるかどうか不明です。
 駐車場はバイクは無料なので、とりあえず駐めて、秋芳洞の入り口までいって考えることにします。

 今日は温泉宿なので早めに宿に入ろうと思ってました。
 しかし、このパターンだと昨日と同じくらいの時間になりそうです。(>_<)
 でも、地元の神奈川に比べると、西にある山口県は、暗くなる時間が30分ほど遅い様です。
 それなので、神奈川に居るときよりも30分くらい遅くても良いかなぁ。なんて都合の良いことを考えたりしちゃいます。 (^_^;)
 15:52 秋芳洞の入り口

 駐車場から10分ほど歩いて秋芳洞の入り口までやってきました。

 秋吉台/秋芳洞は自分が小学生の時、親戚の叔父さんが山口に住んでいたので訪れたことがあります。
 もうかれこれ40年も前の話ですが、秋芳洞と秋吉台の奇異な地形は、今でも記憶に残っています。

 が、秋芳洞の入り口にたどり着くまでの道の両側にあるお土産屋さんは「こんなところあったっけ?」とまったく記憶に残っていませんでした。

 そして、入り口の案内所で所要時間を訪ねると、急いで見て小一時間とのこと。
 「1時間だったら、出てくるのは5時かぁ」

 「秋吉台も走りたいし・・・・・、秋芳洞の中は憶えているから、やめた!」
 
 
 16:07 秋吉台

 「とりあえずカマタの」のホームページのメインはツーリングです。

 やっぱり走らなきゃと言うことで、秋芳洞はあきらめて、秋吉台を走ることにしました。

 秋吉台は日本三大カルストの一つです。
 もう一つは2009年のツーリングで訪れた”四国カルスト”。
 
 その規模から言えば、ここ秋吉台が日本一らしいです。


 石灰岩で出来たカルスト台地は、あまり土が滞積していないため木が生えず、表面の薄い土の上に草が生え草原の様になっています。
 
 16:29 生えている

 カルスト台地を見ると、草の中から石灰岩が生えているように見えます。

 が、実際は逆。

 石灰岩と石灰岩の間にたまった土の上に草が生え、石灰岩の突き出た部分だけが見えている状態です。

 いずれにせよ、他では見ることができない、珍しい地形ですね。


 それでは、ひととおり秋吉台も走ったので、下関に進み、それから宿に向かいます。

 宿には、6時過ぎには着けるかな。

 16:47 国道435号線

 秋吉台を後にし、国道435号線を西走し、下関方面を目指します。

 
 その後、国道435号線を美祢(みね)市まで進み、標識にしたがい今度は県道33号下関美祢線に入り、下関を目指します。

 国道435号線と県道33号線は、全線センターラインのある片側1車線の道路で、下関の市街地に近づくまでは、交通量もそれほど多くなく、山間の中速コーナーを直線でつないだ様なレイアウトで比較的アベレージも高く、気持ち良く走ることができます。


 今日、ここまで走った山口県内の道路はどこも良く整備されていました。
 これも、幕末から明治にかけ長州から多くの政治家を排出し、現在も有力な議員が排出しつづける地元の恩恵かもしれませんね。
 17:34 国道2号線

 県道33号線を突き当たり(起点)まで進み、国道2号線に入りました。

 国道2号線は、夕方の帰宅時間と重なってか、結構な交通量があります。

 すり抜けをしていると、左前方に球状の荷物を積んだワゴン車が・・・?

 『ムムムッ!』

 17:35 下関方面へ

 なんて見ていると、クルマが流れ出し、国道2号線は右折。

 直進すると、国道9号線になります。

 海を渡って九州に上陸するのであれば、右折して2号線。
 下関に行くのであれば、9号線を直進です。

 自分は直進します。
 
 17:36 ストリートビューカー

 国道9号線に入り、先ほどのワゴン車に追いつきました。

 屋根の上に積んである球状の荷物は、カバーが掛かっていますがカメラ。

 グーグルのストリートビューを撮影するクルマを発見!

 以前も小田原の近くで遭遇したことがありましたが、そのときは写真に収められませんでした。
 でも、今回はキャッチ!

 そう考えると、ストリートビューカーって結構走り回っているんですね。


 17:42 関門橋

 国道9号線を下関に向けバイクを走らせると、前方に関門橋が見えてきました。

 
 しかし、この国道9号線、夕方の帰宅時間と言うこともありますが、アベレージスピードが速い!

 捕まりたくないので、制限速度+20kmぐらいで走っていても、後ろからガンガン抜かれます。(汗)
 「皆さん、捕まらないんですか?」と聞きたくなってしまいます。(笑)

 
 17:54 本州の西の端

 関門橋の下にあるパーキングにバイクを停めます。

 『来たね。来ちゃったね。本州の西の端。』

 やっぱり、端までくると、なんとなく納得するよね。 (^_^)v

 そして、今となっては他に取って代わられていますが、この関門橋は建設当時は日本最長の吊り橋でした。

 この関門橋の柱と柱の間隔は712m。 今現在、世界最長となる明石海峡大橋の支間長は1,991mで、なんと関門橋の3倍の長さがあります。
 18:24 国道191号線で日本海へ

 関門橋を見た後、国道9号線で下関へ進み、そのまま道なりに進んで国道191号線に入りました。

 もう、ここから見える海は日本海。

 夕日に照らされて、きれい、眩しいです。(笑) 

 
 下関の市街地からこちら、帰宅時間帯でクルマも多く、思うようにペースが上がりません。

 今、向かっているのは下関の奥座敷と呼ばれている川棚(かわたな)温泉です。


 18:54 川棚温泉に到着

 下関の中心地から国道191号線を約25km、今夜の宿、川棚温泉にある宿”小天狗”に到着しました。

 結局、今日もと言うより、昨日より到着が遅くなってしまいました。


 しかも、昼に岩国で岩国寿司を食べたけど、食べ足りなかったので、途中観光地でおやつでも食べようと思っていましたが、それも出来ず、駆け足の一日でした。


 でも、今日は気持ち良く走れたね。


 
 18:54

 本日の走行距離

 28,927 −28,625 = 302 km

 でした。


 意外に距離は走ってなかったんだね。
 午前中は宮島で時間をつぶしたからね。



   ルートマップ(岩国 〜 秋吉台 〜 下関 〜 川棚温泉泊まで)