TOURING     
  2014年4月27日(日) 山陰海岸〜能登半島ツーリング(2日目:前半)
 9:02 準備完了

 宿をチェックアウトして、荷物を積み込み準備完了。

 宿の前で記念の写真を一枚。

 山陰海岸〜能登半島ツーリングの2日目の今日は、兵庫県の日本海側、浜坂から出発します。


  9:02 出発

 昨日は移動日、今日から本格的なツーリングの始まりです。

 今日は、日本海側の山陰海岸を東進し、兵庫→京都→福井に向かいます。

 『それでは、出発します。』



 走り初めの距離 32,494km

 メータパネルが反射してよく見えないね。

 9:26 県道260号三尾浜坂線

 浜坂の宿を出発して、日本海を満喫するべく兵庫県道260号三尾浜坂線に入り東進します。


 浜坂を出た県道260号線は最初内陸部を走ります。
 この区間は比較的緩やかコーナーで構成されています。
 県道が海岸線が近づくにつれ、急峻な地形に変化し、タイトなコーナーとアップダウンを繰り返します。

 日本海の展望の良いところにきたので写真を一枚。


 9:30 三尾

 県道260号線を30分弱走って三尾の集落までやってきました。

 道路端からのぞき込む湾内の水の透明度が半端じゃない!

 何メートルあるかわからないけど、海の底まではっきり見えて、見えすぎて気持ちが悪くなりそう。

 何恐怖症と言うか分からないけど、ダメです自分。

 ここで泳いでみ。と言われても、自分泳げません。 (*_*)

 9:32 名無し道路

 県道260号線は三尾まで。

 そこから先は名無しで何号線か不明です。

 自分が持っている少し古い2007年度版のツーリングマップルでは、お薦めのルートになっていますが、道は狭くタイトコーナーの連続でリッターバイクでは決して快適とは言えません。

 交通量は極小と言うより、ここから先余部に出るまでの間、すれ違ったクルマはありませんでした。

 道路は全面舗装されていますが、幅員はほぼ1.5車線で普通車が速度を落として離合できる程度で、ところどころにこうした離合区間が設けられています。
 またほとんどクルマが走っていないことから、路面には落ち葉や草、日陰にはコケが生えているので油断は禁物です。

 まあ、関東から兵庫県の日本海側まできて、わざわざこんな道を走らなくってもいいのに。(笑)
 9:44 満開

 この辺りではこの時期、道ばたにある桜が満開でした。

 クルマがくることは無いので、道路上にバイクを駐めて写真を撮影。

 「クマとかイノシシとか出てこないよね?」

 けれど、この路線ではたくさんのハチが飛び回っていて、スズメバチらしきハチも飛んでいるので、この間1回刺された自分は、また刺されないように注意が必要ですね。

 
 9:56 どこまで続く?

 浜坂を出発して小一時間。

 所々、道端から顔をのぞかせる日本海の景色は綺麗だね。

 日本海に沿って急峻な山々が続きます。
 
 『この道は、どこまで続くんでしょうね。』

 この路線は、20年以上前の道路改良が行われる以前の西伊豆を思い出させます。

 9:58 余部橋梁

 しばらく走ると、目の前に橋梁が見えてきました。

 余部橋梁です。


 10:07 余部鉄橋跡

 余部鉄橋と言えば、自分の中では、鉄橋からの列車連絡事故が有名です。
 事故は強風にあおられた列車が橋梁から落下すると言う大惨事でした。 

 自分が生まれる前に発生した事故と認識していましたが、今回このレポを書くのに調べてみると、事故が起こったのは1986年、自分が23歳のときON TIME の事故だったんですね。
 (学生時代でしたが、記憶がありません。 (-_-;))
 
 この事故によってより有名になった余部橋梁は、現在はそのすぐ横に鉄筋コンクリート製の橋に掛け替えられています。

 橋の架け替えによって、鉄橋のほとんどの部分は撤去されていますが、余部駅側にある3つの橋脚が記念碑的に残されています。

 
 10:26 国道178号線

 余部鉄橋の道の駅で休憩&観光した後、国道178号線に入りを東進します。

 国道178号線で香住まで進んだ後、再び海沿いの県道11号香美久美浜線に入り、海沿いを走る予定でしたが、当日は地元のマラソン大会のため通行止め。

 そのまま国道178号線を走り、途中森本から県道1号日高竹野線で海側に出ることにしました。

 森本までの国道178号線は一部バイパス化が進み、距離を稼ぐにはいいですが、バイクライディングを楽しむ道ではありません。

 10:49 県道1号日高竹野線

 国道178号線を森本まで進み、バイパスを下りて県道1号日高竹野線を北上し日本海側を目指します。

 県道1号線は、片側1車線の対面交通、全面舗装の県道です。

 道の両側には水田が広がり、緩いカーブと直線で構成されています。
 里山の中、クルージングしているには気持ちのいい路線です。

 この先、竹野の市街地が近づくにつれ、道の両側には民家が増え始めてクルージングは終了です。

 10:59 県道11号香美久美浜線 

 竹野の市街地を過ぎ、県道1号線から県道11号香美久美浜線に入り、海岸線に沿って城崎を目指します。

 県道11号線は片側1車線の対面交通の県道です。

 海岸線に沿ってつくられた県道は、自然の地形に合わせ中低速カーブが連続します。
 アップダウンも波打ち際から標高150m程度の高さまであり、ライディングと景色の両方を楽しむことができる楽しい路線です。
 竹野から城崎までは県道9号線を使うことによってショートカットが出来ることもあり交通量も少なめです。

 11:20 給油

 県道11号線を東進し城崎の市街地までやってきました。

 ここで今日1回目の給油をします。

 今回、ナビを新調しました。
 今まで使っていたナビはガソリンスタンドの会社別検索ができませんでしたが、今度のナビは会社別の検索が可能です。
 それなので、自分が持っているシェルカードが使えるスタンドを検索して、シェルのスタンドでガソリンをつなぎます。

 11:27 城崎温泉駅

 城崎温泉駅前にやってきました。

 城崎温泉は、色々な雑誌、ネットなどの温泉地ランキングで全国ベスト20位くらいにランキングしてくる人気の温泉地です。

 城崎温泉は多くの外湯がありますが、外湯巡りが一つの目玉ですが、今回は先を急ぐのでパスします。

 
 11:43 志賀直哉

 城崎温泉と言えば、志賀直哉の小説”城の崎にて”で有名ですが、その志賀直哉が逗留したとされる三木屋にきてみた。

 「高そうだ。(笑)」

 今回のツーリングで、何泊目かの宿泊地として検討したのですが、流石に人気温泉地、ゴールデンウィーク中と言うこともあり城崎温泉には”一人宿泊の設定がある宿”は見つかりませんでした。
 
 11:46 風情があって

 温泉街はこの川に沿ってあり風情があっていいですね。

 冬場のカニの季節に訪れてみたいものですが、関東からはちと遠いな。

 11:56 城崎温泉を後にして

 城崎温泉を後にし、再び県道11号線を東進し久美浜方面を目指します。

 あえて交通量が少なそうなルートを選んでいることもありますが、ゴールデンウィーク中にもかかわらず交通量少なすぎ!

 南関東では考えられないクルマの台数の少なさです。 (^_^)v


 11:59 京都府に

 県道11号線を東進し、三原峠を越えると兵庫県から京都府に入ります。

 京都府は高速で通過することはあっても、ツーリングの対象として走るのは初めてですね。

 『楽しみです。(^_^)v 』

 (正確には、25年前に京都を走ったことがありました。)
 12:04 京都府道49号久美浜湊宮浦明線

 府県境から2キロ半ほど進んで、今度は県道11号線から左折して今度は京都府道49久美浜湊宮浦明線に入ります。

 とことん海岸線に沿って走ります。(笑)

 12:06 京都府道49久美浜湊宮浦明線

 府道11号線から府道49号線に入りバイクを東進させます。

 府道49号線もご覧のとおりガラガラで気持ち良くバイクを走らせることができます。
 「本当に今日はゴールデンウィーク?」

 しばらく走ると、右手に久見浜湾が見えてきます。

 久見浜湾は”湾”と言う名称になっていますが、ほとんど海から閉鎖されているので湖の様に見えます。
 (実際、wikiってみたところ、”汽水性の潟湖”だそうだ)

 
 右手に久見浜湾を見ながら走る区間があったのですが、写真は撮らず仕舞い。
 気がついたら、通過していました。
 かといって、滅多なことではUターンはしません。
 ツーリングは旅の景色も一期一会だと思っています。

 12:34 昼食は網野

 府道49号線で久見浜湾を時計回りに走った後、ふたたび国道178号線に戻り東進を続け、丹後半島の西の付け根にある網野の市街地までやってきました。

 ここから先、丹後半島をグルッと巡って天橋立に向かう予定です。

 昼食は少し遅くなりますが天橋立あたりで・・・・。なんて考えながら走っていると、駐車場にクルマが一杯駐まっている食事処が。

 当たりの店の予感。 (^o^)

 ちょうど昼時ですし、入ってみることにしました。

 午前中の走行距離 106.4km
 
 
タイトなコーナーが連続して、予想以上に距離が稼げてないですね。
     昼食を食べる