午前中に戻る。   昼食を食べる。  TOURING     
  2016年9月2日(金) 北東北ツーリング【3日目:午後】
 12:04 ぬいどう食堂を出発

 北東北ツーリング、3日目の昼食は下北半島の佐井村福浦にある”ぬいどう食堂”で海鮮の歌舞伎丼を食べました。

 自分のお腹は膨れましたが、バイクのガソリンが少なくなっています。
 
 近くの shell を探したら、大間にあるので、まずは大間に向かいます。
 (後で確認したら佐井村にもありました。)

 12:14 国道338号線を北上

 佐井村を出発し、国道338号線を大間に向かい北上します。

 佐井村から北の国道338号線は、午前中走ってきた区間より改良が進んでおり快適です。

 山の中腹から海岸線へと下りてゆく立体的なワインディングが気持ち良いです。

 12:21 以前にも

 国道338号線を北上を続け、景色が良いところでちょっと停まって、写真に収めます。

 2006年に訪れたときの履歴を見ていたら、同じところの写真に撮っていましたね。

 後ろにある巨石は、”腰掛岩”と言うらしい。

 名前なんてすっかり忘れていました。
 人間の記憶なんて、かなり曖昧なもんだ。

 次くることがあるかはわからないが、くることがあれば憶えているんだろうか。

 12:43 大間でガソリンを給油

 国道338号線を北上し、大間までやってきました。

 国道338号線はさらに北上を続けますが、これ以上は行けません。
 
 『なぜって、それは道がないからさ。(笑)』

 本州最北端の大間から338号線は”海上国道”となり、北海道の函館まで続きます。 (正確には、起点が函館)


 話しを戻して、ここで今日1回目のガソリンを給油します。

 
 12:54 大間崎

 大間のバイパスにある shell でガソリンを給油した後、本州最北端の地 大間崎までやってきました。

 周辺にはお土産屋さんとか海鮮を食べさせてくれるお店が並んでいます。

 昼にウニ丼を食べ損ねたので、
 「ウニ丼あるかなぁ〜。」
  と店先を見てみると、
 ”ウニ丼はありません。”の看板。

 やっぱ大間でも、ウニ漁に出られてないんだぁ。

 
 まあ、昼食を2回食べる事にならずにすみました。 ( ̄。 ̄;)
 昔は、昼食2回とか食べていたもんです。(笑)
 13:22 三沢に向かう

 大間にもウニ丼がなかったのを確認して納得したので、出発します。

 今日は、青森県の東部にある三沢まで行って泊まります。

 三沢は2年前の夏に仕事で2ヶ月弱逗留したことがある街です。

 三沢に向かうルートは、本当はもう一度南下して、午前中走ってきた国道338号線方面に戻るつもりでした。
 でも、通行止め区間が多く、午前中とまったく同じ道を取って帰るのは少々退屈だったので、下北半島の北岸を走る国道279号線を東進して三沢方面を目指すことにしました。

 
 13:25 いきなり遮断機

 この国道279号線、嫌いなんです。

 「なぜ?」 って、ネズミ取りしてたから。
 それに、この国道279号線、結構交通量が多いんですよね。
 しかも、抜きどころがないし。

 なので、バイクで走っていても面白くないんです。

 と、考えながら走っていたら、いきなり遮断機!

 「なになに、何これ? 意味がわかりません。」

 速度違反をして、ネズミ取りに引っかかったクルマを強制的に止めるためか?
 ネットで調べて見ました。
 この先の、急峻な区間で落石が発生したときに、交通規制をするためらしいです。
 ネットの情報って凄いね。(と感心するところが違う様な気がする。)
 13:48 霧雨

 国道279号線を東進し、むつ市の大畑に近づくと沿岸の市街地から少し内陸に入りバイパスへ。

 さっきまで晴れていたんですが、雲行きが怪しくなってきました。

 と言うより、霧雨が辺りを覆い始め、スクリーンが磨りガラスの様に。


 このまま続くのであれば、カッパを着ようかと思いましたが、ちょっとガマンして先に進みます。


 14:05 ローソンで休憩

 そのまま国道279号線を進むと、279号線は津軽海峡を離れ南下します。

 内陸に入ると、さっきまでの霧も晴れました。

 晴れると同時に、暑い。
 9月になったからって、急に秋になるもんじゃありません。(笑)

 
 国道279号線沿いにローソンがあったので、ちょっと休憩。

 水分補給をします。


 14:36 国道279号線から

 ローソンで休憩した後、むつ市の市街地から国道279号線を南下します。

 この区間の国道279号線も嫌い。

 片側1車線で、クルマも多いので、ほとんどクルマの後ろに付いて走らなければならないので、面白くありません。

 国道279号線は陸奥湾に沿って南下しますが、ここで左折して県道7号むつ東通(ひがしどおり)線に入り、太平洋側を走る国道338号線を目指します。

 14:41 県道7号むつ東通線(ひがしどおり せん)

 国道279号線から県道7号線に入り、東進します。

 途中に標高250mほどの小高い冷水峠を境に、県道はむつ市から東通村(ひがしどおり むら)に入りました。

 県道7号むつ東通線は、標高がそれほど高くない割りには、しっかりとしたワインディング・ロードです。
 全線が片側1車線の対面通行の県道で、先ほどまでの国道279号線の交通量が嘘の様に少なくなります。
 前半は峠に向かっての登り区間、後半は下りとなり、直角程度曲がった、中〜低速コーナーが連続し、それほど長いルートではありませんが、ライディングを楽しむことができます。
 14:45 国道338号線へ

 県道7号線を進むと、終点の東北電力 東通原子力発電所 中央ゲートに到達します。
 黙って真っ直ぐ進むと、おそらく逮捕されるので(笑)、左折して国道338号線に入り、南下します。
 14:49 快速国道

 東通村の原発前から国道338号線に入り三沢方面を目指し南下します。

 国道338号は交通量が少なく快速ルートです。

 陸奥湾沿いを南北に走る国道279号線とは、対照的、比較になりません。

 国道338号線と国道279号線の離隔はおおよそ10kmほどだと思います。
 バイクツーリングをするなら少々遠回りだとしても、こっちの338号線がお薦めです。

 
 この区間の国道338号線は、センターラインのある片側1車線で対面通行の国道です。
 この辺りは、先ほどの東通原子力発電所を始め、六カ所原子燃料サイクル施設や使用済燃料中間貯蔵施設など、福井県の若狭湾周辺にならび原子力施設の密集地帯です。
 そのため、施設の建設や維持などのため、道路の整備が行われています。
 その恩恵を受けて、交通量が少ないにもかかわらず、こうした立派な道路が造られている様です。
 15:18 鷹架沼(たかほかぬま)

 国道338号線を南下し、六カ所村にある鷹架沼に架かる新鷹架橋の上で一旦停止。

 鷹架沼の向こうには無数の風力発電の風車が見ることができます。

 東北随一の原発産業の地にあって、風力発電の風車が乱立しているのは、皮肉に感じます。
 
 

 15:33 県道170号天ヶ森三沢線(あまがもり みさわ せん)

 さらに国道338号線を南下し、三沢市に入り小川原湖にある高瀬川放水路付近から始まる県道170号天ヶ森三沢線に入り、三沢の市街地に向け南下を続けます。

 県道170号線は、ご覧の様に、畑の中を一直線に走っている県道で、その広大さから青森県ではなく、北海道にでも来ているような錯覚に陥ることさえあります。

 ここまでくれば、今晩宿泊する三沢の市街地ももう少しです。

 16:05 宿に到着?

 県道170号線で三沢空港を過ぎて、県道10号線三沢十和田湖線に入って、三沢の市街地にある今夜の宿泊先”三沢プリンセスホテル”に到着しました。

 昨日に引き続きですが、今日も到着がちょっと早かったかな。

 でも、出発が少し早かったので、宿でノンビリすることにして、チェックインしましょう。


 ホテルの前にバイクを停め、駐車スペースを確認するためにチェックインしにフロントに行くと・・・・。

 『ご予約されていませんけど・・・・。』 (゜o゜;)
 『えっ! 楽天トラベルから予約しましたが・・・・。』
 『当ホテルの裏にある、アネックス プリンセス ホテルに予約されてますね。』
 16:10 2つのプリンセス

 と、表に出るとホテルの看板が、確かに2つ。

 プリンセスホテルとアネックス・プリンセスホテル。

 紛らわしいったら、ありゃしない。(笑)

 16:14 あらためて

 あらためてアネックスの方のプリンセスホテルの駐車場にバイクを移動。

 右下に小っちゃく見えてるでしょ。

 そして、無事にチェックイン。

 16:14 本日の走行距離

 本日の走行距離は

 46,209 ー 45,857 = 352 km

 
 今日は、ウニ丼が食べられなかった1日でした。(笑)
 下北郡佐井村福浦〜大間〜三沢:184.6km
     三沢に泊まる。